2011/08/12

471お子様化社会

 なんでも名古屋のTV放送局で、本放送で手違いで映してしまった短文で大騒ぎ。
 で、放送内容はというと、岩手県産米のプレゼント当選者を「怪しいお米 セシウムさん」などとかいたテスト用のオフザケ文章のテロップが23秒間だそうだ。
 放送会社の社長は岩手県まで謝りに行くし、役員減俸処分。
 まあ、岩手の人は怒るだろうけどねえ、大人が本気で怒るほどのことか?

 もしかして、そのTV番組はかなり高級なる内容で定評があったので、このテロップがその高級さを台無しにしたのかい?
 いまどきそんなすばらしい番組を放送してる東海放送ってのは、すごいなあ。
 でもなあ、こんなオフザケの間違いで台無しになる程度のものってのも、情けない。

 どうもわからないのは、明らかにオフザケと手違いとわかることでしょ、それをなんで大げさなことにするの?
 TVってのは、それほどまでに幼稚なアホバカが力を持ってるものなの?
 大人気ない、とはこういうときに使う言葉だろう。
 どうも世の中がどんどん「お子様化」する感じである。
 京都大文字焼きの東北津波薪騒動の右往左往もそうである。

 お子様は、長い論理的な文章を書く能力がないもんだから、ツィッターなんて短文しかかけないツールをつかう。
 で、いま屁をひったとか、飯が不味かったとか、ショウモナイことのついでに、今見たバカTVをケシカランとか、垂れ流しているんだろう。
 それを真正面から取り上げる大人たちも、どんどんお子様化している。
 ガキに持たせたピストルかよ~、ツィッターは。

0 件のコメント: