tag:blogger.com,1999:blog-40034179085817371842024-03-19T16:38:03.591+09:00【伊達の眼鏡byまちもり散人=伊達美徳】 【伊達の眼鏡byまちもり散人=伊達美徳】まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.comBlogger1740125tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-29627845580600118222024-03-18T22:22:00.013+09:002024-03-19T16:37:30.290+09:001804【新幹線が伸びても】晩年の貴重な4年間をコロナに奪われて超高齢者は旅する力を失った●懐かしい加賀と越前に新幹線 北陸新幹線が東の金沢駅から西の敦賀駅まで延伸して営業することになったそうだ。なつかしいところだが、もう行けないなあ。 北陸と言えば、1993年から10年余りを、仕事で福井・石川両県にはよく行ったものだ。その伝統的な街と伝統的な地場産業を結ぶ仕事であった。特に鯖江市河和田の越前漆器の里づくり(「うるしの里会館」プロジェクトマネージャー)では、10年のうちの2年ばかりは毎週通った。足の故障で杖を引いていた。そこにはわたしの都市・建築計画の最後の仕事の成果が見える。「河和田うるしの里会館」2006(設計:サンワコン 担当:林、尾野) 北陸新幹線がまだないそのころは、こちら東海道新幹線に新横浜から乗り、米原で北陸線に乗り換えたものだ。これからは長野・富山周りの北陸新幹線の方が早いのだろうが、心理的にはむしろ長旅の感じがする。太平洋側から日本海側へと日本列島脊梁山脈をまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-9436336911529947702024-03-16T21:52:00.005+09:002024-03-17T10:05:40.480+09:001803【横浜寿町の変化】ドヤビル建て替え進化と一般共同住宅ビルの進入でドヤ街は変わるか●横浜寿町ドヤ街のこと 簡易宿泊所が多く集まる街「横浜寿町地区」は、横浜市中区寿町や松陰町などの都心部の一角を占める。ちょっと見ると安ホテルのような高層ビルが立ち並んでいて、普通の街に見える。 だが、いわゆるドヤ街と隠語で言われるように、ホテルとは段違いに格が下がる超安価な宿屋ビルばかり立ち並ぶ地区である。その安宿に事実上は住み暮らす人々は約6千人、その約8割は生活保護対象の単身高齢男性たちである。その宿賃は標準的には1泊1700円だが、普通の宿屋と違うのは水光熱費は別支払いだ。 この街がここに生まれたのは、いかにも横浜らしい戦後史を背負っている。かつては横浜港での働き手の若者たちの街であったが、そのまま老いて今は福祉対象の高齢者の街になっている。中層の古いドヤビルは次第に建て替えられて高層ドヤビルになりつつある。それは単に老朽化への対応ではなくて、居住者が高齢者に変化したことでの機能的まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-8360573413872563212024-03-11T22:58:00.011+09:002024-03-12T07:05:41.924+09:001802【3・11記念日】この13年間に書いた東日本大震災論考・提案・迷言・オチョクリ200件読み返し 今日は3月11日、つまり東日本大震災が2011年のこの日に発生した災禍記念日である。直接被災したのではないから、それがどうしたと言われればグーの音もない。しかしまあ、人間は何かを思い出すため、忘れたくないために記念日なるものを発明したのだろう。 わたしはこの日を思い出すためではなく、この災禍についてただただ好奇心で、この13年間にたくさんの駄文記事を【災害日本オロオロ日録】と題して、このブログに書き記してきた。初めは勢い込んで毎日書いていたが、次第に間遠になり忘れそうになっていたが、能登半島震災が呼び覚ましてくれた。 このブログに書いたのは、真面目な提案・論考・紀行もあれば、迷言・妄言・オチョクリなどなど、約200件もの駄文である。自分でもよくも書いたと思うが、まあ、ボケ防止対策でもある。このような駄文はいくらでも書くことができるのは、下図に見るように種は尽きない地震列島に住むからでまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-82206238459692855532024-03-06T22:16:00.014+09:002024-03-09T11:35:32.358+09:001801【歌集プロジェクト】歌詠む人花咲かす人絵描く人本作る人たずさへつ米寿へ 今は八十路半ばのわたしたち幼馴染同級生4人が、米寿に完成させようと取り組んでいるプロジェクトがある。完成の日が来るまでは、誰ひとり呆けてはならぬと、ここに覚悟のほどを書いておく。 そのプロジェクトとは、この4人で歌集を出版しようとしているのだ。まず短歌をつくる「歌詠み人」が中心にいることは言うまでもない。歌集には写真と挿絵を入れて彩る。その花を作って写真を撮る「花つくり人」がいる。挿絵もいれるからその「絵かき人」がいる。それらをまとめて歌集という本の形に編集・装丁・製本をする「本つくり人」がいて、これで4人である。 出版と言っても、商業出版社が印刷販売の書店に並べるやり方ではない。「本つくり人」の本つくり趣味で、DTP(デスクトップパブリッシング)という机上印刷出版である。それはODP(オンデマンドプリンティング)つまり必要に応じて印刷製本するやり方である。 この「本つくり人」とはまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-51595839379277687252024-03-03T22:12:00.020+09:002024-03-10T11:02:34.323+09:001800【悲しみの雛人形】男の子ばかりの家なのに毎春なぜか雛飾りした父母 今日は3月3日、雛の節句である。わたしは男3人兄弟であったが、少年時の記憶では毎春には雛人形の段飾りが、床の間いっぱいにだされていた。もちろん端午の節句には、五月人形の武者飾りが登場したのは、その日がわたしの誕生日でもあるからだ。 そのどちらも飾られなくなったのは、少年の日のいつのころであるか忘れたが、雛人形の方が先に消えたような気がする。ネットで拾った画像だが、このような雛段飾りだった 今日が雛祭りの日とて、それを思い出していたら、急に気が付いた、そうか、あの雛人形の飾りは、父母の悲しみを背負っていたのだ、悲しみの雛飾りであったのだ、と。わたしの2歳上に姉がいたが、3歳で急逝した。その亡き姉のための人形だったのだ。 わたしにはその姉の記憶は全くないから、雛人形と関連して考えたことがなく、どの家庭でも3月には雛飾りをだすものだと思っていた。思えばあの雛飾りは、父母の悲しい思い出にある姉まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-68319400102502654282024-03-02T20:49:00.002+09:002024-03-03T08:40:22.077+09:001799【コロナ10波越え房総に地震】願わくは花のもとにて春死なむその房総になゐ振る前に●コロナ第10波がピークを過ぎたらしい 2月から3月へと移行したが、とたんに天候が変わるわけでもないのに、なんだか春になったと感じるのがおかしい。今月は桜の花見できるぞと思うだけで、春になったことは確実だ。そこで毎年詠う本歌取りのうた。 願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月のコロナ 西行のこの元歌は旧暦2月詠であり、今は3月に詠うべきだから、まだあと1カ月はコロナが消えない限りはこの歌の効力はあるのだ。コロナ以来この4年、毎年毎年詠うのだが、実現しないままだ。 と思っていたら、どうやらもうこの歌も今年で終わりらしい。それは、コロナ第10波が山を迎えて下り坂に来たからである。もちろん11波も12波のあるのだろうが、このところどうも歌に詠うほどの迫力がコロナに失せてしまったのが、残念、いや、喜ぶべきだな。●能登半島の次は房総半島か コロナが終わろうとしたところに、能登半島まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-31144840423397049982024-03-01T22:06:00.006+09:002024-03-02T08:06:45.738+09:001798【少子化時代】東アジアの半島国コリアと島国日本は人口減少でも競争するものだろうか 2023年の日本人口での出生数が、総務省から発表された。毎年のように、今年も減少して記録更新とのこと。今に日本列島は無人になってしまうと思ってしまうのだ。でもたぶんそうなることはなくて、何かが起きて人口減少ストップの時来るのだろうなあと、希望的に根拠もなく思うのである。 ところが、隣の半島国コリア(大韓民国)でも少子化が進んでいて、その勢いは日本以上だそうである。その出生率の減少傾向は、200年に日本を追い越して、というか日本よりも低くなって、どんどん下がるばかり、いまや072とは、世界一かしら。 コリアについては、日本との間の歴史的な経緯もあって、何かと日本と競争する話を聞くのだが、こんなことに日本を追い越せと頑張るのではあるまい。東アジアから人間がそのうちに消え去るのだろうか。 これって、日本とコリアはやっぱり同じ民族だから似ており、少子化も同じように進むのだろうか。まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-69611922784606799352024-02-27T20:27:00.006+09:002024-02-28T16:08:46.541+09:001797【もしトラ】もしかしたら今年中に実現するかもしれない地球リスク「トラプーシ世界」 「もしトラ」なんて言葉がはやっているらしいが、知らなかった。もしもドナルド・トランプがUSA大統領になったならという、リスク対応のあれこれを言うようだ。ネットで見ると、「ぼぼトラ」「確トラ」なんてのもあって、さすがにあのアメリカトラさんは、日本柴又の寅さんとはスケールが比較にならない。 友人からメールが来て、「もしトラ」から思い出して「もしドラ」ってのが昔あったという。そうだった、このドラはドラッカーという社会経済学者だった。もう10年以上前だったろうか、「もしもなんとかかんとかがドラッカーのなんとかか・・」という小説がえらく流布した時があった。長い書名なので「もしドラ」と縮めていたっけ。 わたしはその本を読まなかったが、今ネットで探した。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著 2009年 ダイヤモンド社)であった。 これと「まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-42210942057325269532024-02-24T22:54:00.002+09:002024-02-25T09:05:12.210+09:001796【2・24事件2周忌】ウクライナパレスチナで戦火煽る軍需で泡立つコロナ後地球 2・24事件と覚えているプーチンのウクライナ侵攻開始の日から、今日は2年目である。まだ終わらないどころか、膠着状態でいつ終わるともわからないらしい。困った奴らだ。 西側諸国によるウクライナ支援にも陰りが出てきている。その親分のUSAにしてからが、支援のための国家予算が議会を通らない。トランプの共和党と政権にある民主党とが拮抗する議会での政治的内紛によるのだから、これは支援疲れが顕著に表れたのだろう。20240224東京新聞朝刊20240224朝日新聞朝刊 攻めるロシアのプーチンは、USAと違って政治的基盤は安泰らしい。北朝鮮やイランなどとの連携による陣営拡大戦略も取り入れて、西側諸国の制裁が一向に効いていないらしい。正義の味方民主主義が勝つなんて、図式的なことはない世の中になったらしい。トランプとその支持者にかき回されているあの大国のUSAなんて、実に気味が悪い世の中になってしまった。まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-76832149333983352642024-02-21T23:13:00.003+09:002024-02-22T12:50:35.840+09:001795【みちのく潮風トレイル】太平洋岸の自然と文化を辿る旅路から福島第1原発を除外は何故か 今日の東京新聞夕刊1面に「みちのく潮風トレイル」なる長距離遊歩道の紹介記事がある。環境省の仕事で、北は八戸から太平洋海岸伝いに松川浦までの1000km、その間の自然と文化をたどるそうだ。 おお、あの福島原発事故現場も当然にトレイル上にあるはずだ。あの原発爆発写真は世界に知られているから、多くの外国人もトレイルを辿りに来ていることだろう。ましてや日本人はゆきたいだろう、なかなか良い仕事だ、さすが環境庁だ。 と思って、ネットで公式サイトを見たのだが、どこにも福島第1原発あたりの地域をめぐる話はない。おかしいなあ、あれこそ超有名なみちのくの名所なのに、なぜ出てこないのかしら? 環境庁サイトにはこう書いてある。 「森、里、川、海のつながりから生まれた自然とそこで紡がれた物語は、このトレイルだけが持つ美しい魅力。そしてこの道から人々の暮らしが伝わり、やがて未来へと続いて行くことを願っています。まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-10062834551731322152024-02-18T22:16:00.003+09:002024-02-19T20:29:46.883+09:001794【プーチン戦争2年】西側諸国の支援疲れでウクライナは撤退とは日本軍末期の転進か ウクライナにおける戦争のニュースが、この半年ばかりのうちに急激に減ってしまったのは、戦況が膠着状態にあるから目新しいことが起きないのだろう。報道に目あったらしいことはなくても、死者たちはは毎日出ているに違いないのが戦争だ。報道の戦争の話は、パレスチナ戦争に話題をさらわれてしまったこともあるだろう。20240218朝日新聞 ウクライナを多額な支援をするUSAでは、その予算が政治的対立で議会で可決されないので滞っているのも、支援疲れのひとつなのだろう。ロシア×ウクライナ、パレスチナ×イスラエルのどの立場もそれぞれの言い分があり、どちらも多数の死者が出ていることは確かなのに、やめようとしない。もう、世も末である。そろそろ第3次世界大戦と言ってもいのかも。 そんな時に今日はウクライナのニュースである。ウクライナ軍が「東部要衝から撤退」とある。つまりウクライナが膠着状態に耐えられなくなって、撤退まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-47553251819485645432024-02-16T21:17:00.004+09:002024-02-17T12:50:19.319+09:001793【せいぜいAI時代】これからは何でもかんでも誰もかれもが生成AI統一教にひれ伏す時代か●出たとこ勝負凋落日本 わたしはこんな経済の話なんて全くわからないが、たまたま見つけた今日の新聞の記事の一部に目が行った。 1989年と2023年の諸統計数値比較だが、この1989年がバブル絶頂期と書いてある。そうだったか、この年にわたしは28年間所属していた組織を離れて、一介のフリーランスの都市計画家になったのであった。 その時はよくわからなかったが、実はバブル景気の絶頂期にあったのだった。ということはそこからは景気が悪くなるばかりだから、フリーランスなんて不安定な人間になるべきではなかったのかもしれない。渦中にいる者にはそこが絶頂期とか没落期とかわからないものだ。 10年くらいは結構面白いフリーランス人生であったが、やがてバブルパンクがやってきて、どんどん不景気になってきた。上の比較数値を見ると、その後の今までには、どんどん悪くなる方向らしい。 それはまた、次のような新聞の示す数字まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-10337605118029556952024-02-14T22:38:00.006+09:002024-02-15T09:44:20.931+09:001792【カリフォルニアの歌詠み】アリゾナの動くものなき荒野なる大岩割って初日登り来 短歌を詠むのが今の流行らしい。わたしは短歌を詠むことはめったにしないが、狂歌をちょくちょく詠む。形式は短歌と同じだが、狂歌はダジャレと皮肉で時代を風刺するものと心得ている。 短歌を読むことを好きである。各新聞が歌壇を設けて、読者の投稿欄としている。毎日曜日朝刊に載る「朝日歌壇」を読む。この2月11日の朝日歌壇に、知人が2首入選している。この人はちょくちょく入選する。 まず、馬場あき子と高野公彦の二人の選者にダブル入選歌。 動くものなきアリゾナの荒野なる大岩割って初日登り来 (アメリカ)大竹幾久子 もう一首は永和弘選。 戦禍にて生後三日で逝きし子のたった三日も人生とよぶのか (アメリカ)大竹幾久子 短歌は詠み人の口から出たら最後、その人の作品であってももう誰でもそれぞれの自己流の解釈で自由に読んでよいだろう。まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-84231143386426080102024-02-09T16:28:00.007+09:002024-02-10T06:04:32.964+09:001791【言葉の酔時記:無洗米】意味不明の高価なコメだが「無銭米」の変換間違いか 妙な名前のコメを近くの食品量販店で買ってきた。5㎏入りの袋の中央に「あきたこまち」とあるのはコメの銘柄だろうが、その右上に「無洗米」と大きく書いてあり、さらに「とがずに炊ける」とも書き添えてある。 はて、「無洗」とは「洗って無い」ということだろう。でも普通は買ったコメを洗って炊いて飯にしているのが日常のことだ。それなのにわざわざ洗ってないと断わるのはなぜだろうか。 同じ「あきたこまち」の米袋でも、無洗米と書いてないものもたくさん積んである。それらとこの洗ってないのとはどう違うのかしげしげ眺めたら、値段が違う。「無洗米」の方が200円も高いのだ。洗う手間がかかってない方が高価とはなぜ? 「とがずに炊ける 無洗米」は特別な栽培方法であり、販売前に洗うと、例えば超美味とかって効果がなくなるにちがいない。だから消費者に洗わないで売るのだろう。買ってから洗うのは、すぐ炊くから効果がまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-79972893155966111222024-02-07T22:30:00.008+09:002024-02-08T10:55:26.669+09:001790【マンション名称】建物をマンションと詐称するだけあって地名も詐称する共同住宅 ずいぶん久しぶりに雪が降り、しかもうっすらと積もった。南関東あたりでは大騒ぎである。北国の人々にいつものように嗤われているだろう。 わたしも中越の山村に行かなくなってもう10年くらいだろうか、あの山村の雪は4mも積もる豪雪そのものだった。雪国育ちでないわたしは、人間はこのような酷な気候でもよくもまあ暮らせるものなんだなあ、と感心した。 ようやく天候回復で街並み探訪徘徊も再開だが、日々に足の力が衰えるのを感じる。コロナ後にようやく建設が動き出した感のある横浜都心部街歩きは、街並みの変化を楽しむのだ。今日は昔々の遊郭だった街の中心にある通りを歩く。 中央分離帯には桜などが大樹となって、ミニ公園通りである。かつては両側は紅い灯でにぎわっていたのだろうが、今は静かな住宅街である。 おや、こんなところに共同住宅ビルの建設が始まった。でもこの土地のまわりは、前面道路の側だけは空いているまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-50525440080537859602024-02-03T22:51:00.018+09:002024-02-12T09:10:15.409+09:001789【ミソジニー】外相にアッそうと超然見下され褒めたつもりの元首相ミソ爺しこめぶおとこ ●政治家のミソジニー失言 ヤレヤレ、またあの元首相自民副総裁のアソーおじさんの失言か、いやいや、あれは意図した発言だよな。上川外務大臣のことを大いに褒めたかったらしくて、ちょっとレトリックを弄したのだが、なんとも時代に歯向かうミソジニーであったとは、お気の毒。 「そんなに美しい方とは言わんけど」といったん落としておいてから、「堂々と・・・英語できちんと・・・どんどん・・・云々」とほめちぎると、その落差が大きくなって褒め度合いがはるかに上昇すると踏んだようだ。ユーモアの効果も狙ったのであろう。狂歌はブログ筆者まちもり散人詠 ところがその前半がミソジニーだと、新聞屋の餌食にされてしまい、せっかくのレトリックを弄した褒め言葉が無駄になってしまった。あのモリキロー氏の「女は話が長い」以来だろうか。当人はユーモアのつもりだったのだろうが、それにしてもモリもアソーもちょっとまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-81517816674531498002024-02-01T20:39:00.007+09:002024-02-03T13:25:05.695+09:001788【コロナ三密忘却日本】東京圏に人口集中し観光地に外国人集中しコロナ再発容易な日本列島●コロナ終わればまた集中する人間 コロナが終わろうとして、またまたコロナ前の状況がいろいろと戻ってきているそうだ。それには割ることもよいこともある。 その一つは、外国人観光客の流入が著しく増加して、またもや観光公害ーいまどきは格好つけてオーバーツーリズムというそうだがーが起きてきているという。これは短期的人口移動が繰り返し起きていることと言えよう。20240118朝日新聞より 観光事業者にはよいことだろうが、観光地に住む人にとては望ましくないことだ。わたしが鎌倉に住んでいたのは22年前までだったが、わたしの家のような谷戸の奥の住宅地にも、観光客らしい人々が来て玄関前で弁当を食うなんてこともあったようだ。 もう一つの顕著になってきたことは人口の東京一極集中という長期的人口移動である。総務省の発表によると、2023年の東京圏の転入超過人口は、19年以来9年ぶりに10万人を超えて、東京一極集中まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-90454129749160333372024-01-29T22:33:00.009+09:002024-01-30T11:56:56.748+09:001787【世界選挙年】今年は世界人口の半分が選挙資格ある各国政重要選挙年とて怖い来年の地球 朝日新聞(2024年1月28日朝刊)によると、今年2024年は地球上の多くの国や地域が、国政上で重要な選挙を行うそうだ。その投票できる人口は、世界人口の半分に達するというから、まるでコロナパンデミック並みである。そう、結果によっては、コロナよりもひどいパンデミック地球になってしまうかもしれない。 かのウクライナでコロナをしのぐかの禍をもたらしているプーチンがいるロシア、そのプーチンと並ぶ禍をもたらす惧れあるトランプが優勢のUSA、世界一の14億人以上の人口を擁するインド、どちらも2億人以上もいるインドネシアやパキスタン、そしてEU議会などなど、いったいどうなるのか。 来年からトランプ・プーチン・習三強支配地球が出現するのかしら、それは何をもたらすのだろうか。コロナという災禍を通過した世界は、地球的規模の災禍に一丸となって対応できるように教訓を得ているのだろうか。政治的災禍にはワクチンはまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-33461448011847053822024-01-27T13:48:00.010+09:002024-02-20T10:56:58.688+09:001786【神宮外苑再開発】20年前策定の再開発構想は進行中の現再開発計画とはどう違うのか 今朝(2024/01/27)の東京新聞に、近ごろ東京で話題の明治神宮外苑再開発について、新発見資料の存在を伝えている。曰く「『緑の外苑守る「幻」構想』ー20年前 専門家ら取りまとめ」と題して、2003年に明治神宮が専門家たちに依頼して作った外苑再開発構想があったというのである。 今日の新聞記述を読むと、どうやらそちらの構想の方が現再開発計画よりも優れている、という論調らしい。これからこれを基にして(かどうか知らないが)、外苑再開発を検証する連載を始めるとのことで、オリンピック国立競技場騒動以来の外苑騒動野次馬としては楽しみである。 ところでこの構想があったことについて、わたしは2015年にこのブログに既に二つの記事を書いている。なお、これらは競技場騒動のの都市計画家不在(に見えること)へのイチャモンブログだが、現在の外苑再開発騒動では大西隆さんと大方潤一郎さんという学系都市計画家が二人まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-20003046296286832012024-01-26T10:11:00.008+09:002024-01-27T09:14:34.022+09:001785【矛盾する人間】月までも飛んでウサギを捕まえてもすぐそばの壊した窯の中のごみを取り出せない 残念!、JAXAは月のデブリ採取を断念したのか。 はるばる宇宙を飛んで、見事にデブリだらけの月に着地したロボットの奴は、ウルトラ演技に嬉しくて舞い上がって逆立ちをしたまま、これじゃあデブリを採取して持って帰ることはできない、今朝のニュースである。 ところが東京新聞にはそう出ているけれども、どういうわけか朝日新聞には出ていない。新聞というものは紙面の編集によって、いくつかの事実を並べて別の意味をもたせることができる、いや、読者の独断というか誤解というか深読みを招く技がある、というべきか。 こう読むべきかもしれぬ、宇宙に飛んでいって月のウサギを捕まえることだってできるのに、すぐそこの東北片田舎の壊れ窯のゴミ取り出しを、10年以上かけてもできないのは、どうしたことか。 どちらも同じように、特殊ロボットをピンポイントに送り込み、そこにあるガラクタや石ころを採取するのだろう。いや、まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-64473714655385382532024-01-23T23:59:00.013+09:002024-01-25T09:38:02.952+09:001784【黒部峡谷探訪】峡谷の山口文象モダンデザイン建築やダムにはTV放送のタモリは無関心 富山県の黒部川における電源開発事業の軌跡の現在を、現地探訪で紹介するTV放送番組をPCで見た。「ブラタモリ秘境黒部峡谷」と題して、黒部川を発電所とダムを下流から開発の順に順に訪ねて遡り、黒部ダムまでたどり着く行程の映像紹介だった。 開発した当時は日本電力といったが、いまは関西電力が所有して運営管理している。そこの専門家の案内はなかなかに適切でよく分かった。紅葉の黒部峡谷は美しい風景だし、その急峻な山岳と峡谷の地形に挑んだ先人たちの意気込みも面白く、秘境探訪として楽しんだ。●建築家山口文象の秘境の仕事 実はわたしがそのTV放送番組を見た目的は、秘境を見たいのではなかった。わたしがその生前に師事した建築家の山口文象が、この秘境でひとつの発電施設に関わっていたからだ。それは1936年に完成した黒部川第2発電所とそこに黒部川を渡る目黒橋、そこに水を送るために取水する小屋平ダム、そして送る水からまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-34451253562396401392024-01-20T22:54:00.004+09:002024-02-22T13:05:15.855+09:001783【遭難用語】避難は疎開へ死者は犠牲者へと言い換える言葉いじりが犠牲者を生む 大災害が起きた時に、新聞がたたびたび使う用語で、ずっと前から気になっている単語がいくつかある。ここで「避難」と「犠牲」を取り上げたい。●避難と言うな疎開と言え(昔) 能登地震に遭難した中学生高校生たちが、加賀にある大きな施設に集団避難して、戻れるようになるまで短期時滞在して、もろるまで集団生活をするそうである。はたしている戻れるのか、この機会に故郷を離れるものが多いような気がする。 これを読んで思い出したのは、太平洋戦争末期に行った学童集団疎開である。そのことについては、すでに1月16日の本ブログに書いたが、ここで別に言いたことは、ほぼ同じ行為であるのに戦中は疎開と言い、現代は避難というはどうしてだろうかということである。 ウィキペディアの「避難」に下記のような記述がある。本当かどうか出典がわからないが、ありそうなことなのでここに引用する。 当時の政権が「避難」や「退避」まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-59208580290219644662024-01-18T22:58:00.034+09:002024-01-21T10:30:25.977+09:001782【ザハ・ハディド登場】芥川賞小説に没になった新国立競技場ザハ案登場とて懐かしや 今期の芥川賞と直木賞の受賞作が決まったとのニュースの、芥川賞の紹介文を読んでビックリした。なんと、建築家ザハ・ハディド女史設計による新国立競技場が実現した世界という小説だそうだ。 これって、2020年(実は2021年に延期)東京オリンピック主会場の新国立競技場のことである。2013年にUKの建築家ザハ・ハディドの応募案が国際コンペで一等になったのだが、なんだかんだとケチが付いて反対運動が起きたりした。時の安倍首相の白紙撤回命令により、没になった事件があった。それを下敷きにした小説とは面白い。華々しく登場し没になったザハ案 芥川賞の小説にこの幻のザハ案が登場したことに、ちょっと驚きつつ喜んでいる。もっとも、その小説を全く読んでいないから、ぬか喜びかもしれない。 わたしはザハ案の実現をある考え(後述する)から期待していたので、没になった後でもザハ案をブログには再登場させる遊びをまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-43966616133746025462024-01-16T22:46:00.017+09:002024-01-18T10:31:44.356+09:001781【能登集団生徒避難】天災も人災も遭難後避難よりも事前避難したいが予測不能の難 今年の元日の起きた能登地震で被災した中学生と高校生たちを、被災のない地域に集団避難させるそうだ。 これを読んで昔々も、震災ではなくて戦災を逃れて集団避難したことがあったと思い出した。それは「集団学童疎開」と言って、太平洋戦争中の末期の1944年からから45年8月までのことだった。あの時は国民学校初等科(今の小学校に相当)3年生から6年生までの学童だが、今回は中高生たちだから「集団生徒疎開」あるいは「集団生徒避難」というべきだろう。 今回の集団避難は、すでに起きてしまった能登地震災害の遭難した生徒たちのうち、希望者たちを安全な地域の施設に一時移転させるという事後避難である。かつての集団学童疎開は、すでに遭難したものもあるが、多くはまだ連合軍の空からの爆撃を受けていない都市住民の子供だったから事前避難であった。強制ではなく勧奨であったそうだ。。 この疎開と避難とは、事前と事後いう大きな違いまちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4003417908581737184.post-61331429566821521152024-01-15T00:56:00.006+09:002024-01-16T10:28:55.224+09:001780【くたばれマンション瓢論一覧】今や400万戸を超える老朽「名ばかりマンション」の行く末は? 今日(2024/01/14)の東京新聞に、 「老朽化マンション」なる特集の見開きページがある。日本で世にいうマンションなるものは、本当は「名ばかりマンション」である。外来語の日本誤用である。 マンションの本来の意味は、例えばUSA大統領が住む「ホワイトハウス」のような「超豪邸」である。それに対して日本のマンションは「ウサギ小屋」の積み重ねであるのが、悲しい。不動産業者が営業効果を狙って意図的に誤用したのだ。 それが老朽化している戸数がなんと現在で261万戸、20年後は445万戸にもなるとのこと。建て替えないと危険だが、権利関係が複雑だったり、多数の所有者の意見がまとまらないなどで、大きな社会問題になりつつある、というのである。 このままだと立ち腐れビル群で幽霊屋敷都市になるのか? でもねえ、そんなことはもう30年以上も前からわかってたよ、わかっていながらそれを止める政策をやらなくて、まちもり散人=伊達美徳http://www.blogger.com/profile/14000654295153445452noreply@blogger.com0