40数年ぶりに選挙なるものをやってきた。
向かいにある中学校の体育館が投票所である。3つもの紙に記入するのに、案内がてきぱきとして円滑であった。
大昔の投票では、候補者の名前だけを書いていた様な気がするが、へ~、今は政党の名前も書くんだなあ。
その候補者名とか政党名とかの一覧表が、投票の記入ブースに張り付けてある。
で、40数年ぶりの投票が無効になってはたまらんから、超正確に書こうとして、しっかり一覧表を見ながら、一字一字を写して書いた。
ここで、当惑したのは、全部の漢字に振り仮名がついていることだ。
ということは、振り仮名も合わせて候補者名であり政党名だろうから、これも書かないと無効になるんだろうなあと、面倒ながらこれも写した。
さらに戸惑ったのは、政党名には略称というのも、正式名称の下につづけて書いてある。これもご丁寧に振り仮名つきである。
さて、これも書かなければ無効投票になるんだろうかと、しばし思案した。
案内係の人に聞こうかと思ったが、どうもいい年寄りが初めて投票するようなことを聞いては、恥ずかしいような気がした。周りに大勢いるしなあ。
まあ、常識として、正式名称と略称の両方を書くことはあるまいと、思うことにした。
さて、一連の投票が終わって校門を出ようとしたら、若い女に呼び止められた。
「出口調査にご協力ください」
え、たしかにおれは入るときは西門からで、今出ようとするのは南門、それっていけないのかい。
それとも、どこの門が出口として一番使われているか、今後の投票所の設計のために調べてるのかい。
そうじゃなくて、なんでもNHK放送局が、投票所から出てくる人に、どこのだれに投票したか聞くのだそうだ。
じゃあ、出口調査してんじゃなくて、投票調査してんだろうが。
大きなお世話である。そんなプライバシーをタダで教えるもんか。
じゃあなにかい、入り口調査ってものもやってるんだろうな。
入るときに考えてた投票先を、投票所の中でどう変更したか、あるいは変更しなかったか、そんなことを調べて、どうするんだい。
(12月16日23:00追記 開票速報を見て)
おやおや、これはこれは、なんともはや。
この前の政権交代選挙の裏返しですか、ふ~ん、オセロゲームかよ。
政治評論家は、あの時の言を、民主と自民を入れ替えればよいのね。
またもや恐怖の翼賛選挙で、もう、ほとほと世の中をイヤになった。
また、「棄権党」を再結成して総裁に就任することにしました。
まあ、後は若いもんで勝手にやってくれい、
原発が事故ろうと、中国と戦争しようと、わしゃ知らんわい、
若いもんが選挙で選んだ道だものね、
♪この道はいつか来た道、あ~あ、そうだよ~お、
ほ~ら、右に下る坂道~、♪
というわけで、開票速報見てもしょうがないので、
もう、ふて寝するもんね。
(追記2012.12.17 朝の新聞を見て)
今朝の新聞を見たら、なんと自民公明で320議員を越えたそうな。これで衆議院だけで物事を決めることができる。そういう選択を選挙民はしたのであるか、ふ~ん、。
わたしのアンチ翼賛票は、見事に死んだのであった。
昔々投票に行ってたまだ若いころ、毎度毎度死に票を投じる結果となって、もうバカらしくて選挙投票に行くのはやめた。
今回はその棄権主義を反省したのじゃなくて、あまりにひどい右翼への翼賛選挙となる予想に反発して、40数年ぶりに投票したが、やっぱり死に票となった。
まあ、投票と言えば競馬の勝ち馬投票みたいなもんで、ギャンブルだから、結果は残念だけど、みんながお選びなんだから、しょうがない。
だが、わたしの今回の投票したことへの痛恨は、憲法違反に加担したことである。
さて、この違憲状態の選挙による政権は、正統性をもっているんだろうか。
この選挙をした57,134,678人、みんなそろって憲法違反したような。
日本の総理大臣は一年交代主義の伝統があるらしいし、この伝統の始祖が今回また首相になるお方である。
だから、来年の今頃はその伝統に従っておられることでしょう。
(追記2012.12.18 福島でも、、)
今朝の新聞で、じっくりと各地の当選者を見て、ガックリ。
あの福
もう、日本のことがよくわからなくなったので、世の中から本格的
あ、どこか外国でも行くか、ネパールか、それともブータンがいいかなあ。
697みんなが揃って一定方向に流れるのが我慢できないへそ曲がりの性分が騒いで
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