2010/11/30

355立ち退き補償よこせ血出痔TV

 今日の朝日新聞に、「周波数再編、劇場困った マイク使えない?TV中継にも影響」なる記事がある。
 asahi.comによれば、「総務省が進める電波利用の再編で、現在、劇場やホールのワイヤレスマイクとテレビ中継などが使っている周波数帯が、新たに携帯電話に割り当てられる方向が固まった。「立ち退き」を迫られた形の音楽や演劇、放送関係者には、反発と困惑が広がっている
 そして「周波数帯が変われば、いま使っているワイヤレスの音響機器はすべて買い替えが必要になる」ので、「総務省はこうした買い替えなどに必要な費用を1千億円程度とみており、「跡地」を使う携帯電話事業者に負担してもらう方針だ」そうだ。
 つまり、「立ち退き」で起きる損害の補償をするって言うのだ。
 えっ、おいおい、そっちの補償はいいけど、こっちの補償はどうしてくれるんだよ
 変ですよ、だってさ、オレの家のTVも血出痔で「立ち退き」にあっているのに、その損害は全部こちらが負担せよって言ってて、それなのに音楽や演劇、放送関係者にだけは補償金を出すのは、まったくもって不公平きわまるでしょ。
 こちらにも補償金をよこせ。
    ◆
 先日、外に出かけている間にTV放送があった能「三ツ山」の予約録画をしておいた。
 それを再生してみていて、どうも変なコマーシャルがずっと映っているのに気がついた。
 NHKなのにおかしいと思って、読むと総務省の広告で「血出痔の相談は、、、」とある。
 この名人・豊島訓三の能を見ているあいだずっとこの広告が出っぱなしとは、無粋きわまる。ジャマでしょうがないから、そこに紙を貼り付けて見たのであった。
 相談先の「血出痔凍るセンター」電話番号が書いてあるので、そこに「血出痔補償金はいくらで、いつ、どうやって受け取るのでしょうか」と、相談してみようかなあ。

参照→145血出痔の準備
参照→295血出痔TV

2010/11/29

354関内駅近くの違反建築

 散歩していたら、ビルのピロティの前に、こんな表示がしてある。
 アレ、おかしいな、ここは公開空地のはずだぞと、あたりを見たら、やっぱりあった。
 ここは横浜市環境設計制度による公開空地であると、立派な表示がしてある。
 関係者のほか立ち入り禁止とは、立派な法令違反行為である。
 そうしたいなら、建物のボーナスで貰った容積率割増分の床面積と、斜線制限の緩和の部分の出っ張りを取り壊す必要がありますよ。
 横浜市は是正の指導をしなさいよ。
   ◆
 参考までに、建築基準法第59条の2 総合設計制度による横浜市市街地環境設計制度の一部を引用しておく。

第2編 公開空地の基準
第1章 公開空地の定義
1 基本的事項
(1)公開空地は一般の人が通常自由に通行又は利用(占用的利用は除く。)できるものとし、原則として終日一般に開放できるものとする。
第7編 維持・管理等
第1章 公開空地等の維持・管理
1 建築主は、第2編第1章1に則り、公開空地を一般に開放し、維持・管理を適切に行うものとする。また、その旨の誓約書を様式1により、許可申請時に市長宛に提出するものとする。

2010/11/28

353公営住宅縮小の愚策

 今日の朝日新聞朝刊によれば、多くの自治体で公営住宅を縮小の傾向にあるという。
 その理由が、入居者が高齢者ばかりになっていて、今後人口が減るからだそうだ。
 それは間違っているよ。
 だって、高齢者はこれから増えるのは間違いないでしょ。
 そもそも高齢者ばかり入るような入居資格を設定するからそうなるので、子育て世代だって入りたいのに、収入基準では入れないという。基本が間違っている。
 その証拠には、入居希望者の倍率は8倍以上もある。これが1倍を切っているのならともかく、こんなに入りたくても入れない人たちがいるのに、縮小とは間違いもは甚だしい。
    ◆
 民主党政権になっても、住宅政策は自民党政権時代とかわらない。
 このところいろいろ民主党政権も言われているが、マスメディアは始めはちやほするが、すぐに飽きて足を引っぱるほうがニュースになるって有様。
 それに冗談もユーモアも解さないおバカな大衆が乗るって、このパターンは衆愚そのものである。
 初期故障だとおもって、もうちょっと我慢したいのだが、住宅政策についてはこの政権にはがっかりしている。

2010/11/25

352【横浜都計審】発言しないままのだんまり市議委員て何のための委員か

 市会議員という方はおとなしい人たちなのだろうか、それともめったなことでは発言をされない人たちだろうか、それとも議事内容について何にも意見も見識もない人たちだろうか。
 今日は横浜市の都市計画審議会だったので、傍聴に行った。

 何しろ会場がわたしの家から歩いて十分足らずのところであるから、買い物ついでに便利である。
 7月まではわたしは委員だったので、傍聴される側にいたが、任期が切れた今回からは傍聴する側である。
 2年前までは一般市民として傍聴に毎度通っていたから、それが元に戻ったのである。

 さて、出席委員は19名、そのうち10名が市会議員から選出された委員である。こ
 の方々は、審議会の1時間半、全く一言も発言をなさらなかったのであった。雁首を並べていらっしゃるのだが、あまりの静寂さに不気味でさえあった。

 これはわたしが委員であった前回の審議会のときも、けっこうもめた議案があったのに、市議委員全員が不気味に3時間余も黙りこくったままであった。
 ここまで沈黙されると、なにか特別の理由があるのだろうかと不審に思う。連続だんまり記録(なんてものがあるとすれば)を更新しようとなさっているのだろうか。

    ◆

 わたしが退任した後の公募市民委員は、男女二人の方が新任された。どのような方か存じ上げないが、それなりの発言をされていた。
 “それなり”とは、事前に資料を調べれば分かる制度について初歩質問するのではなく、もうちょっと突っ込んで本質を追求してほしいと言う意味を込めている。

 学識委員が12名なのだが、そのうち5名も欠席である。10名全員が出席しても黙りこくる市議委員も問題だが、こんなにも大勢の専門家が欠席するのはもっと問題である。
 あいかわらず市議会日程優先で審議会日程を決めるているからだろうか。

 まあ、事務局としては専門家に突っ込まれるよりは、なにも言わないで賛成だけする市議委員を優先したいのだろう。その気持ちは分かるが、まったくもってケシカラン。

    ◆

 議題となっている場所を事前に見に行って発言しているのかしらと、委員の発言を聞いていたが、どうもどなたも見には行っていないらしい。
 わたしは必ず現地を見に行っていた。だから問題がよく分かったのである。わたしは今回からはもう委員ではないし、事前に資料もないから、現地を見に行っていないので、事務局の資料説明を聞いても、問題の所在がほとんど分からなかった。

 とくに今回の生産緑地に関しては、現地に行くと必ず問題があるもので、わたしが委員のときに2回この議題があったが、いずれのときもたくさんの問題指摘をして、議案に反対したものであった。
 なにしろ、これほど都市計画審議会を馬鹿にした制度はないのである。現地を見てご覧、その上で都計審に出てきなさいよ。

    ◆

 傍聴者がわたしひとりだけだった。
 傍聴席と資料を20名分も用意してあるのが、もったいなかった。だからといって次から少なくすればよいのではないが、一人の市民としてなんだか寂しいことである。
 そもそも平日の昼日中にやって、一般の人が傍聴に来るのは、そうとうに閑人か(わたし)、議題に関係ある当事者だけになるだろう。
 以前に審議会でわたしが提案した、休日の昼とか平日の夜に開催せよと言う提案は通らなかったが、そのときに事務局の言い訳が、「だから議事録を公開しているのだ」と言うのであった。

 ところがである。この前の審議会は7月5日であったが、その議事録が公開されたのは4ヵ月半も後の11月21日であった。
 これじゃあ、あんまりにも後出しすぎて、当日傍聴の代替とはとてもいえない。議事録を20日目ぐらいで公開せよ、と言うわたしの提案は無視されたままである。

 もっとも、その議事録を読んだとて、都市計画には必須の図表や図面あるいは写真が一切載ってないから、なにを言っているのかさっぱり分からない。審議会の議事内容を公開しているとは、とても言いがたい代物である。
 そこで、わが横浜都計審市民委員体験記を書いて公表したのである。これなら分かるよ。

●参照→あなたの街の都市計画はこんな会議で決めている

 まあ、なんですな、世の中いろいろと腹立つことあるので、年寄りのボケ防止になって、こりゃまたありがたいことでございます。
 
●参照→都市計画審議会を改革せよ
https://sites.google.com/site/machimorig0/#tokeisin

2010/11/22

351【各地の風景】静岡県は次郎長親分の清水湊に行ってきた

♪ ぺぺんぺぺぺんぺん ヨーオッハッ ぺぺぺン
旅行けば~ 駿河の路に 茶の香り ヨーオッ
名大なるかな 東海道 名所古跡の多いところ ハーッ
中でも三保の羽衣の 松と並んでその名を残す ぺペン
街道一の親分は 清水湊の次郎長~ 
ペペペンペン ペ~ンペペンペン ♪
    ◆
 これは昔々のこと、わたしが少年時代に一世を風靡した、広澤虎造なる浪花節語りの「清水の次郎長」シリーズ冒頭部分です。
 もう次郎長の浪花節なんてご存じない方が多いでしょうが、今でもときに言われる「バカは死ななきゃあ、なおらな~い」ってのは、この中の一節です。
 あ、といってもわたしは浪花節世代じゃないですよ、親の世代がそうあったので、少年の頃はなんとなく耳に入っていました。でもうろ覚えなので、U-TUBEで聞いて書いたのが冒頭のクダリです。
    ◆
なんでこんな話をしているのかというと、その清水の次郎長の清水湊(今じゃあ静岡市清水区のうち)に行ってきたからです。
 そこの昔の港湾の街なかにある、石造りの蔵を見てきました。江戸時代から廻船問屋が立ち並ぶ港湾流通の中心地でしたから、荷を入れる蔵があちことにあり、それは伊豆石で作ってありますので堅固なものです。
 この街は太平洋戦争末期に、駿河湾にやって来たアメリカの軍艦からの艦砲射撃で燃えたのですが、石蔵はさすがに焼け残ったそうです。
 いまや港湾流通機能は衰えて、水辺にあったたくさんの石蔵は取り壊され、数少なくなっています。
 今ある屋敷地内の蔵は、ほとんどが店蔵ではなくて屋敷地の裏にあって、表から見えにくいので、知らない間になくなることもあるようです。
 そこで地元の有志が「しみず蔵倶楽部」なる会を作って、どこにあるか探すと共に、持ち主とコンタクトして新たな機能で活用保存しようと活動しています。
 港町の風情を持っている路地の街のあちこちに、石蔵がひっそりとそして凛として建っています。
 そのひとつを持ち主の好意で開放していただき、街歩きの後で見学会の一行は美味い地酒を飲んできました。
    ◆
 で、清水の次郎長の話です。
 さすがに清水には、次郎長通りという懐かしい雰囲気の商店街があり、その一角には次郎長生家があって、次郎長グッズお土産を売っているのです。
もちろん次郎長がどんな人だったか、パネル展示やパンフレットなどもあります。
 浪花節の次郎長は、賭博やってる暴力団の親分で、同業者との抗争に明け暮れているストーリーばかりだったように覚えています。
 ところがなんと、後半生では港湾流通業や社会事業もやったのだとか、そんなことも書いてあります。
 ということで、廃れた港町のまちおこし材料に、次郎長さんも登場しているようです。ただし、次郎長の名を知っている人は、今の世にどれくらいいるもんでしょうかねえ。
 静岡市となった今では、郷土の偉人はなんと言っても徳川家康でしょうねえ。
 次郎長や家康に対抗できる今の清水の人は誰だろうと考えつつ歩いていたら、ありましたよ、鈴与さんの豪邸が、。
 そう、TV見ないからよくはしらないけど、サッカーチーム一家の胴元(というのかしら)とか、航空会社という廻船屋をやったりして、これはまさに清水の次郎長の現代版ですね。
 あ、そうそう、こちらさまのお屋敷には、さすがに立派な石蔵がありましたねえ、お宝が入っていそうな。
    ◆
 清水に行くんだと、清水出身の友人に言ったら、次郎長通りを通って小学校に通っていたんだとメールがきました。
 次郎長通りは、どこか懐かしいような魚屋とか練り物屋とか和菓子屋とかが、あまり凝らない看板建築を並べていて、くたびれたアーケードのシャッター通りです。
ここをランドセルをしょった少女が歩いていく、三丁目の夕陽のような風景を幻視しましたね。
 そういえば、TV見ないからこれもよく知らないけど、清水はチビマルコとか言う漫画の舞台だそうで、次郎長通りを歩いてたのはその女の子か。
    ◆
 この次郎長通りから細い横丁を入ると石の蔵があり、そこの裏路地は昔はどうも色街だったらしい様子の建物の残滓も見えるのでした。
 蔵を探して裏道を歩きまわっていると、ひょいとお稲荷さんの境内に出たり、どうもこの道は昔は水路だったなと思わせたり、道端に井戸があって昔はこれに屋根があって釣瓶で水を汲み上げたんだろうなと思わせたり、石蔵を紅葉盛りの蔦が一面に真っ赤に飾っていたり、なかなか楽しい路地の街でした。
 わたしの好きな、いわゆるB級街並みです。ぜひとも「全国路地のまち連絡協議会」に参加してもらいたいなと思いました。参照http://jsurp.net/roji/

 ♪ ペペペンペン ペ~ンペペンペン 
  地球の上に朝が来る その裏側は夜だろう~
  西の国ならヨーロッパ、東の国なら東洋の~ ♪ 
  (後を忘れたけど関連して思いだした耳に残る節回し
   これは広澤虎造じゃないよ、虎造節をアレンジして歌った
   コミックバンド「川田晴久とダイナ・ブラザーズ」
   あ、最後のあたりを思い出したぞ)
 ♪ 川田とダイナブラザーズ 
  時間くるま~で つとめましょうお~
   ペペペンペン ペ~ンペペンペン ♪ 

 アレ、清水とはなんの関係もないな。

2010/11/15

350【言葉の酔時記】現代IT語裏辞典をつくったぞ

 『現代語裏辞典』(筒井康隆)が売れているらしい。
 そこでわたしも負けずに『現代IT語裏辞典』を作ることにした。
 おバカ言葉だらけで種に不自由しない。筒井流のエッチ度も少し加えているが、レベルは及びもつかない。

アイコン:①視線と視線を交わすこと(アイコンタクトの略語) ②藍と紺を混同すること
・アクセス:あくせくしつつ到達してもバカなことしか書いてないよなあ
・アダルトサイト:当初は幼児の言うようなことばかり書いていたのが、次第に大人びてそれらしいことを書くように成長してきたホームページのこと
・圧縮ソフト:やわらかく圧縮すること
アナログ【穴魯愚】:いまだに昔のTV受像機で見ている人を「あな魯愚なるかな」とあざける。反対語「出痔樽」
一太郎:一太郎や~い(なんで可笑しいか分かるかな)
インストール:受胎させること
インターネット:①内部の網のこと。②インターチェンジあたりで網を張ってスピード違反を捕まえること。③どうでもいいことを伝え合うこと。
ウェブサイト:サーフィン場、波止場
お気に入り:なんでここだけくだけた言い方になるんだよ、ならば「検索」は「お探しもの」、「挿入」は「はめこみ」、「移動」は「お引っ越し」とか言えよ。
・オンライン:綱渡り
・キーボード:食いカス、コーヒー、ジュースなどを裏表にこびりつかせる鍵盤
ギガバイト:アルバイトで10億円稼ぐこと
クラウド:雲行き怪しいIT業界のこと
クリック:クリを指でいじくること →例:右クリック=右手指でいじくること
・ケータイ:懐中式電子情報交換無線装置
・コピーペースト:論文制作方法 (略語:コピペ)
・更新:単に追加記事を載せること(なんで可笑しいか分かるかな、言葉を知らないIT屋が間違って翻訳したのだ)
・購読:無料メールマガジン配信を受けること(なんで可笑しいか分かるかな、言葉を知らないIT屋が間違って翻訳したのだ)
サーバー【魚~青↑】(鯖を引き伸ばしたイントネーションのつもり。IT語は東北弁イントネーションで発音するものらしい)コンピュータに間違い言葉をサービスする機械のこと
サイト【斉藤↑】(尻あがりに東北弁風に発音)電網のなかのどこかの場所のことらしいが、斉藤さんが発明したのでその名を取って発音する。
シェアウェア:数人で共用して使う衣類 類語:シェアルーム
サムネイル:①親指の爪。②クリックすると全然違う写真が出てくる小写真。
ソフトウェア:柔らかい衣類
チデジ【血出痔↑】:地上で出痔樽放送するので、テレビ受像機を買い換えなければならなくなって、家計に赤血が出て痔になること。
・ツイッター:長文を書く能力のない人のための電子メール術
データ【出~たっ↑】(尻あがりに東北弁風に発音):PCの中でどこに行ったか分からないデータがタマタマ見つかると「出た~っ」と喜ぶ。
ディスク【でぃ掬う↑】(尻あがりに東北弁風に発音)要するに円盤のことだろ
デジタル【出痔樽】:「血出痔」を見よ。反対語「穴魯愚」
投稿:自分が主宰するブログに自分が書き込むこと(なんで可笑しいか分かるかな、言葉を知らないIT屋が間違って翻訳したのだ)
トラックバック:貨物自動車が後退すること
・ドラッグ&ドロップ:薬を飲んで吐き出すこと
・2チャンネル:うちのアナログTV受像機ではここにBS2を設定した
・ネット【熱湯↑】(尻あがりに東北弁風に発音)網のこと。この網をつかってどうでもいいことを伝え合うのがインターネット
・ネットワーク:網にひっかって逃げられない仕事
ハードウェア:硬い着物のこと
・パスワード:「合言葉」って立派な日本語があるのにIT屋が知らないもんだから翻訳できなかったらしい →例:「山」「川」
・パソコン通信:懐かしいなあ、その前はワープロ通信といったなあ
・プロバイダ:職業売女
・ブックマーク:本印
・フリーソフトウェア:柔らかな衣類を脱ぐこと
・ブリーフケース:下着パンツ入れ
・ブロードバンド:くだらぬものでもどんどん結んでしまう幅の広い帯
・ブログ【風呂愚↑ blog】:風呂の中の屁のごとく愚にもつかぬことをだらだら垂れること
・ヘルプ:読んでも分からず、ちっとも助からないのでOh Help!
・ホームページ:自分のこれを開設して初めてホームレスではなくなる
・マイクロソフト:①ミニソフトクリーム ②小さくて柔らかなアレのこと
・マッキントッシュ:マックとトッシュが設立したリンゴを売る会社
・マナーモード:①エケチットモード(なぜ可笑しいか分かるかな) ②お行儀気分って何のこと?、え、ムードじゃないの?
・マニュアル:①意味不明のことを書いた文書 ②日本語を知らない奴が書いた日本語に似たような言葉の本
・マルチメディア:口、手振り、身振りを使って話し合うこと
・メール【眼選る↑】(尻あがりに東北弁風に発音)猫も杓子も文章書きになって、ちょっとは本も読むようになるかと思ったけど、書いてる内容がアホだからそうはならなかった。
・メガバイト:アルバイトで100万円稼ぐこと
・USB:B級アメリカ
・ユビキタス【指切ったス、湯引き足すUbiquitous】:①指を切ること ②指でいじくっていてモヤモヤ来すこと
・リセット:ああ、ここで人生リセットしてやり直せたらなあ
・リンク:コンピューター業界専用のスケート場
・ログイン:「山」と言われて「川」と答えると、中に入れさせてくれること
・ワード【和~銅↑】:余計なおせっかい焼き
・ワイヤレスマウス:尻尾のない鼠

2010/11/13

349【横浜ご近所探検】ただいま世界一安全な横浜の都心

 横浜都心はどこもかしこも警官だらけの景観である。
 ただいま横浜都心の海岸部にある国際会議場でAPECなる会議をやっていて、遠くからやってきた小浜じゃなくてオバマとか、フチンタオ(字がわからん)とか、ナントカスキー(だったか?それともなんとかエフか?)とか、イミョンパッとか、カンチョッジン(菅直人)とかいう、地球上各地の要人の用心しているんだろう。

 今日は万国橋会議場で研修会に参加していて、その昼休みにぶらぶらとAPEC見物に行ってきた。
 道であった知り合いから「逮捕されないようにね」なんていわれながらも、野次馬は止まらない。
 APEC会場の手前100mくらいの橋で完全交通遮断、IDカードのない人はここから先へは行けませんと警官が声高に言う。
 小学生がひとり、地図を持ってこの橋の先にあるらしい行き先を遮断警官に聞いている。あっちへぐる~りと遠回りして行けと言われて、半べそをかいている。
 やってきた男女カップルもここから先デートコースお断りとて、AVECでAPEC見物もダメ。
 今日は稼ぎ時の土曜日だというのに、そばの大遊園地は休業させられている。

 でもまあ、おかげでこのあたりは世界一の安全な街である。これじゃあ、テロはもとより、万引きもできにくいし、横断歩道信号無視横断なんていつもやってることもコワゴワである。
通行する車も少ないので静かである。なかなかよろしい。
 できればAPECを1年中やっていてもらいたいものである。
    ◆
 関内駅近くで、かなり大勢で長いデモ隊行列に出会った。APEC反対のシュプレヒコール(いまでもこう言うか?)、プラカードや幕を掲げている。妙なお祭気分のような仮装の人もいる。
 久しぶりにデモ隊に出会って、60年安保世代としては懐かしくなって、入れてもらおうかと思ったが、まあ、やめておいた。
 こうやって反対デモを堂々とできる今の世の中は、とりあえず健全であると思う。

 これだけ警官が多くても、うっかり道を聞いてはいけない。だって、山形県警、青森県警、秋田県警なんて、制服の背中に書いてあるんだもの。
 今日は鎌倉も世界一安全らしい。要人夫人たちがエキスカーションで鎌倉見物だからである。
 なんでも14日にはオバマが鎌倉大仏見物で抹茶アイスクリームを食うのだとかで、しばらくは安全な鎌倉がつづく。

2010/11/09

348【世相戯評】尖閣事件極秘資料がネット流出して海保はオキノドク

 尖閣諸島での中国漁船と配乗保安庁の船との衝突事件のビデオ画像を、何者かがインターネット動画投稿公開サイトに載せたという。
 わたしもサイト検索して見た。グーグル検索サイトにあった産経新聞のページに入ったら、その画像へのリンクがあり、二つの衝突を見ることができた。
 TVのニュースではその動画のコピーを放映しているし、新聞もその動画からコピーらしい写真を載せている。

 海上保安庁が流出させた人を告発し、検察庁がそれを受理したから、この動画は違法流出容疑の代物であるらしい。
 で、どうも分からないのだが、違法容疑の代物を、そうやって勝手にコピーして、マスメディアで公開してよいのだろうか。
 これってその容疑者の行為を幇助していることのような気がするが、ちがうか。

 おりから、警視庁の公安関係文書がネットに流出しているが、こちらはTVも新聞もそのコピーを見せてくれないのは、どうしてだろうか。
 尖閣画像も警視庁安資料も状況は同じであろうに、不思議である。
 海上保安庁のように、警視庁はなぜ犯人を告発しないのか(告発と言う手続きのことはよく分からないが)。
    ◆
 もうひとつ気になるのは、尖閣事件画像の著作権はどこが持っているのだろうか。もしも海上保安庁が持っているなら、マスメディアはそこの許可を取ったのだろうか。
 これもおりから、村上春樹のベストセラー小説(わたしは読まないが)の中国語デジタル海賊版が、堂々とネット販売されているそうだ。ネット販売屋はそれが海賊かどうかは知らない、文句あるなら小説家か出版社が、それを書いた奴と話せよと言うのだそうだ。ニセモノを売っても、つくるやつが悪くて売るほうは関係ないというのだ。

 途上国だった1950~60年代の日本がまさにそうだったし(made in Japanとは安物偽物の代名詞だった)、今の中国がまさにそこにいるのだが、マスメディア屋は今も昔のままか。
 この論理で言うと、新聞もTVも著作権問題は、投稿した奴と海上保安庁で話をつけろってことか。著作権問題には人一倍神経質な新聞社が、そんないいかげんでよいのだろうか。

 いい加減で良いのなら、ぜひとも警視庁流出の公安資料も、新聞に堂々と掲載してほしい。でないと、海上保安庁だけがギャンギャン言われていて、なんだかお気の毒だぞ。



2010/11/07

347【横浜ご近所探検】横浜ご近所再開発流行り

 横浜都心に引っ越してきて8年、その間にあたりでけっこうたくさんの共同住宅ビル(わたしはあえてマンションと言わない、名ばかりマンションだから)が建ったし、今も建ちつつある。こんなに需要があるのだろうか。
 北隣では、2階の床までコンクリートを打っていたのに、去年4月、そこでデベロッパーが倒産したらしくて1年半ばかり工事を停止していた。
 最近になって買い手のディベロッパーがついたらしく、工事再開のお知らせパンフが郵便受けに入ってきた。プランを見るとほとんどが1寝室か1寝室+ダイニングキチンだから、もしかしたら投資型の区分所有共同住宅か。 
  参照→092隣に迫る大不況
 東隣では、小さな敷地に鉛筆のような細い共同住宅ビルが建設中である。これは1寝室ばかりの賃貸住宅らしい。これはその北隣の既存共同住宅を真っ暗にしてしまった。
参照→297共同住宅ペンシルビル
 2ブロック先に、2棟の県公社であったらしい1960年代と思われる古い共同住宅ビルがあり、戦後史を物語っているようで興味深かったが、2008年にそのうちの1棟が建替えられて高層共同住宅になった。
 もう1棟も同じかと思ったら、なかなかそうならない。だんだんと空き家が増えていく様子が見えていたが、この10月になって遂に撤去工事が始まった。区分所有型共同ビルになるらしく、宣伝マンが板囲いの前でパンフを配っている。
 気になるのは、今度のビルで始めに建ったほうは半分くらいは日陰になるらしいことだ。
 その北隣ブロックでも区分所有共同住宅が建ち、更にその隣あたりでは高齢者用の共同住宅が建設中である。わたしの家の前のブロックにも建つのじゃあるまいかと心配になってきた。
駐車場だからいつでもできそうだからなあ、そうなったら逃げ出すか、それもいいけど引越しがめんどくさいなあ。

2010/11/05

346【世相戯評】物の値段がわからん

 新聞を読んでいたり街を歩いていると、そんなに安くてよいのかという物の値段の広告に出くわす。今日の朝日新聞からそれを拾ってみる。
 13面に、安物PCの通信販売広告がある。中古品で1万円から3万5千円、それはまあよいとしても、「当社指定インターネット申し込み」で100円とはどういうことだ。
 新聞折り込みチラシ広告の新品PCでも、「当社…」だと3万円も安くなると書いてある。
 でもこちらはもう、昔きちんと金を払ってインターネットプロバイダーと契約したし、PCもきちんと買ったのだから、なんだよ~今頃って、もうバカらしくて新たにPCを買う気が、まったく起きなくなってしまった。
 もう買うのやめたッ、誰かからお古をタダで貰いたいものだ。
   ◆
 14面にも一面全部を使った通信販売広告がある。絹製パジャマ1980円、布団4980である。なんだか安すぎて気持ちが悪い。
 そんな安物にこんな全面広告の広告(多分1千万円を超える掲載費)をかけるのが不審である。
 どこか欠陥商品か、あるいは注文で知られたこちらの住所などが悪用されるにちがいない、うっかりひっかからないぞ、と思うこちらは、正常か異常か。
   ◆
 15面経済欄に、エコポイントなるなんだかよく分からないもので、安売り電器屋が大儲けしているとの記事がある。
 これって要するに税金を使って儲けてるってことである。大いに腹が立つ。
 同じ面に、小さな電気自動車を売り出して、その値段が398万円、ところがそれに国の補助金が114万円出るのだそうだ。
 おいおい、エコだからって自動車は自動車だぞ、作ること自体がエコじゃないし、走らせると電気エネルギー消費するし、衝突すれば人身事故がおきてこれこそエコじゃないし、なんで税金をつぎ込むんだよ。
 どっちもエゴポイントだよな。腹が立つ。
 車に乗らないオレ様がいちばんエコなんだぞ、114万円よこせ。
    ◆
 ファストフード牛丼屋の値段競争の記事もある。1杯280円250だそうである。
 わたしはどんぶりものはあまり好きではないが、昔、いそがしかった頃のこと、昼飯時間を節約するために安牛丼屋にはいったこともあるにはある。
 だが、アレはほんとに不味い。脂ギトギト肉と霜降り肉とを間違えているらしい。
 まあ、好きな人は勝手にどうぞだけど、時にはちゃんとしたすき焼き屋さんの牛丼も食いなさいよ。
    ◆
 17面の株値の欄、かつて生命保険(合名会社)にはいっていて、そこが株式会社になったとて、株を配給(というのかしら)してきた。
 20年以上も前のことであったが、そのときの株価が9000円弱であったと記憶する。今日の新聞のそれは1657円とある。
 経済のことは分からないが、あの頃の5分の1の景気ということかしら。あの株はわたしの会社を廃止するときに処分した。
    ◆
 小説家のよしもとばななと村上龍の写真が、35面にある。自分で電子書籍会社を作って、出版を始めるとのこと。
 村上は既に1500円でダウンロードできる小説を売り出しているそうだ。
 1500円が安いのか高いのか、よく分からない。
 紙に比べると安いようにも思うが、流通や印刷経費を考えるともっと安くてもよさそうな気もする。でも、小説は原価計算するものではないな。
 そうか、わたしの著作も「まちもり通信」で売ってみるか。買う人がいてもいなくても、流通原価はタダみたいなものだからなあ。

2010/11/04

345【法末の四季】法末にも秋の色が濃い

中越山村の法末に秋がやってきた。棚田の米の穫り入れはもう全部終わった。
 今年の夏は暑すぎた。それなのに不思議なことに水は不足しなかった。こんなもうすぐ尾根になる谷川もないところなのに、どのような水路のネットワークがあるのだろうか、深雪が土中に蓄えられているのか。
 わたしたちの棚田の米の収穫は、去年の8割くらいだった。味は良いのだが、見たところ白濁粒が混じる率が多いようで、透明感に欠ける。
 売り物としては、一等米の率が少ないのはそういうところにあるらしいが、わたしたちは見た目よりも美味ければそれで良いのだ。
 もうすぐやってくる豪雪に備えて冬支度にとりかからなければならない。
この前の冬は豪雪で2メートル以上積った。道路は集落共同の除雪機がまわるけれど、自分の敷地内は自分で除雪しなければならない。
 しばらく留守にすると、庭に積った雪が屋根の雪とつながって、家はすっぽりと深雪に包まれてしまう。
 雪かきと言わず雪掘りというくらい深い。年とると雪国の冬は暮しにくい。
 家を放棄して街に暮らす人が増える。廃屋が増える。冬の雪がやがて廃屋を押しつぶし倒壊させる。そこに蔦が絡まり、木が生えてきて、そうやって村は自然に還って行く。
 四季の風景は、四季ごとにそれぞれ美しい。人間はいなくなっても、自然は全く自立的にその姿を四季ごとに装う。
 ●参照→山村の四季を愉しむ

2010/11/03

344【本づくり趣味】「本の雑誌」に本づくり趣味のことを投稿したら掲載された

「本の雑誌」という名の雑誌がある。椎名誠たちがもう35年も前に創刊した、本好き人間のための月刊誌である。わたしはその頃から愛読している。
 ちょっとマニアックな面もあるが、書き手がなかなかに興味ある人たちだし、小説やエッセイもあって面白い。
中に「三角窓口」という読者投稿欄がある。始めてそこに投稿したら掲載された。下記のような文である。

 若い頃は、読んでいる本を他人に知られるのが恥かしかった。紙カバーのかけ方を数年にわたっていろいろ工夫していたが、ある方法に落ち着いた。
 本誌6月号の「カバー掛けの旅」を見て、おお、わたしは「由緒正しい掛け方」に自主到達していたのだった。
 歳とって恥を知らなくなってカバーはやめた。本屋さんで「カバーはいりません」というと、かならず「恐れ入ります」というのだが、あれは本屋同盟の談合事項だろうか。
 本誌9月号に新潮社『幻の特装本』のイラストがある。わたしは専門書はいくつか出版したが、雑文はわがホームページに載せている。すぐに世に出せるし、売れなくても絶版はないし、世界中の誰かがどこかで読むし、だいいち金がかからないのがよい。
 でもせっかく書いてきたのだから本の形にしてみたい。そこで執筆、印刷、装丁、製本、発行を、机上のPCで5冊だけやると決心。栃折久美子さんの本を読んで、道具を百円ストアで揃えたのが3ヶ月前のこと。
 だが、まだとりかかってていない。そうか、どうせやるなら皮の特装本でつくるぞ。装丁がすごいのなら厚さもいるし、中味もそれなりにしなくちゃ。
 実は父の遺品に、三回の戦場体験の手記があったので、手製ブックレットにして息子や従兄妹に配ったのだが、今度はこれに自分史も加え水増しして大河小説仕立てにすると、それなりの厚さの本になりそうだ。これはなかなかの大プロジェクトである。
 問題は、締切がないので原稿が上がらないおそれがあることだが、人生の締切が近い年頃とも気がついている。
 果たして手製特装本はこの世に出現するか、本当に幻となるか。(伊達美徳 本屋徘徊老人ときどき越後に米つくり73歳・横浜市)

 これに対して、発行人の浜本さんから、「プロジェクトの成功を祈っております」とコメントがついていた。
 文中の新潮社『幻の特装本』とは、新潮社では自社発行の単行本で10万部を突破したベストセラーには、革で特別に装丁した本を4部を作り、2部を著者に寄贈、2部を保存するのだそうだ。
 その革で装本する職人芸をイラストで紹介した記事のことである。下手くそでもいいから、わたしもやってみたい。
●参照→325まちもり叢書縁起

●自家製ブックレット「まちもり叢書シリーズ