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2024/01/06

1776【新年忘れ物】自民派閥ネコババや旧統一教会問題やらを忘れさせている能登地震

 能登地震で被災の方々にお見舞いを申し上げます。ネットに登場する被災者自らの状況の書き込みに、胸の内にこみ上げるものを感じつつ読んでいる。
 新年早々からこのだ事件の話題で、マスコミもネットももちきりである。日々この話題ばかりで、去年から続くニュースは戦争もあるが、何か忘れているような気がしていた。

元日からこの話題ばかりの新聞

 なんだか隙間風が吹いているような気がしてならなかったが、あ、そうだ、あの自民党巨額裏金事件と旧統一教会巨額寄付事件のニュースが、どちらもパッタリと消えていることに気が付いた。
 そうだそうだ、そうだった、この巨大地震発生で驚愕する中で、これらの関連の人たちは、ほっとひと息ついてお正月をお過ごしに違いない。

 去年の暮れまでは毎日あれほどにマスコミを騒がす日本の2大事件だったのに、元日のの能登地震にすっかりお株を奪われたままだ。今年になってもう1週間になろうというのに、これらの件に関して新聞でもネットでもこれら関連記事を見聞きしたことがない。TVを見ないからそちらはどうか知らないが、たぶん登場してないのだろう。これはどうしてだ。

 もちろん能登震災の報道が重要で大切なことはわかっている。だが、あの安倍派だの二階派だの、裏金だのキックバックだの、何億円の金をネコババしたという政治スキャンダル話は、今年になってからいったいどこに行ったのだろうか。このマスコミに追いかけられないでいる間に、一生懸命になって繕いをやって時間を稼いでおられるに違いない。

 自民党のネコババ関連のお方たちは、いま、能登に足を向けて寝るなんて、とてもおできにならないであろう。だからと言って、この際だからキックバックかネコババだかの全額を、能登震災の救援復興に寄付するって、いや、なさらないよなあ、そんなことしたらせっかく世間が忘れかけていたのに、また思い出させるだけだものねえ。

 もうひとつの安倍暗殺事件のもとになったコリアン発新興宗教巨額寄付事件はどこに行ったのだろうか、その新興宗教団体を解散させるって手続きとか訴訟とかはどうなってるのかしら。この件は昨年暮れのあたりもなんだかこのごろニュースを見ないって感があったのが、今年になって能登地震でますます世の中から忘れられている。

 このさいだからとて、あの集めた巨額な献金を、能登地震救援と復興に役立ててくれと、ど~んと寄付してくるとか、宗教団体であればこそこのようなことを積極的に行うものだと思うが、そのあたりはどうお考えなのだろうか。いや、しないだろうなあ。
 自民党と旧統一教会にとって、能登地震はしばらくは救いの神の仕業になっているかもしれない。 (20240106記)

(20240107追記)今朝の新聞に久しぶりにネコババ議員1人逮捕のニュース、ヤレヤレ。

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伊達美徳=まちもり散人
伊達の眼鏡 https://datey.blogspot.com/
まちもり通信 https://matchmori.blogspot.com/p/index.html
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2023/10/15

1711 【遠い日の暗殺事件の記憶】浅沼稲次郎事件の時代と安倍晋三事件の時代

 そうか、あの事件は10月12日だったのか、1960年のことであったか。


 大学生だったわたしはその日、大学近くの商店街の床屋で順番が来るのを待っていた。なんだかTVが騒がしいと見ると、この浅沼稲次郎暗殺現場の映像を流している。この演説会の実況中継放送していたのだろうか、何度もこの場面が繰り返された。

 もちろん次の日の新聞にも大きく写真は載った。どの新聞社も演説会場の最前列で取材していたから、沢山の現場寫眞が撮影された。それでピュリッツアー賞を得た人もいた。

 わたしのこの事件に関する記憶は、床屋で驚いたことのほかには、その後の新聞への読者投稿で、「その時に新聞記者たちは何していたのか、写真撮るよりも襲撃男にカメラを投げつけるべきだったろう、けしからん」、というような投書がいくつも載った。それに対するジャーナリスからの反応があったような記憶があるが、おぼえていない。

 あれから63年後の2023年10月14日の東京新聞の記事に、その寫眞で特ダネ賞を撮った記者が、「他人の不幸で特ダネをとったということが心苦しく、それ以来ずっと心の負担になって」というメモを残していたことが書いてある。読者の投稿にも悩んだことだろう。

 その頃の私は、卒論に忙しかった頃、6月を頂点とした安保闘争の余波余熱があった。個人的にもその余波で、就職内定先の大企業担当者とトラブルになっていた。
 そして時代は高度成長期へと移っていく。そんな時期だった。

 2022年の安倍晋三暗殺事件の時も、その現場映像や写真が、多くのマスメディアに流れたが、その多様にして多量であったことは、浅沼暗殺事件の時の比ではなかった。

 二つの事件に共通なの有名政治家が被害者であったことだけのようだ。暗殺犯の動機にずいぶん差があるものだ。どちらが良いとか悪いとかに比較になるものではないが、犯人の動機のあまりの差、そして被害人物の立場のあまりの違いに、隔世の感が強い。

 思えば私の年齢のせいもあるが、浅沼事件のあの頃は先が開けて明るい時代だったが、安倍事件の現今の時代はあらゆる閉塞感に満ちている。(20231015記)



2022/09/30

1646【安倍国葬長屋談議】その生と死への評価が海を隔ててどう異なり何が起きるか

熊五郎:ご隠居、こんちわ、生きてますか、コロにかかってないですか。

ご隠居:おや熊さんいらっしゃい、おあがりよ、うん、コロナの奴が逃げて行ったな。

:コロナが逃げるほどに元気ってことですね、政府も世界中から要人を集めて国葬なんて大宴会やるんだから、もうコロナは終わったらしいですね。

:うん、そうらしいね、先日の日曜日に観光繁華街の中華街を徘徊したら、人出が多すぎて自由に歩けないほどだったよ。

:じゃあ、今日はマスクなしで大声で話しましょう。ところで、暗殺された安倍さんの国葬をどう思いましたか、ご隠居は。

:わたしは知らない人の葬式って興味ないね、もともと葬式でも卒業式でもなんでも儀式を大嫌いなんだよ。

:ほう、葬式も卒業式も入学式もきらいですか。

:そう、やりたい人が勝手にやればいい。ただし、安倍さんの葬式はわたしの税金を使ったからね、そこだけがけしからんよ。やるなら安倍家の費用でやりなさいよ、ケチ。

9月27日国葬会場の内外風景
:安倍家の葬式はとっくに終わり、今回は2回目だそうですよ。

:えっ、わたしが特に大嫌いな葬式を、2回もやるってどうしてなんだよ、あそうか、安倍さんが無念に思ってるから化けて出ないように念入りにやるんだな。

:安倍さんてカルト教団リーダーの身代わりで殺されたのだから、政治家としてはあまりにも脇道での死で、そりゃ無念でしょうね。

:そのカルト教団にとっては殉教者だ、ということでもしかして、カルト教団は身代り地蔵菩薩像の建立をするだろう、信者たちから献金を募ってね。

:あ、安倍さんだから「募集しても募らない」でしょ、わはは、で、その建てる場所はやっぱり奈良の例の遭難道路交差点の中ですかね。

:いや、やはりコーリアの教団本拠だろ、おお、なんだか第2の例の慰安婦少女像だな、これも因縁があるなあ。

:毎年命日には、そこに日本とコーリア両方から信者も安倍信奉者も集って追悼大会すれば、それはそれで今のような海を挟んでのいがみ合いが消えるかもしれませんね。

:そうか、この建立費用で信者はまた献金ノルマで大変だねえ。

:ま、その前に建立賛成反対運動が起きるでしょ、ますます混迷かもよ。そうなると海を隔てて両方の故地に安倍晋三地蔵がそれそれ建つかもなあ。

:そりゃそうだよ、だってあちらはカルト教団リーダーの身代わり聖者として建立だし、こちらはその政治的業績の偉大さを称えての建立だから、その趣旨が根本的に異なる。

:あちらとこちらで同じようなことをする場合はいつも競うから、これは大きさを競争しあう。

:あちらは信者の献金がすぐ集まるけど、こちらは苦戦しそうだ。

:それなら、国葬なみに国費を使えばいいでしょ、でもなあ、国葬よりも安いとしてももっと揉め事になりそうです。まあ、こちらの建立はやめときましょ、岸信介像なんてのもあるかしら。

:与太話も大好きだけど、ちょっと真面目な話もしようか。わたしはTVを見ない、ネットと新聞だけが情報源だけど、ネットにはTV切り取り動画も出てくるから、TV側の情報もそれなりに分かる。ネットで面白いのは、いろいろな識者たちによる論説型論戦番組がいくつも登場してきたことだ。それらのなかで「安倍国葬を考える」と題した9月19日東大国分研主催シンポジウムが実に面白かった。論者の中で特に興味を覚えたのは、片山杜秀さんの「将軍的欲望」論だった。日本歴史における天皇的権威と将軍的権力との壮絶な戦いが終わり、天皇的権威が消えようとするときに将軍的権威の圧倒的な席捲が起きようとし、世間もそれを望んでいる現在至上主義的愛国運動の時代になり、安倍国葬ででむき出しのそれが現れて視覚化し、いまや「ファシズム前夜!」に至ったという結論だった。すごいね、わたしたちはこんな時代に生きてるんだよ、とあの博覧強記の片山は実に文学的に言ってるんだよ。

:怖い話ですねえ、安倍国葬のおかげで、世の動きについてだれもが考えるようになったのが、安倍さんの最大の貢献ですね。

(20220930記)


2022/09/01

1642 【騒乱の夏尽】コロナに降参、暗殺スキャンダル沸騰、核発電所の戦場、まったくロクでもない晩年だ

戦場の核発電所が出現

 今日から9月、数日前から何となく涼しく感じるの記のせいではない。恒例の先月のおさらいをする。

 世界はコロナパンデミックにはいっこうに収まらないのに、ウクライナのプーチン戦争も半年たっても収まらない。そこに日本では安倍元首相暗殺事件から芋づる式に暴露されてきた政界カルト教団つながり事件である。暇な年寄りには日々が刺激的で、ボケがちょっとはストップするので実によろしい。

●コロナに征服された日本

 では、物事は先輩から始めることにして、日本で発祥以来すでに2年と8か月の歴史を持つコロナである。
 このところ暑くて横半都心徘徊をさぼっていたのだが、一昨日に久しぶりに中華街、元町、伊勢佐木町をぶらぶらした。

 もうコロナはどこに行ったのか、街に見えるその影は歩く人々のマスク姿だけである。観光の街の中華街は平日なのに大勢に人出でにぎわっている。外国人観光団体らしい姿はさすがに見えない。

 元町はちょっと気取った町として普通にショッピング客がいる。伊勢佐木町も普通ににぎわっているから、少なくとも昼間の街はコロナ前に戻ってきているらしい。夜はどうなのかは知らない。

 政策としてのコロナ対策は、いったいどうなってるのだろう。コロナ感染者が落ち着いてしまったのではなくて、毎日の感染者発生数は10万人から20万人にもなろうとする日が続いている。堂々と盛んに感染しているのだ。それなのに去年とか一昨年におたおたして、緊急事態だの蔓延防止なんとかなんてやっていたのに、今は政策的規制何にもない。もう、コロナと共存することにしたらしい。いや、コロナに降参したのかもしれない。

 では罹患してもどうってことはないのかといえば、何だか大変な目にあうらしいから、年寄りに逃げるしかないので、せめてマスクでもしておくのだ。罹患してパタッと死ぬのなら歓迎したいのだが、半殺しは勘弁してほしい。

 日本全国都道府県別防疫ランキングは、相変わらずのトップは鳥取県である。7月末時点での鳥取県感染者累計は42736人だったが、8月末時点では54135人で1月に1万人以上増えた。それでもランキング1位だから、他府県はそれ以上に増えたのだ。まったく酷いものだ。


 感染しても、治療してくれる医者が足りなくて、救急車に乗ったまま病院から病院の玄関へとたらいまわしになるらしい。うっかり感染できない。去年なら緊急事態宣言だあなんて騒いでいたのに、今年の静かなことよ、コロナ慣れか,あきらめか。

上の図の半年間で見ると最近の曲線はいくぶんか下がり気味
下の図の全期間で見ると今回の波の高さが異様すぎて不気味

 そういえばこれまではコロナ感染者は全数を数えることにしていたが、もう数えないとか言っているらしい。こうもたくさん感染者が発生すると、数える現場が大変だからやめようとか、数えることができない実情あって意味がないとか、なんだかよく分からない。要するに多すぎて手におえない状況である。なのに規制解除ばかりで、外国観光客も入れるようにするらしい。もう、やけくそである。

 隣国のコーリアと比較すると、日本のそれと似ているようで似ていない。日本の今の波が異様に高いのに、コリアではこの前の波のほうがはるかに高い。隣国だから似ると思ったが違うのか。
全世界の傾向と日本のそれともまた違う形だ。

●政治世界はカルト感染騒動

 ここに来て政治的やけくそ状況が起きている感もある。
 コロナだけで大変なのに、安倍元首相暗殺で大変と思っていたら、暗殺された直接原因が韓国発祥のカルト教団に、安倍さん関わっていたというのである。

 カルト教団被害者が、教団を支援している安倍さんを銃撃したのだと分かってから、カルト教団にかかわっていた政治家が次々と暴露されてきた。自民党が多いのだが、もともとが岸信介と教団教祖の連携による反共右派活動に所以するのだから、根が深い。

安倍晋三の祖父の罪

 右派連中も今は困っているとか、それは韓国発祥の教団はその教義の基本にアンチ日本、つまり日本が植民地化したことへの恨みがあるというのだ。つまり反共産と思って付き合ったら、実は反日本であったというのだから、矛盾していた共感だった。

 教団が政治家の選挙活動無償支援から政界の裏面にはいりこみ、教団の右派保守思想を政治家に植え付けてきたらしい。統一、平和、家庭、女性、教育などの見場の良いキイワードをちりばめた関連団体を作り、地方自治体の政治家にも影響を与えているという。特に家庭教育に関する保守的思想を守ろうとする条例つくりを画策しており、すでにいくつかの県では成功しているという。

 いったいこれはどうなるのだろうか。岸田首相は昨日になってようやく、「自民党としてはカルト教団関係から縁を切る」といった。だが、選挙に弱い政治家は表はともかくとしても、裏では切ることはできないだろうといわれる。右派思想のカルト教団が、日本政界に根深く影響を及ぼしているという、大スキャンダルである。

 だが、30年前に霊感商法で大スキャンダルになったのに、教団の政治的手腕にうまくやられて、その後今日まで表に出なかったという。カルト教団のオーム真理教の陰に隠れて、旨く政治的に立ち回られたらしい。ジャーナリズムも報道に載せなかった。 

岸信介の孫の罪

 教団は名前も変えて旨く隠れた活動だったのが、安倍さんが堂々と顔を出してカルト教団のイベントで賛辞を述べる映像が出回った。それがカルト教団被害者の男の目に留まり、銃撃暗殺に至った。
 暗殺犯は安倍さんの抹殺が目的ではなかったが、結果としてそれ以上の劇的な効果を生んだ。日本からかる教団を追い出せ、関係する政治家をつぶせと、ことはどんどん進む。右も左もあれよあれよの状況である。


 そんな中で火に油を注いだのが、岸田首相の鶴の一声「安倍さんを国葬とし、費用はすべて国費とする」である。安倍さんほど毀誉褒貶の著しい政治家はいないような気がするのだが、あんのじょ毀と貶の人々から国葬反対の声が上がってきて、昨日は国会議事堂前で国葬反対デモが大規模にあった。久々の国会前デモである。

<狂歌>教団と縁深き方の弔いは党葬はまずい国葬にしよう

●戦場になった核発電所の恐怖

 プーチン戦争は相変わらず続いて、まるで日中十五年戦争の様相である。
 状況の新展開は、ウクライナのザポリジャ核発電所を、ロシアが制圧下に置いていることだ。ヨーロッパ最大の核発電所が戦場になってしまった。
 ウクライナロシア双方が互いに相手が攻撃し、核発電所に重大な事故が起きる危険性が現実に起きようとしている。一時は外部電源が切れるという福島なみの事故が起きた。この核発電所はロシアウクライナどちらにもとっても人質である。

 ロシアにとってはかなり冒険的な戦術であろう。もしも核発電の炉心溶融が起きる可能性ある攻撃があったなら、ロシア軍は全滅であるどころか、ロシアの国土にも大影響が出る。もちろん同時にウクライナにも冒険的な戦争にならざるを得ない。かなり大規模は各発電所であるらしいから、またもやウクライナから世界に核毒がばらまかれるだろう。

 核発電所を拠点にする戦術を、これまで当然のことに各国で研究してきただろうが、現実にこうも突然に起きるとは考えていなかったのか。日本でも全国各地にある核発電所をおさえるテロや外敵が蜂起することを考えているのだろうか。今日からIAEA調査団が入ったが、戦場の核発電所はこの後どう進むのか、世界は固唾をのんでいる

戦場となったザポリジャ核発電所

左はウクライナ発表のザポリージャ核発電所事故予想影響範囲、右は同ロシア発表
科学的根拠で作成しているのだろうが、政治的な思惑が込められているような

 おりからの「第10回核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議」では、ロシアの最後までの反対で最終文書が不採択となった。決裂である。核軍縮は先が見えないままにヨロヨロと歩いている。地球はこのままどぶにはまるのか

 そこにもってきて岸田首相が、日本の核発電所の新増設をやりたいなんて言い出したのだから、たまったものではない。ウクライナの現実を見てからそう言うのだ。
 このドタバタ世界の先にやってくる新世界を見てから死のうと、好奇心を奮い起こしていたのだが、待ち受ける新世界はろくなものではないと思えてきた。
 ろくでもない晩年になったものだ。いやだいやだ、ピンピンコロナのお迎えを、今日か明日かと待ち続けるばかりに日々に戻ろう。       (20220901記)

参照:コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録 
   安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4
   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/08/22

1641【安倍晋三暗殺事件】広がる政界の旧統一教会汚染騒動のさなかに首相コロナ感染とは、、

 政界は今、自民党の著名議員たちの統一教会汚染が次々と暴露されている。政府大臣たち、衆議院議長、自民党役員、もうどうしようもない。
 それらの議員の弁解の歯切れ悪さが、さらに汚染度を深めるようになり、格好のニュース種になる。有権者としてまことに困るが、面白いことでもありヒマツブシになる。

 中央政界ばかりでは無くて、じつは地方議会も汚染が多いとのこと。要するに右派保守層に統一教会が選挙応援を通じて浸透しているらしい。
 無償で選挙ボランティアをやってくれるのだから、議員には美味しい人たちだろうが、おいしい食い物には毒があると今頃になって知り慌てる。

 なにしろ反社会的団体が、優しい真面目なボランティアおばさんになってやってくるのだが、このおばさんたちのまじめさの裏にカルトが控えているのは、いったいどう考えればよいのか。
 学生時代のことだが、東海道線の中で日蓮正宗の大石寺参拝のおばさん集団と同席になったことがある。早速に折伏(しゃくぶく)の言は「あの総理大臣のキシさんも参拝されたのですよ、すごいでしょ」と。つまり政治家をとりこんで権威付けをするのであった。なお、これはのちに創価学会と公明党を生んだ宗教であり、今の統一教会も同様である。

 特に地方議会では、統一教会思想による子供と家庭教育に関する条例づくりが、いくつも出ているとのこと。政府の「子ども家庭庁」も、当初の「子ども庁」暗に「家庭」が入ったのは、統一教会教義に保守的な家庭教育の維持が根本にあるらしく、これが影響したとか。
 まったくどうかんがえればよいのか。これほど汚染されるともう汚れではなくてそういう染物になってしまった政党として、これが普通になるという怖さがある。

 統一教会の教義の基本に日本の植民地政策への怨念、つまり日本右派保守層が最も唾棄する思想があると知られて、右翼系の人たちは困り果てているだろう。
 ネトウヨのこの件での発言がパタッと絶えているとのことだし、日本会議系の人々もこれにについて何も発言しないという現象が続く。社会現象として実に面白い。

 暗殺された安倍さんには気の毒だが、片棒担いだのだから非難されてもしかたないし、一方ではその死が政界の膿を出すきかけのなったことを功績としようか。
 そこで妙なことに気が付いたのだが、統一教会の教義の根底に日本の植民地化への怨恨があるとすれば、それは日韓併合の立役者だった伊藤博文にさかのぼらねばならない。

 とすればそれは長州閥の罪に至り、安倍晋三は長州閥の末裔だから、その怨恨がおよぶとすれば、まさにご先祖の犯した罪が後世にたたるという統一教会の教義そのままである。
 う~む、おそろしや、霊の壺を買わねばならなかったのは安倍さんだったか、。いや、安倍さんは壺よりもはるかに大きな貢献をしたはずなのに救われず、伊藤博文を同じ末路になった。

 そんなときに岸田首相が夏休み中にコロナに感染したとのニュース。気の毒だが、これは格好の狂歌の種になる。

狂歌<まあ、よかった?>
アアついに岸田首相もお仲間か いやトーイツじゃなくてコロナ感染

狂歌<困った>
宣言をする人がコロナになっちゃった どうしようかな緊急事態

狂歌<お大事に>
まさかとは思えどまさかトーイツの騒動逃れコロナ感染

 感染率世界一になってしまったコロナだけで大変なのに、トーイツ病まで蔓延してきて、さらに次第にプーチン戦争の影響が及んでくるし、これは生きているのが大変な世の中になったと思ういっぽうで、こうも大きな変化があると、それらが治まった後にはどんな世界が来るのか見届けてから死にたいとも思うようになっている。

 日本のコロナ感染者数累計は、とうとう世界ワースト10になってしまった。隣のコーリアはそのさらに上(下か)を行き、ワースト7になっている。

隣国コーリアは16日まで世界8位が今や7位、日本は後塵を拝して10位に

 飽きていたこの世にもうすこし居てみようかな。(2022/08/22記)

2022/08/18

1640【二重汚染国家】外にはプーチン戦争におびえ内にはコロナとトーイツのダブル汚染を生きる

熊五郎:こんちわ、ご隠居、まだ生きてますね。

ご隠居:おや、熊さん、いらっしゃい、はいよ、まだ生きてるね。

:だんだん世間が騒がしくなってきますね。

:そう、だからあれこれ好奇心が忙しくて、死んでなんかいられない。

:そうか、コロナプーチン戦争安倍暗殺事件ですもんね。

:暗殺事件は日本政治家の宗教右派汚染問題に広がったね。酷いもんだけど、ヒマツブシにはもってこいだね。

●自民党にトーイツ派閥誕生か

:そうそう、このところコロナ汚染の広がりを、統一教会汚染がまねしているみたいに、自民党にトーイツウィルスが蔓延、コロナ並みに蔓延防止ナントカって適用かな。

:岸田第2次内閣の新大臣、新副大臣、新政務官たち、次から次へと統一教会との接点というよりも接線、もっと広い接面のある政治家が暴露されているが、自民党はコロナ並みの緊急事態だろうね。

:でもね、それでおたおたしてる人がいないみたいですよ、平然として同じような言い訳をしている、統一した言い訳をね。あれほどたくさんの汚染者がいるってことは、汚染者がそれなりに数の力を持つから、岸田さんも手を出せないかも。

「黒信号みんなで渡れば怖くない」キシンダ内閣トーイツ見解

:あ、そうか、自民党内に統一教会派という派閥ができてるんだね。そうか、安倍晋三がその派閥の親分だったのか、暗殺されて次の統一派閥親分は誰になるんだろうね。岸田内閣は文字通りキシンダ内閣だねえ。緊急って思うのは庶民だけ、当事者政治家はそれが普通なんだろう。

:軋しみに軋んだ内閣だねえ、なんにしても、コロナウィルスと同じで、統一教会思想に自民党は席捲されてしまい、撲滅どころかトーイツが党の基本方針になるかも、げんに憲法改定自民党案は統一教会の言説に酷似しているらしいですよ、怖いなあ、トーイツ汚染とコロナ汚染でダブル汚染国家になるのですかね。

:それが日本だけじゃなくて、USAでもなんだね。キリスト教福音派という宗教右派が共和党を支えていて、トランプの復活がありうるらしい。

:そうそう、あちらさんもなんだかトーイツ流の奇妙な思想が席捲しているのですね、こりゃあ地球温暖化が人間の脳に何か大きな影響をもたらしているとでも考えないと、つじつまが合いませんねえ、怖いなあ。

●コロナ世界ランキングでトップに躍進

:怖いねえ、そうそう、日本はコロナに席巻されたね、コロナ感染者がじゃんじゃん増えても、政府は今回は何の規制策も出さないから、庶民はもう旅行だって宴会だってやってよいのだと誤解してしまった。

:これじゃあますます感染者は増えるばかり、なんでもその増加する感染者数は世界一、死者数は第2位らしい。このところ世界ランキングから経済やら教育やら学術やら落ち続ける日本だけど、こんなところで挽回ですかい。感染しても病院が満杯で入れない人がどんどん増えてるらしいですよ。

自宅療養するそうだね。ようするに病院に行くよりも前に、医者から見放されるってわけだ。それほども増えてるってことは、実際の感染者数はもっと多くて、もう勘定しきれないってこと、お手上げってことかもねえ、そうだとしたら、怖いねえ、あたしは検査なんてしたことないよ。

:え~っ、ご隠居を怖くなった、なんて言ってるあたしも実は検査したことないですねえ、お互い様ですよ。

感染者数の波の具合が、世界と日本と違うね。日本の今の第7波は、これまでのどれよりも高いけど、世界全体では今の波はそうでもないんだねえ。ま、世界でも感染者数の勘定はかなりいい加減だろうけど、いちおうは傾向はわかる。

:日本の波がちょっと下がり気味でホッとするけど、これって、もしかしたらもう数えることが不可能なほど増えて、現場では勘定をやめた結果かもなあ。日本だけが投げやりだってことじゃないでしょうね。

:何だか心がうそ寒くなるねえ、外は暑いのに。

●止まらないプーチン戦争

:心が寒いといえば、未だにプーチン戦争が止まりませんよ、もう長期戦にするって決めたのですかね。いや、ウクライナの頑張りで、そうさせられているのか。

:ドンパチやっていることはニュースに毎日出るけど、どっちが勝っているのかねえ。でも、どっちが勝てばどうなるのか、さっぱり分からないよ。

:なんでも先日は、例のクリミア半島で大爆発が起きてロシア側に大被害とかで、ウクライナ側の破壊工作というから、正規軍のほかに地下組織軍もいるらしいですね。

:ますますだらだらと続く戦争だねえ、第3次大戦になるからうっかりまわりから直接に手を出せない、イライラしてるのだろうね、ヨーロッパ全部が、、。

:そのイライラが高じて、妙な次のステップが生まれるかもと怖いですね。

:8月は日本も戦争の月だ。わたしの父は日本の十五年戦争に、なんと念入りに3回も兵役についた。うち2度は満州での戦いだよ。その戦争手記が遺品にあったので、わたしはそれをもとに『父の十五年戦争』という戦記を書いて冊子にして、家族や親せきに配布したことがある。それをあらためて読んだら、日本軍の中国大陸侵攻は、今のロシアによるウクライナ侵攻と同じだね。父の手記の中にはロシア軍がウクライナのブチャでやったようなことを示唆する日本軍の暴虐を書いてあった。あの温厚だった父がねえ、と思ったよ。

:へえー、怖いですねえ、戦争になると人が変わる。

:それも含めて、わたしの戦争体験をかいつまんでブログに書いておいたから、読んでおくれ。(20220818記)

参照:まちもり通信サイトより



2022/08/01

1637【コロナ・プーチン・カルト同時戦争】現代3大ウィルス大感染中の地球に生きるのは大変だ

熊五郎:ご隠居、暑いですねえ、どうですいっぱい、はい、ビール。

ご隠居:おや熊さん、いらっしゃい、お前はもしかして、わたしンところに避暑に来てるのかい?

:あ、気が付きましたか、今日もクーラーをオンにして下さいよ。

:ビールのお礼に、ではスイッチオン、今年で2回目冷房だな。

:恒例の月初めは、先月のコロナやらウクライナやらまとめましょ。

:暗殺事件は一昨日話したからもういいね。



●コロナ第7波いよいよ隆盛

:コロナ第7波がものすごい勢いですねえ、これまでの波なんて、さざ波でしたね。

:そう、それなのに奇妙なことに今回は緊急事態だとかマンジュウだとか営業補償だとか騒がないんだね、なんでなんだい。

:なんででしょうねえ、今度の首相は宣言嫌いなのかなあ、それとももう3年もやってりゃ国民も慣れただろうからいいのだ、なんて思ってるとか。

:いや、わたしの考えるところではだな、ほれ、先日暗殺された安倍さんの葬儀を国葬にするって決めただろ、国葬に国費が要るからコロナ対策費をケチってるのだろ。

:ウワ、生きてる人より死人優先ですかい、今どきすごい。でもねえ、9月の国葬までに第7波が治まるのでしょうかね、治まらないと無観客ならぬ無弔問客開催かも。

●日本が世界ランキング1位に躍り出た

:それにしても今回の第7波の高さときたら、前代未聞だね、しかも世界一の増え方らしいよ。

:おや、そうですかい、このところ日本は経済も文化もあれもこれも世界ランキング低落しているけど、ようやく世界一になったものもあるんですねえ。なさけない。

:その増え方ランキング1位が日本で、2位がアメリカ、3位がコーリア、4位がドイツってことらしいから、東西肩を並べている、すごいもんだ。

:ちょっとそれらの感染者カーブを見てみましょうか。

:おお、波形がそれぞれ異なる特徴を持っている、そのわけを知りたいな。中でも日本がいちばん過激な上昇だねえ。

●日本地域別防疫ランキングにも変化

:日本の去年初めからの新規感染者の推移のグラフを見ると、今回の第7波と比べて第1波とか第2波は微々たるもんですが、ものすご大騒ぎしましたよね。

:そうそう、それなのにこの巨大な第7波でも平然としているのは何故かね。

:いやいや、平然とはしてなくて、病院は大勢の患者で逼迫らしいですよ。平然としてるのは中央政府だけみたいですよ。

:日本の各都道府県別の感染や死者の数を見ると、あの防疫先進地鳥取県はランキングではいまだに1位を保ってるけど、もう過ぎ3万人になるね。グラフを見ると感染者数増加率がすごいね。医療法化になるかと心配だね。

:防疫第2位は島根県が頑張ってますよ。人口ランキング20位なのに感染者ランキングが10位の沖縄県も頑張って、いや、大変ですね。


●プーチン戦争とコロナ状況

:あそうだ、プーチンのロシアのコロナはどうだろうかねえ。

:やや、ロシアコロナなんだか落ち着いてますねえ、戦争とコロナは関係ないのかしら。

:う~ん、大感染で戦争どころじゃないってことになるかと期待してたのになあ、じゃあウクライナはどうだい。

:それがねえ、出てこないんですよ、たぶん病院はてんやわんやで、統計とってる暇がないのでしょうね、気の毒に。


:そうか、南部都市争奪攻防戦が続いているニュースが毎日あるからねえ。この5か月ちょっとの長引く戦乱で、どれくらいの人間が双方で死んだのだろうかねえ。

:コロナによる死亡率よりずいぶん高いでしょうね。あ、食料の需給バランスが崩れて、戦ってもいない国で餓死者が大量に出るってことになるかもしれませんよ。

●カルト感染状況

:あ、そうだ、それはそうと、こっちの感染状況も気になるね。

:何です、こっちの感染って。

:ほれ、いまニュースを騒がしている政治家のカルト感染だよ。

カルト濃厚接触者名簿

:あ、統一教会ね、あれは信者が感染者で56万人もいるらしいですよ。政治家はもちろん感染者もいるでしょうが、かなりの数の濃厚接触者がいるようですね。そのトップに安倍晋三さんがいたってことが、暗殺事件の発端となった。

:そうそう、むしろこちらこそが政治緊急事態宣言するべきだね。この濃厚接触者たちも、しっかり自宅療養とか入院隔離とかして、カルトウィルスを除去してほしいね。

:次の選挙までには徹底的に治癒して、選挙でお灸ワクチン接種をさせましょ。

:なんだか急に心配になってきた、政治の世界は宗教右派に操られているような気がする。このキリスト教系統一教会は政権党の自民党右派に食い込み、もう一つの政権党の公明党は仏教の日蓮宗系の創価学会だろ、USA大統領だったトランプの共和党はキリスト教系右派の福音派というのだからね。うわわわ、世界はいつの間にやら右派宗教ウィルスに侵されているのかあ、怖い怖い。。

          (2022/08/01記)

参照:コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録 
   安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4
   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/07/30

1636【安倍晋三暗殺事件4】赤信号みんなで渡れば怖くない統一教会みんなで渡ろう

熊五郎:ご隠居、暑いですねえ、生きてますか、あれっ、冷房にしてないの、まだ?

ご隠居:おや熊さん、いらっしゃい、うん、エアコン点けてないよ。

:そりゃだめだ、すぐ点けて下さいよ、ご隠居が死んでもいいけど、あたしゃ嫌ですよ。死にたくない。点けなきゃすぐ帰るよ。

:そうかい、じゃあ、この夏初めてエアコンスイッチオンだ。どうだこれで。

:ちゃんと動いてますかい?

:うん、去年動いたから大丈夫だろ、何せ20年前に買ったものだからね。

:どうやら涼しくなった、よかった、ところで元気ですかい。

:うん、コロナにも戦争にも殺にも負けずに元気だよ。コロナがあんまり長くて嫌になって、もうおさらばしたいと思っていたら、戦争がやってきた、お、これでしばらくヒマツブシできるぞと思っていら、なんと暗殺事件がやってきて、当分生きてあれこれ見てからおさらばにするかと思い始めてるんだよ。

:う~む、悪いことを餌にして長生きしようってのは、いかがなもんですかね。

:うん、わたしもそう思うよ。

言ふまいと思へどけふの暑さかな
  ついに点けたるエアコンディショナー

:それにしても安倍暗殺事件には驚いた、ご隠居はこれまでこんな事ありましたか。

:そうだね、同時代的に記憶にあるのは社会党委員長の浅沼稲次郎暗殺事だね。大学生の時、床屋で臨時ニュースをTVで見たよ。あの暗殺場面は今回の事件場面の動画とそっくりだね、刃物と鉄砲の違いだけだよ。

:でも犯人が、あれは思想的背景を持った右翼青年、これはただの貧困中年ということで、大いに差がありますね。

:わたしもはじめはそう思っていたけど、あれから20日ほどでいろいろ情報が出てきて、そうとも言えない気がしてきたんだよ。

:どうしてですか。安倍さんが肩入れした統一教会って詐欺団体なんでしょ、思想なんかじゃなくて。わたしは今回初めて知ったけど、ご隠居は昔から知ってましたか。

:あの霊感商法とか集団結婚式なんて日本とコリアをまたぐ奇天烈な事件で、何だか奇妙な宗教を語る団体として、大きな話題になったもんだよ、あれは70年代だったかしら。

:なんでも1950年代には日本に入ってきて、岸信介とか大物右翼とかと結んで、反共運動団体を立ち上げたのが、日本での始まりのようですね。知ってましたか。

:知らなかったよ、芸能的話題だったもんなあ。その岸信介から孫の安倍晋三まで、そしてそれにつながる政治家たちまでも、統一教会に侵されていて、そこから右派政治家の思想が構築されたらしいけど、なんともすごいね。これって大陰謀論として語られるだろうね。

:そんなことが暴露されて大問題になっているのは、まさに安倍暗殺事件によることですね。暗殺犯が貧困原因となった統一教会憎し、それを支援する安倍憎しで起こした事件の効果は、暗殺犯が狙ったよりもはるかに大きな効果を上げていますね。

赤信号みんなで渡れば怖くない 統一教会みんなで渡ろう
公明党創価学会自民党統一教会なにがおかしい

:そうそう、暗殺犯の思想はどちらかといえば右寄りだったらしいから、意外な効果を生んだというべきかな。ということはだね、今回も単純な恨み殺人じゃなくて、社会的背景があったってことだよ。

:なるほど、暗殺された安倍さんの右翼思想が撃たれたってことになったんですね、犯人はそう思わなくても。

:そして今、政治家たちと反社会的集団の統一教会のつながりが、つぎつぎと暴露されて来た、主に自民党の人たちってのが不気味だね。しかもその当事者たちが否定するのじゃなくて、それの何が悪いか分らぬと無知で居直るとか、そんな団体とは知らなかったとバカのふりするとかなんだもんね。あんないい大人がねえ。

:そうそう、統一教会が唱える保守的思想と、自民党保守派の唱える政策があまりにも符合してるってことは、統一教会がそれなりの作戦をもって、自民党に時間をかけて食い込んで教育したのでしょうね、その成果がいまぞくぞく暴露されてる。

:暴露でもあるけど、実は前から分かっていたんだね、だから映像や文書が次々登場する、ジャーナリズムが怠慢だったんだ。しかも統一教会のその活動の根っこには、日韓併合植民地政策に関する積年の恨みの報復だというのだから、本当だとしたら根が深いね。

:それは国家的怨恨を利用して個人的思想と欲望を絡めて、戦前からの積年の恨みを日本からの金銭収奪と政治家の思想的感化に転換した統一教会の長年のカルト戦略は、暗殺犯の家庭崩壊と貧窮の少年時からの積年の恨みを安倍暗殺へと転換した長年にわたる戦略とは、実はよく似ているとも言えますよね。

:う~む、統一教会の動機行動と暗殺犯のそれがよく似ているというのは、鋭いねえ。そんなこと言ってる識者はいるかしら、いないねえ、うんうん、そうだね。

:そうでなくても日韓関係が最悪と言われる今どき、こういうことが暴露されるとどうなるんでしょうね。

:考えようによっては、日本庶民信者たちはけっこう贖罪してる感もあるね、集団結婚といい、巨額寄付といい、言われるままにやってるし、政治家たちも思想信条を知らぬ間に乗っ取られているんだものねえ。大成功の敵討ちだったろうね、どっちも。

:う~ん、どっちもってところが怖いなあ、日本の信者たちからの寄付というか寄進が毎月何十億円も、コリアの統一教会の本体の財団に送られて、それが活動資金になっているというのですからねえ。その金のために暗殺犯は貧窮してこの犯行に至った、なんともドロドロ怨念世界、隠某論にはもってこいですよ。

:そうだ、もう一つ暗殺事件を思い出した、現職のUSA大統領J.F.ケネディだよ、太平洋横断の中継TV放送開設の日だったから、それが一番のニュースで飛び込んできて大騒ぎだったな。いつだたかなあ。

:ネットで見たら1963年11月、浅沼暗殺の2年後、暗殺時代だったんですね。

:そうそう、その暗殺犯人がまた暗殺されたものねえ、さらにJFKの弟のロバートもその5年後に暗殺されたんだった。

:ひやー、すごいなあ。暗殺犯を暗殺して証言させないのですかねえ、あ、安倍暗殺犯も暗殺されるかもしれないですね。

:そうだよ、殺さなくても余計なこと喋らせないように、病気だったことにするなんてことあるかもよ。裁判が簡単に終わるからね。

:今回のように暗殺動機の重要な位置を占める政治家と統一教会の深い関係について、世に深く知られないようにするには、公判がおおいにじゃまでしょうね。何かが起きるかもしれないって、映画みたいですねえ。怖い時代が来た。

第5波でオリンピックは無観客 第7波では無弔問客

:さてその安倍さんを国葬にするそうだよ、葬式費用に全額国費を充てるというから、日本は景気がいいのだねえ。物価は上がるし年金は減るし、なのになあ。

:9月の末とからしいけど、それまでにコロナ第7波が治まるのでしょうかねえ。

:前政権の時の第5波オリパラやったから、この政権では対抗して第7波国葬だろ。

:あはは、そうか、じゃあやっぱり電通に丸投げするのかなあ、喪服はAOKIで、アベノマスク着用とかね。あ、無弔問客でしょうね、ここはやっぱり。

香典をいただくことにして、税金投入をできるだけ少なくしてほしいもんだね。

:香典なら、統一教会とか創価学会とか生長の家とか立正佼成会とか日本会議とか幸福の科学とかから、それぞれ10億円以上もって来るでしょ、たぶん、何とかなるでしょ。

:ワハハ、そうかい、そうかい、それにしても第7波到来というのに、岸田さんは国葬準備に忙しくて、コロナまで手が回らないらしいね。

:そうらしい、医療崩壊間近といわれていても、地方自治体で良きに計らえ、感染したら家で寝てろってことのようです。

:昨日だったか、ついに一日感染者数は世界ランキングでトップに立ったらしいよ、すごいなあ、こうなるとコロナに感染しないわたしとか熊さんは、立派な非国民だよ。

:さてさて非国民は、これからは平和とか家庭とか世界とか統一とかって言葉には眉に唾つけて対応しなくっちゃね、まずはこども家庭庁に、ですね。

                  (2022/07/30記)

参照:安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4

   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/07/14

1632 【安倍晋三暗殺事件3】誤解殺人で犬死か政治テロで栄誉死か国葬は暗殺犯の思う壺かも

 なんとまあ、惨殺された安倍晋三氏を、国葬に付するそうだ。

岸田文雄首相は14日の記者会見で、参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相を追悼するため、今秋に「国葬」を行うと表明した。戦後、首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相の死去時にしか営まれたことがなく、安倍氏は2例目となる。閣議で実施を決定する。(NHKWEBニュース20220714/20:35)

 これで明白になった。安倍氏の死は、国家がその葬儀を司るほどの、大いなる政治的テロの犠牲であった、栄誉の死であったと、少なくとも政府はそう判断したからこそ、国葬にするのであろう。

 安倍晋三氏の死は、狂気の中年男の誤解殺人の犠牲となった犬死ではなかったのだ。つまり、ある特定宗教による家庭破壊を、その宗教団体を安倍氏が支援したことによると勘違いして怨恨を抱いた中年男の狂気の行動に、安倍晋三氏が巻き込まれて殺された、ということではなかったのだ。

 政治的テロの犠牲者となると、その暗殺に至る原因究明が徹底的になされなけrばならない。安倍氏の政治的言説や言動のなかでも、事件に直接関係すると暗殺犯人が供述するところの、統一教会と安倍氏との関係である。

 実は、安倍晋三氏と統一教会との関係の深いことは、彼の祖父の岸信介氏の時代に始まっているのだ。その因縁の深いことは、ネット上に過去の映像や画像あるいは言説が、無数に登場している。常識として私もいくぶんか知っていた。

 統一教会はずいぶん前に犯罪や奇矯で新聞沙汰になったが、数年前には統一教会系系団体の会議に、安倍さんがトランプとともにビデオメッセージを寄せたことが、その映像とともにスキャンダルニュースになった。
 あるいは統一教会系の出版社がが出す情宣活動の雑誌の表紙に、安倍晋三氏の大きな写真が飾ってもいる。

 つまり暗殺が政治的テロとするのならば、これらの安倍氏の言動は政治的なつながりがある行為であったことになる。どうも安倍氏には気の毒な用か気もするが、国葬にするほどの事件ならば、そういうことだろう。

 さらにまた有田芳生氏や多くのジャーナリスト弁護士たちが、出版物等でこれまでも公にしてきた、政治家と統一教会の関係についても、公判の場に持ち出されることにならざるを得ないだろう。

 となると、これから関係政治家たちの言い逃れれや裏工作が横行するだろう。すでに起きつつあることがネット社会には出ている。ある政治家は、「講演したことがあるが、知らなかった」とtwitterにつぶやいている。

 一番怖くてありうると危惧するのは、暗殺犯の口封じである。彼の身柄が今の検察からいずれ司法へと移って言うだろうが、その間に彼に物言わせないような何かが起きると思うのは、私だけではなかろう。劇画ならゴルゴ13の登場である。

 なにしろ安倍晋三氏が偉大な死を迎えたという神話に仕立てるのは、これを政治テロにしないと話が成り立たない。だが政治問題にしたくないなら、勘違い殺人に仕立て上げ、安倍氏には犬死してもらうしかない。

 さてこの栄誉死と犬死の間で、政府は、政治家は、あるいは社会はどこれから動くのか、誠に興味深いことである。
 それにしてももったいない気がする。安倍晋三氏を国葬とするとは、彼の右翼思想を称える国家になってしまった、そんな気がしてならない。国葬とはいくら税金を投入するのだろうか。統一教会や生長の家や創価学会や日本会議から多額の香典が来るだろうから、それをここに入れると投じた税金以上になるという計算か。

  国葬とすれば、その生と死を国家としてたたえるのだから、その暗殺にも意義を与えざるを得ないことになる。これはとりもなおさず暗殺犯にとっては、まことに都合がよいことになる。暗殺犯が目的とした統一教会への恨みは、国家によって認知されることになる。すでに社会の関心はそちらに傾きつつあり、国家もそれに加担して、今や暗殺犯の思い通り、いやそれ以上になりつつある。

(2022/07/14記)

参照:安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4

   伊達の眼鏡まちもり瓢論




2022/07/13

1631【安倍晋三暗殺事件2】どうやら政治的テロになる気配あり心配な暗殺犯の保護

  1630【安倍晋三氏暗殺事件1】からつづく

 この暗殺事件事件が、次第に政治テロの様相を帯びつつある。
 安倍晋三氏が「特定の宗教団体」への怨恨を持つ男に勘違いで殺されたという筋書きは、大きく変わりそうだ。

左は統一教会関係団体への安倍晋三氏のビデオメッセージの一場面
右は安倍晋三氏暗殺現場で矢印下に見えるマスク男が暗殺犯人

 特定の宗教団体が「統一教会」であると、朝日新聞が書いたのは7月12日の朝刊である。その他の主要メディアもこの日かららしい。
 実のところはネット社会では9日からその名が流布していたのだから、大手メディアだけ報じないこと自体が何かおかしいとのコメントがたくさんネットに流れていきた。そして安倍晋三氏と統一教会の関係する情報がどんどんとネットに流れるようになった。

 それらのかつての報道のコピーが次々と出てくると、私もいくつかは記憶にあることだった。もちろんいずれも不愉快な事件であった。
 それらは安倍晋三氏やら自民党やら野党も含めて政治と統一教会のなんとも言えない汚らしいような怖いような関係である。

 となると、マスメディアが宗教団体の名を報道しないのは、何か政治的な裏があるからではないかとのコメントが次々とネットに流れる。どこかからの圧力下、あるいは報道側の誰かへの忖度かと。
 それに対抗するように12日に、当の統一教会の認本の幹部が記者会見して、暗殺犯の母親との関係は潔白なることを述べるという珍しいことも起きた。ネット時代はそれが公開されていつでもだれもが見ることができる。

 それに対抗するように、12日には統一教会による被害者を救済する弁護団の記者会見があった。これもネットに公開されている。統一教会の記者会見発言は嘘であるという。
 暗殺犯の家庭が献金で破綻したことが動機とのことだが、そのような宗教団体に親がのめり込んで、子や孫や親せきが被害を受ける事件が、実は世の中に多いことを知った。
 そして政治家と統一教会の深い付き合いの闇もわかった。多くの弁護士が登場して多くの記者の前で話したのだから、こちらは本当のことだろう。

 ここまで知ると、どうやら単純に暗殺犯の勘違い恨みで安倍晋三氏が殺されたと思うのは、早計な感がしてきた。マスメディアが統一教会との報道を控えたのも、政治の側からの圧力下、あるいは政治家への忖度によるものだろかと、思わせるのである。

 今後の裁判において、安倍晋三と統一教会との親密な関係が公開され、政治家たちとの関係も公になるとすれば、個人的恨みの犯行は政治的怨恨へと転換するだろう。そうすれば関係政治家が暴露される不都合が生じるだろう。ならば今、何らからの圧力が報道界に及ぼされるのはありうるだろう。

安倍晋三氏が表紙を何度も飾った統一教会系出版社発行の雑誌

 そればかりか、政界に根強くはびこっている「特定の宗教団体」は統一教会のほかに私が思いつくだけでも、創価学会と公明党、生長の家、幸福実現党がある。特に公明党は政権党であるだけに、今回の暗殺事件で安倍晋三氏と統一教会の親密な関係が公判等にあぶりだされると、都合のわるいことになるだろう。
 これに関しては有田芳生氏のこの話が実に興味深い。
  https://www.youtube.com/watch?v=UgWax1jLy6E

 ここで気になるのは、暗殺犯が裁判になる前に暗殺される恐れがあることだ。口封じ、裁判封じである。ケネディ暗殺犯が暗殺されたことを記憶しているが、世の中にはそのような事件は多くありうるだろう。
 今回の事件に関しては、暗殺現場警備上の欠陥があったと警察庁長官でさえも示唆しているが、同様に暗殺犯保護に欠陥があったとする事件発生がありうるかも知れない。

 さて、安倍晋三氏を政治的テロの犠牲者として、ある種の英雄扱いして死んでもらうのがよいと思う人々が一方にいるだろう。これは政治的ないろいろな軋轢生み出すだろう。
 また一方では、個人的勘違い怨恨による犠牲者として、いわば犬死してもらうほうが良いと思う人たちもいるだろう。これなら政治方面へのとばっちりは少なくて済むだろう。

 この二つの間で、いろいろな人たちのいろいろな思惑が行き交い、どのように今後展開するのかどのように収束するのか、社会的に興味深いことだ。
 わたしとしては勘違い殺人事件として安倍晋三氏には、その言動からして犬死してほしい。いっぽうでは政界と右翼オカルト宗教団体の関係を断ち切る裁判になって、暗殺犯がそうは思わなかった政治テロ化を期待する。
 なんだか肝心の暗殺犯が置き去りにされそうな世相である。(202220713記)

参照:安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4

   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/07/10

1630【安倍晋三暗殺事件1】どうやら政治的テロではなさそうだが気になる右つながり

  安倍晋三氏が暗殺された。奈良の大和西大寺駅前の街頭で選挙応援演説中に、背後から近づいた中年男の銃撃を受けて死亡した。7月8日の昼間のことである。

安倍晋三暗殺犯と自作銃砲

 殺された人物が人物だけに、すわ政治テロかと思った。わたしがこれまで(7月10日20時)に、ネットと朝日新聞とNHKFMラジオニュースから得てきた各種情報(わたしはTVを見ない)で、この段階で思いつくいちゃもんを書いておくことにする。

 その銃撃犯は奈良市内に住む40歳の男で、母親が統一教会なる宗教に入れ込んで、財産をつぎ込み破産となり家庭も崩壊して困窮した。その宗教団体に恨みを持って幹部殺害を企てていたが警備が厳しく不可能と知りあきらめた。安倍晋三氏がその宗教団体と深い関係にあることを知り、彼の暗殺をしたということらしい。

 つまり、安倍晋三氏の政治信条棟には直接的には無関係とのことで、個人的怨恨のとばっちりで安倍氏は殺されたのだ。政治テロではないのであった。浅沼稲次郎暗殺とは違う。
 銃撃が日常茶飯事のUSAとちがって、銃規制の厳しい日本で銃撃が可能だったのは、その銃が手製であったということ。それにしも公衆の面前で選挙演説中という状況で、よくもまあ近寄って撃つことができたものだ、警備に穴があったのだろうか。

 このニュースのマスメディアの扱いで、ちょっとお妙なことがある。
 そのひとつに事件の動機とも思われる犯人が恨む宗教団体の名前である。事件の次の日9日朝刊には「特定の宗教団体」とあるが、その固有名詞を書いていない。
 その日のわたしのネット徘徊でもいろいろな人が、どのマスメディアも「特定の宗教団体」がどこか言わないがなぜか、との疑問が登場していた。もしかして「創価学会」かなと一時は思った。

 10日の朝日新聞朝刊にもない。その名が「統一教会」であるとの情報が私にわかったのは、ツイッターの誰かの書き込みである。なるほどそうかと思った。統一教会には安倍晋三氏が先ごろその会議だったかに、ビデオメッセージを送ったことがニュースにあった。
 マスメディアはこの団体名を知っていたのに報道しなかったのか、それとも捜査当局から知らされなかったのだろうか。

 だが報道関係者は犯人の住まいの近所への聞き込みで家庭事情が分かったらしく、破産とかの事情まで書いていれば、当然にその原因たる宗教団体名をも聞いているに違いない。
 何らかの事情で報道しなかったのだろうが、どのマスメディアも一様に隠したのは、その裏に何があったのかといぶかしく思う。

 統一教会と分かれば、何か困ることがあるのだろうか。もしかして統一教会が岸信介以来の自民党支援団体であることを隠したかったのか。何だかきな臭い。
 今日は夕刊が無いが明日の朝刊は選挙で塗りつぶされるだろうから、果たして統一教会が安倍晋三暗殺事件のキイとしてマスメディアに登場するだろうか。

 もうひとつのおかしなことは、人間は特に非業の死であると、それまでの毀誉褒貶が一変して毀と貶が消えて、誉と褒ばかりの偉大な人となるコメントが横行することである。
 死者をを鞭打つなという日本的美風が世の中にはあるが、特に安倍晋三氏のような人の場合にそれでよいのか。

 マスメディアからコメント求められた多くの識者たちが、政治テロで暗殺されたと思い込んだらしく、民主主義への挑戦などと大仰な言説と、死者への哀悼のついでにその業績称揚をのべるのだった。そのように報じるマスメディアの一方的傾きに違和感がある。

 政治テロかと思ったら、実は貧困生活困窮者の破れかぶれ勘違い殺人だったのだから、殺されたほうは救われない。あの右翼宗教団体とかかわったことが犯人側の暗殺動機らしいから、無理に広く考えると政治テロであるかもしれないが、どうも本質からは大きく外れる。
 右翼言動の権化だった安倍晋三氏から見れば、犯人の器量に大いに不足があるだろうと、それを気の毒に思う。浅沼稲次郎の場合とは被害者も加害者も格が違うのだ。

 今考えてみると、安倍晋三氏は首相として何か目覚ましい業績があっただろうか。モリカケサクラなんてしょうもないドジ事件ばかり出てくる。
 しょうもなくない重大な業績はただひとつ、これまでの憲法解釈を大逆転して、戦争ができるようにしたことである。このあまりにも困った業績こそが、安倍晋三氏の政治信条に沿う仕事だった。
 首相であった安倍晋三氏も棺を蓋いて事定まるだろうが、その事定めるための評価を、その死に方の非業さによって、早とちりして目を曇らせてはならない。

 また、統一教会が隣国コリアを拠点とすることをもって、隣国を非難する風潮が起きることが心配である。えてしてそのように言う輩がネットに出現する。
 あるいは、統一教会と日本の右寄り勢力との関係に関して、これからどんな報道が出てくるのか、これは心配というより楽しみである。もっとも、そのような報道自体が出てこないような状況が起きるかもしれないと、むしろそちらが心配である。

 でも、本当に犯人は個人家庭的的動機だったのだろうか、もしかして犯人は政治的動機と言っているのにそうは発表させないとか、、まさかね、疑い深く生きる世の中を嫌になってきた。
 最後に一言、これがプーチン暗殺事件なら、世界が喜んだか、いやいや、う~ん。

   (20220710記)

20220711追記)今朝の朝日新聞にも、統一教会の名は登場していない。

参照:安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4

   伊達の眼鏡まちもり瓢論