2020/01/31

1440【フェイクバカ2020年1月狐乱夢】寿町、ゴーン、渋谷、震災、入試、バウハウス、コロナV、津波、バカ総理

1月3日【初徘徊は寿町】
 2020新年初徘徊は、その名もめでたい寿町、46年も続く越年炊き出し、そして直ぐ近くの元町と中華街の超賑わい、豊かな日本列島正月風景。

伊達の眼鏡ブログ新記事:横浜関外関内ヨタヨタブラブラ初徘徊

https://datey.blogspot.com/2020/01/1437.html

1月5日【トランプがイラン高官暗殺】
 キリスト教会で殺人を自慢する大統領!、それを神の福音と聞いてか祝福支持する福音派教徒たち!、日本でも中国で似たことやって暴支膺懲なんて日中戦争に、、コワいなあ。



1月5日【元ニッサン会長ゴーン氏日本脱走】
 Ghosn Has Gone  Ghosn With The Wind!


1月9日【渋谷駅ゴチャゴチャ再開発】
 東京の渋谷駅の電車乗換巨大立体迷路、もう何年も行くたびに変化して、よくまあ作るものだとホトホト感心。
 この正月から地下鉄銀座線渋谷駅が、百貨店ビルの中から明治通りの上空に移転、「スクランブルスクエア」なる新築ビルが立体乗り換え通路に整備されたとか。これで立体迷路もついに解消かと思ったら、ますます迷路性充実で混雑混乱ゴッチャゴチャ度は増すばかり。
 ところがこの立体迷路開発者はよく分っていて、新ビル名「Scramble Square」、日本語だと「ゴッチャゴチャの自乗」。
 うまいネーミングだなあ「ゴチャゴチャ×ゴチャゴチャ」とはねえ、そう、建築デザインはゴッチャゴチャ、歩行者動線もゴッチャゴチャだもんね。


1月10日【怪しいハイテク:PC】
今月からWIN7の面倒見をもう止めるぞ、新品PCを買えと、真っ黒粗太から脅迫が来た。アコギなIT屋である。
 フン、それならうちの机上でVUやったろうぜ。で、うちのPC君はなんと開始から約6時間半もかけて、7から10へと3段飛び昇級試験に、見事に合格したのである。
 思えば、わたしが使ったPCのOS歴をたどると、1988年のMacintoshから始めて、windows95、98、ME、CE、XP、7、10とやってきたことになる。まったくよく買い替えさせられたものよ。コンチクショウメ!
●伊達の眼鏡新記事:うちのPCWIN7が3段飛級試験合格WIN10に
https://datey.blogspot.com/2020/01/1438.html


1月11日【渋谷毒虫デザイン再開発】
まだ行ってないけど、無気味で怖くて行く気がしないなあ、毒虫デザイン




1月17日【阪神淡路大震災四半世紀】
今日は1月17日、阪神淡路大震災からもう四半世紀か、3月になってようやく訪れることができた神戸、歩いて歩いて歩いて、その光景を凝視し記録し続けた。写真はその時の数枚。その後も何回も訪れたが、何も支援できず。
 それから9年半後2004年秋に中越大震災発生、今度はNPO仲間と継続的に訪れて、被災山村でささやかながら復興手伝いをした。
 そして2011年春、東日本大震災ではなすすべもなく、ネパールに逃げたが、その4年後ネパール大震災、もう逃げる先はあの世しかない。



1月19日1月【入試落ちた】
 今日の新聞はいやに厚い、見れば共通の大学入試問題が何ページにもわたって載っている、関係ないから無駄、新聞代がもったいない、でも、せっかくだから1問くらいはやってみるか、暇つぶしに。
 で、原民喜をとり上げた国語問題をやって、解答と比べて、ありゃそうなの~?、う~ん、こりゃ落第だ、や~めたっ。
 でもなあ、なんでそれが正解なんだろ、わからん、??、問題作った人の考えを聞いてみたい。

1月22日【バウハウス100年】
 近所の映画館で、「バウハウス100年映画祭」シリーズのC「、『ファグス ― グロピウスと近代建築の胎動』」を見た。https://trenova.jp/bauhaus/ 
 『ミース・オン・シーン』では、実物を見てないが、映画で見たバルセロナパヴィリオンはすごい。これまで実物を観たミースの作品は、シーグラムビル、ベルリン国立美術館・新ギャラリー、IITクラウンホール。
 対する『ファグス ― グロピウスと近代建築の胎動』のファグス工場は、時代相を考えないで観ると駄作だね。まあバウハウス校舎もそうだけど。
 そういえば、私はグロピウスの孫弟子になるのだな、それにしてはグロピウス作品については、ニューヨークでパンナムビルを遠望したくらいなものだから、孫弟子は取り消し。作品がもともと少ないし、建築家よりも教育者だものね。
 「「バウハウス 原形と神話」では、戦間期に大きく輝いたこのバウハウスというアート運動にも、実はナチス協力の陰影もあったらしいことが、、。
・伊達の眼鏡ブログ記事:【バウハウス100年映画祭】ミースとグロピウスそして山口文象たち世代の戦争責任は
https://datey.blogspot.com/2020/01/1439.html


1月24日【新型コロナヴィールス武漢三鎮攻略作戦】
 中国の武漢がいま総攻撃を受けているそうだ。攻撃しているのは新型兵器を持つコロナウィルス軍。
 武漢攻撃と聞けばすぐ連想するは、あの有名な「武漢三鎮攻略作戦」、あの時は日本軍から総攻撃を受けたよなあ、
 え、知らない?、そうかなあ、まあ、昔々の1938年のことだからなあ、もっとも私だって直接は知らないよ、日中戦争を少し勉強したから知っているけどね、このあたりから日中泥沼戦争に入っていった。その泥沼の中に若妻と赤ん坊を残して入っていった父もいた。
 そして今、武漢市は都市封鎖作戦で防御戦中とか、どうか頑張ってください。あの時は陥落はしたけれど、結局は最後は追い出したのですから。

1月25日【確率ってこういうことかしら?】
 今後30年のうちに高さ3mの津波が、海岸に押し寄せる確率が26パーセントって、どういう意味ですか?
 確率ほぼ4分の1というのだから、4年に1回は3m以上の津波が来るってことか?、これまでそんなに津波来てないよな、南海虎が急に心変わりしたのか、けっこう怖いなあ。

1月25日【地域再生は選挙で:河合某議員に自民党が1.5億円交付】
 いいなあ広島の人たちは~、去年の春夏たった4か月間に、ドサッと1億5千万円+千五百万円も、自民党から地域に投資があったんだあ、選挙で広島は活性化したんだろうなあ~。
 それにしても選挙って、そんなに投資するんだから、当然のことに儲かるんですね、だったら地域再生政策として、毎年国会議員選挙をやりましょう~。
 次はぜひ、うちのあたりでどなたか、自民党から立候補して、短期に2億でも3億でも、地元にお金落としてくださいな。

1月29日【内閣総理大臣の資質】
 衆院予算委員会でこんなやり取りをしたと、動画がネットに流れていて、見れば確かにこう言っている。
 宮本議員「幅広く募集をしているということは、いつからご存じだったんですか」
 安倍首相「私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったものです」
 可笑しいなア、国会ってそういうところなんだあ、。
 こういうやり取りは、どこまで本気なのだろうか。 安倍さんが本当に「募る」と「募集」とは違う意味だと思っていたので、バカと嗤われるとは全く思うことなく、堂々とこう回答したのだろうか。
 それとも、嗤われると知りながら委員会の質疑応答時間を浪費して野党の追及を逃れる戦術で、わざとバカを装ったのか。
 どっちにしても、一国の宰相が急性もしくは若年性認知症でないことを願うばかり、もちろん真正バカでないことも。

1月29日【新型コロナヴィールス肺炎流行と老人】
 ただいま世の中は、新型コロナヴィールスによる新型風邪が大流行開始の危機にあり、用もないのに出歩くと犯罪扱いの模様、さて、ずっとうちで寝てるのは楽でいいけど、年寄りは足腰が弱って、そのまま寝たきり老人になる虞れ十分、ここは、いっそのこと出かけて積極的に感染、コロリと逝けば楽なのにと思えど、死亡率は中途半端だしなあ、うちにいても困る、出かけても困る、どうしたもんだかねえ。

2020/01/22

1439【バウハウス100年映画祭】ミースとグロピウスそして山口文象たち世代の戦争責任は

●『バウハウス100年映画祭』
 めったに映画館に行くことはない。わたしはTVを見ないから、映画ってものはうちの中でPCで見る。映画館やTVと違って、中座するときは一時停止すればよいし、眠くなったら止めてしまい、後で続きから見ればよい。
 それでも年に2、3回は映画館に行く。それがこの1月中に寒いのにわざわざ近所の映画館に、もう2回も行ってしまった。今年はあとは一度も行かないで済むかも、。

 見た映画は、「バウハウス100年映画祭」として合計6作品を下記4つのプログラム構成で上映しているうちのAとCである。
A「バウハウス 原形と神話」
B「バウハウス・スピリット」「バウハウスノ女性たち」
C「ミース・オン・シーン」「ファグス グロピウスと近代建築の胎動」
D「マックス・ビル 絶対的な視点」

●バルセロナ・パヴィリオン
 最初にCプログラムを見た。『ミース・オン・シーン』は、ミース・ファン・デル・ローエの設計になるバルセロナ・パヴィリオンの復元事業を中心に据えて、かかわった来た人たちへのインタビューと、新旧の映像で構成咲いている。
 わたしはこの名作を実際に見てはいない。これまで実物を観たミースの作品は、シーグラムビル、ベルリン国立美術館・新ギャラリー、IITクラウンホールであり、いずれもガラスと鉄の分りやすい空間である。
(映画予告編からコピー)
あの有名なバルセロナ・パヴィリオンは、ベルリンのギャラリーと同じようなものと思っていたのだが、かなり異なるもので驚いた。
 これは建築空間の構成そのものを見せる作品であり、しかもガラスと石によるのだ。石目模様の色彩豊かな大理石が重要な役割を占めている。単に透明な空間ではなくて、その変幻自在な空間の展開を楽しませてくれる。
 多彩な登場人物の語りで、この建築の歴史、空間の構成、力学的構造など、なかなか興味深い映画であった。そうか、安藤忠雄はこれをまねしていろいろと展開しているのだな。

●ファグス靴工場
 「ファグス グロピウスと近代建築の胎動」のほうは、ファグス靴工場である。これも私は実物を見ていないいし、そもそもグロピウスの作品は、ニューヨークでパンナムビルを遠望したことがあるだけだ。この人の作品は少ないが、教育者としては素晴らしい。
 バウハウス創始者のグロピウスのバウハウス以前の作品であり、その後の近代建築への最初のステップを見せる作品として紹介している。
 この工場は今も現役工場として靴を作っているのが素晴らしい。工場の労働環境の改善という目的と、建築デザインを商品宣伝の目的にするという、いかにも近代産業社会到来への対応としての出自を、しっかりと見せてくれるのが面白い。

 現代の建築生産の目から見ると、平凡というか下手くそな感もあるが、1911年という時代相から見るとこの明快さが、時代を突き抜けているのだろう。
 それは1926年デッサウバウハウス校舎についても同じように言える。とにかく近代建築史の視点で観ないと、この映画はわからないだろう。そこがミースのバルセロナパヴィリオン(1929年)とは大いに違う。
 グロピウスのファグスとデッサウを下敷きにしてみると、ミースはグロピウスよりもはるかにデザインの名手とわかるだろう。

●バウハウスの人々
 次に見たのがA「バウハウス 原形と神話」で、これはバウハウスの創立からその運営、影響、そして終焉までを、多くの卒業者たちに語らせるものである。
 盛りだくさんに詰め込んで消化不良気味だが、かかわった人々の熱のようなものが伝わってくる。昔は建築史フリークアだったわたしだが、読み漁った近代建築史上の登場人物の名前が次々に出てくるのを懐かしく聞く。

 オスカー・シュレンマーが出て思い出したが、もう20年以上も前だったか、東京のどこかのイベントホールで、シュレンマーの舞台作品を見たことがある。
 ロボットのような姿のダンサーが行進のようなダンスを、どこかの劇団だったかが演じた。ほう、これがあのシュレンマーのダンスかと、興味深かったが、あれは何だったんだろう。

●バウハウスの影響
 バウハウスの活動が、世界の各地各界にもたらした影響は大きい。
 バウハウスのモダン住宅の例として、ドイツのジードルングらしきものも少し出たが、イスラエルのテルアビブ住宅地が詳しくとり上げれれていて、知らなかったがそれなりに興味深い。

 日本にはどうだったのかは何も出てこなかった。4人の日本人留学生のことも出ない。グロピウスの弟子になった山口文象のことも出ない。
 仲田定之助が訪れて日本に初めて紹介したのが1925年で、山口文象は仲田と親交があったから、当然にグロピウスのことを聞いたであろう。山口文象がグロピウス事務所で働いたのは1931年から11か月ほどだが、ただし山口が渡欧したバウハウス校長をやめていた。

●ナチスとバウハウス
 こうやって1時間以上もぶっ続けで観せられると眠くなってしまう。最近はPCで短時間しか動画を続けて見ないからだろう。それがハッと目を覚まさせられたのは、バウハウスとナチスの話になった時だった。

 例の有名なフォトコラージュも出てきて、ナチスがバウハウスを弾圧した話になった。バウハウスはナチスに強制的に閉鎖されたのではなく、実はミースが路線をナチスと対立しないように左翼系たちを放校し、閉鎖も自発的に行い、それなりの補償も受けたという。ハンネス・マイヤーの後を引き受けたミースは、なかなかの政治家でもあったようだ。

 そして、バウハウスの学生たちにもナチス親衛隊がいたとか、のちに強制収容所の設計をした者がいたとか、一時はグロピウスさえもナチ宣伝出版物にかかわっていたとか、初めて聞く話になりすっかり目が覚めた。
 ただし、その話題はあまり長くはなかったし、どうもまだ明確にし難いこともあるらしい口ぶりが、語る研究者から聞こえた。さすがにナチに対して厳しいドイツの映画であると思ったが、映画はそのあたりで終わった。バウハウスの戦争責任についてはどうなのだろうか。

●日本の建築家と戦争責任
 となると自然に日本の場合はどうなのだと思う。晩年の山口文象が建築家の戦争協力に厳しい言葉を述べていたのを思いだした。
 有名な話は建築家・内田祥三の戦争協力についての糾弾である。今の話題の国立競技場で1943年に、学徒出陣を送り出した時の東京帝国大学総長であったからである。山口は何度か講演会でしゃべっていた。

 山口文象は戦争加担は一切しなかったと語っているが、細かく見ればそうとも言い切れない。山口文象自身の戦争責任をどう考えるか。
 戦争関連の仕事でなくては建築家は食えなかった戦時中、山口の仕事も全国各地の軍需工場の工員宿舎の設計がほとんどであった。山口に言わせると、工員の生活環境を良くするために設計をしたのであり、戦争協力ではないというのだ。
 だが弟子の小町和義さんが語るように、軍需工場の設計もわずかではあるがやっているし、工員宿舎だって軍需工場の一部だから、まったく戦争非協力というには無理があるだろう。

●ベルリンを出るグロピウスと山口文象
 これはバウハウスと直接関係ないが、関連して気になるので書いておく。
 ウィキペディアのグロピウスの記事に、「バウハウス閉鎖後、事務所にいた山口文象とともにドイツを脱出、自身は1934年イギリスに亡命する。」とある。
 だが、山口文象がベルリンを出て帰国したのは1932年であり、イギリスに立ち寄ってはいないことは、山口文象自身が書いた当時の日記手帳によって明確である。
 グロピウスがベルリンを出てイギリスに渡ったのは1934年であることは、山口の評伝を編むときに問い合わせに答えたイーゼ・グロピウス夫人の手紙にその記述がある。

 wikiのこの誤った記述の原因は、晩年になっての山口の話で、1932年にベルリンを出発して日本に帰国の旅に出るとき、ナチスの手を逃れて脱出するグロピウスとともにイギリスに渡ったと、佐々木宏さんに語ったのが公刊されているが、その山口の座談によってwiki執筆者が書いたのだろう。
 わたしはこれまでも著書やネットでこの齟齬矛盾を指摘しているが、もう山口文象よりも長生きしたから、生き残り末席弟子としてはっきり言っておこう、それは虚言であると。なぜそれを言ったのかわからないが、老残のなせる業と思いたい。

 山口文象は晩年には座談の記録をいくつも残しているが、佐々木宏さんも指摘しているように、間違いというよりも虚言としか思えない発言も諸所にある。
 今やわたしも老残の日々だからひとごとではない。バウハウスの話が妙なことに及んだものだ。

2020/01/10

1438【怪しいハイテク】うちのPCWIN7が3段飛び級試験合格してWIN10にヴァージョンアップ

 PC屋というかIT屋というのは因業な商売をするもんだ。せっかく買ったPCに慣れてきたころになると、その上のクラスのOSの入ったやつを売り出して、それに買い替えろと宣伝してくる。
 そのうち更に、その古いPCのOSのメンテナンスサービスをもうやめることにした、そのまま使うと危険だから、絶対に買い替えろと、脅迫してくる。
 あくどい商売だ。
 
 真っ黒粗太なるIT屋からその脅迫が私のところにもやってきた。
 うちのPCはWIN7だが、この1月15日からもう面倒見ないぞ、WIN10に取り換えろ、それの入ったPCを替えろと言うのだ。
 そんあところに携帯電話機屋からも同じような脅迫が来て、更にまたプリンタももうすぐ壊れるぞと脅迫してきている。なんだよ~、これは、持ち主のボロさに対応するのかい。
 で、このWIN7機を買ってから7年半、この期間はPCには長いのか短いのか。これまで一度の故障もなく、まだまだ普通に使っているのに、もう買い替えるのかと、貧乏人には負担が大きい。

 ところが買い替えなくても、ネット上でWIN7からWIN10にヴァージョンアップする方法があるらしい。それならタダでできるからありがたい。
 で、ネットを探したら、そのためのサイトがあったのだが、読んでもよくわからない、やってよいのかどうか、壊れるかもしれない。若いときなら面白がっただろうが、年寄りになった今は手に、いや頭に余る。
 私には、こういう時の伝家の宝刀があるのだ。IT方面専門家の息子である。頼んだらやってくれた。正月の親へのお年玉としてありがたくいただく。にはビールいっぱいとお菓子のお土産だけ。

 Jがヴァージョンアップ作業に取り掛かったのは14時半ころ、それからPCが作業を自主的に延々と次々とやって、画面は真っ青になって点線の輪がグルグルグルグル、こちらはただただ待つばかり。は18時前に帰っていった。
 20時40分ころになってようやく、WIN10の初期画面が登場したのだった。最後のあたりでいろいろと人間臭い表示が出るのが面白い。
開始5時間、延々黙々と何かやっている

開始6時間、「すべてお任せください」とは??
待ちきれずにクリックすると止めるぞっ、てか

準備って何の準備かしら?

ほお、予想した時間があったんだあ、それより遅れてる弁解か

開始から6時間半、ついに初期画面になった!!
ということで、うちのPC君はなんとまあ開始から約6時間半もかけて、7から10へと3段飛び級試験に見事に合格したのである。

 その結果で今、これを書くことができているのだが、なにしろつい先ほどの合格だから、これからあれこれやっていると、一部不合格とか、変なことが起きるかもしれない。
 現に「バックアップファイルない」とか、「ウィルスセキュリティは使えなくなります」とか表示が出る。WIN10には効かないアプリを入れているかもしれない。
 困ればに電話で教えてもらおう。迷惑だろうが、こちらはボケ防止によろしい。

 思えば、わたしが使ったPCのOS歴をたどると、1988年のMacintoshが最初、そしてwindows95、98、ME、CE、XP、7、10と、まったくよく買い替えさせられたものよ。
 PCに触る前は、ワードプロセッサー専用機を1980年ころから使い、ポケコンであそんでいた。インタネットへの接続は、最初はワープロ通信をやっていて、そのうちにパソコン通信へ、そしてウェブサイト「まちもり通信」を始めたのは2000年末のことであった。

 これでまたしばらくは安心してPC生活ができる。よありがとう。

(20200113追記)
 WIN10になって今日で4日目、あれこれとWIN7時代に取り込んだアプリケーションを試しているが、今のところ動かなくなったものはない。7と10は相性が良いらしい。
 どうしてもだめアプリが一つ、「ウィルスセキュリティ」というアンチウィルスアプリである。早速このメーカーのソースネクストから、画面に警告が来た。
 「これはWIN7用だからもうすぐ停止してしまうぞ、そのままにしていると危険だぞ、1518円出せばWIN10にヴァジョンアップしてやる、面倒な作業は一切不要だ」、という。
 なんだか脅迫の感もあって愉快ではないが、安いし、自分で作業しなくてよいのは助かるから、購入した。ただし、代金をネット上でカード支払作業が面倒だったのは、めったにネットで買い物しないからである。
 真っ黒粗太の一方的なやり方のせいで、あれやこれや余計な作業と1518円の出費をさせられた。

2020/01/03

1437横浜関外関内ヨタヨタブラブラ初徘徊

 暮から正月にかけて、なにもせずに雑煮を食って寝ていたら、脚が弱ってきたので散歩と言う徘徊に出かけた。
 正月だからとて初詣をする習慣がないのは、わたしが神仏を全く信用していないからである。

 徘徊だからどこをさまよってもよいのだが、初徘徊らしく横浜ドヤ街の寿町に向った。そう、名がメデタイから初詣がわりになるだろうというのである。
 実は去年の初徘徊も寿町だったから、初詣に相当するわたしの正月の習慣になったかもしれない。う~む、ドヤ街徘徊が正月の習慣とはねえ、、。
寿町のメインストリートは静かな住宅街
部屋は3畳間だけど最先端設備

3か月に一回くらいは寿町徘徊もしているが、簡易宿泊所の街だと言ってもほとんどの宿泊者は事実上の住民となっている普通の生活街だから、正月とて特に変わりはない静かな街の風景で、人通りは少ないがあちこちに日向ぼっこする人がいる。
 でも、いつもとちょっと違う風景に出会った。町の中心部にある児童公園に、青テントの仮建物が建っているのだ。
 そうか、越年の炊き出しなどの特別のイベントをやっているようだ。支援団体などが、平素もここで週1回の炊き出しをしているが、年末年始は12月30日から1月5日までやるようだ。
寿児童公園は越年炊き出しの拠点化

越年闘争スケジュール

2019年度寿冬まつり寄付者名簿には簡易宿泊所名が並ぶ

 炊き出しだけではなくて、年末年始だけの各種の支援活動もやっているようで、「第46次 寿越冬スケジュール」を記載した貼り紙がある。第46次とあるからには、もうこれまで46年間も続いているのだろうか。
 頭が下がる思いであると同時に、46年前と比べると豊かになったはずなのに、多くの貧困者がここに吹き寄せられている現実に、困惑するばかりである。

 公園の斜め向かいに大きな空地が出現していいて、地面に建物を撤去した基礎が見えている。ここは2棟の簡易宿泊所が建っていたから、建て替えるのだろうか。
 去年、いくつかの簡宿の建て替えで高層化した建物があったが、ここにも高層ドヤが建つのだろうか。
新空き地出現(左の青テントが児童公園)
毎週毎年の炊き出しがつづくように、ドヤ住民は次第に増えていて、今後も需要があるから、建替え高層化があるのだろう。数の需要もあるが、入居者の高齢化に対応するために建物のバリアフリー化という、質的な需要もある。

 去年の暮れごろにUR住宅ビルの撤去工事をしていたが、いまは仮囲いの大きな空き地となっていた。さてここには何ができるのだろうか。
 便利な横浜都心の一角だから、オフィス需要はあるだろう。だが、共同住宅となると寿町ドヤ街の中という立地イメージが、市場を難しくするだろう。
UR住宅跡の空き地はなにが建つのかまだ分らない
その近くにも3年前からの空き地があるのだが、一向に何かが建つ気配がないままである。
3年前からの空き地
寿町を通り抜けたすぐ先には、横浜の商業中心の元町と中華街がある。
 ついでにそちらにも徘徊の足を向けたが、こちらは静かな寿町から一転して、大勢の人出となった。
元町商店街
とくに中華街では、中心部の通りは満員電車さながら、車の入る道は大渋滞、あまりの賑わいに逃げ出した。
 逃げ出した先は山下公園、ここも大勢の人出だが、そこは繁華街とはちがって、あの広さが救ってくれる。
山下公園から大桟橋方面を見る
ということで、脚を鍛える3時間ほどの横浜関外関内ヨタヨタブラブラ初徘徊であった。

2020/01/01

1436【フェイクバカ12月孤乱夢】流行語、怪しいハイテク、空き家、常陸坊海尊、渋谷ヘタクソ、箱根紅葉狩、紅白歌合戦


12月4日 伊達の眼鏡ブログ:新語流行語大賞の言葉 
 毎年のこの大賞の言葉のわたしの認知度を調べるのだけど、いつも半分くらいした知らないが、その原因はテレビを見ないせいと分っているから、ぜんぜん驚かない。流行からどんどん遅れるけど、それがどうした?
 伊達の眼鏡ブログ記事

12月5日 横浜ご近所探検
生きても空き家
死んでも空き家

生きても過密
 死んでも過密


12月8日 東京風景
永田町の赤坂プリンスホテル向かいの角地に、大きな木の下に小さな古い木造住宅があった。あの超一等地にどんな人が住んでるのか、前を通るたびに気になっていたが、いつの頃からか空き家状態になった。いまや空き家は珍しくないが、この場所での空き家はなかなかにスゴイ風景だった。ところが2019年12月6日、通りかかったところ、すっかり壊されて、大木も切り倒されていた。なにかビルが建つのだろうが、残念なようなホッとしたような、いや、まあ、何の関係も無いけどね。
2016年5月と2019年12月の写真をどうぞ。

12月9日 怪しいハイテク
プリンターって値段がオカシイ。3年前に6500円で買った同じ機種が、新品で最安値28710円である。え、値下がりじゃなくて値上がりなの?、どうなってんの?
 使っているプリンターが、「廃インクタンクが満杯になったので修理に出せ」との表示、修理代金を調べると11000円だとある。それなら同じ機種を6500円で買おうと、ネット検索したら4倍に値上がりなのだ。
 実はこれを買う前にも同じ現象になったプリンターがあり、その時は急いで印刷することがあり、修理時間がないので買ってきたのである。
 だから今、わたしは「廃インク満杯」プリンターを2台も持っている、トホホ、どうしようかなあ。

12月10日渋谷駅ヘタクソデザイン
 建築家と言うものは、このような複雑な空間でも、スマートに解決して納めて見せるのが腕前であるはずだがなあ、どうなってんだろ、このデザインした建築家は誰だろうか、あのヘタクソ建築家Kマさんだって、もうちょっと上手にやるだろうになあ。デタラメに行き交う部材を眺めて、しばらく楽しんだ。
 大変化中の渋谷駅って、総じて建築はたいしたことないようだが、土木は面白そうだ。これまでは地上を敬遠していたが、これからはちょくちょく地上に出て乗り換え、ちょっと探検もよいなあ、と思った。

伊達の眼鏡ブログ新記事
https://datey.blogspot.com/2019/12/1430.html

12月17日 箱根紅葉狩
久しぶりに箱根に紅葉狩り、ついでに山口文象作品の健在も確認、1936年稼働開始の「東電早川取水堰」と「山崎発電所」は現役の土木遺産。正月行事の箱根駅伝でTVに毎年ちらり登場。なお、山崎発電所はこの地下に本体の発電所があり、地上部は変電設備があるようだ。







12月20日 怪しいハイテク:あれもこれも命尽きる
 プリンター、携帯電話機、PCと次々に取り替えろとのサインが来る。使う本人を取り換えるのがいちばんの早道かもなあ。

●伊達の眼鏡ブログ新記事掲載

12月21日 横浜北仲あたり風景変容
いやはや、この5~6年で空の見え方が、こんなにも大きく変ったもんだあ~




12月23日 【言葉の酔時記:あんか】
 歳とると身体発熱量が減少して寝具が冷える。そうだ、安価な「あんか」を買うか。
 ヨドバシだったかビックだったかの電器店にて、可愛らしい店員に聞く。
「あんかはどこにありますか」
「はい?、なんでしょうか」
「あんかですけど」
「ここは暖房器具売場ですけど、」
「だから、あんかですが、え、 ご存じない?」
「はい」
「ほら、これくらい小さくて平べったくて蒲団に入れて暖かくするの」
「え~と、こたつはここに、ストーブはあちらですけど」
「ありゃ、ストーブを蒲団にいれるかなあ、困ったな」
「聞いてきますのでお待ちください」
(電器屋が知らないとは、今じゃあカタカナでエレクトロホットペットとか言うのか、いや、あんかは絶滅したか、いや、あんかは方言なのか、不安になってきた)
「ありました、この電気あんかですね」
「だからあんかでショ、ほらここにあんかと書いてある、ご存じなかった?、面白いなあ」
「はい」
 なんだかホッとした。でも思ったほど安価じゃなかったので買わず。
(2019/12/28追記)文字通り安価なあんかを見つけた。今夜から温かいぞ、それにしても生れて初めてのあんか、オレも歳とったものだ。

12月24日 伊達の眼鏡ブログ:常陸坊海尊劇評
 神奈川芸術劇場(KAAT)にて、現代演劇「常陸坊海尊」を観た(2019年12月6日)。秋元松代作、長塚圭史演出、白石加代子主演。
 能楽をちょくちょく観るほかは、舞台劇を観るのはオペラと歌舞伎がごくたまにあるくらいで、とくに現代劇というか新劇の舞台を見ることはめったにない。
 それなのに観たのは、いつだったか昔にこの演劇の評判を高く聴いていた記憶、そして趣味の能楽鑑賞の延長上で観ようと思ったからである。
能楽鑑賞の眼で演劇常陸坊海尊を見る


12月27日 言葉の酔時記・今年のトレンド
 それにしてもトレンド大賞の「平成最後の日」って、そんなに評判になったのかい?、世の中なにも変らず単に元号が変っただけじゃん、世間はいったい何に乗せられてるんだろうか。そのカラ騒ぎがあったらしいことを知っていても、その関連ニュースに全く興味なかった。
 その改元の話題に関連して、今年の5月に親しい仲間内の会誌に書いた、言いたい放題エッセイの一部を載せておく。
伊達の眼鏡ブログ新記事:

12月30日オリンピックバカ騒ぎ悪口納め
新国立競技場がようやく完成したらしい。あのバカ騒ぎは何だったのか、懐かしさを感じて、年の瀬の悪口雑言イチャモン納め。
【伊達の眼鏡ブログ新掲載記事】

12月31日紅白歌合戦とは懐かしや

 TVを全く見ないが今も「紅白歌合戦」とは懐かしい。むかしTVを観てた頃もこの番組を見たことはないが、いったいつごろ始ったなかなあ、男女を「紅白」と分けるのも、「歌合戦」と言うのも、今じゃあ死語にちかくて、ここだけで生きているのかもしれない、いまじゃあ男か女か判別することさえも難しい時代なのよくやってるなあ、あ、もしかしてもう男女に分けずに混合して、単に赤白組み分けかもなあ。
【伊達の眼鏡ブログ新記事】

12月31日大晦日の来客
大掃除しているフリで机まわりを整理、油蝉のミイラを窓辺のプリンタの陰に発見、摘みあげればハラハラと翅が解かれる、夏の日の広い空を翔んで林に消えればいいのに、こんな空中陋屋の器械に身を潜めて逝くとは、お前はもしかしてこのオレか。