政府は2019年5月1日に改元をするにあたって、国民生活に影響が大きいので新元号発表を早期に行うべきとして、本日のスカ感冒長官の汽車会見で、「西暦」とすると発表した。
政府は、新元号の「西暦」を「セイリャク」と読むこと、その元年を2019とカウントすること、今後は改元を一切行わないこと等を定めるのに必要な法整備を図るとしている。
これにより、和暦元号と西暦を併記するときは、次のようになる。
2018年(平成30年)
2019年(西暦2019年)
2020年(西暦2020年)
2021年(西暦2021年)
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3001年(西暦3001年)
とするので、和暦と西暦の間の実用上の混乱問題は解消する。スカ感冒長官は「まったくモンダイない」と繰り返し強調した。
改元について政府は、元号委員会(委員長・伝統文化大学の板本義大夫名誉教授(種子学))に諮問して、本年4月1日に「西暦」とするとの答申を受けていたが、特別秘密情報に指定していたものをこのほど解除した。
板本委員長の話。「これまで日本では和暦と西暦が混在しているために、種々の混乱を招いている現状から、元号和暦廃止論が多く、その一方では伝統を重んずる立場から維持論も強いので、おおいに悩んだが、どちらの意向も満足する名案が、「西暦」という元号である。「暦」がつく元号は、日本史上で13回も使われているので、伝統を重んじていることは確かである」
板本さんによれば、これまでに暦の字を使った元号は、延暦(782-806)、天暦(947-957)、正暦(990-995)、長暦(1037-1040)、治暦(1065-1069)、承暦(1077-1081)、元暦(1184-1185)、建暦(1211-1213)、文暦(1234-1235)、嘉暦(1326-1329)、康暦(1379-1381)、宝暦(1751-1764)、明暦(1655-1658)であり、康暦と明暦は暦をレキと読み、そのほかはリャクと読むそうである。
野党の立件民主党の枝葉雪男さんの話。「政府が急に発表したのは、このところの林友学園事件、家計学園事件、公文書秘匿および偽造事件、あるいは南北米階段で蚊に食われて国際的地位低下などで、政権支持率が低下するものだから、新たな話題をでっちあげることで国民の目をそらそうとして、無理に繰り上げて公表したのだろう。改元によるおめでた騒ぎ中に解散に持ち込む「改元解散」を目論んでいるとすれば、まさにセイリャクであり、王室の政治的利用の憲法違反、断固反対、即刻撤回すべき」
保守論客の桜田あし子さん(65)の話。「このようなご都合主義の新元号は、王室を侮辱するものであり、即刻撤回しなさい。今後このようなことが起きないように、元号も西暦も撤廃してしまって、和暦としては神武歴のみ使うようにするべきだ」(*神武歴では西暦2020年は紀元2680年)
横浜市に住む無職の町森散人さん(88)の話。
「廃止が一番よいのだけど、まあ、これで和暦と西暦の間の換算計算しなくて済むので、暗算の苦手な年寄りや子どもは助かります。ネパールを見習って王制廃止すれば問題はいっきょに解決するのになあ」
ネパールから来た観光客のサンタバ・シェルパさん(35)の話。「あれ、日本にはまだ王様がいるのですか。元号も面白いけど、この際、ネパールのビクラム歴に合せてくれればよいのに、でも、西暦と57年しか違わないので、今よりももっと混乱しますね」(*ビクラム歴では西暦2020年は2077年)
●参照元号関連駄文:1309【終活余談】あきひとさんの終活でちょうどよい機会だから日ごろ面倒な「元号」をもうやめてちょうだいな
https://datey.blogspot.jp/2017/12/1309.html
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