2018/12/30

1376【ふるさと納税=地元脱税】「ふるさと納税」という脱税には「ふるさと納税・税」をかけよ!

熊五郎:ご隠居、寒いですねえ。
ご隠居:おや熊さん、いらっしゃい、そりゃ冬だもの寒いのは当たり前、いまごろ暑いねなんていうやつはいないよ。
:ケッ、かわいくないね、単なる挨拶ですよ。新聞眺めて不機嫌そうですね。
:そうだよ、あたしの住んでる横浜では去年2億円も脱税があったと書いてある。

:そりゃまた大きな金額ですねえ、どこの金持ちです?
:うんそれがね、「ふるさと納税」ってインチキ制度を使った大勢の市民らしい。
:それって、自分の住んでない自治体に納税すると、肉とか旅行とか電気製品とかお礼の品が来るってやつでしょ。違法脱税じゃないでしょ。
:でもねえ、ふるさと納税なんてそんな税制はない、法的には実は寄付だから納税って詐称だよ。それをやったら住んでる自治体への納税が減額されるってんだから、実態は買い物脱税制度なんだね。
:あ、それが横浜市での減額分が102億円もになっちゃったてことですね。
:そうなんだよ、住んでる市の財政に102億円もの損をしょわせて、返礼品ほしさと地元脱税したくて寄付する金持ち市民って、まったく憎らしいね。
:102億円あったら、いろいろな施策ができるでしょうにねえ。住んでる町に損害与えてよそから買い物するって、なんともミミッチイ金持ちどもですねえ。
:こうなりゃ「ふるさと納税・税」を作ってはどうかね。ふるさと納税寄付をした奴らから徴収するって、あたらしい条例をつくる運動をしようかね。
:ハハ、脱税分の金額を市税とする「法定外目的税」ですね。
:そうだよ、買い物脱税する奴らには、税金で返礼だあ!
:ホントはご隠居もそうやって脱税したいけど、ふるさと納税って寄付するカネがないってことですね。
:そう思っても言わないもんだよ、バカヤロ。

2018/12/23

1375・カリフォルニアの旧友が朝日歌壇に登場

今日の朝日新聞の歌壇に、山岳部旧友のアメリカ歌人登場

   アメリカに帰化せし後の訪日は身は「行く」なれど心は「帰る」
              (アメリカ)大竹 博

一首の中に「訪日」、「行く」、「帰る」と、
3度も太平洋を渡る言葉が登場するのだけど、
これってつまり2対1でアメリカの勝ちだね。
でも、上の句で「訪日」と言い切りながらも、
下の句で「行く身」と「帰る心」の狭間に揺れる。
アメリカ人となって半世紀くらいだろうか、
それほど長い歳月がありながらなお揺れるとはねえ。

このまえの入選は8月だった。
https://datey.blogspot.com/2018/08/1156.html

2018/12/22

1374【都市政策】懲りずに何度も失敗する中心市街地活性化事業はなにか根本で間違っているような

おやッ、このニュースって、昔に何度も見たような気がする。そう思って調べたら、「中心市街地活性化」ってのは、やり始めた最初から失敗ばかりしているのである。今回もまたかよって思う。

 「大店法」なるものを外圧で廃止して、新しく「大店立地法」と「中心市街地活性化法」を作ったのが1998年だったが、商業政策としてちっとも中心市街地は活性化しなかったどころか、衰退が進んだ。
 それまでにも商業政策は、商店街近代化事業、地域商業近代化計画、コミュニティマート、商業集積法など、次々と繰り出しては、次々と失敗ばかり積み重ねていた。
 なんだかバカみたいな税金投資だった。ただし、商業コンサルタントだけは、あれこれとレポート書いて収入源になっていたようだ。

 失敗続きだったので、2008年に「中心市街地活性化法」を改正して、商業政策一辺倒から都市政策もわずかに取り入れた。
 だが、これもうまくいっていないのが、今日の新聞である。2006年から16年までに各地の141市の活性化計画に、国費8700億円投入したが(このほかに関連して自治体が投入した税金もあるだろう)、会計検査院の検査では実績がはかばかしくないらしい。

 こんなに同じようなことを何回もやって、同じようにうまくいかないってのは、何かが根本的に間違っているのような気がする。間違っても又やるっていったい何だろうか。
 わたしは中活法ができた当初から、この手の施策にイチャモンをつけて広言していたから、仕事でまったくお呼びがなかった。
 そのケチをつける要点は、中心市街地活性化と言いながら、実は商店街活性化であるのがおかしいのである。人口が減って住む人がいなくなるのに、なにが商店街活性化かとおもうのだ。「中心生活街活性化」であるべきだろう。

 高齢社会に対応して、中心市街地への公的投資によるアフォーダブル住宅を設けることが重要と、わたしは言ってきているのだが、見向きもされない。
 コンパクトタウンへと都市政策は舵を切りつつあるが、では住宅政策もコンパクト居住へと政策を転換するかと言えば、相も変らぬ経済政策の新築持ち家優先住宅政策から転換できていない。
 それで中心市街地活性化なんて、チャンチャラオカシイ。
 もうこんなことを前世紀の終わりころから言っているわたしは前世紀の遺物であるらしい。
https://sites.google.com/…/machimorig0/tyusin-sigaiti-mondai

2018/12/19

1373【B級横浜ガイド:寿町の繁栄】貧困で超高齢化する日本の縮図のようなこのドヤ街は縮図どころが拡大しているような

熊五郎:ご隠居、お元気ですね、寒いのに顔色がいいや。
ご隠居:おお、熊さん、おはいりよ、うん、今、徘徊から戻ってきたところだよ。
:健康のために歩いてるんですね、徘徊ってのは目的もなく歩くことでしょ、ご隠居は健康って目的があるから徘徊じゃないでしょ。
:いやいや徘徊だよ、健康のために歩いてるんじゃないよ、徘徊してたらなりたくもない健康になっちまうってんで、大きなお世話で困るんだな。
:ケッ、かわいげがないね、ま、いいでしょ。今日はどこらあたりを徘徊ですかい。
:うん、寿町ドヤ街だよ。
寿町ドヤ街風景
:ご隠居はよくゆきますねえ、好きなんですかい。
:いや、好きってもんでもないけど、何だか気になるんだね、だって貧困層が増えて超高齢化した日本の縮図の街だもんねえ。それに有名な観光地の港方面や山手など見ても、たいして面白くもないし、そちらはSNSに書き込む人がわんさといるからね。
:あ、そうですね。都市デザインのお手本ですって自慢したりしてね。その寿町って調べたらね、6ヘクタールに6000人も住む超過密の街で、その高齢化率は51パーセント、9割が男、生活保護受給者率がなんと86パーセントだし、身障者も多いそうですね。
寿町ドヤビル分布状況
:おお、よく知ってるね、えらい。
:へへへ、実はご隠居がつくったB級横浜ガイドブックを読んだら、書いてあった。
:なんだ、でも勉強してるからえらい。今日も歩いてみて、やっぱりこの街は規模拡大しているね。
:へええ、どこの街も空洞化とか人口減少とか商売衰退とか言ってるのに、寿町は繁盛ですか。
:繁盛というか、ドヤ街を構成するドヤビル、つまり簡易宿所が増えてきてるんだね。老朽化した中層ドヤビルを壊して高層ドヤビルに建て直すのをあちこちでやってるね。
新ドヤビルは新春営業開始

こんなモダンデザインドヤビルも
旧ドヤビルが撤去されたので新ドヤ建設か


:つまり需要が増えているってこと、ますます貧乏老人たちがここに集まって来てるんですね。そんなに安い宿ですかねえ。
:新ドヤビルの客引き看板に1泊1700円と書いてあるのを読んでいたら、この街の住民だという中年男がそばにきてこれに300円とか500円とか水道光熱費を要求されるって教えてくれた。
近代設備が整うドヤ

一泊1700円かと思ったら小さな字で
「管理費等諸経費として別途500円を頂きます」
:おお、親切な人、今日泊るところがなくて困っている仲間と思われたのですね。
:どうもそうらしい、この人の今いるドヤの環境やら隣人の愚痴なども聞かされたよ。
:よかったですね、今後の人生の参考になったでしょ。
:う~ん、まあね。でも本当に安いのかねえ、街の中に貸間のビルもあって、6畳で月66000円と表示してあったから、特にドヤが安いってのでもないね。まあ、宿賃のその日払いができるってことが、貧乏人向きなのかねえ。
:ところで、高齢者や障害者が多いのなら、福祉関係施設はどうなんですかね。
:横浜市の立派な福祉施設を集めたビルがあるし、介護施設やデイサービス施設もあちこちにあるな。
:じゃあ、ドヤもバリアフリーでしょうかねえ。
:古いものは5階建てでもエレベータはないけど、新ドヤビルにはあるね。介護部屋ありって看板もあるな。そうそう、新しいドヤビルは「引き戸部屋率95%」と宣伝文句に書いてあるけど、これは車いす対応だろうね。

:う~む、高齢社会の貧困者対応が進んでいますねえ。先進ビジネスですかねえ。
:簡宿専門の管理会社の宣伝ポスターも見たから、この貧困ビジネスは繁盛しているらしいねえ。

:さて、このような街が繁盛するって、これは良いことなのか、困ることなのか、はてさてわからん。
:でもまあ、このような安宿があるのは、うちに入れてもらえないことが起きても、とりあえずは泊るところがあるから安心で、よいことだよなあ。

2018/12/08

1372【鳩舎第三号2018】八重子先生!65年前の宿題を提出します

熊五郎:こんちわ、ご隠居、おや、ご機嫌良さそうですね。
ご隠居:うん、さっきね、中学校時代の先生から電話あったんだよ。
:ってことは、もう相当にいい歳のお方でショ。
:うん、90歳を12月8日に迎えるって女性だよ。はやく言えば卒寿のおばあさんだね、でも、声が若かったなあ、話してうるちに昔の中学校の先生に、また叱られてるみたいになって、いやもう懐かしい懐かしい。

:ほう、それでご機嫌なんですか。ご隠居の中学校って言えば、いつのことです?
:アジア太平洋戦争が終わって占領軍の下、1947年から戦後新教育制度が始ったね。その時に生まれたばかりの新制中学校だったね。
:おや、一応は戦前じゃないのか、で、いつです。
:入学は1950年だったね、狭い敷地に急造の木造ペラペラ校舎で体育館も講堂もない、運動場は三角で狭い、隣の鉄道線路の騒音で授業中断、なにしろ教室が間に合わなくて、1年生のときは小学校に間借りしていたよ。

:それじゃあ卒業した気にならないでしょ。まだ戦後のドサクサ時代ですね。
:校舎ばかりか教師もひどかったね、リタイアやら戦地復員の元教師やらの戦前教育の古手ばかり集めるんだが、それでも足りないと仮の教員免許を出すんだよ。
:おやおや、かき集めたり、速成の先生ですか。
:戦中は英語はなかったから教師もいなかった。だから大学に入る前の浪人の若者が仮免許で英語教師だったな。古手英語教師もF発音がヘンなので、「ヘフ」ってあだ名がついたな。

:おやおや。中学生でも教師をちゃんと見てますからね。そんな先生ばかりじゃも困るでしょ。
:2年生になって校舎もできて、戦後高等教育をうけたやる気のある若い教師たちが入ってきたな。そこにはいい先生がいたんだ。電話で話したのはそのひとりだよ。その先生をみんなが慕ったし、卒業後も慕っていまでも一緒に旅行したり、押し掛けたりする教え子グループがあるよ。わたしは卒業後に1度会っただけだけど、手紙のやり取りは年に1回くらいはやってるね。
:へ~、卒寿先生に傘寿生徒かあ、すごいジジババだなあ。

:電話を貰ったのはね、わたしたち同期の教え子たちで、中学時代の宿題を先生に提出したからなんだよ。どうだ、65年ぶりの宿題提出だよ!、すごいだろ。
:うわ、卒業して65年ですか、そりゃなんです? 
:今年は、その八重子先生が卒寿、わたしたち教え子は傘寿となり、両方の長生き記念になにか書いて文集を出そうとなり、『鳩舎・第三号2018卒寿傘寿記念号』のタイトルの記念誌をつくったんだよ。まあ、誌上同期会だね。

:ハハン、例のご隠居の本づくり趣味が役に立ちましたね、というか、本づくり趣味をやりたくて記念誌を作る企画を立てたんでしょ。
:おや、見破られたか。でもまあ趣味が役に立ったよ。第三号というのは、在校中に同名の文集を二号まで発行していたからなんだよ。第三号を卒業後に発行すると言っていたんだね、だから卒業65年後の宿題提出となったんだよ。

:おお、いい話ですねえ、先生の卒寿を祝って、みんな張り切ってお祝いを書きましたか?
:書いたねえ、同期生は1クラス50人余で5クラスあったから、全部で250人余いたらしいね。原稿書くのは10人もいればいいだろうと思っていたら24人も書いて、文集は112ページの厚さになったよ。ほらこれだよ。
:おお、けっこう立派な本ですねえ、本物みたいに見える。ご隠居の手づくりには見えないね。
:おや、褒めてるのかい、ありがとう。
:ぱらぱらとめくると、ほほう、中身は多種多様ですね。先生のへのお祝いとお礼、中学時代の思い出、卒業後の人生軌跡、趣味の芸事披露などなど、おや、尺八
の師匠かしら演奏会のDVDもついてますね。

:わたしの趣味の芸事は、この文集の「本づくり」だよ、原稿集めは同期仲間にやって貰ったが、その編集、装幀、印刷、製本を担当、書斎の机上でPC、プリンタ、紙、カッター、糊、テープなどを駆使しての紙工作をやったね。
:この数日、表に出てこないと思ってたら、これを作ってたんですね。疲れたでしょうね。
:いや、趣味をやってるんだから疲れないよ。

:こんなにちゃんとできて満足でしょ。
:うん、先生からの電話は、これを送ったお礼だったんだよ。文集を先生とこの企画参加の24人に発送したのは、先生が90歳を迎える12月8日に滑り込みで間に合う日だったな。
:この誌上同期会って、集まるにはどうにも歳をとり過ぎたけど、口だけは達者って年寄り向きの企画かもなあ。若けりゃSNSってこともあるけど、傘寿じゃ無理ですね。
:そうだね、Eメール連絡できるのが13人、SNSが通じるのは2人だけだね。

:高齢者のネット参加率は低いですねえ。この本が着いて先生も仲間も喜んだでしょ。
先生からさっそく電話で喜びの言葉を下さった。なんと、あのころの教室での並んでいる生徒一人一人の位置と顔と名前を覚えておられるとのことだったよ。
:もしかしてよっぽどの悪ガキクラスだったとか。
:ははは、悪ガキだった記憶はないけど、こちらは気がつかなかったが、よほど強烈な印象の学級だったらしいなあ。その声を聴いていて、ほとんど忘れていた中学校時代を思い出したよ。

:良い思い出も悪い思い出もあるでしょ。
:わたしは仲間と遊んだ記憶はあるのに、自分でも不思議なほどに学校生活の記憶がないんだよ。そして文集の編集をしながら仲間の原稿を読んでいていろいろ思い出したねえ。いやなこともね。
:ほほう、どんなことです、まさかイジメとか?
:うん、ある古手英語教師からしょっちゅう理不尽に叱られて、こっちは反発して憂鬱な日々だったんだな、早く卒業してあの教師に会いたくない、もうこの中学校を忘れてしまいたいと思っていた中学生だった、ってことを思い出したんだなあ。
:パワハラですね。忘れたいと思っていたから、本当に忘れたってことですかね。
:そうなんだろうなあ、思い出さなきゃよかったよ。まあ、今回の文集の主役の八重子先生が素晴らしい先生だった良い思い出があるから、それと相殺するかなあ。

:ところでこの文集は誰に配るんですか。
:もちろんこの文集企画に参加した人、つまり記事を書いた人で先生も入れて25人だけだよ。公開するって条件で書いてないからね。
:でも、ご隠居の記事だけでも公開してはいかがですか。
:そう、わたしが書いた記事のみを「まちもり通信」に載せておいたよ。「ふるさと懐旧とその後の報告」と題して恩師への人生報告の小さな自伝を書いたよ。

関連記事
『鳩舎第三号2018卒寿傘寿記念号』まえがき
ふるさと懐旧と巣立ち後の報告(『鳩舎第3号2018』掲載ミニ自伝)

2015/02/04中学生の時に作ったクラス文集が出てきて読んで不思議な気分


2018/12/05

1371【フェイスバカ11月まとめ】横浜美術館、ザワクラウト、ゴーン、インバウンド、地面師、修羅能

11月3日 言葉の酔時記・御拝読
建築家某氏から、某財団出版助成を受けて、某著名建築家自邸をテーマに、その評伝を出版したので、購入して「ぜひ御拝読の程、御願い申し上げます」と手書きで、販売のご案内が来た、、う~ん、もう古希を越えたお方なのになあ、。
むかし、北海道ツアに行ったら、バスガイドが「流氷を拝見」し、「ペンギンを拝観」していたなあ。

11月3日 写真撮影できる美術館 
久しぶりに横浜美術館、おお、ここは写真を撮ってもよくなったんだあ、いいなあ、日本の美術館はどこも厳しかったけど、最近は変わってきたのかしら。福田美蘭、森村泰昌、小林清親などなど、撮ってきた。



11月4日 アメリカ歌人朝日歌壇入選
同期生の妹かつ別の同期生の妻、アメリカ人の歌人となって、朝日歌壇に度々入選、今日も2人の選者が、カリフォルニアにぶら下がる吊し柿に目をとめた。

11月4日 ビールのアテ自家製
好物のザワークラウトを自家製造中、といっても単にキャベツを刻んで瓶詰めするだけ、あとは乳酸菌が製造してくれるので、それを待つだけ。
 夏は1日待てばよかったが、今では1週間かかるかなあ、待ちきれないから暖房器だしてきて温めようかな。
 それにしてもこんな小さな直径8cm高さ12cmの瓶に、丸いキャベツ一個が入ってしまうのに驚く。

11月5日【高齢社会問題か?】20181105朝日新聞東京版朝刊記事
高齢者が風呂の湯船に気を失って死ぬことが多いそうだ。
 「意識がもうろうとして、いい気持ちで沈んでいた」なんて、おお、これはいいこと知ったぞ、わたしもこれやりたいなあ。
 超高齢者はSNSなんて軽薄なことしないだろうから、わたしが代表して、この記事の読み方を、本音で書いておくぞ。

11月6日 自動車業界総インチキ
自動車製造屋って、どこもかしこもインチキ大流行なのに、インチキがまだ発覚してないメーカーは、どこでしょうか?、よっぽどうまく隠してるんでしょうねえ、スバルはそこに隠し方を教えてもらいに行けばいいのになあ。

11月6日 地面詐欺師 
建物の詐欺なら、建築師というのかしら、建築士と紙一重かな、。
昔々、六本木で建物登記手続きの不備をついて、詐欺師が登記して揉めた事件があったなあ。

11月10日 修羅能の世界講座
おもしろかった。馬場あき子さんはすごい人だ。とりあげた修羅能をいちおうは知っているが、新たに興味深いことを多く知った。
 山折さんは馬場さんより4歳若いそうだ。その鼎談もよかったけど、馬場さんと同じくらいの時間かけた講演を聞きたかった。
 寺内さんも仲さんも話は面白かったが、鼎談では短すぎて突込み足らずになり、もったいない。
 葛西さんは、知識間口が広い聞き手としてよいとは思うが、ちょっとでしゃばりで仕切り過ぎる感がある。
横浜能楽堂主催 11月12日午後
「修羅能」の名曲企画公演「風雅と無常-修羅能の世界」特別講座
講演「修羅能と歌」馬場あき子(歌人)
鼎談「公達の精神文化」
山折 哲雄(宗教学者)
寺内 直子(雅楽研究家)
仲  隆裕(庭園研究家)
聞き手:葛西 聖司

11月16日 赤プリ門前民家
どうでもいいのだけど、平河町に行くたびについまだあるかなと見てしまう、この小さな森の家、今日も在った。
あ、そうだ、前にブログに書いたことがあったよ
https://datey.blogspot.com/2016/05/1193.html

11月16日 神大MMキャンパス
おや、こんなところに神大キャンパス工事中だよ、白楽の山奥から下りてくるのか、国際とか外国語とかの学科らしい、大学の生き残り作戦かな、なになに設計が三菱地所だってさ、自分ところに建築学科があるのになあ、。


11月16日 1934年山口文象設計茶席「宝庵」
公開から半年余、谷戸奥の手入れ行き届く路地庭の茶席、待合にくつろぎ、茶菓のもてなしに、ゆったりとした時間が流れる。
 1畳台目茶室の茅葺屋根葺き替え工事中にて、テント素屋根の下に、茶室特有の細い木組みが見えていて、これからこの上に扠首(サス)を組んで、茅葺き作業にかかるとて、かつて中越山村での茅葺き体験を思い出しつつ、いまや珍しい情景を眺めて大工さんと話せば興味尽きない。



11月19日  ゴーン語道断
逮捕すルノーだから、ホンダい突いているのだろうなあ、不正がのスバル自動車業界、もっトヨタ者が多いだろ、メツビシ投げつけ、おニッサンこちらと逃げるかも、マツダいまでの恥さらし。
超巨額なのに、な~んかセコイよな~、

11月23日 強欲経営者 
会社の給与係と結託、給与明細書を実学より低く書いて女房に渡し、実学との差を現金で貰っていたら、給与係と女房がデキちゃって、バレてとっちめられてるゴーンメンナサイ

11月24日 インバウンド
近ごろ観光地は、淫売運動の人ばかりで、観光客がいなくなったとか

11月26日 親友逝く
生と死のあわいの浜の引き汐にためらい漂ういまわの友よ

2018/12/04

1170【言葉の酔時記】ことしも新語も流行語も知りませんけど、なにか?

 2018年の「新語・流行語大賞」トップ10が発表された。
 知っている言葉なら〇、知らないなら×を付ける。
 わたしがどれほど流行から遅れているかを測定すると10点満点で4点
×「そだねー」
×「eスポーツ」
×「(大迫)半端ないって」
×「おっさんずラブ」
〇「ご飯論法」
〇「災害級の暑さ」、
〇「スーパーボランティア」
×「奈良判定」
×「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
〇「#MeToo」
 10点満点の4点だから不合格である。
 解説を読むと、わたしが知らない言葉は、TV番組関係とスポーツ関係であることがわかる。まさにそのとおり、TVを全く見ないし、新聞を読むがスポーツ欄もTV欄も飛ばしてしまう。だから流行遅れであるが、それがどーした?

 ついでに過去の新語・流行語である。
●2015年新語・流行語 6点
×「トリプルスリー」
○「爆買い」
○「アベ政治を許さない」
×「安心して下さい、穿(は)いてますよ」
○「一億総活躍社会」
○「エンブレム」
×「五郎丸(ポーズ)」
○「SEALDs」
○「ドローン」
×「まいにち、修造!」

●2014年新語・流行語 2点
×「ダメよ~ダメダメ」
〇「集団的自衛権」
×「ありのままで」
×「カープ女子」
×「壁ドン」
〇「危険ドラッグ」
×「ごきげんよう」
×「マタハラ」
×「妖怪ウォッチ」
×「レジェンド」

●2011年の新語・流行語 7点
〇「帰宅難民」
〇「絆」
×「こだまでしょうか」
〇「3.11」
〇「スマホ」
〇「どじょう内閣」
×「どや顔」
〇「なでしこジャパン
〇「風評被害」
×「ラブ注入」

●2009年の新語・流行語 5点
〇「政権交代」
×「こども店長」
〇「事業仕分」
〇「新型インフルエンザ」
×「草食男子」
〇「脱官僚」
〇「派遣切り」
×「ファストファッション」
×「ぼやき」
×「歴女」