【桃源郷の春景色2014年4月25日】
山梨県韮崎市の新府城跡から、花盛りの桃畑の向こうに、残り雪の八ヶ岳を望む。
5年前から毎年、徘徊老人仲間と一緒に、穴山駅から桃畑の中をゆっくりと歩き、武田家滅亡の舞台となった新府城跡の小山に登り、桃源郷の眺めを楽しみつつ野外宴会をする。
道々で採った山菜を天ぷらにあげつつ、美味い煮しめを食い、酒を酌み交わし、さて、来年は花はあっても、こっちが無くなるかもなあ、などと駄弁を弄している。駄弁の中心は、老人力(赤瀬川原平による)向上度自慢である。
毎年やってだんだん分ってくるのは、食べる量が減り、飲むビールの本数が減り、たった高さ50mたらずの新府城址に登る時間が増え、老人力が確実に増強してくることである。昔は直登階段をつかったが、今では裏から山道をよろよろと登る。
いや、実は花盛りなのだが、桃を実らせるために農家による摘花が進んでいたのだった。
桃畑は自然ではないから、電線が横切るし、桃の枝を吊る鉄柱が林立し、トタン屋根の作業小屋も点在する。それらを頭の中で映像調整して、八ヶ岳と桃の花だけを眺めるのであった。
関連ページ:260今、甲州は桃源郷
http://datey.blogspot.jp/2010/04/260.html
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