2014/12/23

1041朝日新聞は謝罪するしないはどうでもよいことだったらしい

 今朝の朝日新聞には、例の戦争慰安婦報道間違いなんじゃらかんじゃらドサクサ事件について、何ページも何ページも使って、謝っている。
 まあ、朝日新聞社にとっては大事件だったのだろうが、あんたのところの内部問題について謝るのに、わたしがなんで金を払って読まされるのか、そこんところがなんとも釈然としない。
 謝るのに金を払わせるって、どういう心臓の持ち主なのか、どういう魂胆か。
 なんにしても、少なくとも今日の新聞は、タダにしろ。以前の間違い報道の日の新聞もタダにしてほしいけど、まあ、そこまでは言わないからね。

 さて、今朝の朝日新聞記事の一部をここに載せる。
 「池上氏のコラム『新聞ななめ読み』の掲載見送りも、『謝罪しない』という方針にこだわった当時の経営トップの判断の誤りでした」

 あのなあ、これじゃあ「謝罪しない」って方針は、どうでもよいことだったんだね。へえ、そうなのかい。
 だって、「こだわる」って日本語は、、「どうでもよいことにとらわれる」って意味なんだよ。辞書引いてごらん。

 まあ、近ごろ世の中は、「こだわる」の使い方を、「何でもかんでも固執すること」って意味に使うようになってしまって、言葉の意味が変質しているようだから、しょうがないか。
 でもねえ、言葉でもって飯を食う朝日新聞が、言葉で敗北した記事だからと言って、こんな重要なところで間違い日本語をおつかいになるのは、いかがなものでしょうかねえ。

 てな具合で、ことの本質の方には立ち入らない、斜に構えた朝日新聞批判でした。
 なお、第三者委員会報告の中で、たった一人だけの女性委員のご意見が、最もわたしの心に響きました。

◆参照「菅さんには諫早も沖縄も些細なことか
http://datey.blogspot.jp/2010/12/360.html
 

0 件のコメント: