本棚が積ン読本ばかりになったので、本を買わないことにして、もう2年経つ。だから、世の中の人々が、どんな本を買っているかもわからない。
ところが、こんなリストを載せた新聞記事がある(2014年12月28日、朝日新聞東京版)。2013年12月から今年の11月までに売れた本のベスト20ランキングである。
これを見て驚いたのは、どれひとつ読んでいないどころか、聞いたこともない本ばかり。聞いたことのある著者名もいくつかあるが、その人たちの著作を読んだこともまったくない。
それらの内容を題名と著者だけから推察すると、フィクションは池井戸と村上の2件だけ、大衆小説も売れないらしい。
最近、本屋で平積みが目立つ右より本も1件、末尾に位置を占めている。
売れてるのは、心や身体の健康とか自己啓発とか人生論とか、要するに実用書であるらしい。
へえ~、そういうもんなのかあ、でも、昔からこういう傾向だったんだろうか?
なんにしても、わたしは世の中の流れから、すっかり外れてきたことは確かである。
世の中から外れたといえば、先般の今年の流行語を知らないかったこともあるし、NHK紅白歌合戦への出演歌手たちのほとんどを知らないってことも、もう驚くことではなくなった。
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