このところ、新型コロナウィルス感染が勢いをぶり返して、緊急事態の頃よりも多い感染者が出現する毎日である。
8月になったとたんに久しぶりの青空が2日連続、ようやく夏が来たらしくて、暑い。
今日は日曜日、横浜繁華街の様子を見物に、いつものコースを自転車徘徊してきた。
●コロナどこ吹く風の賑わいの街
中華街は、コロナってどこ吹く風とばかりの大勢の観光客の人出で、コロナ前同然に大いに賑わっている。コロナの痕跡は、土産物屋でマスクと顔面シールドを売っていること、中華料理店が店の戸をあけ放っていることくらいかしら。
馬車道商店街は、人通りがあまりなくて、なんだか寂しい。これはコロナのせいではなくて、この街はもうこういうものかもしれない。
伊勢佐木モールは、すっかりコロナ前の賑わいである。例の安売り衣料店+なんでも100円屋ビルの入り口には、行列ができているありさまだ。それは入り口で検温し、アルコール消毒をさせているからだから、やはりコロナの時代らしい風景だ。
横浜橋商店街は、もともとコロナに関係なく賑わっていたが、今日もその通りである。空き店舗の一軒が骨董屋になって再開したし、空き地だったところにビルの建設が始まった、景気よろしい。
というわけで、だれもが覆面しているからコロナ怖い気分はあるのだが、見たところコロナ前の賑わいが戻っかてきてる。
これは人間に景気が戻ってきた良いことなんだろうか、それともコロナに景気をつけているだけで、人間の不幸の前兆なんだろうか、分からない。
もしかして次の緊急事態でまた閉店の街になるだろうから、今のうちに遊んでおこうって、これはもう終末思想が行き渡ったのか。
●貧困の街も景気がもどって
繁華街じゃないが、貧困の街である寿町界隈も観察した。ここは生活街だから、コロナであろうがなかろうが、人々が日常的に生きている。
今日のような暑くて天気の良い日は、小さな簡宿部屋よりも外が気持ちよいと、日陰の道や広場に人々が出てきてたむろしている。これも通常のこの街の風景である。
コロナ以後で変わったというか、変わりつつあるのは、あちこち4か所でビル建設が始まりつつあることだ。もともと少しづつは古いドヤビルが建て替えされて高層ドヤビルになってきているのだが、同時に4か所とは、なんとも景気がよろしい。
つまり貧困者のためのドヤの需要は、コロナのせいで盛んになったのかもしれない。ありうることのような気がする。川崎あたりではドヤが減っているとの話を聞いたことがあるから、ドヤ需要層が横浜寿町に集まりつつあるのだろうか。
一泊1700円が標準らしいから、何かでうちを追い出されたときに泊まろうと思うので、日頃から観察しておくのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿