2020/08/11

1482【コロナ禍の日々】今日の新聞のトップ記事は少年の野球大会とてこの平和をよろこぶべきか

  今日の朝日新聞朝刊(東京版)の第1ページである。


 これはなんだよ、今どき高校野球がトップ記事とはどういうこと?
 いつもはGoTo政策を批判しているのに、なんだよこれは、まさにGoTo TravelでGoToIvenntだよ、高校生や観客がコロナに感染しない保障でもあるのか。
 ちょうどこの日の社会面には、松江でクラブ活動の高校生たちが88人も集団感染したとの記事があるぞ、おい真面目なのかい?。
 あそうか、自分ところが主催か後援してるんだな、そうなると途端に贔屓の引き倒しになるのか。情けないね。

 コロナは日本でも世界でも着々と版図を広げつつある。とうとう世界中では200万人近い感染者と、73万人の死者、日本では5万人超えの感染者、1000人を超える死者となっている。
 もっとも、これが他の病と比べて数で多いのでもないらしく、問題はその病原体のわからなさにあるらしい。歴史上のパンデミックを参考にして今後の対応をしようにも、コロナの振る舞いに似た例がないので、それが分からないところにあるらしい。

 なんにしてもパンデミック非常時に、少年たちを集めて遊ばせるのは非常識だろ
う。非常時と非常識との取り合わせがなんともすごいな。
 わたしは見るスポーツを嫌いだから、この時期に新聞を賑わわせる高校野球が無くなってホッとしていた。それよりもコロナがなければ東京オリパラで今頃は、紙屑新聞が毎日来ているはずだった。それがなくて、こればかりはコロナ様様である。

 だからこういう野球の記事なんぞいつもは見もしないのだが、わざわざ1面に載せるにはそれなりに意味があるのかと読んでみて、やっぱり馬鹿を見ただけだった。
 高校生に変なことを語らせている。「災害被災者に勇気を与える言葉」を宣誓に込めたというのだ。子供の野球ごときで勇気を「与えられる」人がいるものかね、何様か知らないが語る位置がヘンに高いよ、子供がいうことじゃない、いや、大人でも言われたくない、背中がゾワッとするね、ま、どうせ教師や新聞屋にそう言えとか指示されてるんだろうがね。

 こんな遊びの記事よりも、その左にある香港の記事のほうがはるかに重要だろうになあ。これはまさにかつて日本の暗黒時代の法律の主役だった、その検挙者10万人とされる治安維持法の始まりによく似ている。
 日本の当時の新聞記事を見ておかしかったのは、そのころ日本で検挙される側の共産党が、現在の香港では検挙する側であることだ。 
 その様な国家権力の横暴がたどったのが日本と周辺国との15年戦争という悲劇だった。対岸の火事と思っていると、戦争となって大きな飛び火がやってくるかもしれない。子供の野球なんかよりも、そのほうがトップ記事であろうに、と思う。

 コロナ余談、近頃しょっちゅう、隣の共同住宅ビル4階のバルコニーで、真夜中にテレワークを素っ裸でやる男がいて、無神経に大声でしゃべる。何語か知らないが、安眠妨害で腹が立つ。多分、自分の家の中から追い出されているんだな。
 これもコロナ禍だな、うむ、いっそのことあの野郎コロナになっちまえ、写真を撮ったのでこれもって文句言いに行こう。けんかになるかな、外国人らしい。

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