corona2021/12コロナ大戦おろおろ日録 抄(その6)2021/09~11

 コロナ大戦おろおろ日録 抄(その6)2021/09~11
20211/2/04 伊達美徳

-地球コロナ期に生きる横浜都心空中隠居老人の垂れ流す妄言・虚言:箴言・寝言・小言-

2021年9月1日 政府に新機関の「デジタル庁」発足、語呂が良くないなあ
狂歌<肩身狭いアナログ>語呂わろき出痔垂庁より美しき花路紅庁こそつくりたかりけれ

9月2日 突然、自民党スカ総裁月末に首相を辞めると言う。おお、この人初めてのすばらしい政策実行だ。
 狂歌<コロナ禍の清風>迷惑を鎮める惑鎮効いてきてひとまずス禍の退散成功
 狂歌<自民神輿>多派群れてスカをかつぎてそのあまり軽きに呆れ1年でポイ
 狂歌<地球温暖化対策>スカ政権最後の環境政策は陰湿効果ガ―スー削徐

9月10日 コロナの緊急事態措置をまた月末まで延期適用とのこと、場あたり小出し対策ね。それにしても腹が立つのは、アスリートがコロナ真っ最中オリパラ開催について一言も発言しないこと、何様と思っているのか、オリパラ植民地の塀の外ではコロナの炎が一段と大きく燃え盛っていたのに、塀の中では無事だったと言うから、植民地には特別対策があっただろうし、そのぶん塀の外のコロナ対策逼迫はオリパラのせいに違いない。燃え盛る火事場に来て見世物興行を平気でやって、うまくいったと言うばかりで、そのために塀の外から投入したヒトやカネに対して、何の謝罪も感謝もゴアイサツさえも無い、わたしは横浜公園締め出され直接被害者だからね、アスリートは礼儀知らずおバカさんばかり。

9月15日 ついに近所にコロナ来襲、郵便局で局員ひとりにコロナ感染判明とて消毒のため休業。
 狂歌<コロナ来襲>コロナ来て目にはさやかに見えねども郵便閉鎖に驚かれぬる

9月21日 大学同期生仲間数十人メーリングリストに、「もう我慢できない、誰か一緒に一杯やろうよ」と書いたら、たった1名からOKとの返事が来て嬉し泣き。たった二人だけど半年ぶりに飲み会やるべく自由が丘駅で会い、昼酒飲ませる店を求めて街なか放浪すれども皆無、やむなくコンビニでカップ酒と乾きもの調達、道端ベンチで不良老人二人トホホ宴会、コロナめ、おぼえてろっ!
 狂歌<解除宣言近し>あの世への自慢話にしたいので緊急事態さなかに飲み会

9月29日 コロナ緊急事態措置適用の解除宣言を首相が出して、もう酒飲んでよしと御上が言ったからとて、喜んで酒飲みに行くなんて大いに恥ずかしい。むしろ、しばらく禁酒にしたい。仲間と飲み会できるようになっても、ジュースで付き合おう。それが酒飲みの矜持と言うものである。

9月30日 自民党総裁に岸田さん当選、スカさんよりはまあマシか、でも変わり身早い人らしいからなあ。日本列島のコロナ緊急事態解除宣言とてメデタイ、次回適用宣言する人も決めて用意万端おめでたい。
 狂歌<新規対策強化>次々と攻め来るコロナの変異株こちらもせめて首相を変異
 
狂歌<災禍三代目>アヘン禍ス禍コロナ禍のうえオリパラ禍すっかりキシンダ日本列島

10月2日 緊急事態解除となって二日目の休日土曜日、ずーっと酒出さないでいた居酒屋が「お待たせしました、お酒飲めます」と大きく書きだして繁盛のよう。マスクなしで歩く人もちらほら、緊急事態解除したらコロナもいなくなった感、これでは第6波到来は確実だろう。
 狂歌<酒飲みにも矜持>もう酒を飲んでよしと御上が言ったから10月1日禁酒開始日

10月3日 こんどの首相の岸田さん、格好つけて「新しい資本主義」なんて言ってるけど分る?
 狂歌<新旧政権政策>この前は子供もわかるケータイ値下げ今度は分らぬ新資本主義

10月8日 昨夜10時半過ぎ、おお、揺れた揺れた、台風の難破船みたい、凄かったなあ。
 狂歌<関東大地震か>緊急はコロナだけではなかったと思い出させた地震速報

10月9日 電車で買い物に出かけた先で近くの友人を呼び出して昼酒乾杯、今年3度目の居酒屋。

10月13日 午後2時間かけて大学同期仲間十数人でZOOM談議話題はわが「東京駅歴史物語」、このところ月に2,3回は飲み会代用ZOOM談議、身体的ハンディに加えてコロナ禍で家に籠るばかりの年寄りはZOOMバーチャル外出してボケ進行遅延策、これを老人福祉政策に取り入れなさいよ、岸田さん。

10月17日 今日から衆議院議員選挙開始、コロナドジ政治がどう響くのか、いや全然響かないのか。ネット時代の選挙はどういうものなのかしら、SNSを駆使するのか。
 狂歌<SNS>「裸淫」とか「つい言ったあ」とか「フェイクバカ」もっと気の利く命名ないのか

10月22日 このところコロナの奴が元気衰えて第5波は底を打つ気配、これで油断していると次の第6波が来たり、年寄りは自分のポックリもありうるから、「俺たちに明日はない」とてこの隙をとらえて横浜野毛飲み屋街にて友人たちと飲み会決行、飲み会をコロナと駆け引きでやるトホホ気分、でも暇そうな飲み屋街。

10月28日 去年の5月ころにコロナ巣ごもりで来年は出産ブーム予測を書いたが実際は大外れ。人類危機とて種族保存動物本能が働くと思へど、実は理性が勝ったらしく、人間は動物であることを忘れた。

11月1日 衆議院議員選挙、自民大勝立憲惨敗、コロナ騒動政治を変えず、若い層に保守支持が多いとのこと、つまりこの超大借金日本を背負う覚悟が若者たちにあるってこと、よかったあ、安心して死ねるなあ。

11月8日 政府はコロナ貧乏対策として18歳以下で親の年収960万円以下なら10万円給付するという。関係無いけど気になるのは、18歳の親は?、年収1千万円の子どもは?

11月16日 大学同期の旧友の訃報あり、これで今年は親しい知人友人11人目、毎月一人づつだから残る来月分はこのわたしだな、それもよし。コロナ世になって人の死を知るチャンスが激減したから、実際はもっといるのだろう。

11月30日 来た来た来た~っ、コロナオミクロン変異株が、やっぱりなあ、油断させとい
てやって来る。つい先日、南アフリカで発生したのがもう日本上陸、日本の感染グラフ(右上図)右端がいつ上向きになるか愉しみ、いやコワイ。ついでに隣国コ―リアを見ようか、おやおやオミクロンどころか今が大変。ならばコロナ大国USAではどうか、おおまだまだ大変だ。ではヨーロッパではドイツを見よう、おお大盛況だ、さてさて日本国はやっぱりこれら先進国に追従するのでしょうねえ。(つづく)

参照:コロナ大戦おろおろ日録https://datey.blogspot.com/p/corona.html

注:このエッセイは現代街づくり塾 塾報第59号に掲載した。

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