●高市大統領選挙らしい
衆議院議員選挙が2月8日投票だそうである。なんだか忙しすぎてなんだかよく分らない。 憲法第7条による国会解散とのこと。内閣が国会解散を天皇に助言し、それを受けた天皇が国会解散を行うのだそうだ。たぶん、こんな会話がなされたに違いない。
さなえさん「憲法7により、国会の解散をなさいますように、内閣から助言をいたします」
なるひとさん「え、どうして?、だってまだ任期の半分もやってないじゃん、あなただって首相になって3か月やそこらでしょ、どう考えても早すぎるでしょ、いいの?」
もちろん、天皇が国事に口出ししないことになっているから、たとえこう思ったとしても言わないだろう。でも、だれでも思う疑問であることは確かだ。で、なぜ解散か、選挙運動が始まってからようやく分ってきた。
今日(1月30日)までに何となくわかってきたことは、首相の高市早苗氏は「私が首相にふさわしいかどうか信任投票をしてもらうために早期解散しました」と言い出した。彼女を首相にした人たちは、自由民主党員たちの多数決により党の総裁に選出し、更に国会でも選挙で多数決で首相に推したのは自民党議員であった。つまり自民党員だけが彼女を首相にしたのだ。
そこで彼女は自民党員だけではない国民選挙で首相に選出されたいと望んだのだろう。だが、「高市早苗」と記名できる人は、彼女が立候補している選挙区の人だけだから、彼女の希望は叶うことなく、やっぱり自民党から信任を受ける形しかない。
これでは次の国会での選挙で彼女が首相に選出されても、議院内閣制だから構造的には元の木阿弥である。この構造が同じだから、また彼女は自民党(+維新)で首相に選出されるだろう。でも彼女は強弁して「わたしは国民に投票で信任された、大統領並みの権限を行使する」というだろうなあ。ミニトランプになりたいだろうなあ。
●政党名に迷惑する
この度、新しい政党「中道改革連合」が登場した。今のところ衆議院だけで立憲民主党と公明党が合併して誕生だが、そのうちに参議院や地方政治もそのようになって、立憲と公明が消えるのだろう。
わたしは新党の中身についてはよく分らない、何となく感じるのは、新しい登場なのにカスミがかかったようにぼやけていることだ。右や左にたくさんの政党ができているが、「中道」には「その他」の感があり、「連合」だから「その他おおぜい寄せ集め」感がある。
選挙なんてものは、バカ庶民はわかりやすい方に流れるもんだろう。わたしは嫌いだが「参政党」なんてのがはびこるのは、単に「バカにもわかりやすい」だけの理由だろう。中身の良しあしではない。
政党名には困らされている。(この件は以前にも述べた→1915【言葉の酔時記:政党名】ので簡単に書く)。要するに普通名詞(公明、立憲、国民、中道など)を政党名に使われると、それを日常に使用することが実に不自由になり、事実上その単語を盗まれるのだ。
立憲民主党と公明党が合併だから、立公党になるかと思っていたら「中道」だそうである。ここでもしも「公立党」だったら実に困ったことになる。公立の施設は事実上は公立とは言えなくなってしまう。大阪公立大学は政治家養成学校か、公立党でなくてよかった。
中道も普通名詞だから困ることになる。普通に中道と言ったら政党名と思われるから使わないことになるでしょ。できれば「ちゅうどう」としてほしい。だって「れいわ」とか「みらい」とか「ゆうこく」ってあるでしょ。
それにしても「ゆうこく」ってなんだろう。これから暗くなる一方の「夕刻」かしら、それとも暗い谷間をゆく「幽谷」かしら、まさか暗いイメージてんこ盛りの古臭い右寄り「憂国」ってことはあるまいなあ。
●無思想バカネット右翼はびこる
どうもこの前の国政選挙あたりから、変な人と政党が急伸していて、奇妙な世の中になってきた。差別的言辞をワザと声高にネットを使って言う人たちが国会に二けたの席を獲得するのである。無思想バカ右翼蔓延の傾向である。
10年前なら泡沫と面白がられてもすぐ消えた人たちが、ネットで短い言葉を繰り返し、しかも差別的攻撃的排他的に言を弄するうちになんと当選してきたのだ。このひとたちはいったいなんだろうか。
ネット社会に浸る特に若者たちが歓迎らしい。わたしもネット社会に嵌っていてそんな言辞に出会っているが、まさか支持するなんて思いもしない。右や左に分類すれば明らかに右翼に属するのだろうが、それが政党を組んで政界に登場する。曰く参政党、保守党なんて。
なんともはや世も末である。どうも世界中がそうらしい。USAのランプ大統領出現がその典型的な例である。EU諸国も右派政党の躍進らしい。そんな輩が当選する国政選挙になんぞ、もう付き合っていられないよ。
●超高齢者の選挙
国政選挙は基本的には国民の未来を決めることであろう。そこで私のように90歳が近い超高齢老人には、もう自分には未来が無いのだから、他人の未来だけを考えて投票することになる。さて未来なんて年とっても誰にも分らない、これには困る。
これまで、ほとんどの場合はわたしの票は死んだ。比較すれば左道を行こうとする候補者と政党に投票してきたが、それは死んでしまったのかも知れないが、底流では生きているような気がしていた。それは中左の道を行く人たちがそれなりに生きていたから。
今夏の国政選挙では、その中の道を行く人たちの主流にいた立憲民主党が消えた。この党にある種の期待をを持ちながら、それより左道に表を入れ来てのだ。ところが底流では期待の立憲民主党が消えた。
もちろん。公明党と一体化して中道計画連合なる政党と改名した。だから立件は継続すると思ったら、その根本にある安保法制反対と核発電廃止という2大政策がなくなった。現実的政策だと言ってどちらも容認だそうだから、柱が折れてしまった。
昔、社会党が政権について、自衛隊反対の旗を降ろしたときを思い出した。そのときから社会党は消えていく道を得選んで、今の社民党に至る。立憲の中道党が同様に見えて、いや、見えなくなってきた。中道というあいまいな霧の中にかすんでいる。
右のバカ右翼がバカにも通じる短いヘイトでバカ票を稼ぐ中で、バカには見つけられもしないし、お利口にも見られない霧の向こうに消えるなんて、バカもたいがいにしてほしい。立憲がいるから安心?して、もっと左に票を投じてきたわたしは、これからどうするか。
どうせ自分か生きている時間は短いのだから、わたしのことも他人ことも、もうどうでもいいや、いやになってきた。地球はあちこちで戦争紛争好き独善リーダーが出現しているし、温暖化で地球そのものがそう遠くない未来に壊れそうだし、悪いことばかり。
生まれた1937年は、日本の十五年戦争の真っ最中で父はいない日々だったし、1945年に戦争が終わっても、実は食糧難でひどい目に遭ってきたしなあ、どうやら生まれた時も戦争時代、死ぬときも戦争時代になりそうで、ろくなことが無い人生だね。
何度も選挙なるものをやってきたけど、いつも私の入れる票は外ればかりだったなあ。何も変わらない選挙だったなあ。今回もそうなるだろうなあ、いや、もっと悪くなるだろうなあ、死に票になることを承知で、うんと左道あたりに入れてくるかなあ。
票も死ぬが、わたしの死も近い。超老人はうまいもん食って寝て待つだけだね、死の時を、、それにしても死ぬって難しいなあ、つくづくそう思う日々である。
もうすぐ2月だ、そうだ、この辺で本歌取り狂歌を謡っておこう、いつものように。
願わくば花の下にて春死なむ その如月の望月のコロナ
(2026/01/31記)
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