総理大臣にして金持ちの麻生さんが、例の給付金を受け取るかどうかお迷いだそうだ。
初めは、オレは金持ちだから受け取らないって、大見得を切っておられたが、今は景気対策の消費に回すお金としてなら、受給して買い物するほうが国のためになると、周りのお方たちから言われて、ふらふらしていらっしゃるそうだ。
でも、こんなの迷う必要が全然ないぞ、麻生さん、君はだね、受給しなくてよいよ、そのかわりもらたつもりでその10倍のお金を消費に回せばよろしい。
これだと政府財政支出が少しは減るし、消費は刺激されるし、あなたのお好きな高級バーにたびたび通っても、これはねえキミイ、景気回復のためにやむを得ず積極的に消費している未曾有の矜持なんだよ、って言えば、なんの後ろめたいどころか、実に堂々たるものである。
他の取り巻きの方たちもそうしたらよかろう。歳費と給付金と両方受け取るのは、お給料の二重取りのような気がする。
で、わたしはどうするか、そうだなあ、貧乏人だから生活支援として受け取りたいよなあ、買い物しないから消費刺激にはならなんだろうけどね、医院か介護の時のために貯金しておこうっと、元をただせば俺の出した税の一部だしなあ、。
2009/01/07
2009/01/06
080【言葉の酔時記】の記事が消えた
このブログは、書き込み一件ごとにそのテーマを決めて、テーマごとに分類しておくことができるようになっている。
そのテーマというところを、このブログではラベルというので、初めは何のことかわからなかった。 日本人に分かりやすく翻訳しろよ、。
そのラベル分類をいじっていたら、「言葉の酔時記」に分類した何十件もの記事が、知らぬ間に一式、どういうわけか、消えているのだ。
消える操作なら、それをやると一式消えますがよろしいですか、ってな表示が普通は出るのに、このグーグルでは出てこないので、すっと消えてしまった。しょうがないヤツである。
ブログにあるから、この毎月の転記をしなくてもよいかと思っていたが、これではやっぱりやる必要がある。
そこで、ここからコピーしてもとのブログに戻そうかと考えたのだが、ブログは昔の日付で書き込めないことが分かった。できないのである。
「まちもり通信」はブログではない普通のWEBサイトだから、わがPCの中にWEBサイト掲載と同じフォルダーを作ってあるから、どちらかが消えてもバックアップできる。
ところがブログは直接書き込みだから、こちらのPCには何も残っていない。ブログが消えたらお仕舞である。ブログは便利といいながら、実は危ないものであると分かった。
このグーグルが若しつぶれたら、そこのサーバーにある書き込み類は、いっぺんに消えるかもしれない。そういうことは本当にないのか。会社がつぶれなくても、なにかでサーバーが壊れるってことがあるだろう。あまり信用してはいけないな。
あ、そうだ、インターネット銀行はどうなってるのだろう? わたしはお金ないし、インタネット銀行なんて関わらないから平気だけどね。
そのテーマというところを、このブログではラベルというので、初めは何のことかわからなかった。 日本人に分かりやすく翻訳しろよ、。
そのラベル分類をいじっていたら、「言葉の酔時記」に分類した何十件もの記事が、知らぬ間に一式、どういうわけか、消えているのだ。
消える操作なら、それをやると一式消えますがよろしいですか、ってな表示が普通は出るのに、このグーグルでは出てこないので、すっと消えてしまった。しょうがないヤツである。
ブログにあるから、この毎月の転記をしなくてもよいかと思っていたが、これではやっぱりやる必要がある。
そこで、ここからコピーしてもとのブログに戻そうかと考えたのだが、ブログは昔の日付で書き込めないことが分かった。できないのである。
「まちもり通信」はブログではない普通のWEBサイトだから、わがPCの中にWEBサイト掲載と同じフォルダーを作ってあるから、どちらかが消えてもバックアップできる。
ところがブログは直接書き込みだから、こちらのPCには何も残っていない。ブログが消えたらお仕舞である。ブログは便利といいながら、実は危ないものであると分かった。
このグーグルが若しつぶれたら、そこのサーバーにある書き込み類は、いっぺんに消えるかもしれない。そういうことは本当にないのか。会社がつぶれなくても、なにかでサーバーが壊れるってことがあるだろう。あまり信用してはいけないな。
あ、そうだ、インターネット銀行はどうなってるのだろう? わたしはお金ないし、インタネット銀行なんて関わらないから平気だけどね。
2009/01/02
079【世相戯評】箱根駅伝実況放送のTVで無神経きわまるビール屋のCM
だから商業放送は嫌である。
今日、たまたま箱根駅伝競走のテレビ中継の、箱根の山登りあたりから見始めた。
もっとも、見る目的は駅伝競走にあるのではなくて、宮の下にある山崎発電所取水堰(山口文象デザイン)が画面背景に写るのを見ようと思ったのだ。
おお、あれだあれだと取水堰を見ていたのだが、そのうちに駅伝競走が気になってきた。
早稲田大学がトップを行くのだが、次第に山梨学院大学が追い上げてきて、デッドヒートになってきた。抜きつぬかれつ、おお、すごい、どっちもがんばれ、いけいけっ、アッ突然画面が変になった、故障か、、、え、いや、コマーシャルだ、なんだっバッカヤロッ、こんな良いときにコマーシャル入れやがって、どこのドイツだっ、え、野村不動産?、もうあそこの家はゼッタイに買わんぞっ、ア、まだあるのか、こんどはナンだナンだ、早く終われよっ、サッポロビールッ?、もうビールはやめるぞっ、こんな無神経な、購買客の心理も分からない企業のものなんか買うもんか、、。
で、また画面が戻ったら、なんと、デッドヒートはどこへやら、早稲田がズ~ンとリード、山梨はよろよろ、え、一体この間になにがあったのだっ、いいところ消しやがって、、家もビールもやめだっ、、。
さて、こんどは東洋大の1年生がどんどん追い上げてきた。登り坂をものともせずにゴボウ抜き、トップの早稲田に迫る迫る、おお、ついに追いついたぞっ、いやまた早稲田がトップだ、、、、、え、またかい?コマーシャルなの?、いい加減にせ~よ。
画面が戻ると東洋大が早稲田をはるかに追い抜いている、、、、もう、野村とサッポロのバカやろ、めったに見ないテレビを見ていたのに、その楽しみを奪いやがって。
本当にどういう神経なのだろうか。日本テレビのこの番組の制作監督(というのかしら)は、こんなにも著作権を侵害されて平気なんだろうか。スポンサーは神様なのか。
ならばもう一方の神様・消費者としては、少なくともわたしは許さない。
最近は舞台での演劇やコンサートにも、スポンサーが付いていることがほとんどである。
もしも、このスポンサーが、例えばバレーの公演の途中でちょうどクライマックス場面でピタッと演技を止めさせて、そこへコマーシャル出演者が出てきてサッポロビールは美味いっ、なんてやって引っ込む、バレーの続きが再会、、、どうだろう、もう、総スカンになるはずだ。
それがテレビでは許されるのが、なんだかもう、これはかなり低級な代物の感がするのである。
というわけで、明日の復路競争は腹が立って血圧に悪いので見ないことにする。
あ、そうだ、コマーシャルのときだけ駅伝を写す裏番組を、どこかでやってくれえ、。
今日、たまたま箱根駅伝競走のテレビ中継の、箱根の山登りあたりから見始めた。
もっとも、見る目的は駅伝競走にあるのではなくて、宮の下にある山崎発電所取水堰(山口文象デザイン)が画面背景に写るのを見ようと思ったのだ。
おお、あれだあれだと取水堰を見ていたのだが、そのうちに駅伝競走が気になってきた。
早稲田大学がトップを行くのだが、次第に山梨学院大学が追い上げてきて、デッドヒートになってきた。抜きつぬかれつ、おお、すごい、どっちもがんばれ、いけいけっ、アッ突然画面が変になった、故障か、、、え、いや、コマーシャルだ、なんだっバッカヤロッ、こんな良いときにコマーシャル入れやがって、どこのドイツだっ、え、野村不動産?、もうあそこの家はゼッタイに買わんぞっ、ア、まだあるのか、こんどはナンだナンだ、早く終われよっ、サッポロビールッ?、もうビールはやめるぞっ、こんな無神経な、購買客の心理も分からない企業のものなんか買うもんか、、。
で、また画面が戻ったら、なんと、デッドヒートはどこへやら、早稲田がズ~ンとリード、山梨はよろよろ、え、一体この間になにがあったのだっ、いいところ消しやがって、、家もビールもやめだっ、、。
さて、こんどは東洋大の1年生がどんどん追い上げてきた。登り坂をものともせずにゴボウ抜き、トップの早稲田に迫る迫る、おお、ついに追いついたぞっ、いやまた早稲田がトップだ、、、、、え、またかい?コマーシャルなの?、いい加減にせ~よ。
画面が戻ると東洋大が早稲田をはるかに追い抜いている、、、、もう、野村とサッポロのバカやろ、めったに見ないテレビを見ていたのに、その楽しみを奪いやがって。
本当にどういう神経なのだろうか。日本テレビのこの番組の制作監督(というのかしら)は、こんなにも著作権を侵害されて平気なんだろうか。スポンサーは神様なのか。
ならばもう一方の神様・消費者としては、少なくともわたしは許さない。
最近は舞台での演劇やコンサートにも、スポンサーが付いていることがほとんどである。
もしも、このスポンサーが、例えばバレーの公演の途中でちょうどクライマックス場面でピタッと演技を止めさせて、そこへコマーシャル出演者が出てきてサッポロビールは美味いっ、なんてやって引っ込む、バレーの続きが再会、、、どうだろう、もう、総スカンになるはずだ。
それがテレビでは許されるのが、なんだかもう、これはかなり低級な代物の感がするのである。
というわけで、明日の復路競争は腹が立って血圧に悪いので見ないことにする。
あ、そうだ、コマーシャルのときだけ駅伝を写す裏番組を、どこかでやってくれえ、。
078初春ご挨拶
新しい年の明け初めのご挨拶を申し上げます。
おすこやかに初春をお迎えのことと存じます。
今年から考えるところあって年賀状をやめ、寒中見舞状を送ることにしました。
わたしが忘れなければ、そのうちにお手元に届くことでしょう。
今年は干支の丑、わたくしは7回目を迎えて年男です。
よくぞまあ長きにわたって生きてきているものです。
昨年のわたしにとって一番の達成感のあったことは、ひとつは若い方々と一緒に、都市計画の教科書として「初めて学ぶ都市計画」を出版できたことです。
もうひとつは、この3年間、中越震災復興支援のために、長岡市の山村・法末集落に仲間たちが通っており、わたしも真似事で後についていっておりますが、その美しい棚田の一角に住民たちと共同して小屋を建て、その屋根を地域の伝統的な茅葺きとする手伝いをしたことです。
この美しい集落の茅葺屋根は全て鉄板で覆われましたので、これが唯一で最後の眼に見える萱葺き屋根となるでしょう。
今は深い雪の中に眠っていますが春が来たら、その小屋は足湯となって農作業の疲れを癒してくれます。
詳しくはわがウェブサイトの「法末の四季」をご覧ください。
https://sites.google.com/site/hossuey/home/siki-animation
なにやら世の中は騒がしいのは程度の差こそあれいつものこと、老いの進み具合をわが身で測りつつ送る日々は、生物実験観察のごとく、まことに興味深いものです。
徘徊老人として日々のよしなしごとを綴っておりますので、今年も下記サイトをよろしくご愛読くださいませ。
●まちもり通信https://sites.google.com/site/machimorig0/
○まちもりブログhttp://datey.blogspot.com/
●景観文化論https://sites.google.com/site/machimorig0/#keikan
○中山間地論https://sites.google.com/site/machimorig0/#tyusankanti
●東京駅復元反対論https://sites.google.com/site/machimorig0/#tokyoeki
○建築家山口文象論https://sites.google.com/site/machimorig0/#bunzo
お風邪など召しませんようにお過ごしください。
2009年元旦
おすこやかに初春をお迎えのことと存じます。
今年から考えるところあって年賀状をやめ、寒中見舞状を送ることにしました。
わたしが忘れなければ、そのうちにお手元に届くことでしょう。
今年は干支の丑、わたくしは7回目を迎えて年男です。
よくぞまあ長きにわたって生きてきているものです。
昨年のわたしにとって一番の達成感のあったことは、ひとつは若い方々と一緒に、都市計画の教科書として「初めて学ぶ都市計画」を出版できたことです。
もうひとつは、この3年間、中越震災復興支援のために、長岡市の山村・法末集落に仲間たちが通っており、わたしも真似事で後についていっておりますが、その美しい棚田の一角に住民たちと共同して小屋を建て、その屋根を地域の伝統的な茅葺きとする手伝いをしたことです。
この美しい集落の茅葺屋根は全て鉄板で覆われましたので、これが唯一で最後の眼に見える萱葺き屋根となるでしょう。
今は深い雪の中に眠っていますが春が来たら、その小屋は足湯となって農作業の疲れを癒してくれます。
詳しくはわがウェブサイトの「法末の四季」をご覧ください。
https://sites.google.com/site/hossuey/home/siki-animation
なにやら世の中は騒がしいのは程度の差こそあれいつものこと、老いの進み具合をわが身で測りつつ送る日々は、生物実験観察のごとく、まことに興味深いものです。
徘徊老人として日々のよしなしごとを綴っておりますので、今年も下記サイトをよろしくご愛読くださいませ。
●まちもり通信https://sites.google.com/site/machimorig0/
○まちもりブログhttp://datey.blogspot.com/
●景観文化論https://sites.google.com/site/machimorig0/#keikan
○中山間地論https://sites.google.com/site/machimorig0/#tyusankanti
●東京駅復元反対論https://sites.google.com/site/machimorig0/#tokyoeki
○建築家山口文象論https://sites.google.com/site/machimorig0/#bunzo
お風邪など召しませんようにお過ごしください。
2009年元旦
2008/12/29
077【老いゆく自分】年賀状をやめる
今回から年賀状を出すのをやめることに決めた。
書くのが面倒だからではない。いや、好きなほうといってもよい。
ただ、毎年の書くときの問題は、喪中のご挨拶をいただいた方に出さないほうがよいだろうと思うのだが、でも毎年の1回ぐらいは挨拶状を出したほうがよかろうと思うことだ。
こちらはまだ生きていると告げておくほうが、差しさわりが少ないような気がするのだ。どんな差し障りかと聞かれても困るが、まあ、うっかり悪口を言ったり言われたりしないようにするためか、、。
でも、この人は喪中ご挨拶が来た、あの人からは来ないけれど喪中であると知っている、なんて、あれこれ判断して出す出さないを決めるのが、まことにどうも面倒になったのである。
それはつまり、知人関係者に他界する人が多くなったからであり、それはつまり、こちらもその仲間になりつつあるからだ。
現に、わたしは喪には服さないが、母が今年は逝った。そろそろわたし自身の番かもしれないとおもうのは、同期生や近い先輩たちがそうだからである。
縁起でもない話をしているが、年賀葉書の話に戻すと、だから喪か不喪(こういう言葉あるか)か判別が面倒なのである。
だから、もう全部に出すことにしよう、ならば、年賀ではなくて寒中見舞いにすれば良いと、まことに良いことに気がついた。
そこで、年末は葉書書くのをやめて、年賀シーズンが終った頃にゆっくりと寒中見舞い書きに取り掛かることにする。
さて、問題は、それを忘れてしまうことだなあ、、。
書くのが面倒だからではない。いや、好きなほうといってもよい。
ただ、毎年の書くときの問題は、喪中のご挨拶をいただいた方に出さないほうがよいだろうと思うのだが、でも毎年の1回ぐらいは挨拶状を出したほうがよかろうと思うことだ。
こちらはまだ生きていると告げておくほうが、差しさわりが少ないような気がするのだ。どんな差し障りかと聞かれても困るが、まあ、うっかり悪口を言ったり言われたりしないようにするためか、、。
でも、この人は喪中ご挨拶が来た、あの人からは来ないけれど喪中であると知っている、なんて、あれこれ判断して出す出さないを決めるのが、まことにどうも面倒になったのである。
それはつまり、知人関係者に他界する人が多くなったからであり、それはつまり、こちらもその仲間になりつつあるからだ。
現に、わたしは喪には服さないが、母が今年は逝った。そろそろわたし自身の番かもしれないとおもうのは、同期生や近い先輩たちがそうだからである。
縁起でもない話をしているが、年賀葉書の話に戻すと、だから喪か不喪(こういう言葉あるか)か判別が面倒なのである。
だから、もう全部に出すことにしよう、ならば、年賀ではなくて寒中見舞いにすれば良いと、まことに良いことに気がついた。
そこで、年末は葉書書くのをやめて、年賀シーズンが終った頃にゆっくりと寒中見舞い書きに取り掛かることにする。
さて、問題は、それを忘れてしまうことだなあ、、。
2008/12/27
076【老いゆく自分】商店街のまんなかで転んでしまった
ひょいと足が空を踏んで、前のめりに、何かにつかまろうとしたがむなしく、まえにとっとっとのめって、歩道に手を突き、右膝を打った。
痛い、でも、カッコウ悪い。なにしろ箱根観光の玄関の町の商店街の真ん中だから、通る人がいっぱいいて、大丈夫ですか、と、親切に言って下さる人もいる。
ハハハ、大丈夫です、ありがとう、、なんて強がり言いつつ、膝のゴミをさっと払って、すっくと立ち上がり、そろりと足を踏み出す。打った膝が痛いが、歩くことはできる。
振り返って転んだところを見たら、街路樹の根元の周りが、舗装面から低くなっていて、うっかりそこに足を突っ込んだのであった。
そろりと歩き始めて、次第に調子が戻る。ハハ、なんともないよなあ、と、自分言い聞かせつつ行く。
電車に乗ってから落ち着いてみると、右膝のズボンが破けている。おお、中身はどうかと触ってみたが、血は出ていないがちょっと皮がむけている。
もう10年も前だったか、長崎の町の繁華街で、突然ばたんと見事に転倒模範演技のごとく転んだ。このときも周りに大勢人がいて、恥ずかしかった。きれいに舗装した道だが、どうして転んだのか、ちょっと舗石に段差があったらしい。
このときはズボンが破れるだけでなくて、血が出た。急いで薬局で絆創膏を買って、それでズボンを応急修理し、ついでに傷口もふさいだのだった。
老いる自分の衰えに気がつかずに、特に足元に注意することなく歩いているらしい。疲れると足の上がり方が鈍ってすり足になり、ちょっとした舗装の石の段差でも転ぶようだ。
転びかかっても、立て直す踏ん張り能力とか、反射的になにかにつかまる能力に欠けてきているらしい。
そのうちに、転んで骨折して、寝込んで、そのまま老化急進行ってことになるのだろう。母がそうだった。
今度からは転んだら、カッコウなんかつけないで、転んだままでおおげさに助けを求めることにしようか、一回くらいは救急車に乗ってみたいから、、。
痛い、でも、カッコウ悪い。なにしろ箱根観光の玄関の町の商店街の真ん中だから、通る人がいっぱいいて、大丈夫ですか、と、親切に言って下さる人もいる。
ハハハ、大丈夫です、ありがとう、、なんて強がり言いつつ、膝のゴミをさっと払って、すっくと立ち上がり、そろりと足を踏み出す。打った膝が痛いが、歩くことはできる。
振り返って転んだところを見たら、街路樹の根元の周りが、舗装面から低くなっていて、うっかりそこに足を突っ込んだのであった。
そろりと歩き始めて、次第に調子が戻る。ハハ、なんともないよなあ、と、自分言い聞かせつつ行く。
電車に乗ってから落ち着いてみると、右膝のズボンが破けている。おお、中身はどうかと触ってみたが、血は出ていないがちょっと皮がむけている。
もう10年も前だったか、長崎の町の繁華街で、突然ばたんと見事に転倒模範演技のごとく転んだ。このときも周りに大勢人がいて、恥ずかしかった。きれいに舗装した道だが、どうして転んだのか、ちょっと舗石に段差があったらしい。
このときはズボンが破れるだけでなくて、血が出た。急いで薬局で絆創膏を買って、それでズボンを応急修理し、ついでに傷口もふさいだのだった。
老いる自分の衰えに気がつかずに、特に足元に注意することなく歩いているらしい。疲れると足の上がり方が鈍ってすり足になり、ちょっとした舗装の石の段差でも転ぶようだ。
転びかかっても、立て直す踏ん張り能力とか、反射的になにかにつかまる能力に欠けてきているらしい。
そのうちに、転んで骨折して、寝込んで、そのまま老化急進行ってことになるのだろう。母がそうだった。
今度からは転んだら、カッコウなんかつけないで、転んだままでおおげさに助けを求めることにしようか、一回くらいは救急車に乗ってみたいから、、。
2008/12/23
075【世相戯評】なんでも外注時代だから風邪ひきもそうしたい
風邪をひいて調子が悪い。
寝ながら考えたのだが、ちかごろはなんでも外注(アウトソーシングなんていう)する時代だから、風邪ひきも誰かに出したい。わたしの替わりに熱を出し咳き込みつつ寝込んでくれる人に、。
いまや家庭のことも個人のことも、どんどん外注できる時代である。
教育、食事、介護などが典型だが、代理母なんて子をつくる生殖作業さえも外注できるのだから、すごい時代になったもんだ。
ならば、病気だって他の人に外注できる時代が来るに違いない。風邪程度なら外注費が安いが、癌となるとものすごく高価だろう。金持ちはそれでも外注するだろう。
このヨタ話を突き詰めると怖いことになりそうだ。
とりあえず外注したいのは、便所へ行くことである。大100円、小50円くらいで、誰か代わりにやってもらいたい。
あ、そういえば、「なんでもやります」と書いた便利屋のパンフがはいっていたなあ、頼んでみるか、。
寝ながら考えたのだが、ちかごろはなんでも外注(アウトソーシングなんていう)する時代だから、風邪ひきも誰かに出したい。わたしの替わりに熱を出し咳き込みつつ寝込んでくれる人に、。
いまや家庭のことも個人のことも、どんどん外注できる時代である。
教育、食事、介護などが典型だが、代理母なんて子をつくる生殖作業さえも外注できるのだから、すごい時代になったもんだ。
ならば、病気だって他の人に外注できる時代が来るに違いない。風邪程度なら外注費が安いが、癌となるとものすごく高価だろう。金持ちはそれでも外注するだろう。
このヨタ話を突き詰めると怖いことになりそうだ。
とりあえず外注したいのは、便所へ行くことである。大100円、小50円くらいで、誰か代わりにやってもらいたい。
あ、そういえば、「なんでもやります」と書いた便利屋のパンフがはいっていたなあ、頼んでみるか、。
2008/12/15
074【法末の四季】大雪にそなえて冬支度を始めた
中越・法末の活動拠点「へんなかフェ」は、雪のシーズンに備えて冬支度をした。
わたしたちの拠点民家にはないが、庭を大切にしている家では、庭木を板で囲ったり、雪釣りして倒れたり枝が折れないようにしている。
窓や縁側のガラス戸の外を板で囲った。そのままにしておくと積もる雪がガラス戸を押して壊すので、板で守るのである。
玄関を冬用の入り口に変えた。便利な入り口は、屋根から落ちてくる雪でふさがれるから、ちょっと不便でも雪が積もりにくい形になっている庇の下の入り口にした。
わたしたちの拠点民家にはないが、庭を大切にしている家では、庭木を板で囲ったり、雪釣りして倒れたり枝が折れないようにしている。
雪国育ちでないわたしには、そんなことがことのほか珍しい。
春から秋は明るく風通しのよい家だが、冬は昼間も電灯をつけていないと薄暗い。はっきり言って陰気である。
古い家は傾いていて戸の建て付けが悪いし、外壁や床のインシュレーションもよくないから、寒い。
周りを板で囲っているから、もしも夜中に火事となったら、逃げ出すのは玄関しかない。考えると恐ろしい。
伝統的民家が美しいと言っても、住むとなると苦しい。
でも、春から秋にかけての快適なこと、特に夏の昼寝の楽しみは、冬のことを忘れさせる。
冬の伝統民家の楽しみは、囲炉裏の火を囲んで、だらだらとしゃべりつつ、酒を飲み、鍋料理をつつき、餅や銀杏を焼いて食い、時にうとうと居眠りをすることである。
集落のいくつかのお宅を訪れたが、めったに囲炉裏にはお目にかかれない。どこもコタツと石油ストーブである。ストーブの温風をパイプでコタツの中に取り込んでいる工夫が面白い。
参照→中越山村・法末の四季物語
2008/12/14
073【怪しいハイテク】カメラの液晶表示がダウン
デジタルカメラ(キャノンixy900is)の液晶画面が壊れた。
それでも光学ファインダーがあるので、そこから見定めて撮影すると、画像は写っているので、カメラの機能は死んではいない。
それでも一応、修理に近くのキャノンの店に行って聞くと、液晶画面だけ取替えは約1万円だと言う。ちょっと悩んだが、頼んだ。
その日の夕方電話がかかってきて、カメラを開けてみたら、水に浸かったらしくてあれこれおかしいので、直すとなると新しく買うほうが安い、と言われた。
う~む、以前に便所にボチャンしてから生き返ったのだが、やっぱりプロから見るとダメらしい。
しょうがないので、そのまま返してもらった。ファインダーから覗けば撮影はできるのだが、問題は設定を変えることができないのである。でもまあいいや、と使うことにした。
しかし、このままでも困るので、同じ型のカメラの中古品をインターネットで調べると、15000円前後で売っている。
近くのソフマップに言ってみたら、10000円ほどで、ちょっと液晶に黒点があり、画像にも影響が出ると書いてあるixy900isがおいてある。う~む、どうしようかなあ、、考えているけど、、、。
それにしても、液晶画面が見にくい明るい屋外の風景撮影がほとんどなので、光学ファインダーがあるこのカメラを買っただが、まさか液晶が壊れるとそれが役に立つとは思わなかった。
まあ、昔のカメラはみな光学ファインダーだったし、設定を微妙に変えることもないし、しばらくこれで行こう。
ところで、この型から後の新製品で28ミリのデジタルコンパクトカメラのどれにも、光学ファインダーがついていないのである。どうしてなのか、明るい山や海などで移すと困るのだ、なんとかせい、。
それでも光学ファインダーがあるので、そこから見定めて撮影すると、画像は写っているので、カメラの機能は死んではいない。
それでも一応、修理に近くのキャノンの店に行って聞くと、液晶画面だけ取替えは約1万円だと言う。ちょっと悩んだが、頼んだ。
その日の夕方電話がかかってきて、カメラを開けてみたら、水に浸かったらしくてあれこれおかしいので、直すとなると新しく買うほうが安い、と言われた。
う~む、以前に便所にボチャンしてから生き返ったのだが、やっぱりプロから見るとダメらしい。
しょうがないので、そのまま返してもらった。ファインダーから覗けば撮影はできるのだが、問題は設定を変えることができないのである。でもまあいいや、と使うことにした。
しかし、このままでも困るので、同じ型のカメラの中古品をインターネットで調べると、15000円前後で売っている。
近くのソフマップに言ってみたら、10000円ほどで、ちょっと液晶に黒点があり、画像にも影響が出ると書いてあるixy900isがおいてある。う~む、どうしようかなあ、、考えているけど、、、。
それにしても、液晶画面が見にくい明るい屋外の風景撮影がほとんどなので、光学ファインダーがあるこのカメラを買っただが、まさか液晶が壊れるとそれが役に立つとは思わなかった。
まあ、昔のカメラはみな光学ファインダーだったし、設定を微妙に変えることもないし、しばらくこれで行こう。
ところで、この型から後の新製品で28ミリのデジタルコンパクトカメラのどれにも、光学ファインダーがついていないのである。どうしてなのか、明るい山や海などで移すと困るのだ、なんとかせい、。
2008/12/09
072【建築家・山口文象】山形梅月堂シンポジウム
山形モダン建築の再発見
建築家・山口文象が1936年に設計した山形市七日町にある梅月堂、いまや彼のモダニズムデザインはこの梅月堂と黒部第2発電所だけが現存。
地方都市の中で生き続けるモダンデザイン,いわば「マレビト」としての建築の魅力を,山口作品を通して体験する展覧会,シンポジウムを,現地の梅月堂の建物内で開催。
梅月堂のできたころの山形、梅月堂がその後に山形で果たした役割、梅月堂と神楽坂との思いがけない縁、梅月堂を設計した頃の日本の建築界と山口文象などの話題を提供、当時の建築設計図や写真も公開展示。
(日本建築学会東北支部山形支所事業2008)
●旧梅月堂展覧会・オープンハウス
・日時 2009年1月12日(月・祝)~17日(日)11:00~17:00
●旧梅月堂シンポジウム
・日時 2009年1月11日(日)14:00~16:00
・講演:伊達美徳
・座談会:伊達美徳,相羽康郎 他
・進行:香川浩
・会場:YT梅月館(山形市七日町1-4-26)
・定員:30名(申込先着順)
・問い合わせ:東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科相羽研究室
tel. 023-627-2057e-mail yaaiba@env.tuad.ac.jp
●関連→山口文象サイト
建築家・山口文象が1936年に設計した山形市七日町にある梅月堂、いまや彼のモダニズムデザインはこの梅月堂と黒部第2発電所だけが現存。
地方都市の中で生き続けるモダンデザイン,いわば「マレビト」としての建築の魅力を,山口作品を通して体験する展覧会,シンポジウムを,現地の梅月堂の建物内で開催。
梅月堂のできたころの山形、梅月堂がその後に山形で果たした役割、梅月堂と神楽坂との思いがけない縁、梅月堂を設計した頃の日本の建築界と山口文象などの話題を提供、当時の建築設計図や写真も公開展示。
(日本建築学会東北支部山形支所事業2008)
●旧梅月堂展覧会・オープンハウス
・日時 2009年1月12日(月・祝)~17日(日)11:00~17:00
●旧梅月堂シンポジウム
・日時 2009年1月11日(日)14:00~16:00
・講演:伊達美徳
・座談会:伊達美徳,相羽康郎 他
・進行:香川浩
・会場:YT梅月館(山形市七日町1-4-26)
・定員:30名(申込先着順)
・問い合わせ:東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科相羽研究室
tel. 023-627-2057e-mail yaaiba@env.tuad.ac.jp
●関連→山口文象サイト
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