新しい年の明け初めのご挨拶を申し上げます。
おすこやかに初春をお迎えのことと存じます。
今年から考えるところあって年賀状をやめ、寒中見舞状を送ることにしました。
わたしが忘れなければ、そのうちにお手元に届くことでしょう。
今年は干支の丑、わたくしは7回目を迎えて年男です。
よくぞまあ長きにわたって生きてきているものです。
昨年のわたしにとって一番の達成感のあったことは、ひとつは若い方々と一緒に、都市計画の教科書として「初めて学ぶ都市計画」を出版できたことです。
もうひとつは、この3年間、中越震災復興支援のために、長岡市の山村・法末集落に仲間たちが通っており、わたしも真似事で後についていっておりますが、その美しい棚田の一角に住民たちと共同して小屋を建て、その屋根を地域の伝統的な茅葺きとする手伝いをしたことです。
この美しい集落の茅葺屋根は全て鉄板で覆われましたので、これが唯一で最後の眼に見える萱葺き屋根となるでしょう。
今は深い雪の中に眠っていますが春が来たら、その小屋は足湯となって農作業の疲れを癒してくれます。
詳しくはわがウェブサイトの「法末の四季」をご覧ください。
https://sites.google.com/site/hossuey/home/siki-animation
なにやら世の中は騒がしいのは程度の差こそあれいつものこと、老いの進み具合をわが身で測りつつ送る日々は、生物実験観察のごとく、まことに興味深いものです。
徘徊老人として日々のよしなしごとを綴っておりますので、今年も下記サイトをよろしくご愛読くださいませ。
●まちもり通信https://sites.google.com/site/machimorig0/
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●景観文化論https://sites.google.com/site/machimorig0/#keikan
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○建築家山口文象論https://sites.google.com/site/machimorig0/#bunzo
お風邪など召しませんようにお過ごしください。
2009年元旦
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