2012/04/09

604渋谷の山手教会の建築が消滅(実はわたしの誤認だった)

渋谷の公園通りの坂道を、NHKに向かって登っていた。
 と、左に大きな空き地ができている。はて、ここに何があったっけ?
 建物がなくなると、そこに何があったか思い出せないことが多くなったのは、わたしの忘却力の向上のせいだろうか。
しばらく歩きながら考えていて、思い出した、ここに東京山手教会と共同住宅ビルがあり、地下に「ジャンジャン」という小劇場があったのだった。
 引き返して写真を撮った。

 手元の資料(RIA1953~1983 30年記念誌)を調べたら、後ろに共同住宅ビルとセットで建てたキリスト教会ができたのは1963年、50年前であった。設計はRIAと毛利武信の共同である。
 見事に取り壊されて、次の建物の工事をやっている。たぶん耐震問題で建物の物理的寿命が切れたのだろうし、半世紀前と比べるとこの立地はほかの採算の良い不動産事業の適地になっているからだろう。
 公園通りはパルコの進出で大きく変わったのは、1970年代だったろうか。いま、パルコのひとつは閉鎖されていて、公園通りに次への転機がきているらしい。

 渋谷駅前にあった東急文化会館は1950年代半ばに建った記憶があるが、これも取り壊されてヒカリエ(妙な名前)の複合ビルになった。次は渋谷駅の大改造だろう。
 わたしが学生の頃の渋谷は、駅の周りだけが繁華で、公園通りはもちろん、ハンズのあるあたりは怖い感じがしたものだ。

 その後、どういうわけかガキどもが集まるゴチャゴチャしてきて、大人は敬遠する街になってしまったが、その一方で東急文化村ができた90年代から、大人もまた行く街になった。
 わたしは松濤の観世能楽堂によく行ったから、渋谷の盛衰は興味を持ってみてきた。
 東横線が地下鉄に直結して埼玉まで行くようになると、この街や東急沿線がどう変わるのか楽しみである。
 身近では、東横線が横浜からMM地下線に直結して、横浜関内あたりが大きく変わりつつある現象を楽しく徘徊して見ている。

(追記2013/08/20)コメント欄に匿名の方から「当教会、未だ消滅しておりません。現存しております。アップルストアの前、GAPと西武 opening ceremonyにございます」と書き込みをいただきました。匿名の方には対応しないのですが、特別に。1963年に建てた教会建築はなくなっていることは確かです。おっしゃる意味は、教会は別のところに存続しているということでしょうか。まさかあんな大きな建物を曳家したのではないでしょう。表題を一部変えておきます。

(追記20141203)このブログに、また「消滅していない」とコメントをいただきましたので、現地確認したところ、わたくしの間違いでした。現にまだ存在しています。勘違いをお詫びいたします。
 山手教会はいまも建っております。お詫びして訂正いたします。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして。東京山手教会の教会員の一人です。
建物をご紹介頂きまして、ありがとうございます。
一点だけ、修正をお願いしたく、コメントいたしました。
当教会、未だ消滅しておりません。現存しております。アップルストアの前、GAPと西武 opening ceremonyにございますので、もし渋谷公園通りをご訪問された場合には、是非ご確認くださいませ。

匿名 さんのコメント...

ブログの方は、場所を勘違いされているようですよ。UPされている写真は宇田川町3-3、渋谷東武ホテルのお隣の土地ですが、東京山手教会は昔も今も宇田川町19-5。
写真の奥に写っているパルコより渋谷よりのところに建っています。

伊達美徳 さんのコメント...

ご指摘ありがとうございます。そのとおりで、健在であることを確認しました。ここにお詫びして、訂正いたします。(まちもり散人)