2012/04/06

602建築家2代の風景

 新宿西口の電器街や飲み屋街をうろうろしていると、その日本的というか東洋的な風景に興味をかきたてられる。香港を懐かしく思う。
 特に背景に超高層ビルが見えると、その対比がなんともいえない良さがある。
 ここにある交差点から、建築家丹下2代のなせる新宿風景を鑑賞することができる。かたや父・健三設計の東京都庁舎、かたや息・憲孝設計のデザイン学校である。
 どちらがうまいとはいえないが、どちらかというと息子の、ひとつ目小僧包帯ぐるぐる巻きミイラビルのほうが、新宿によく似合う。

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