2016/10/16

1222【珍しく病になり薬屋と論争】耄碌した年寄り患者には医薬分業になって負担が大きくなったと思った

 珍しく内臓の病で、排水管が錆びたらしい。医師から処方箋をもらったのが昨日、近くの調剤薬局が土日は休み、昨夜は我慢して過ごした。
 今朝早く起きて日曜日でも開いている調剤薬局をネットで探し、10時開店と同時に駆けこむ。白衣のオバサン(調剤人とでもいうのか)が、薬の説明をしてくれるのだが、これが要領を得ない。こちらは寝不足で機嫌が悪い。

「この薬をのんだら、乳製品を摂るなら2時間くらいあけてください」
「はい、でも、耄碌しているから忘れるので、紙に書いてください」
「この薬の説明の紙に書いてあります、鉄剤などにも注意、とね」
「エッ、あのね~、鉄棒をしゃぶるのと牛乳を飲むのじゃあ、天と地ほど違うでしょ」
「いや、乳製品に鉄分が入っているですよ」、
「エッ、牛乳は鉄からつくるかい?、とにかくそこに乳製品飲むな食うなと、大きく赤い字で書いておいてください、かならず忘れるからね」
「はいはい」
「今後は同じ薬を他に人にも出すなら、同じように書いた方がいいですよ。牛乳が鉄でできてるって知ってる人は、あなたくらいなもんですから」
「呑むのはお昼ごはんの後にしてください」
「あのね、わたしは11時ごろ朝昼兼用ですが、どうしましょ」
「あ、ブランチね。ではそのブランチの後でいいですよ」
「あ、もうひとつ骨の薬を呑んでますが、一緒でいいですか」
「あ、それもまずいですねえ、じゃあ、この薬は夕食の後にしましょう」
「でも、骨の薬は1週間に1回、火曜日だけですけど、」
「では火曜日だけは、この薬を夕方にしましょう」
「う~ん、火曜日に飲むのさえちょくちょく忘れるのに、さらに複雑なこととなんて、耄碌してるから、かならず間違うなあ、困ったなあ」
「じゃあ、この薬は毎日夕食後にしましょう、それなら間違わないでしょ」
「でも体調がよくないから、今すぐに呑みたい」
「ご飯食べてからにしてください」
「じゃあ、今日は例外にしてもらって、すぐにそのあたりでパンと牛乳でも買って、、、あ、いけないのか、ジュース買って公園で食べて、すぐにこれ呑みます」


 診察をうけた医院を出るときに受付で、この処方箋ではどこの薬屋でも買えるのかと聞いたら、どこでもよいと言う。
 では、うちの近くで買おうと戻って来たら、なんと4店もあるのに全部土曜休業である。そうか、近くの病院が休診だからだなと気が付いた。ということは明日の日曜日も休業か。医者と薬屋が結託して、自分の都合で営業してりうんだな。

 それなら、診察うけた医院の近くの薬局は営業していたに違いない。だが体調悪いのに引き返す気力がないし、もう5時近くだから着いたころは閉店してるだろう。
 それで、こうして次の日に、たまたま日曜も開店する店を近くで発見したから、1日遅れの服用開始になったが、これが見つからないと2日遅れになった。

 おいおい、医療業界はそれでいいだろうけど、患者業界としては断固として困るぞ。医薬分業でなければ診療日から服用できるにに分業のために遅れる、そのせいで症状悪化したら、責任をどうとってくれるのか。
 昔は医者が薬をくれたから、医院で一度に全部済んだから、こんな苦労をしなくてよかったのになあ、なんで医薬分業にしたんだよ、薬代金の外にいろいろ請求されるし(普通に営業しているのに休日割り増しもとる)、医者にもう話したのに同じことをまた聞かれてめんどくさいし、患者は負担が増えて困るだけだよ。

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