「ドケ、ドケ~、轢かれてもしらねーぞッ」っと怒鳴るのを、義務付けるのだそうである。なんというバカなことをさせるんだよ、根本が間違ってるぞ。
歩行者のすぐ脇を電気自動車がいきなり脇を通過するとアブナイのだそうだ。
あのなあ、その責任は、「すぐ脇を通過する」側にある。あんな鉄の箱が「すぐ脇を通過すること」がそもそもいけないのである。
「すぐ脇を通過される側」が注意するべき義務も責任も無いぞ。
トラックがバックして来る時、「バックします、注意してください」って、機械女の声がするが、バカヤロ、そっちが注意するべきだろッ。
それをなんだよ、乗用車がすぐそばを通過するときに、警告音を出して注意してやるんだというのである。聴覚障害者を引き合いに出して、いかにも福祉のためぶるなよ。
おためごかし
要する、「ドケドケッ」って言うのでしょ、思いあがっちゃいけないよ、自動車業界さんよ。
自動車の及ぼす公害は数々あるが、その中で大気汚染問題が電気自動車で解決するってのは嘘っぱちだが、騒音が解決するのは本当だから喜んでいたが、なんとまあ、こういうことでやっぱりわざわざ騒音を出すのか。
騒音公害は続くのか~、ガッカリ。
やるべき義務付けは、こうでしょ。
①電気自動車に限らず自動車の走行は、歩行者から2m以上離れなければならない。
②歩行者から2m以下の範囲で走行するときの速度は、当該歩行者の速度を超えてはならない。
それを警告音でドケドケッなんて言わせるって、どこまでバカで威張ってるんだ、自動車屋は、。
警告音を出していたのに轢いてしまったら免責されようなんて考えるんだろうけど、そりゃ穢いぞ。
あのなあ、障害者が近づきすぎて危ないと思ったら、運転してるひとが窓を開けて、「恐縮ですが、通して下さい」って、口でお願いするもんでしょ。
近ごろ、乗用車のデザインが日に日に悪相になって、「オラオラぼやぼや歩くんじゃねえぞ、ドケドケ~ッ」って顔になっていると思ったら、自動車屋の本性もそうであったか、この威張り様は日本帝国軍なみで、困ったもんだ。
思い出せば、この警告音義務化という歩行者への責任転嫁は、かつての横断歩道橋による交通対策と同じだなあ。昔、「横断歩道橋は素晴らしい」、なんてエッセイを書いたことがある。
https://sites.google.com/site/machimorig0/hodokyo参照:http://datey.blogspot.jp/2009/08/161.html
2 件のコメント:
ご意見に100%賛同します!後からきて抜かさせてもらうなら、すみません失礼します、と言うのが常識と思います。
八木充生さま コメントありがとうございます。常識がない自動車業界ですね。
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