晴れて気持ち良い秋の日の午後、港あたりまで徘徊して戻って来たら、近所の郵便局の前に男4人がいて何やらしゃべっている。おい、密になってるよ、入り口ふさいじゃいけないよ、今日は休日じゃないだろうにと思いつつ近寄れば、閉店している雰囲気である。
扉に張り紙、なになに、窓口局員のコロナ感染が判明して、消毒のために窓口もATMもしばらく休止する、え、いつからなんだと見れば、一昨日の13日からとある。
あれ、わたしは13日の朝10時ころ、郵便物を発送にここに来たよ、窓口の女性局員から専用封筒を買って現金と発送封筒の受け渡し、この間に必要なことしゃべったよ、あの人だろうか、ってことはもしかしてわたしも感染かな、いや、逆に私が彼女に感染させたかな、う~む、遂にコロナの奴ここまでやってきたか、。
13日朝に発送手続した郵便物は宛先Sさんから届いた知らせがあったからいいけど、さて受け付けた郵便物全部を消毒したのだろうか。わたしの封筒発送後に感染判明なら未消毒だ、あ、Sさんがこれで感染したら大変だあ、。
わたしは今日15日まで何ともないな、まあ、濃厚接触した仲じゃないもんなあ。
それにしてもあわただしく消毒にかかったとしたら、そのまま局内に残っている郵便物もたくさんあるだろうなあ、大変だなあ。
狂歌<コロナ来襲>
コロナ来て目にはさやかに見えねども郵便閉鎖に驚かれぬる
これまでコロナコロナと世間で騒ぐけど、現実に目に見えてのそれらしい事件は無かったのが、ついに300m以内の距離にコロナ軍が攻め寄せて来た。
実際にはほかにも近所に感染者が発生して消毒騒ぎもあるのだろうが、公的施設じゃないと玄関にコロナでございと張り紙しっこないだろうから、これが初めての遭遇である。
(2021/09/15)
参照:コロナ大戦おろおろ日録
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