2008/09/22

042【世相戯評】わたしは選挙に行かない主義なのだ

 ちかごろ選挙の話題が多い。でも、わたしは選挙には行かない。行ったことがないのではないが、30代の中ごろからやめた。
 そのころの仕事の関係で、左系も右系も、後に首相や大臣になった人たちも、その秘書などもの政治家に会わざるを得ないことが多くなり、会っているうちにあれこれあって、もう選挙なんてと嫌気がさしたのであった。

 それはともかくとして、最近の選挙のやり方はおかしい。
 全国区(というのが今もあるのかどうか知らないが)ならともかくとしても、地方区に、政党の戦術でその地域に何の関係もない人を立候補させるって、私の頭ではどう考えても変である。
 選挙で地方区があるのは、その地域をよく知る人を地域の代表として国政に送り込む仕組みだとばかり思っていたのだが、どうもそれは違っていて、政党の選挙戦術の仕組みらしい。

 政党からの刺客とか言って、地域無関係無思想芸能的有名人物を立候補させたり、これまで東北あたりで当選してきた某党首が、競争相手党の有力候補者が立候補する東京あたりかどこかの選挙区に移転して、相手を蹴落とそうって選挙戦術をやろうとしているとか。

 そういえば、ある地区の固定支持選挙民を受け継いだ2代目3代目の血族後継政治家が多いが、選挙区は東京外の地方にあっても、彼ら彼女らは実は東京で生まれ育ち仕事している人がほとんどだろう。今度、首相になりそうなお方は、どうなんですねかねえ。

 まあ、それでもほいほい票を入れるおバカな選挙民がわんさといるのは、小泉内閣のときの郵政解散翼賛選挙で見たとおり。
 わたしはもうアホらしい、どうぞご勝手におやりください。

0 件のコメント: