2009/10/22

192【日々の暮らし】日常の買い物と年寄りのボケとは関係ありそうだ

 最近、私が買い物に出かけて食材類を買うことが続いている。
 これまで私の買い物といえば、書籍類と電器関係用品だけであったから、新分野開拓でそれなりに楽しいともいえる。
 もともと店で食品そのものを形や色や珍しさで、しげしげと見ることは好きで、出先で市場の生鮮品売り場でうろうろすることはよくあったが、これは買い物ではなくて単なる見物である。
 特に地方の海産物市場が面白い。あのゴチャゴチャがなんともいえず好きである。そういえば金沢の近江町市場が、最近大改築されたらしいので、どうなったか行ってみたいと思っている。

 近所のマーケットで家計支出として食材を買うことはほとんど無かったから、値段も知らなかったのに、このところ値段のことを気にするようになってきた。
 今は秋刀魚が出盛りらしいが、値段が日により店によってずいぶん違うはなぜだろうか。1尾200円もするのかと思えば、別の店では50円だったり、次の日は98円だったり。鮮度が違うのか、仕入れ市場の差か、それとも店の戦術戦略か。たかが50円で戦略も無いか、、。

 米の値段は、法末集落で米つくりしているから、ちょっとは興味がある。わたしの作る米は新幹線料金と人件費を入れると、原価は一粒あたり幾らと計算することになるから値段のことは考えないのだ。
 近所で売っている南魚沼産コシヒカリは1kgが700円くらいだが、安い米は300円くらいもある。ハサ掛け天然干し米だとて、結構な値段のものもあるから、私の作る米は減農薬ハサ掛けだから売れば700円でも良いのかもしれぬ。

 法末の営農組合から私が毎月送ってもらっている米は、特別栽培米と称する減農薬なので650円である。普通は600円である。
 地理的にはすぐ隣が魚沼産と銘打つことができる小千谷市であるから、実情は魚沼産コシヒカリである。

 毎日買い物しても食材の値段は、高いのか安いのかさっぱり判別できない。
 セルフサービスのマーケットと、商店街の店売りとは、値段がどう違うのだろうか。近所には食材の100円ストアーなんてのもあって、何でも105円である。
 値段はその品質と大いに関係があるが、書籍や電器用品は品質がある程度は経験的にあるいは客観的にわかるのだが、生鮮食品の質はどう判断するのかさっぱりわからない。

 本日は高い買い物したのか、それとも安い買い物して儲かったのか、、?
 毎日こうして品物や値札とにらめっこして考えていると、ボケが停止するだろう。そうか、どちらかと言えば女性のほうがボケないのは、買い物好きだからであったか。

0 件のコメント: