復興で仙台・名取都市圏はどう変わるのだろうか
1.仙台空港に何もない風景を見に行く
仙台空港に行ってきた。仙台と名付けながら仙台市内にはなくて、その南の名取市と岩沼市にまたがってある。
ならば、なぜ宮城空港と言わないのか。たぶん、仙台平野にあるからだろう。千葉県浦安市にありながら東京ディズニーランドというがごとしで、あれは東京湾に面しているからだそうだ。
さて、仙台空港駅についたが、べつに飛行機に乗る用事はないのだ。空港を背にしてすたすたと外に出て東に向かう。
外に出てもなにもない、まったくと言ってよいほど、な~んにもないのである。
今日はその何もない風景を見学にやってきたのだ。そう、津波被災地である。仙台平野は見事といってよいほどに3.11津波に洗われた。
特に名取市の北部の閖上地区の消失を、わたしはその当時にメディアでいろいろと見て、息をのんだ。閖上なる地名もユリアゲなる読み方も、初めて知った。
今日やってきたこのあたりは、名取市の南端部の太平洋沿岸で、地名を下増田地区の北釜集落という。
空港の東に海岸に並行して貞山堀という運河がある。伊達正宗が掘らせて17世紀初頭にできたという。背後に空港のエンジンが轟々となる音を聞きながら運河にかかる橋を渡れば、前にはただただ草が地面をおおう巨大な広場である。
以下、続きの項目は
2.あまりにもきれいすぎる被災跡地
3.この平地でも社叢林のあった神社が津波に耐えた
4.もしかしたらこの大通りが津波の侵攻を招いたか
5.海岸砂丘の松林と屋敷林(いぐね)は津波を止めなかったのか
6.新たな海岸森林に津波減災機能を期待する
7.集団移転は名取市の都市構造をどう変えるか
全文は「東北に大津波被災地を訪ねて【名取市北釜地区】」
https://sites.google.com/site/dandysworldg/natori-kitakama
関連ページ
・東北に大津波被災地を訪ねて【東松島・野蒜】
https://sites.google.com/site/dandysworldg/natori-kitakama
・地震津波原発コラム集
http://homepage2.nifty.com/datey/datenomeganeindex.htm#jisin
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