村上春樹なる小説家が長編小説を上梓したとて、なにやら本屋が騒がしいと、新聞のニュースにある。
その題名が長たらしくも『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』なんだそうである。
今日、近くの本屋に「本の雑誌」を買いに行ったら、沢山の『色彩……』が積んであった。
えーと、この村上春樹ってずっと前に、『ノルウェイの森』って小説で評判になってたことあったよなあ、あ、そうだ「IQナント」かって、知能検査?の本もあったような。
なんにしても、村上春樹が書いた本を読んだことは一度もない。
読んでやってもよいのだが、これだけ世間が騒ぐと、偏屈の虫が起きてしまう。これでまた村上春樹を読む機会が遠のいてしまった。まあ、遠ざけているのはわたし自身だが、、。
なんでも、出版社がインタネットによるチラチラお漏らし宣伝をしたのが効いたとかって、新聞に書いてあるけど、インタネット好きのおれは知らなかったぞ。
どうもわたしのインタネット世界は、世の中の一般的傾向とは違うところを覗き込んでいるらしい。
それにしても、本ってのは世間の評判(インタネット)とか、出版社の宣伝(直木賞、芥川賞)とか、本屋の推薦(本屋大賞)とかに頼って読むものかい。
本くらいは自分で選べよ。
小説家で村上と言えば、わたしには村上龍である。
この人の小説は、『限りなく透明に近いブルー』はもちろん読んでない。だって、世間が騒いだから偏屈虫が鳴いたのだ。
で、『トパーズ』、『希望の国のエクソダス』、『半島を出よ』、それから他にも何か読んだような気がする。
あ、昔々のこと、村上元三という時代小説家がいたなあ、。
でも、村上と言えば、なんといっても村上隆である。
なんだよ、このヘンなアーティストは、こんなのが何億円もするなんて、、??、、。
●参照→伊達の眼鏡「世相戯評いちゃもん」
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