ヒマなので勉強に出かけた。最近リニューアルした「新聞博物館」(ニュースパーク)である。
しかし、古新聞コピーのパネル展示ばかりで、実につまらなかった。古新聞を見るなら図書館に行けばよい。
時節柄、オリピック競技という企画による古今の競技大会の新聞だったが、わたしはオリンピックにまったく興味ないから、どうもしょうがない。
いろいろな賞を得た記事が麗麗しくパネルにしてあるのは、それはそれでよいのだが、逆に、報道における誤報という都合の悪いことは、全く扱っていないのには、なんとなく白けた感になった。また、戦争やテロ報道のような、難しくその態度も議論のあることも、展示の中にはなにも見えない。
ようするに新聞ジャーナリズムの持つべき主張とか批評精神とかが見えないのが、つまらない原因だな。
新聞写真で1枚だけ、わたしにはおぞましくも懐かしい展示があった。1960年10月12日、浅沼稲次郎暗殺現場写真である。
このときわたしは大学生で、床屋で髪を刈ってもらっていた。たまたまTVで実況撮影したその場面が、繰り返し放送されて、おぞましい思いでそれを見ていた、強烈な記憶がある。
この瞬間を撮ったカメラ記者には、「写真撮る前にカメラを投げつけて殺害を防ぐべきだった」と、非難の新聞投書がたくさんあったものだ。
今ならネットでボロクソだろう。
体験型展示は、オリジナル新聞つくりと、新聞記者になって取材ゴッコだそうで、どちらにもスタッフから誘われた。
記者ゴッコはグループでやるらしいので、キムツカシイ年寄りには面倒なので遠慮した。
オリジナル新聞つくりは、PCを使って製作するそうだ。できあがり見本を見せてくれたが、その中の写真(それも向うが用意するもの)と十数字のコメントだけがオリジナルで、そのほかはテンプレートのまま既製品だというのである。
わたしが今日撮った写真を入れたいし、できればわたしの誕生日の新聞をつくりたいと言ったら、それはできませんという。つまらないから遠慮した。
参加型ミュージアムの時代だが、参加するこちらが気難しくて参加しづらい。
ニュースパークサイトhttp://newspark.jp/newspark/
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