金を払おうとすると、「タッチしてください」という。
おお、その女店員がボディのどこかに触ってくれというのか、でも、お年を召しているよなあ、、てなことではなくて、年齢確認タッチパネルを叩けと言うのである。
う~む、ボケて来たから、オレは20歳以上かどうかわからんなあ 「分りません」ってタッチは無いのかい? |
「はあ、でも、きまりですので、お願いします」
「あのね、法律で年齢を確認するのは、酒を売る方であって、買う方じゃないんですよ」
「でも、店のきまりなんです」
「あのなあ、わたしは自分が未成年でないと自分で確認しなけりゃならないほど、ボケてるつもりはありませんがねえ」
「でも、、、」
「じゃあ、買うのを、やめます」(もしかしてオレは未成年かも)
てなことで、喉が渇いたまま徘徊を続けたのであった。
しばらくして、これってもしかしたら、「あなたは若く見えますね」って、リップサービスのハイテク版かもしれないと気が付いた。ありがとうって言うべきだったが、もう遅い。
また別の時、病院を出てすぐ前にある処方箋薬局に入る。薬を製造するまでずいぶん待たされたが、ようやくよばれた。
若い女性が言う。
「むすこさんですか?」
むすこさんとは息子さんのことか、まさか、、、何か違うことを聞かれたのだろう。
「え?……、はあ?、?……、……」
「ご本人ですか?」
「あ、はい」
やはり息子かと訊かれたらしい。
この薬は、代理人の息子が買いに来るほどの、よぼよぼ老人にしか処方しないのか、いやいや、痛み止め貼り薬ですよ。
う~む、これもリップサービスなんだろうか、薬屋も競争が激しいもんなあ。
あるいは、この人の視力にかなり問題があるんだろう。
商人はもっと実のあるサービスを考えなさいよ。
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