●コロナ第10波がピークを過ぎたらしい
2月から3月へと移行したが、とたんに天候が変わるわけでもないのに、なんだか春になったと感じるのがおかしい。今月は桜の花見できるぞと思うだけで、春になったことは確実だ。そこで毎年詠う本歌取りのうた。
願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月のコロナ
西行のこの元歌は旧暦2月詠であり、今は3月に詠うべきだから、まだあと1カ月はコロナが消えない限りはこの歌の効力はあるのだ。コロナ以来この4年、毎年毎年詠うのだが、実現しないままだ。
と思っていたら、どうやらもうこの歌も今年で終わりらしい。それは、コロナ第10波が山を迎えて下り坂に来たからである。もちろん11波も12波のあるのだろうが、このところどうも歌に詠うほどの迫力がコロナに失せてしまったのが、残念、いや、喜ぶべきだな。
●能登半島の次は房総半島か
コロナが終わろうとしたところに、能登半島大地震がやってきて、災害日本いや災害地球を如実に感じている。さらにそれを強調するかのごとくに、今度は房総半島の沖で地震が群発しているとのことである。そういえばうちでも昨日も揺れたなあ。房総半島のナマズが能登半島のナマズに負けてはならないと、暴れ出したらしい。
今はUSAで改造中なの東京湾にはいないが、今年中に戻ってくるらしい。つまり5500人の生活を支えつつ10万トンもの軍艦や70機もの軍用機などを動かすほどの大エネルギーを生産する2基の核発電炉が東京湾上にあるのだ。これが地震で事故を起こさない保証はあるのだろうか。例えば能登のように海底が盛り上がってきて、空母が座礁したらどうなるのか。よくわからぬが、東京圏ではものすごく怖いことが起きるだろう。
そこで本歌取り狂歌 (注:「なゐ振る」とは大地が揺れることの古語)
願わくは花のもとにて春死なむその房総になゐ振る前に
(20240302記)
参照
2014/08/10/・980福島原発なみの東京湾巨大原発が稼働中https://datey.blogspot.com/2014/08/980.html
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伊達美徳=まちもり散人
伊達の眼鏡 https://datey.blogspot.com/
まちもり通信 https://matchmori.blogspot.com/p/index.html
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