このあたりは昔はお屋敷町であったらしく、お偉い官吏の官舎跡とか大地主の別宅とか公開している家がいくつかあり、大きな料亭もある。
それらには特に興味はわかず、なんとなくあたりをぶらぶら歩いていたら、不思議な4つの建築に出会った。
まずその位置を航空写真でどうぞ。
航空写真の①マークのところには、なんだかフランク・ロイド・ライト設計住宅の亜流のような家が建っている。
同じく②のところには、ピンク色の木造で、どうやらキリスト教会の付属幼稚園舎らしい。かなり古そうだ。
同じ敷地の中に③の、これはまあびっくりするほど立派なキリスト教の教会建築である。木造でつくってある。なかなか本格的である。
そこからまたぶらぶらしていたら、真っ赤に光る建物④にでくわした。上のほうに「金井写真館本店」と書いてある。
今は事務所のようだったが昔は写真館だったのだろう。それにしても擬洋風木造建築の典型のようである。真っ赤に塗ってあるのは、昔からそうなのだろうか。
これらは道ばたに案内もないから、なんだかよく分らないままに道から面白く眺めてきたのだった。
後でウェブ検索したら①と②のほかは出てきたから、ここには解説しない。②は教会の付属だろうが、①が気にかかる。
それにしても、まったく不案内なところをうろうろしていて、こんなのに出会うとは、わたしの街歩き術もどうやら極意に達したようだ。
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