このブログで、コロナ後にどんな新世界がやってくるのか楽しみだった。パンデミックという大病の間に人類の沈思黙考を重ねて、その開けた時には新たな時代が始まるに違いないときたした。それを見たいからもう少し生きていようと、これまで度々書いてきた(参照:コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録)。
さて、コロナパンデミックがどうやら落ち着いてきたようだ。街にはマスク姿が少数派になってきたし、宴会飲み会イベント催事はコロナ前のように普通に行われるようになった。コロナは行き過ぎたらしい。
それでもちょくちょくコロナにかかった話が聞こえる。近いところでは大学同期生の同年の男が4月末にコロナにかかったとて、1カ月半も入院していた。つい先日に退院して、入院ちゅに弱った足腰のリハビリテーションに励んでいるという(こちらを参照)。
まあ、とにかくコロナが去っていく様子が見えているので、当然のことに期待していた「コロナ後の新世界」がどこかから登場してきているはずである。と、期待の目をもって現実世界とネット世界をあちこちと見まわしている。
だが、それらしきものは一向に見えない。いやいや、実は見ているらしいのだが、実は見たくない風景が見えてきているようだ、それは戦争と分断の地球の風景である。
そう、ウクライナのプーチン戦争は一向に終わらない。最新の戦況地図を1年前と比べると、ほとんど変わらない状況だ。膠着状態にあるのか。コロナ中に発生した戦争はコロナ中に終わらないままに、コロナ後の世界を担ったままである。これがコロナ後新世界の主要な風景とは、情けない。
ロシア侵略のウクライナ情勢20240630 |
同上の一年前の状況 20230503 |
そればかりか、パレスチナのあまりにも血なまぐさい死闘とで言うべき戦争が、ウクライナ以上に燃え盛っている。ヨーロッパでは右翼の台頭で不安定な政情が見えている。そして太平洋のむこうのUSAでは、コロナ禍の次はトランプ禍の再来も起きようとしている。
東アジアでは朝鮮半島の北あたりからミサイルが日夜飛び上がり落下し、近くの日本列島は危なくてしょうがない日々だ。このあたりからコロナ後の新世界戦争が起きるのか。それは強肩国家チャイナがき起こすタイワン有事へとつながるのか。
おお、そうなのか、コロナ後の新世界とは騒乱の地球であるのか。それを背景にして、私が暮らす日本列島の政府でも、戦争への準備におさおさ怠りない様子である。コロナ後新世界に日本列島も巻き込まれるのか、いや、積極的に打って出ようとしてとしているのか、準備に忙しい。下の二つのデータは、6月30日の朝日新聞から引用した。隣国コリアの軍事費の多いことに驚くが、さすが今も朝鮮戦争の中にいるからだろう。
コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録
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伊達美徳=まちもり散人
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