近ごろは外でめしを食うのが大冒険で、面白いがめんどくさい。
今日は昼めしを横浜駅地下で食べようと店を探していたら、家の近くでコロナの前からよく仲間と飲みに行っている「ナントカ水産」をみつけて、名前が同じだから経営も同じだろう、慣れた店だからとて入る。
テーブルに座って待てども、だれも注文取りに来ない。おやおや、ここもネット注文に変わったか見れど例のタブレットがない。
しかたないからカウンター向こうで作業中の板前に「どうやって注文するの?」と聴きに行く。
「はい、ここです」という。でもなあ、何の案内も出てないぞ。
で、注文したら「これをもって待っててください。用意できたらそれに書いてある番号をお呼びします」、小さな番号札をくれった。で、席で待てども待てども「7番さ~ん、用意できました」てな呼び出しが聞こえない。
番号札を見たら、何か星がチカチカしている。あ、これが呼び出しかな、また板前のところに行ってみると、果たして注文したマグロどんぶりができて角盆に乗っていた。
味噌汁がついているが、お茶がない、そばに水差しと小さなペラペラの薬を飲むようなプラコップがあるので自分で注ぐ。
ドンブリとみそ汁と水が乗る角盆を、左の片手で持つ。右手は杖を突いているからだ。
角盆を落としそうで怖い、できるだけ近いテーブルにたどり着いて、ようやくに昼飯にありついた。水のお替りを注ぎにいくのがめんどう、持っていたペットボトル茶を飲む。
やれやれ、外食でタブレットに出会うのは慣れたが、顧客酷使セルフサービス新方式がまだまだいろいろと登場して来るので、油断できない、年とっても杖ついたり、ましてやボケていられない、外食難民の恐れ十分だ。救済活動を待っている。
客をこき使いだした分は、値段が安くなっているかとみれば、反対に値上げだ。コンチクショウメ、これこそカスハラだ、「カスタマーへのハラスメント」だ。
いま、考え中は、店内で杖ついて片手で盆を持ったまま転んで、食い物と食器を床にぶちまけてやろうかという、「リベンジカスハラ作戦」である。
(2025/05/28記)
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伊達美徳=まちもり散人
伊達の眼鏡 https://datey.blogspot.com/
まちもり通信 https://matchmori.blogspot.com/p/index.html
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3 件のコメント:
伊達先生、ご無沙汰しています。今の日本の飲食店はそんな感じなんですね。杖をつきながら食器の載った盆を持つことの不安感が伝わってきます。
矢崎さん こちらこそご無沙汰しています。でもね、あなたの様子はFBで拝見していますよ、元気でシンガポールを拠点にご活躍とのことで、嬉しいと思い、同時にまた、羨ましいことです。あと2年で90歳になろうとする超超高齢者になってしまった私は、まあまあ元気に過ごしていて、ブログでご覧のような気ままにしてどうでもよいことを綴り、ひまつぶしをしています。。時にはコメントくださいませ。感謝。
見守っていただき嬉しいです。ありがとうございます。FBのアップデートを増やすようにします。あと2年で90歳ですね。これからもブログを楽しみに拝見します!
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