2025/09/05

1908【参院選挙儲け話】7月の参議院議員選挙に立候補し落選しても大儲けした人たちがいるんだ!

  選挙に立候補して、落選してもカネが儲かるって、知ってましたか?、それがあるんですねえ、驚いたね。
 せんだっての参議院議員選挙について、立候補者ごとの選挙での支出と収入が、新聞に載っている。ただし神奈川県の小選挙区83人のうちの金額が上位の10人のみである。

 実は金のことには興味がないというか計算が得意でないので、あまり気にしないのであるが、ふと、選挙で儲かる人がいるのかしら、と思った。
 そう思いつつ表をみたら、収入と支出を別々の表になっていて、収支の差額を書いてない。これでは損したのか得したのかわからない。

 そこで計算不得意を承知で、収支一覧表を作ろうと試みた(計算間違いがありそうだ)。困ったことに収入の表と支出の表と、載っている人の一部は一致しない。しょうがないから収入優先にして、支出不明の人は、表の最低値903万円以下であることはわかるから、900万円を支出最大値に推定して収支差額を計算した(*欄)。その結果が下表である。

 こうやって見ると、選挙って意外にも儲かるらしいと分かった。収入のトップテンの内で8人までが儲かっており、損したのは2人のみである。エッ、これって意外である。選挙立候補って儲かる商売なんだ!

 選挙期間は17日間(7月3日~19日)だったから、その間で甘利明氏は570万円以上、丸田浩一郎氏は484万円以上も儲けたことになる。一日30万円以上の儲け、すごいもんだ。甘利さんてどんな人か知らないが、お名前のとおりに甘い利得だね。
 
 もっとも、このふたりは当選しなかったから、本来の目的は達しなかったが、そんな短時期でそれだけ儲かれば、結果は上々だったのでしょうね。
 う~む、これはよい稼ぎだ、わたしも立候補したくなった。いわゆる泡沫候補が登場するのは、実はこういうことがありうるからだろうか。

 なんだか卑しい心で国政選挙を眺めている自分をイヤになるのだが、本当に現実はこういうものなんだろうか。
 いや、県選挙管理委員会による正式発表によるものとあるから、正しいのだろうなあ、ふ~ん、そうなのかあ。でも、じっと座っていて儲かる仕事ではなさそうだ、やめとこ。
(2025/09/05記)

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伊達美徳=まちもり散人
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