【老酔録①】のつづき
かかりつけ医師の定期診察を受けている話の続きである。いろいろ老衰現象課題があるが、まずは、服用させられている4つもの薬のうちのひとつを、停止するに成功した。
●歩行速度が普通の半分になった
D(わたし)「では次の課題ですが、歩く能力が次第に低下しています。毎朝1~2時間を近所を散歩するのですが、徐々に歩行速度が落ちているようなのです。これは老衰自然現象でしょうね」
Y(医師)「ほう、毎朝歩くのは素晴らしい。どれくらい歩きますか」
D「歩く距離は2~3キロ、それを今は時速2キロ程度になっています。普通の人の半分くらいの速度でしょうね。歩きだしはもっと早いでしょうが、次第に落ちてきます。努力すればもっと早く歩けるが、長続きしません。歩幅はヨチヨチ歩きではなく、普通の歩幅です。足元がふらつく感じがあるので、転ばぬように杖を突いています」
![]() |
愛用の杖(中央) |
Y「どれくらい歩いたら休みますか」
D「1~2時間をほとんど休むことは無いですが、まあ、1時間くらいでちょっとそこらへんに腰をおろすこともあります。でも、あまり長く休むことは無いですね。ただ、速度が日々だんだんと落ちている感じがするのです。脚が重い感じでね。歩く距離はもっと歩けると思いますが、暑くなってくるので帰宅します。それで足が痛いとか、息が切れるとか、そんなことはありません。歩く気になればもっと長時間歩けそうですが、何しろ今は暑いですから、熱中症が心配でそれ以上歩きません」
Y「そうですか、それは脊柱管狭窄症のようですから、MRI検査しましょう」
D「エッ、脊椎間狭窄症ならば、わたしの同年の友人に何人か居ますが、いずれも・・」
医師はわたしの言を遮るように言った。
Y「とにかくMRI検査しましょう、F医院に紹介状書きますよ」
●脊柱管狭窄症だからMRIをと医師が言う
大学同期の友人に少なくとも3人は脊柱管狭窄症になったと聞いたが、いずれも100mも歩けなくなったと言っていた。わたしはまだまだ歩けるから、まさか脊柱管狭窄症と言われるなんてぜんぜん思っていなかった。
医師に反論しようかと思ったが、それ以上のことを知ってはいない。医師はなんだか紹介状を書きたがっている様子だ。まあ、MRIなんてものを22年振りにやってみるか、自分の骸骨を見ようかな、なんて思った。
基本的にわたしは医師に不信感を持っている。2年前に股関節の痛みの診断で、近所の大学病院の医師が不治の難病と診断してくれたが、1年後に自然治癒したことがある。間違った診断つまり誤診だった(こちらを参照)。以来、医師を疑うようになった。今回もまさか・・。
とにかくMRIの結果を見てからにするが、もしも誤診ならば、このクリニックからおさらばするかなあ。かかりつけ医師無しにするって無理だろうな、これから介護に転落は確実だからなあ。でも医師を変えるのも、変える先のあてがないし、めんどうだしなあ。悩む。
とりあえずやることは、せっかく紹介状を書いてくれたのだからMRI検査に行くことと、脊柱管狭窄症先輩友人たちにメールして様子を聞くことだな。
D[はい、それではF病院にMRI検査に行ってきます、あそうだ、十年ほど前に腰椎のひとつを圧迫骨折しています、関係あるかも」
さて明日はF病院にMRIやりに行ってくるかな、どんなことが分かるのかな、怖くはないけど気になる。老衰期になるとこうやって次々と検査をするのかしら、そうやって医者は稼ぐのだろうか。
検査して何かわかったら、それに対応してうまく死なせる方法をやってほしい。あ、そうすると金づるがいなくなるなあ、いつまでも細々と生きさせて、次々とカネのかかる延命策をやって稼ぐのかしら。まさか、、。
老酔録ー米呪を越えて老いに酔い痴れる日々の記録
https://datey.blogspot.com/p/blog-page_23.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
伊達美徳=まちもり散人
伊達の眼鏡/老酔録 https://datey.blogspot.com/
まちもり通信 https://matchmori.blogspot.com/p/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
0 件のコメント:
コメントを投稿