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2014/11/09

1023【怪しいハイテク】自分のブログを自分で見ることができない故障中、修理の仕方教えてください

 このわたしのブログ「伊達の眼鏡」に、わたしがアクセスできなくなった。わたしのPCで、わたしが書きこんだページを見ることができないのだ。
 <伊達の眼鏡>http://datey.blogspot.com/にアクセスると、こんなお知らせが出てくる。

 で、その「詳細」をポチすると、こんなお知らせが出てくる。

 で、これを読んでも、まったくチンプンカンプンである。よくまあ。こういう文章を書けるもんだと思う。
 しょうがないから、DNSナントカカントカをネット検索したが、そこを読んでも何のことかわからない。
 グーグルってところは、日本語を知らん奴を雇っているらしい。あ、自動翻訳かな、うん、児童翻訳にちがいない。小学児童なみの翻訳だ。

 もう、わたしのブログを誰も読んでくれないことになっちまったか、、、。
 でも、もしかしてわたしのPCだけのことかもしれないと、息子にメールしてスマートフォンで見てもらったら、ちゃんと見えているという。
 う~ん、ってことは、わたしのPCのせいなのか、でも、どうしてそうなるのかなあ、あ、あの怪しいサイトを覗いたせいかなあ、、、、。

 不思議なことに、ブログ書き込みするページは出てくるので、今、これを書きこんでいる。
 でも、暗闇で店先に看板を吊っているみたいで、ここに書いたページが、どんなふうにブログに見えているのかさっぱりわからない。まあ、なんとかなるでしょう。

 もしも、うまく読めたなら、どなたか修理の仕方を知っているお方が読んで、教えてくださるかもしれないと期待を込めている。
 よろしくお願いいします。

追記:アッ、出た、治った、どうしてかなあ、何もしないのに、でもよかった、お騒がせしました、ごめんなさい





2014/08/24

987超安物新品千円CHINA扇風機と高額修理費でも3連続故障CANONプリンター

 近所の中型電器屋で、扇風機をみつけ。それがなんと980円!、ついふらふらと買ってしまった。いつだったか、なんでも百円屋でつい買った時計と同じく、安物買いである。
 まあ、買った理由というか、言い訳がないこともない。今わたしの書斎兼寝室にある扇風機は、もう30年くらい前に買ったような気がする代物である。
 いや、あの真っ黒な羽根がブンブン回るヤツじゃないよ、それほど古くはない。タイマーがあるし、首ふりもする。
新旧扇風機出会いの図 右の旧がしょげている様子

 これを使っていて気になっていたのは、長く回すとモーターのあたりが、熱いほどではないが、温まるのである。なんでも古い扇風機が燃えたという話を読んだこともあって、ちょっとは気にしていたのである。
 だから、新品を買うべき理由があると、自分に言い聞かせて、千円札でおつりが来る値段に反応したのであった。

 旧の値段は、忘れたが1万円以上はしたような気がする。10分の1以下とはどういうことか。80年代(70年代かも)の東芝製だから、あのころは日本で作っていたのだろう。人件費が高かったのか、需給関係でメーカーが強かった頃か、。
 新は聞いたこともないユアサプライムスという日本の会社らしいが、これはあの電池メーカーの関連会社だろうか。made in chinaと小さく書いてある。ネットで見ると卸売業とあるから、中国製品にブランド名だけつけて輸入販売しているのだろう。

 新は重さが旧の7割くらいになり、旧は回るとき若干の振動があるが新にはない、旧は羽根が4枚で新は5枚など、簡単な製品でもそれなりに技術革新があるらしい。
 百円屋のダイソーで以前に買った百円時計(中国産)は、まれに独断休憩をすることがあるのだが、この千円CHINA扇風機もそうするだろうか。時計と違って中休みされても、こちらに不都合は発生しないが、さて、、。
 なお、この新扇風機は2014年製造であるが、説明書に6年間使用が可能と書いてある。それを過ぎると独断休憩したり、火が出たりするのかもしれない。

 うっかり扇風機を買った店に行った目的は、プリンターが故障したので修理に持って行ったのだ。7月からこれで3回目の修理である。
 このプリンターは4年前に26800円で買ったので、それなりに高い代物である。本づくり趣味のためによく働いてくれた。

 7月の故障で修理代を11500円支払っている。これだけ出せばいまでは新品を買える。
 その7月の修理から戻ってきて1週間目に、また故障した。その2度目の修理から戻ってきて20日目に、また故障である。新品が買えるほどの修理代を取りながら、真面目に修理したのか、CANONは。

 CANONプリンターってのは、4年使ったらもうおシャカになるって代物か。
 そういえば、プリンター用のインクを百円屋で売っているなあ、ならば、千円プリンター出現も近い。ユアサ何とかさん、よろしくお願いします。
 

2014/08/08

978・【再掲過去弧乱夢】10~15年前のわたしのネット環境事情が実に面白く懐かしい

【2014再掲】まちもりコラム2000~2005年
 ほんの10年から15年ほど前のネット環境等について、わたしが腹を立てていたことを、このブログ開始以前の「まちもり通信」書いていた。ここにプロバイダー乗換に備えて再掲したが、懐かしいような面白さとともに、今もあい変わらぬ腹立つものがある。




2005年6月●IT業界はほんとに変だ


 4月のコラムにマッチポンプか、と書いた、ウイルス駆除ソフト会社がウイルスソフトをばら撒いた事件のことの続きである。
 たまたま買ったPC関係雑誌(Yahoo Japan2005.7月号)を読んでいたら、この事件のことがコラムに書いてある。気になったところを引用する。


 その1(この事件の背景には)『新種ウィルスの頻発と不正プログラムの悪質化という大きな問題があります』
 これはその会社の社長の弁明である。おい、それはおかしいでしょ、だってそういうことがあるから、そんなソフトを売って儲けてるんでしょ、病気に効くよというので買った薬が原因で身体を壊したら、それは病原菌が悪いっていうなんて、加害者が言う言葉ではない。


 その2『被害にあったユーザーで、業者などに依頼して復旧を行った場合、その費用を8500円まで負担する。ソフトウェア障害で補償を実施するのは非常に珍しいケース』
 なんで8500円かというと、そのソフトの販売価格らしいが、それはないでしょ、現実に被害額はそんなもんじゃないはずですよ。それに補償は非常に珍しいケースだというのも、えっ、そういう変な業界なの?って感じです。買ったものによって起きた被害、明らかに売った側の責任であるのに、それを補償しない業界って、あるんですねえ。人命にかかわらないからよい、と思っているのか。しかし、いまやそうばかり言っていられない使い方をコンピューターはしているところもあるはずだ。


 そしてこのコラムニストの結論は、インタネットは安心できないから、こういうことが起きても大丈夫なように、ユーザー自身で日ごろから気をつけましょう、って言う調子。

 おいこら、これじゃあ業者は悪くないって結論になってしまいますね。いくら雑誌が広告で成り立っているといっても、結論がこれではあまりにひどいと思います。
 とにかく、IT業界は変なところです。(050608)




2005年4月●やっぱり、マッチポンプか

 「もしかしたらウィルスはウィルス駆除ソフト制作会社がつくっているのかも、、、これをマッチポンプと言うのですが、、まさかね。
 これは以前にこのページの「害虫に寄生されたわがPC(まちもりコラム2004年2月号)」に書いたし、同じことを「もういいんだ」の中の一節にも書いた。
 その「まさかね」が起きた。


 新聞によると2005年4月23日にウイルス駆除ソフトウェアのアップデートソフトが原因で、コンピューター障害が世界中に起きたというのだ。リリース前に検査をしなかったのが原因だと製造配給元はいっているそうだが、実態はコンピューターウィルス駆除ソフトを偽装したウィルスソフトをばら撒いたのと同じである。
 幸いにもわたしはこれに引っかからなかったが、それはその高価なソフトウェアを買う金がないので、ほかの安物を入れているからにすぎない。


 ところで、これによって被害をこうむった人たちに、製造配給元はどうやって補償をするのだろうか。企業活動被害は巨額だろうし、世界中のそれを足すと膨大な額となるはずである。
 それとも、そのソフトウェア使用許諾条件に「このソフトウェアによる被害については一切の補償をしません」なんて書いてあるのだろうか。24日の朝刊に出ているお詫び広告にも、できる限りの対策をとるとは書いているが、被害補償するとはない。


 いつもソフトウェア取り入れるときに、あの長たらしい許諾条件の文が出てくるが、これをまじめに読んだ上で「承諾クリック」をしている人が世の中にどれくらいいるだろうか。
 わたしは読むことはまったくないのが実情だけど、たいていの人がそうだろう。もしかしたらあそこに、「これを使うと1億円支払うことを承諾する」って書いてあるかもしれないなあ、、おお、怖い。だからインストールしてもメーカーに登録はしないのだ。ま、これは公序良俗に反するから法的には無効だろうが、被害補償しないとは書いてありそうだ。


 ところで、わがPCには1980円の安物ウィルス駆除ソフトウェアが入っているのだが、それが高価なソフトウェアと同じなのだろうかと気にはなっている。高いから駆除能力が高い、安いからダメってことはやっぱりあるんだろうなあ、と思うのが世の常識である。
 この安物ソフトウェアも一生懸命にデータスキャンして、ウィルスはありませんでした、なんて言ってくる。でもねえ、お前、ほんとに駆除してるの?、ただただスキャンしているだけで、実はな~んの能力もないんだろ?って言ってみたくなる。

 持ち主であってもその中身がどうなっているのか全く分からないで使わざるを得ないのがソフトウェアなんだから、IT業界はどこか世の常識と違うことが多すぎる。(20050425)




2004年4月●ブロードバンドで情報伝達の本質を忘れる

 ちかごろはEメイルで重いファイルを、平気で送ってくる人が増えてきたような気する。昔もあったが、それはメイル初心者がよく知らないで送ったのだが、近頃はそうではなくて、確信犯的に送ってくるようだ。
 どうもブロードバンドの急速普及に原因がありそうだ。

 わが家の通信環境は--自慢するけど--ピポパピポじゃなくてパルスによる普通回線である。インターネット接続はアクセスポイントの電話番号に、ブツブツブツ・ブツブツ・ブツ・・てな調子で、PCが自分でお電話する(ダイヤルするというのか)ことから始まる。
 なにしろ一昨年まで鎌倉の家では、わが机の上にはPCと並んでダイヤルをジーコジーコと回す黒電話が鎮座しており、こいつがPCに合わせてチリリン、チリン、チリチリと、けなげにも小声で歌うのが楽しかった。


 さすがに東京の2ヶ所のわが仕事場ではISDNとADSLになっているし、わが家のある集合住宅ビルも光ファイバーが敷設してあるのだが、わが家はあくまでアナログ低速、いや普通速度回線のままである。
 だから、重すぎるファイル付きメイルはダウンロードに数十分もかかる。いらいらする、健康によくない、だからプロバイダーのメイルサーバーからいきなり削除してしまって、受け取らないことにしているのだ(そうもいかないこともあるが)。
 えーっ、そんなことでよいのか、せっかく送ったのに見ないとは何事か、失礼なヤツ、すぐにADSLに変えろっ、こう立腹するお方がいるに違いない。すまん、ごめん
 いや、ちょっと待ってもらいたい、ちょっと違うのである。

 高利貸(サラ金とかまち金ともいう)の宣伝ちり紙(ティッシュペーパーともいう)を街角や駅前で配るのはずいぶん前からやっているが、ちかごろは広幅帯(ブロードバンドともいう)通信道具を配っている。
 デジタル最先端技術の道具でも、はじめは、あの風俗客引き風のなんともはやアナログなやり方でないと、かんたんには普及しないものなんだなあー。


 そうやって高速通信道具が組織にも個人にも急速に行きわたりつつあるのだが、その道具としての普及の急速さと、その使い方の普及との間にギャップが出ているのが今の状況である。
 ちかごろは最初から広幅帯通信のひとは、そういうものだと思っているだろう。乗り換えた人も速さに大喜びしているうちに、誰もがそれでやっていると思い込んでしまう結果が、相手の状況を考えない通信となる。


 先日、わが家の通信環境を若い人たちに話したら、いまどきすごいですねと驚いて笑われた。そうなんだよー、いまに電話局がわが家にやってきて、もうアナログはお宅だけです、おねがいですからブロードバンドにしてください、と言って来るまで変えないぞ、なんて酒飲み話をした。
 インターネットは世界をめぐるのだが、世界中どこもブロードバンドの通信環境ではあるまい。わが家の様なところは、世界中まだまだ多いに違いない。
 人にものごとを伝えるということは、相手の立場になり、分かりやすい言葉にするのはもちろんだが、伝える手段も相手に伝えやすい方法とするべきである。
 そのとき、ブロードバンドを標準にするのではなく、わが家のようなのがまだ「世界標準」だと思う。ブロードバンド普及で、情報を伝える本質を忘れてきているように思う

 わたしは会員数600のNPO事務局で情報発信しているが、会員みんなに配信するメイルはかならず本文テキストで要領よく書くことにしている。重いファイルはHTMLにしてINサイトに載せて、先方からアクセスしてもらう。
 つまり人様に情報を伝えるマナーを、遅さが自慢のわが家を標準にして、その環境での分かりやすさと速さを考えて情報発信をしているのである。これなら地球上のどこでも通用するのだ(と思う)。

 と、まあ、ここまで格好つけた話をしたが、本当このことを白状すれば、わが家の普通回線通信とブロードバンド通信をコストパーフォーマンスで比較すると、前者のほうが低廉なのである。だからビンボー人は乗り換えられないのだよ、すまん、ごめん。
 それにもうひとつ、外でも中でも頻繁に使っているモバイルPCにつなぐ携帯電話によるインタネットは、わが家をいくら高速にしても、なんの関係もないのである、、、なんだか納得がいかないのだ。
 というわけで、まだまだ使うぞブツブツ電話、、引っ越しのときにNTTに返した黒電話ジーコ君が懐かしいなあ、。(040327) 




2004年2月●害虫に寄生されたわがPC

 わが家のコンピューター(FMV)のヤツが3日前から馬鹿になって、たびたび「Remote Procedure Callが異常終了したために、、ウンタラカンタラ、、、早く仕掛け中のファイルを保存しないとなくなってもしらねーぞ、、」ってみたいなこと言ってきて、50秒くらいのカウントダウンを始め、やがてシャットダウン⇒再起動を、ご主人様の私にことわりなしに勝手にやるようになりました。


 このやろう、どうしたんだ
 なにか治療方法はあるのでしょうかと、まわりのあちこちに病状を吹聴して、多くの方々のお見舞いとご助言をいただき、これはどうやらコンピューターウィルスに罹ったらしいと分かったのです。実は初めてです。
 助言に従い、あれこれと病機を診察してみると、これはW32.Blaster Wormなる名前の害虫がいつの間にか寄生していて、こいつが勝手にPCを再起動カウントダウンさせるのだと分かりました。
 そこで苦闘4時間の大手術の末、「worm has been succesfully removed from your conmputer!」と出て、駆除除去に成功しました(らしい)。

 10年くらいのコンピュータ通信歴で初感染した記念に、この虫を剥製にして保存したいのですが、どうすればよいのでしょうか。

 ノートンさまが「脅威のウィルスだぞよ」と脅してくるそばで、なんだかわけの分からない日本語の駆除マニュアルを読みつつ、何回も失神させたり生き返らせたりしながら、手間ばっかり掛かったあげくが、ただ単に元に戻っただけのですから、この4時間はなーんにも成果がない。
 そう、人間のからだの病気治療も考えてみると同じで、治ったと喜んでも実は元に戻ったので、得るものがあったわけじゃない。


 あっ、先般わが身の病に大誤診があったごとく、もしかしたらこれも誤診で、明日になったらまた害虫ぞろぞろかもしれないなあ。
 これで儲かるのはシマンテックばかり、もしかしたらウィルスはウィルス駆除ソフト制作会社がつくっているのかも、、、これをマッチポンプと言うのですが、、まさかね。それにしてもなんともはや分かりにくい診断治療マニュアルだなあ。
 いずれにしろ今の時点では治癒したことにして、こころからお礼申し上げます。(040104)




2003年12月ちょっとは態度が変わったかマイクロソフト

 わがPCを替えて3ヶ月がたつ。WIN98からWINXPになって、ちょっとは馬鹿翻訳がなくなったなかあと思っていると、でてきたでてきた。
 98で頭にきていたことは、フリーズしたり変になると、「お前が不正なことしたからだ、こんどからきをつけろー、、」みたいな言い方で、自分が故障したのをこっちのせいにするヤツである。しかも「不正」なんて、まったくもって言葉知らずの失礼きわまるやつである。
 それがれがXPでは、「すみません、間違えましたので、やり直してください、、」みたいな文章に変わった。おお、よしよし、ちょっとは分かってきたか。


 で、そのあとに続いて、「この故障をマイクロソフトに通知してくれ、、」なんていうのだ。で、それをクリックすると電話回線にはいってインターネットに自動的につながるのである。
 おいおい、ちょっと待ってくれ、その通信費、電話代は誰が払うんだよ
 そっちの欠陥のせいを、費用こっち持ちで教えろとは、なんとまあ虫のよいこと。
 え、その通信費なんて安いもんだっていうのですか、なにをおっしゃる、世界中の故障ユーザー何億人もが負担するのですよ、何十億円になるかしら、。
 これ本当は、全部メーカーのマイクロソフトなんかで負担するべきでしょ。


 最近は、売ったXPだかなんだかソフトに不具合が出ることが分かって、そこを直したから、インタネットでアクセスして修正用ソフトをダウンロードせよといってくる。その数がめったやたらに多いのである。
 おいおい、欠陥商品を売っておいて、買い手が交通費負担して修繕用具を取りにこい、それ使って買い手が自分で手間ひまかけて修理せよって、そんな馬鹿なことが通じるのが、ITの世界なんですか、え?(031204)




2002年8月●食い物もPCもこうなったらもういいんだ

 まったくもって、何を食えばいいのだろうか。あれもこれもニセモノだった、毒が入っていた、なんてことが次々とばれてくる。味が分からないと思ってバカにしやがって、、。
 でも、もーいいんだ、ここまで偽ものや毒食っても生きてきたんだから、この後の人生もなんとかなるさー。

 それにしてもこのところ、大組織首脳部の平身低頭お詫び写真が、新聞によく載る、肉屋とか金貸しとかケーサツとか。テレビ見ないから知らないけど、そっちはもっとしょっちゅうなんだろう。
 お詫び図鑑なんてのをつくると、結構売れるんじゃないだろうか。日本ハムみたいに、お詫びや事後処置が下手糞だと、これからは「お詫びコンサルタント」なんてのが商売になるかもしれない。
 記者会見での頭を下げ方や受け答えの仕方、偉い人やドジしたやつの処分の上手な発表の仕方なんかね。あっ、私が思いつくぐらいだから、もうとっくにやっている人がいるにちがいない、危機管理コンサルタントとか言って。

 ニセモノといえば、最近は他人の名を騙って電子メイルでバイキンを送りつけてくるやつがいる。騙られたご当人は何にも知らないし、ご当人のコンピュータもなんともないというのに、。
 これはわがイチャモン妄想だが、もしかしたらウィルス開発しているのは、ウィルス退治ソフトをつくっている人じゃあるまいか、マッチポンプで儲ける、なんてね。ウィルスがウィンドウズにばかり感染するというのは、もしかしたらMAC陣営が作っているんじゃないか、なーーんて、まさかね。(2002.08)

2002年5月●ユーザーに手間ばかりとらせるPC

 
今月もハイテクイチャモンをつける。新しく買ってきたコンピューターの類の設定とか立ち上げは、どうしてあれほどうまくいかないのか。
 アプリケーションをなんとかして使えるようにするのに、取り掛かってから気がつけば2時間も3時間もたっている。
 だいたい、その解説書もヘルプも、書いてある日本語が翻訳者の頭の悪さ丸出しでたらめで、読んでも分からない。クイズを解いてるんじゃないんだよ。 


 そうやって悪戦苦闘の末やっと使えるようになったとしても、それまでの苦労はなーんにも成果がない。要するにやっと出発点に立っただけで、それからが仕事なのである。
 それまではマイナスをゼロにする仕事をせっせとやらされていたのであり、それをやらせたコンピュータ屋が言うには(多分)、お前のやり方がまずいんだよ、とて、なーんにも補償してくれない。
 こんな悪習慣を世間はどうして黙って許しているのか?


 例えばですよ、本を買ってきて、読みはじめるまでに2時間も3時間もかからないと表紙が開かない仕掛けになっているなんて、あーた、考えられますか?
 実は、携帯電話を買って1ヶ月たっても、そいつとMOBILE PCがいまだに交尾に成功しないんだよなー、くそっ。(020501)




2000年10月●IT時代に身近ないちゃもん
 
 いまどきホームページを開設しても、ほお、あなたもやっとホームレスじゃなくなりましたか、と、おちょくられかねない。
 だが、キャットもスプーンも、IT、愛茶、アー痛てー、逢いてえと、日常生活に入りこんできて、困ったもんである。なにも電話代わりのコンピュター使うやり取りばかりじゃなくて、なにかと電子情報使った機械が身近に出てきて、困らせる。


 まず、駅の切符売りが愛茶になって、自動販売機に向かうと、あれこれ操作の注文が多い。注文の多い切符売りである。「東京駅」と一言いえば、さっと切符と釣り銭が出てきた無愛茶時代の昔が懐かしい。
 バスに乗ってもカードで決済だから愛茶である。ところが,わたしの乗る京急バスの「カード型料金支払い機」は、珍妙なる言葉を使う。
 カード支払い時に料金が残金が不足していると、女の声でこうしゃべる。
「このカードは料金不足です。何等かのお支払い方法をご申告下さい」。


 いかがです、「何等かの」ですよ、「お支払方法」ですよ、「ご申告」ですよ。たかが百円程度のことで、申告書を書いて、はんこ押して、社長の決済とって、支払うんですか、といやみのひっつもいいたくなる、いかにも役所的な言葉つかいですねえ、誰が教えたんだろう。
 どうして、「バス代が足りません。追加して払ってください」と、簡単に言えないのかなあ。
 ついでに、なんでバス会社ごとにカードの入れ方が違う機械なんだよお、乗るごとにおたおたするじゃないか。バス愛好者は頭に来る。


 同様なことは、今これを書き込んでいるコンピューターの使う言葉のひどいことも、いつも頭に来る。自分が勝手にフリーズしておいて、仕方ないから電源切って立ち上げると、不正な処理をしないでくれ、なんてイチャモンをつけて、次からマジメにやれ、なんてお説教まで垂れる。馬鹿め。


 ついでに、人間のほうも変だ。メイルとかワードとかサーバーとかの発音を、尻上がりに関東なまりか東北弁で言うのも、なんとかしてほしいもんだ。
 なにを言いたいかというと、人間との接点における基本的なところが抜けてるよ、それじゃなんのためのITだかわからんじゃないのってえの。


 日本語の言葉づかいもろくに知らないIT屋に任せておくと、これからバスにも電車にも乗れなくなって、どうなるものか分かったもんではない。ここは分別ある高齢者がたちあがって、愛茶社会を牛耳る必要がありそうだ。


(愛の茶で一服する年計画化ーうちの機械は都市計画家と言ってくれない。 001029 

*このコラムは「週刊まちづくり」に掲載した。週まちHPhttp://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/

2014/06/19

964・プリンタのオムツの取り換えと電器屋のEDっていう与太話です

 PCにつなぐプリンタが印刷中に停止した。
 見れば、液晶表示板に「廃インク吸収体が満杯だから取り替えろ、取り替えないとインクだだ漏れにしちゃうぞ!、取り替えはお前じゃできないんだぞ」みたいな脅迫文が出ている。

 うるさいっ、「OK」を押して続行、しばらくして停止、脅迫文、これを繰り返してさすがに嫌になって降参、電器屋に取り替えに出した。
自家製本をつくっているから、プリンターが想定しているよりも多過ぎる印刷累積枚数になったらしい。
 その間にオモラシしたインクおしっこが、襁褓に溜まりにたまったらしい。プリンタのオムツ交換ですな。

 いや、プリンタの話じゃないんだよ。
 電器屋のプリンタ預り証の袋を見て、おお、これって可笑しいよ~、EDでOFFだったのがONになって上向きになった、うまいロゴタイプだねえ、あれ、電器屋でEDって?

2014/05/14

925・PCを壊してみたら少年時代のいたずらした気分で楽しかった

 これまでに物書き用の電子機器をたくさん手に入れては捨ててきた。
 始めは今から30数年前だろうが、各種WP(word processor)から始まり、各種PC(personal computer)を、いったい何台を使い潰してきたことか。
 今も3台のPCがあるのだが、そのうちの1台(A4ノート版、MSmilenium)はもう何年も棚の上でほこりまみれになっているので、お払い箱にすることにした。

 昔の簡単に捨てていた時代と違って今はヒマなので、こいつの中はいったいどうなってるんだろうと、壊してみることにした。


小さな小さなビスを、いくつもいくつも外していく。今、そのビスを数えたら41個であった。いくつか落しているから実際はもう少しあるだろう。こんな小さなビスを、人間がいちいち締めて作っているんだろうか。

 小さいビスで思い出したが、鯖江市に仕事で一時通っていたことがある。鯖江は眼鏡の弦の生産で日本一の地である。
 眼鏡には小さな小さなビスが使われている。そう、そのビス製造技術が、いまの電子機器に活かされているのだ。

 『高圧電流に注意』なんて書いてあるので、多少はびくつきながら、裏蓋を開けると、黒い膜につつまれた中身が見えてきた。

 黒幕を取り除くと、おお、これは芸術的な模様であるよなあ、プリント基板とかいう言うものなんだろうか。
 眺めていても何が何をするのかさっぱりわからないが、唯一わかったのが右の方に見える扇風機である。こんな小さなやつが一生懸命に回って、出てくる熱を追い出していたのか、けなげなやつ。
 右上に四角な鉄板の薄い箱がある。何かあ入っているらしいが、ねじが特殊で開かない。これが、たぶん、心臓部のハードディスクなんだろう。熊の肝を切り取った気分である。

 ナンダカンダトあるが、どんどん引きちぎってバラバラにした。上の方に2台の生き残りPCが見える。

 キイボードの裏側はこんな模様なのか。

 少年のときに「4球スーパーラジオ」を組み立てたり、古時計を分解したりしたときの気分を想い出した。
 一時はどこにでも持ち歩いていて、携帯電話機につないでメール送受信をしていたもので、ヨーロッパアルプスにも行ったが、最後に楽しい思いをさせてくれた。


2014/05/02

920淫種液スプローラ-大欠陥で苦労無に乗り換え、真っ黒ソフトは真っ青ソフトになってるか

 今、真っ黒ソフト屋さんが、真っ青ソフト屋になっているらしい。ブラウザーのMS淫種液スプローラ―に、欠陥の大穴が見つかって、使用禁止令が行き渡っている。
 欠陥があるものを平気で売り出してもいいし、なんの補償金もくれないのが、この業界のおかしなところである。普通は欠陥商品を買わせたら、大いに謝って、補償してくれるものだろうに、どういうわけか。
 買って使いはじめる時に読まなかったが、「この商品は欠陥があっても一切補償しません」と、書いてあったのだろう。

 欠陥商品使用禁止になっても、いまどき世の中の人々も企業も官庁も、インタネットなしでは生きられないので、しょうがないからgoogle Chrome(苦労無とはよく言うよ)に乗り換えをしているようだ。
 真っ黒真っ青ソフトは修正IEの配布を急いでいるらしいが、いったん乗り換えたらいろいろ設定をするから、そこからまた元のIEに戻るのがめんどくさいので、多分、グーグルの勝ちになるだろう。
 そういえば、最近、Ahooがメーリングリストのサービスをやめて、MLグループが乗り換えを余儀なくされている。わたしが関係するいくつかは、どれもfreeMLに乗り換えた。多分、freeMLはにわかに利用者が増えただろう。

 わたしは、そんなことと無関係に、最近になってMSIEからChromeに乗り換えをしていた。IEよりも総じて使いやすくて、動画を見やすいと分かったからだ。
 クロームの問題は、縦書きタグを読んでくれなくて、全部横書きになってしまうことである。こらグーグル、なんとかせい。
 このところグーグルを使うことが多くなって、ちょっと癪にさわる。わたしが一番使っているのは、グーグルが提供するブログとインタネットサイトで、わたしのサイト「まちもり通信G版」と「伊達の眼鏡」である。
 これらの使用料が無料であることは他のインタネット事業者の提供サイトと同じなのだが、大きな違いはグーグルでは広告が画面に出ないことである。そこが気に入って使っている。

 ところで、今日のグーグル検索サイトトップ画面は、なんだかほんわかした絵になっていて、「樋口一葉生誕142周年」とでてくる。ふ~ん、半端な周年であるが、まあよろしい。
他に今日が生誕記念日の有名人を探したら、ほとんど聞いたことない人ばかりだったので、徳川 秀忠、エカテリーナ2世の二人だけあげておく。
 あと数日でわたしの生誕●●周年がくるが、グーグルはどんな絵にしてくれるかなあ。
 


2014/04/13

916寮仲間メーリングリストをAhooからfreeMLへ移行したがインタネット屋は信用ならん

 仲間内でのインタネットで情報交換する仕組みにはあれこれあるだろうが、なんといっても伝統的なのは「メーリングリスト」だろう。
 fase baka(face bookともいう)やツッツイタ(ツイッタ―ともいう)が出る前からの道具で、今や伝統的情報交換道具といってよいのだろう。
 Ahoo(Yahooともいう)が、「Yahoo!グループ」なる無料で使わせるメーリングリストの仕組みを造っていて、けっこう大勢が使っているらしい。

 ところが、そのAhooがこんなことを言っている。
「2014年5月28日(水)午後3時(予定)を持ちましてYahoo!グループはサービスを終了させていただきます。10年もの長きに渡り、ご利用いただきありがとうございました」(「させていただきます」とは言葉を知らん奴だ、こちらが頼んだのじゃないぞ)
 TVがデジタル放送になって、アナログ受像機がパアになったが、これはそうはならないが、チャンネルをあわせてもダメだよ、もうヤーメタってことらしい。
 ということで、これまでこの情報連絡システムを使っていたものは、今慌てて、別の同じような仕組みを探して、移行しつつあるらしい。

 ところがその移行ってけっこう面倒なのである。どうして面倒であると知っているかというと、実はわたしもその“被害者”だからである。
 大学時代の寮仲間40数人のメーリングリストに、このahooグループを使っていたのだ。しょうがないから、あれこれ探してahooグループとほぼ同じことをやっている「freeML」なるところに移行したのだが、その移行作業を私がやったのである。
 いやなに、面倒な作業だから、無為徒食の身には、ちょっとは暇つぶしかつボケ防止、もしかしたら仲間のためにもなるかもしれない、なんて思ってやったのだから、それはそれでよいのである。

 たぶん、ただ今、日本中で、あるいは世界中で、AhooグループからfreeMLに移行作業をやっている連中が、たくさんいるのだろう。家賃がタダだからとて、借家を追い出されても、文句を言わずに引っ越し作業をするしかない。
 どれくらいの人がこれに関わっているか知らないが、移行しても得になることはなんにも無い。まったくもって無駄なエネルギー消費であって、暇つぶしにしか役に立たない。
 
 ahooはどうしてこのシステムを廃止したのだろうか、ちょっと考えてみた。
 思うに、たくさんのMLグループが使っているが、かなり多くのもう使っていないMLグループもあり、そのメールがahooのサーバーの中にたくさんたまりすぎて、邪魔になって来たのだろう。
 そこで、それらを一掃したいのだが、それには、いちいち使っていないグループに問い合わせて削除するのは手間がかかる。システム自体を全部やめちまえば、手間が一番かからない、という判断だろう。乱暴である。

 無料と言っても、毎度毎度メールごとに広告だらけの汚い画面を見せられつづけてきているのだから、こちらに借りがあるってことじゃないんだぞ。
 それなのに、都合が悪くなったら家ごと取り壊すから出て行け、タダだから勝手でしょ、なんてことをやっていると、汚い無料画面を我慢しつつ、メール情報を預けているこちとらは、もうお前なんか信用できないぞと思ってしまう。

 しょうがなくて移行した先のfreeMlだって、広告だらけの汚らしい画面を見せながら、やめた~っ、無料だからいいでしょって、いつ居直るかわからない。
 たぶん、このfreeMLの利用の初めに何やら条件が書いてあって、そこには「いつ止めても文句言わないこと」なんて書いてあるのだろう。
 以前にグーグルにも同じような仕組みがあったが、ある日ヤーメタってことがあったから、インタネット業界は、信用ならない。

2014/03/19

910百円時計の針がときどき飛ぶのは故障か、それとも時間に異変が起きたか

◆安物時計はまた遅れている
 あ、またサボったな、うちの時計のヤツは、、。これはわたしの書斎の時計である。
 時計の文字盤の針は8時8分、写真の右下のカメラ時計の表示は8時37分、そして卓上にある置時計の針も8時37分、居間の時計もそのあたり、PCの時計表示も8時37分。
 では多数決でもって、ただいま8時37分と決定するぞ。
 この時計が、わたしの書斎にやってきたのは、3年ほど前だったろうか。どれでもなんでも105円の店をぶらぶらしていたら、これと眼があったので、つい買ってしまった。
 百円時計なんて、おもちゃかと思ったら、これがチャンと動くのである。なにしろクォーツである、ハイテクである。
 う~む、百円やるから、いや千円やるから時計をつくれと言われても不可能である。よくまあできるもんだ。原価はいくらか知らないけれど、低賃金で大量生産すれば可能なのかしら。

◆ゴミ供給源としての安物屋
 百円屋にはときどき散歩の途上で寄る。めったに買う物はないが、見物すると面白いのである。
 まったく貧乏人にはたまらないよなあ、あんなにたくさん、時計のようなとても百円と思えない代物から、誰が買うのかゴミのような装飾品まで、よくまあ百円以下で作れるもんだ。
 どこかで賃金搾取があるのだろうか、どんな手抜き部品だろうか、なんて、さもしい考えが浮かぶのだが、目先の安さで手を出してしまうよなあ。
 世の中が貧乏になってきて、こんな雑貨ばかりか衣料でも食い物でも、あちこちに安物屋がはびこっている。安物屋は店のデザインまで安っぽい。
 まあ、どうせ安物だからなあ、すぐ故障しても、すぐ破れても、捨てりゃいいよ。安物レストランで不味くても、まあ安いのだからしょうがないって、喰い残す。
 こうやって安物屋がゴミの供給源となっているに違いない。

◆不思議な百円時計
 で、この百円時計である。うちにやってきた初めの1年半くらいは、普通に働いていたので、百円ですごいもんだと感心していた。
 ところが2年目くらいから、5分ほど、10分ほどと、たびたび遅れるようになった。電池を入れ替えてやって普通になるかと思ったら、また、しばしば10分、30分、1時間と遅れる。
 それが不思議なのは、じわじわと遅れるのではなくて、ぽ~んと飛ぶのである。どうも針の運行を一時休止してはまた再開することを繰り返しているらしい。ただ単に遅れ気味とか進みすぎとかじゃなくて、間歇的に止まったり動いたりしているらしい。
 でも、わたしは一度として針が止まっている状態を見たことがないのだ。いつみてもチクタク動いているのに、ある時ぽ~んと遅れている。

◆ボケたか百円時計
 まさか、瞬間的にパッと針を後退させているのではあるまいな。どうも、御主人様のわたしの目を盗んでサボり、ちょくちょく居眠りしているらしい。
 百円時計のやつボケたな、いや、今どきの言葉では認知症だな。
 made in chinaとあるから、大陸奥地のホコリの舞う町工場で組立てられ、はるばる日本にやってきて、この安物屋の店先にどれほどいたのか知らないが、縁あってここ空中陋屋におちついて2年余、もう認知症になったのか、おお、可哀そうになあ。
 考えてみると、この時計はわたしかもしれない。気が付かないうちにときどき居眠りして、その間は心臓だって止まっているんだろう。それがだんだん頻繁、顕著になって、他人でもわかるようになる時に、ボケたってことになるのだろう。
 しょうがないから、オレが老々介護してやるよ、ゴミにもせず時計にもせず、室内装飾としてね。

◆この時計のほうが正しいのかも
 ところで、時間というものは、地球の回転がもとになっているらしいから、もしも地球がボケてときどき居眠りするようになったら、時の流れもこの時計のように、時々休止するに違いない。
 地球が回転をときどき休止すると、いったい何が起きるのだろうか。近ごろ暑すぎる日が続いたり、突然に大雪が降ったり、大地震大津波があちこちで起きているのは、これは地球がボケてきているせいかも、、。
 そうか、わたしの書斎の時計は、その地球のボケ回転に合わせて、時を刻んでいるんだな。こいつを眺めていると、大災害を予知できるかもしれない。うん、これを捨ててはいけないな、大切にしようっと。


2014/03/07

905【怪しいハイテク】携帯電話機に電話がかかってきてもウンともスンとも言わなくなった

 ドコノモンという携帯電話機販売店のお兄ちゃんとわたしの会話。
ド「いらっしゃませ、どのようなご用でしょうか」
私「あのね、この電話機がアホになり、かかってくる電話にウンともスンとも音を鳴らしません。どうしたんでしょう?」
ド「はいはい、ではちょっと開けてみますが、よろしいでしょうか?」
私「え~と、聞いてるのはわたしなんで、そういう修理の技術上のことを聞かれても、わたしはよろしゅうございますとも、よろしくないともお答えする能力がございません」
ド「あ、はいはい、ではここを開けて、やってみます」
私「よろしくお願いいたします」
ド「お客様、ドライブモードになっておりますよ」
私「それがどうしました?」
ド「ここに出ている自動車の小さいマークを消すとかかってくるようになります。消してよろしいでしょうか?」
私「わたしは技術上のことは分かりませんので、聞かれてもよろしいともダメとも返答できません」
ド「あ、はいはい、では消します。これでかかってくるようになりました」
私「はい、ありがとう。では次の件、どうも電池が弱ってるようなのですが、どうなんでしょう?」
ド「では電池をとり出してみますが、よろしいでしょうか?」
私「私に技術的なこと聞かれても、良いとも悪いとも、、」
ド「あ、はいはい、では電池を取り替えましょう。ご本人確認ですが、昭和から生年月日を言っていただいて、よろしいですか?」
私「そういう技術的なことを聞かれても、、あ、じゃあないか、、はいはい、あ、でもどうして昭和からなの、わたしは大正かもしれないよ、もしかしたら平成かも、、ま、いいや、19●●年●月●日」
ド「はい、電池を取り替えましたので、もう大丈夫です」
私「どうもありがとう、さて、では次の問題です。SMS返信はできるのに発信できません」
ド「では、わたしが発信をしてみますので、よろしいでしょうか?」
私「だから、そういうことを聞かれても、、、」

 お読みなる方もそろそろ嫌になっただろうから、老人と若者の会話はこの辺で打ち切りとする。
 若者は親切に対応してくれたなあ、マニュアル通りにしゃべってね。
 それにしても、この「文字画像音声送受信用携帯型無線機」(通称ケータイ)の画面に登場しているこの小さいアイコン群は、いったい何の意味だろうか?


2013/09/25

837こんなに売れてこんなにゴミになるスマートフォンなんて買ってやるものか

 ハイホー、ハイホー……今、世界中の哀れな小人たちが、マック王妃に騙されて食った毒入り林檎で脳がマヒしてしまって、次から次へと毒りんごを食わされる羽目に陥っている。(現代グリム童話)
 マック王国の王妃様は、今年も5sとか5cとかのバージョンの毒林檎を売り出し、それをふらふらと買わされて喜んでいる小人たちが世界中に、売り出し3日で900万人もいたのだそうだ。

「GigaOMによると、今年のスマートフォン出荷台数は合わせて8億9700万台に達する見込みで、昨年の7億1200万台に比べて26%ほど増加することになりそうだという。それに対して、昨年あわせて1億3400万台を記録したiPhoneの販売台数は、今年1億5000万台程度に留まる可能性が高いという。なお、前年(2011年)のiPhone販売台数は9300万台前後で、2012年には対前年比44%増加していた。(wirelesswire news)」

 ヤレヤレ、毎年7億台以上を売るってことは、毎年どれほどの機械が捨てられているのだろうか。毒りんご食わされた小人どもは、廃棄するゴミという本物の毒を排出していることになると気が付かないのだろうか。
 あ、そうか、毒りんごで脳が麻痺してるんだな。

 では、このわたしはどうなのか。そう、昔からこういう類の大人のおもちゃが大好きである。小さなハイテク機が出るとすぐ買ったものだ。
 マイクロテープレコーダー、ポケットコンピューター、スパイ用デジタルカメラ録音機、携帯ワードプロセサー、携帯PC、携帯電話、iPodなど、次々と死骸になっていった。

 でも、実は、わたしはスマートフォンなる代物をもっていない。携帯電話機だけである。しかもこれはインタネット接続できないのである。もちろん接続しないという契約をわざわざしたからである。
 だから正真正銘の電話機なのだが、ごくたまにショートメールをやり取りするから、それなりの利用もしている。
 いちばん利用している機能は、時計である。昔から時計を持つ習慣がないので、街で歩きながら店先を覗き込んで時刻を知っていたが、いまはこれである。
 携帯電話をいちばん必要としたときは、超高齢の母がそろそろ危ないころだった。それが終わった今は、こちらが危なくなって必要を感じているのが、哀しくも可笑しい。

 TVを見る習慣がないからワンセグなんていらないし、買い物もめったにしないからおサイフケータイなんてアホらしいし、写メールもデジタルカメラとPCで十分、なにがスマートフォンだよ、いらない機能ばかり売りつけようたって、そうはさせるもんか。
 白状すれば、softbakaを嫌いなのでこれまで買わなかったのだが、doromoがiPhoneを売ると聞いて、あ、買い換えようかなと思った。
 だが、こんなに世界中で毒林檎中毒小人がいると知って、ヘソが曲がってしまった。
 ふん、一緒にされたくないぞ、買うもんか。
 

2013/08/25

824どこかネットジャングルの奥にゴミメール墓場があるのだろうか

 世の中、平和であるからだろうか、こんなEメールが次から次へとやってくる。

 平日でも休日でも休むことなくお送りいただく方々は、じつに精勤なものであると、ほとほと感心する。
 せっかく送っていただくのだから、どれかになにか返事をしてあげようかと、思わないでもない。だが、後が怖そうなのでどんどん捨てる。

 世界中のPCから捨てられた迷惑メールゴミは、原子力発電所が生み出す核毒ゴミのごとくに、どこかにどさっとたまっているのだろうか。
 象の墓場みたいに、ネットジャングルのどこか奥深くに、何億何兆ものゴミメール死骸が積み重なって、腐敗臭をまき散らしている風景を想像すると、これは成仏するように供養してあげてはどうかね、。

 わたしのPCのゴミ捨て場に自動的にたまる迷惑メール群を、ヒマなので題名だけでも読んでいると、世相が透けて見えてくる。
 わたしが通常使っているWEBメールは、プロバイダーのサーバーが保存しているので、こちらのPCからは覗き込むだけだから、たまには読んでみる。
 たいていたいしたことは書いてなくて、URLが書いてあってクリックせよというのである。
 もっと魅力的なキャッチコピーを書いてくれないと、クリックする気にはならないよ、がんばりなさい。

 これだけたくさんのものだから、分析してみたい気になる。
 エロ系、裏ビジネス系とかの内容別、中国系、アメリカ系とか国別とかに分類して、経年変化を調べるとか、エロ系でも内容の変化と世相との対応を分析するとか、なにかひねり出せば、修士論文くらいにはなるかもしれない、なんて思う。
 いや、修士論文を貶めているのではないよ、それくらいものすごい数だってこと。

 下半身系が多いのは、受け取るわたしの好みを分析して送ってきているとは思えない(受け取る本人が言うのだから確かだ、もっと調べて送りなさい)。
 下半身系のなかで、エロ系はもちろんだが、バイアグラを買えってのもけっこうくるのは、フン、大きなお世話である。

 英語のゴミが時々あるが、最近は中国語のゴミが流れ着くことも多くなった。
 英語は下半身系が多いようだが、中国語はよくわからないが、なんだか堅そうなビジネス案内らしいものが多いのは、あの国はエロ解放されていないからだろうか。

 夏の暑さが一服した日曜日のどうでもよいヒマダネでした。

2013/08/14

820【怪しいハイテク】今や世界企業のグーグルがこういう言葉をつかって恥ずかしくないのか

 このブログの駄文を見てくださる人は、特定のファンのようなお方だけらしい。日々のカウンターに表示されるわずかな数字が、それを示している。
 であればこそ、いつもご覧いただく方々には、衷心より感謝を申し上げます。
ところが最近とつぜん、毎日のカウンターがそれまでの2~3倍くらいに増えた。
 え、どうして?、喜んでアクセス分析のページを開けてみると、そんな昔の記事を今ごろなんで読むんだよ、と思うようなアクセスが増えていることもあって、なんだか変なのである。
 コメントに広告スパムが入ってくることも多くなった。カウンタはスパムがきても記事閲覧と勘定するのだろう。

 分析ページにトラフィックなる欄があり、どのURLからアクセスしてきたか、多い順にわかる。そのトップにvampirestat.comとでている。
 数日前までは、わたしの「まちもり通信」サイトからのアクセスが一番だったのに、なんだよ、これは。
 そのvampireをクリックして見たら、なんだかわけのわからないページが出てきて、こりゃ危なそうだと、すぐに引き返した。引き返してももう手遅れかもしれない。

 そこで貧者の百科事典検索したら、分った。こいつは、そうやってクリックさせて、危ないなにかをこちらに送り込み、フィッシングなどやったり、スパムをいっぱい送り込むらしい。そういう奴がネットのなかにいっぱい巣食っているそうだ。

 で、これが危ない奴かどうか診断するサイトがグーグルにあって、さっそく診断した。
 その診断結果の主文がこれである。
「このサイトで過去 90 日間に Google がテストした 7 ページのうち 0 ページで、ユーザーの同意なしに不正なソフトウェアがダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。」
 ざっと読んだはじめは、こりゃタイヘンとおもったが、読み直してホッとした。

 まったくもう、機械につくらせる悪文の見本である。0ページの時は、見つからなかったという別の文章にする簡単な技術さえもグーグルにはないらしい。
 今や世界企業のグーグルが、こういう言葉を使って、恥ずかしくないのか。せめて「ダイジョブ、わるいことみつからなかったあるよ」とかいったらどうだ。


2013/06/03

786こんな英文借金お願いメールが来て国際的な振り込め詐欺に引っかかりそうになった

 5月29日のこと、下記のような金を貸せとのBccメールが来た。発信者は、1か月半ほど前に旅先で初対面の方である。

Unexpected Sad Trip!!! Need Your Help!!!

 I really hope you get this fast. I could not inform anyone about my trip, because it was impromptu. I had to be in Manila, Philippines for a program. The program was successful, but my journey has turned sour. I misplaced my wallet and cell phone on my way back to the hotel i lodge in after i went for sight seeing. The wallet contained all the valuables things i have. Now, my passport is in custody of the hotel management pending when i make payment.

 I am sorry if i am inconveniencing you, but i have only very few people to run to now. i will be indeed very grateful if i can get a loan of $2000  from you. this will enable me sort our hotel bills and get my sorry self back home. I will really appreciate whatever you can afford in assisting me with just let me know what you can afford. I promise to refund it in full as soon as I return. let me know if you can be of any assistance. Please, let me know asap. Thanks so much..

 このあとに、お名前と東京の住所が書いてある。
 発信者の方は大学名誉教授であり、弟子だけでも多くいらっしゃるだろうに、Bccであるにしても一回会っただけのわたしにまで、送金依頼とは常識的にみてもヘンである。

 ご当人をよくは知らないのだが、この英文をしげしげと読みかえしても、発信者を特定させるところが全然ないし、ホテルの名前さえもない。
 どうもこれはインチキ偽メールであるにちがいない。とは思えど、気にはなる。どうしようか、誰かに聞こうかなどと、少し思い悩んでいた。

 6月2日夜、ご当人からBccメールが来て、やっぱりインチキ偽メールで、メールアカウントを乗っ取られた結果だそうだ。
 アメリカで多発している国際的振り込め詐欺の一種という。返信したら振込先を教えてくるのだろうか。
 ま、気を付けましょう。と言っても、どうすれば、、。
 あ、6月2日のメールが本当にご当人からなのかしら、、なんて。

追記:(130604)
「外務省海外安全ホームページ」
http://www.anzen.mofa.go.jp/の「フィリピンに対する渡航情報(危険情報)の発出 2013年03月08日」という記事があり、そこにこう書いてある。
(4)その他(振り込め詐欺と思われる標的型メール)
 2012年以降,実際に存在する個人のメールアドレス(Yahooなどのウェブメール)を用いて本人になりすまし,その家族及び知人等に対して外国送金を依頼するといった振り込め詐欺と思われる事案につき報告が寄せられています。
 メールは英文で書かれており,その内容は,概ね,フィリピンを旅行中に強盗被害に遭い,所持金を盗られてしまい困っていると切り出した上で,帰国旅費,ホテル等の支払いにお金が必要であるとして,外国送金サービスや指定した口座に至急振り込みをして欲しいとするものです。
 万が一,この種の内容のメールを受信した際には,メールの内容を鵜呑みにせず,まずは本人に事実関係を確認する等十分警戒する必要があります。


2013/02/11

719TV嫌いネット好きなわたしは浮世離れしすぎた年寄りだろうか

 NHKの研究所が毎年やっている調査らしいが、TVの見方について結果を発表している。
 世の年寄りはどう回答したのか興味あって、その中の一部をここに引用する。
 「あなたが欠かせないメディアは何か」という問いへの回答である。
まず、わたしの属する階層の「男70歳以上」では、どんな回答かしら?
 あれまあ、70パーセントもがTVを見なくちゃいられないよって、そんな回答をしている、驚いたなあ、ほんとかよ~?
 そしてまた、ウェブサイトはゼロであるらしいのには、もっと驚いたのである、まさか~?

 こうなるとTV嫌いでほとんど見ないし、ウェブサイトにかなりハマッているわたしは、つまり要するに、あまりに浮世離れしているってことになるのか。驚くこっちがおかしいのであったか。

 そういえば、FACEBAKAに書き込むのは、どいつもこいつも年下のやつらばかりかりだなあ、こちとらイイトシして恥ずかしいなあ、、。
 こりゃ、どうすればヒトナミの老後を過ごせるのかしらと、考え込んでしまうよなあ。
 せめて紙の新聞でも読んで、年寄仲間に入れてもらうしかないのか。
 でもなあ、ウェブサイトいじりは、庭いじりよりもボケ防止になると思うよ。
 そのうち老人ホームに入ったら、ウェブサイトいじりしようにも、そんな設備ありませんて言われそうだな、う~む、もっとボケが進むぞ。

 では若い奴ら「男16~29歳」の回答を見ようか。
 ウェブサイトが31パーセントで年代別ではいちばん多いが、意外に少ない感もある。
 驚くのは、たった2パーセントしか新聞に関心を示さないことである。これからは新聞は生き残れないのだろうなあ、だからせっせと電子新聞に切り替えろって宣伝してるんだな。でもそれって自分で自分の首絞めてるような。

 全体を俯瞰すると、活字メディアの新聞が、年齢とともに関心度が上がるのに対して、意外なのは本・雑誌・マンガが年代による大差がなくて、しかも少ないことである。
 男も女も50歳代になるとTV大好きになるようだ。これって、TVが普及進行する時代の世代であるような気がする。そこから下は普及しつくして、あるのが当たり前時代の世代だろう。

 ウェブサイトは、ただいま普及進行時代だから、このあとTVと同じような足跡をたどるのだろうか。
 今とは違うメディアが登場して、ウェブサイトを駆逐するとしたら、それはなにだろうか見当もつかない。
 まあ、かつてのTVもインタネットも今日ほどになるとは見当つかなかったのだから、わたしごときでは考え付かないのは当たり前だ。
 それに、そんなものが出てきたころは、こちとらはとっくにこの世に関係ないんだな、、、知ったことか、、。
 

2013/01/02

703ヨボヨボ旧PCが息子の腕であっという間に元に戻った、さすがに餅は餅屋

 去年7月にわたしが8年ほどかわいがってきたPC(MSXP)が、その飼い主に似てヨボヨボになっってしまった。
 あれこれいじっても元に戻らない。イライラして血圧によくないので、新PC(MS7)を買った。さすがに新PCはなんでも早くなって、よいものである。

  だがしかし、唯一困ったのは、使い慣れたHP制作ソフト(MSFRONTPAGE)がないことである。いまさら買って入れるのもアホらしい。HP制作フリーソフトを探してKompoZerを入れたが、機能的にはイマイチであるのは無料だから仕方ない。

 わたしのHPサイト「まちもり通信」の基本レイアウトは、もうほとんど完成の領域に達していて、新記事も文字が多いので、その無料版でも、まあ、ほとんど問題ない。
 でも、もしもなにかちょっと凝ったことをするには、ヨボヨボ旧PCを使うしかないので、捨てないで机の隅で埃だらけになりながら佇んでいる。

 昨日の元日、息子夫婦が年賀挨拶にやってきた。息子はどうもIT関係の仕事で飯を食っているらしいのだ。
 このPCを治せるかいとけしかけたら、チョロッといじって、あっという間にヨボヨボPCはしゃんと腰が立った。すらすら動くのである。
 さすがに餅は餅屋で、あのバカ息子を見直した。

 プロ仕事に報酬よこせというので、長岡・法末集落棚田産の超うまいコシヒカリを持たせた。江戸時代は米が通貨だったんだぞ、オレの小学校修学旅行は米を出して旅館に泊まったのだぞ。

●参照http://datey.blogspot.jp/2012/07/642pc.html
http://datey.blogspot.jp/2012/07/637.html

2012/08/19

658インタネット時代は自分の知らないところで自分の間違い情報が流れる

 インタネットで戯れに、自分の名前「伊達美徳」を検索してみたら、こんなページがあった。
http://orlabs.oclc.org/identities/lccn-n88-135089/
わたしが知らない間に、どこかの誰かがわたしを紹介する欄をつくっている。

 どうやってこの中の情報を採集したか知らないが、本人には何も問い合わせはないから、インターネットで拾ったのだろう。
 当然のことに間違いがある。「だてよしのり」で検索して拾ったらしく、著書の紹介には伊達吉徳さんとか伊達良則さんとかが執筆した本も紛れ込んでいる。

 China語の著書があるので、おかしいなあとクリックしたら、こんなページである。なんだろうこれは、、、。
http://www.worldcat.org/title/cheng-shi-zai-kai-fa/oclc/056411672

 どうやらわたしの著書の「都市再開発」(市ヶ谷出版社)のChina語版らしいが、そんなのがあったかしら。海賊版だろうか。

 伊達美徳をChinaの字で書くとこうなるのかと、しばし眺めた。「伊」はそのまだが、「達」は大違いである。「美」は同じだが、「徳」は「德」となっていて、これはChina漢字のほうが古いのがおかしい。わたしも戸籍名はこの旧字である。

 インタネット時代は、自分の知らないところで、間違った自分の情報が流れるおそれがあるとわかったが、どうやってこれを止めるかわからない。
なんにしても自分のつくるサイトで、自分ことを正しく発信しておくしか、ほかにやりようがないのだろう。
http://homepage2.nifty.com/datey/index3.htm#profile

2012/07/15

642新PCが印刷不調で年寄電話相談室のおばさまとじっくり付き合った

 昨日、ついに堪忍袋の緒が切れて、新ノートPCを買ってしまった。 
 20日ほど前から、デスクトップPCが持ち主に似てノロノロノロノロしてきた。わかることはいいろいろやったが、仕事中によろよろしてたびたび立ち止まって考えるし、プリンターは3行ごとに考えごとを1分ぐらいしている。だだましだましこき使ってきたが、機械よりもこちらの心がもう限界である。

 いらいらしながら使っていると血圧が上がりそうだし、こいつの認知症が感染しそうである。
ついに我慢できなくて、近くの電機店にいって、安売広告にある5万円ダイナブックを買った。考えると買わないくなる可能性があるので、エイヤット決めて買った。
 まあ、ウインドウズセブンなんてどれ買っても同じようなもんだろうし、いまのXPと大差なかろう。

 さて持って帰ってさっそく自分向きにこいつを仕込むのだが、それがまあ、まったくもってめんどくさいのである。
 一生懸命やっても結果にはなんの得るものはなく、要するにマイナスからゼロの出発点に戻るだけである。アホラシイことだ。
 セブンとXPとは同じだろうと思ったら、なんだかあちこち違っていて、やりにくいったらない。まったくおなじ仕事する機械なのに、なんでわざわざ操作方法を変えるんだよ、客が迷うだろうが、。

「まちもり叢書」のうち旧友から追加注文あった「美しい故郷に」が印刷できないでいたので、さっそくとりかかった。ところが、どうやっても冊子設定がうまくいかない。
 XPではうまくできて、それを改良したセブンでダメとは、なんだよ、頭にきてキャノンに電話した。

 出てきたおばさまにご相談すると、とっくに私がやってうまくいかないことばかり指示なさるので、もちろんどうやってもNO。いったん電話切って、別のものと相談してかけなおすという。
 しばらくしてかけてきて、当方で同じプリンターで万事うまく動きました、という。印刷アプリケーションがおかしいかもしれないから、再インストールしてくれという。
 もしそれでもだめなら、印刷データのワードを作ったマイクロソフトに文句言ってくれという。そんなあ、もうめんどうなことになってきた。

 また電話切って、プリンター付属のCDを回そうとするのだが、こいつが立ち上がらない。
くそ、また電話してそういうと、インタネットのキャノンサイトからアプリケーションをダウンロードせよと言うので、電話を切ってそうした。
 それでやってみたら、おお、今度はうまくいった。最初から3時間ぐらいたっていた。
 キャノンのおばさまに電話でそう言ったら、何度もうるさい爺によほど迷惑していたらしく、心の底から嬉しそうであった。

 なにが原因か、多分、印刷アプリケーションに問題があったのだろう。まったくもってこちらは暇人間だからよいが、これが仕事で忙しいと、かなりの損失である。
 電子機器はなんとも不完全な代物であると、いまさらながら思う。

 なにせまだ5時間程度しかいじくっていないのだから、このPC君にはまだまだあれこれ起きるだろうなあ、こんどはどうやって電話相談室のおばさんをいじめようかなあ。

2012/07/05

637長く飼っているとPCも持ち主に似てきてノロノロに

10日ほど前からPC(XP)がノロノロになった。こいつも飼い主に似たか。
 もう買ってから10年、4年目ぐらいに故障したのでハードディスク交換したが、もうだめかなあ。

 本やネットで調べて、薬を飲ませたり、宥めたり、外付けHDにゲロ吐かせたりしても治らない。
 夜寝てるうちに治ってるかもしれないと、明日の朝になってオンしても、やっぱり治っていない。風邪引きとは違うのか。
 中身をまっさらにしてしまうって大手術もあるらしいが、怖くてできない。

 たいして高等な作業をするのではないが、重いソフトやファイルが動きにくい。WEBサーフィンもノロノロノロノロ。
 印刷も超ノロノロで、「まちもり叢書」を発行できない。
 歳とって衰え行く自分を見るようで、まったくもって腹が立つ。

 健康によくないから、中古PCでも買ってくるかなあ、この際WIN7新品を買うか、それとも思い切って最初にPC買ったときに戻ってMACにするか。
 買ってくるとあれこれと設定が面倒だよなあ、まあ、ボケ防止にいいか、とも思う。
 なんにしても11日締め切り原稿までは、だましだまし働かせるしかないなあ。

2012/04/15

606おバカネットSNS=Silly Network System

英文のメールが来た。その差出人の名が、どうもうろ覚えながら、大学山岳部の先輩であるようなのである。肩書きがUCLAのprofessorとある。
 自慢じゃないが、わたしに英語でメールをくれる人はいない。いや、なくもないが、たとえば「Penis Enlargement Pills - $59.95 」とか「Discount 70% OFF, overthrow apples」とか「Viagra」とか、何のことかトンと分らない。
 こういうやつは、そのまま屑メール篭に入るようになっているが、それをすり抜けてきたのが、「Invitation to connect on LinkedIn」とあって、なにやらクリックせよとURLが書いてある。

 ご存知のごとく、運動部の先輩後輩関係は厳しいノダ。ハテ、どうしようかと悩み考えた。
 思いついて、まずはカリフォルニア在住の山岳部同期生にメールを出して、こんなの来たけどどうするのかと聞いてみた。NASAでロケットを飛ばしていた電気屋だから分るだろう。
 そいつにもそのメールは来ていて、さっそく先輩ご当人に問い合わせてくれて分った。
 なんでもそれは科学技術者の間でのSNSであって、そのシステムが先輩のストックしているメールアドレスを勝手に引き出して、当人が知らぬ間に入会お誘いメールを世界中に発信したのだそうだ。
結論は「ホットケ」ということになった。お騒がせメールであった。
 
SNSといえば、face baka(bookともいう)である。わたしもこの1年くらい、毎日のように覗き込んで、ときには茶々をいれ、ブログ「伊達の眼鏡」に記事を書き込むごとにここにシェア(こんな言葉を覚えさせられたぞ)して見せている。
 それにしても、スマートフォン(スマホたあなんだよ)の普及で、どいつもこいつも歩きながら書き込んでいるらしく、いま頭が痒いとか、屁がでた、滑った転んだ、エエカゲンにせえ!
 こちとら自慢じゃないが、スマフォなんてもなあ持ってねえんだ、PCでシコシコ書いてんだぞ。いや、べつにうらやましがってんじゃないよ、どうぞ歩きつつでも寝床の中でも便所の中でもおカキください。
 あまりしょうもないことばかり書くヤツのは、「○○さんのフィード購読をやめる」の操作で、いっさい読まないようにしているのだ。ハハ、ざまあミロ。

 で、その「フィード購読」が気に入らない。
 フィードたあ何のことだよ、辞書を引いても分らない。状況判断して、それらしょうもない書き込み(あ、しょうもあるもののほうが多いデス)のことらしい。だったら「書き込み」って翻訳したらどうだ。
 購読たあ、なんだよ。購読ってのは金だして買って読むってことだぜ、このフィードってくだらない書き込みを読んだら金をとるのかい、えかげんにせえッ。
 どこからいくらの請求書がいつ来るのか、ビクビクしている毎日である。

 ほかにもそういうのがいっぱいある。「いいね!」も珍妙であるが、これをあげつらうと日が暮れそう(夜が明けそう)だから、ここではやめる。
 元は英語なんだろうが、訳語が分らないと安易にカタカナのままだし、分ったふりして翻訳すれば間違い言葉にするから、ますます分らなくなるSNS:Silly Network Systemである。
 だったら、ヤメリャイイジャン、、う~ん。

2012/01/19

574サーバー故障で迷惑

わたしが契約しているインターネットプロバイダーの@niftyから、受け取りを本人限定の封書が来ているから取りにこいという手紙が、郵便局から来た。
 その手紙をもって局に行き、身分証明の保健証を見せるとコピーをとるという。いやだいうと、住所と氏名を書かされた。

 さてその物々しくやってきた代物は、CDが一枚である。
 あらかじめメールで教えてくれていたパスワードでファイルを開くと、なかにあるのは16件のメールアドレスだけである。
 どれも見覚えがあるような気はしないから、エロやバカメールのアドレスだろう。

 実は、2011年11月28日 午前0:00~午前11:16の間に、@nifty会社のメールサーバーが障害を起こして、正しいメールも迷惑メールも区別がつかなくなったというのだ。
 確かにその次の日にメールソフトを開けたら、迷惑メールが本来画面にたくさん入っていた。
 で、ニフティからお詫びメールが来た。このメールの文面がくどくどしていて、何を言ってるのかよくわからないのである。
 どうも、その間に来た正しいメールも、迷惑メールとして消してしまった可能性があるらしいのである。
 では、それを復原してくれとメールを出したら、復原は不可能だけど、その間に来たメールのアドレスだけはわかるから教えるとして、それがCDである。

 ひとさまのメールアドレスを覚えているわけはないから、それだけ見て正しくやってきたのか、迷惑でやってきたのかは判然としないが、まあ、どれも知らないような気がするから、安心したような気がする。。
 いまどきの個人情報保護対策のものものしさなんだろう。あの頻繁に来るエロバカメールのおかげで、ひと騒ぎである。
 プロバイダーも一人一人のこうやっていると、結構なお金がかかるに違いない。

 考えてみると、わたしの情報が他人様の倉庫にあるのだから、そちらが火事になったり、泥棒に入られたり、津波にあったり、放射線を浴びたりして、情報が消えたらこの損害賠償はどうなるのだろうか。
 多分、プロバイダーとの最初の契約時に、あのこまごまとしている約定書の中に、一切免責と書いてあるのだろうなあ、だれも読まないけど。

 これからクラウド時代になると、ますます問題がおきる気がする。
 テロがクラウドの巨大サーバー倉庫を狙うなんてことが起きるだろうなあ。
 核毒事故は健康被害が世界中に広がり何百年も継続するするが、クラウド事故はではどんなことが世界中に起こるんだろうか。

 そんなことをニフティのサーバー事故で考えた。