わたしが契約しているインターネットプロバイダーの@niftyから、受け取りを本人限定の封書が来ているから取りにこいという手紙が、郵便局から来た。
その手紙をもって局に行き、身分証明の保健証を見せるとコピーをとるという。いやだいうと、住所と氏名を書かされた。
さてその物々しくやってきた代物は、CDが一枚である。
あらかじめメールで教えてくれていたパスワードでファイルを開くと、なかにあるのは16件のメールアドレスだけである。
どれも見覚えがあるような気はしないから、エロやバカメールのアドレスだろう。
実は、2011年11月28日 午前0:00~午前11:16の間に、@nifty会社のメールサーバーが障害を起こして、正しいメールも迷惑メールも区別がつかなくなったというのだ。
確かにその次の日にメールソフトを開けたら、迷惑メールが本来画面にたくさん入っていた。
で、ニフティからお詫びメールが来た。このメールの文面がくどくどしていて、何を言ってるのかよくわからないのである。
どうも、その間に来た正しいメールも、迷惑メールとして消してしまった可能性があるらしいのである。
では、それを復原してくれとメールを出したら、復原は不可能だけど、その間に来たメールのアドレスだけはわかるから教えるとして、それがCDである。
ひとさまのメールアドレスを覚えているわけはないから、それだけ見て正しくやってきたのか、迷惑でやってきたのかは判然としないが、まあ、どれも知らないような気がするから、安心したような気がする。。
いまどきの個人情報保護対策のものものしさなんだろう。あの頻繁に来るエロバカメールのおかげで、ひと騒ぎである。
プロバイダーも一人一人のこうやっていると、結構なお金がかかるに違いない。
考えてみると、わたしの情報が他人様の倉庫にあるのだから、そちらが火事になったり、泥棒に入られたり、津波にあったり、放射線を浴びたりして、情報が消えたらこの損害賠償はどうなるのだろうか。
多分、プロバイダーとの最初の契約時に、あのこまごまとしている約定書の中に、一切免責と書いてあるのだろうなあ、だれも読まないけど。
これからクラウド時代になると、ますます問題がおきる気がする。
テロがクラウドの巨大サーバー倉庫を狙うなんてことが起きるだろうなあ。
核毒事故は健康被害が世界中に広がり何百年も継続するするが、クラウド事故はではどんなことが世界中に起こるんだろうか。
そんなことをニフティのサーバー事故で考えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿