世の中、平和であるからだろうか、こんなEメールが次から次へとやってくる。
平日でも休日でも休むことなくお送りいただく方々は、じつに精勤なものであると、ほとほと感心する。
せっかく送っていただくのだから、どれかになにか返事をしてあげようかと、思わないでもない。だが、後が怖そうなのでどんどん捨てる。
世界中のPCから捨てられた迷惑メールゴミは、原子力発電所が生み出す核毒ゴミのごとくに、どこかにどさっとたまっているのだろうか。
象の墓場みたいに、ネットジャングルのどこか奥深くに、何億何兆ものゴミメール死骸が積み重なって、腐敗臭をまき散らしている風景を想像すると、これは成仏するように供養してあげてはどうかね、。
わたしのPCのゴミ捨て場に自動的にたまる迷惑メール群を、ヒマなので題名だけでも読んでいると、世相が透けて見えてくる。
わたしが通常使っているWEBメールは、プロバイダーのサーバーが保存しているので、こちらのPCからは覗き込むだけだから、たまには読んでみる。
たいていたいしたことは書いてなくて、URLが書いてあってクリックせよというのである。
もっと魅力的なキャッチコピーを書いてくれないと、クリックする気にはならないよ、がんばりなさい。
これだけたくさんのものだから、分析してみたい気になる。
エロ系、裏ビジネス系とかの内容別、中国系、アメリカ系とか国別とかに分類して、経年変化を調べるとか、エロ系でも内容の変化と世相との対応を分析するとか、なにかひねり出せば、修士論文くらいにはなるかもしれない、なんて思う。
いや、修士論文を貶めているのではないよ、それくらいものすごい数だってこと。
下半身系が多いのは、受け取るわたしの好みを分析して送ってきているとは思えない(受け取る本人が言うのだから確かだ、もっと調べて送りなさい)。
下半身系のなかで、エロ系はもちろんだが、バイアグラを買えってのもけっこうくるのは、フン、大きなお世話である。
英語のゴミが時々あるが、最近は中国語のゴミが流れ着くことも多くなった。
英語は下半身系が多いようだが、中国語はよくわからないが、なんだか堅そうなビジネス案内らしいものが多いのは、あの国はエロ解放されていないからだろうか。
夏の暑さが一服した日曜日のどうでもよいヒマダネでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿