ラベル コロナショック の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル コロナショック の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022/08/01

1637【コロナ・プーチン・カルト同時戦争】現代3大ウィルス大感染中の地球に生きるのは大変だ

熊五郎:ご隠居、暑いですねえ、どうですいっぱい、はい、ビール。

ご隠居:おや熊さん、いらっしゃい、お前はもしかして、わたしンところに避暑に来てるのかい?

:あ、気が付きましたか、今日もクーラーをオンにして下さいよ。

:ビールのお礼に、ではスイッチオン、今年で2回目冷房だな。

:恒例の月初めは、先月のコロナやらウクライナやらまとめましょ。

:暗殺事件は一昨日話したからもういいね。



●コロナ第7波いよいよ隆盛

:コロナ第7波がものすごい勢いですねえ、これまでの波なんて、さざ波でしたね。

:そう、それなのに奇妙なことに今回は緊急事態だとかマンジュウだとか営業補償だとか騒がないんだね、なんでなんだい。

:なんででしょうねえ、今度の首相は宣言嫌いなのかなあ、それとももう3年もやってりゃ国民も慣れただろうからいいのだ、なんて思ってるとか。

:いや、わたしの考えるところではだな、ほれ、先日暗殺された安倍さんの葬儀を国葬にするって決めただろ、国葬に国費が要るからコロナ対策費をケチってるのだろ。

:ウワ、生きてる人より死人優先ですかい、今どきすごい。でもねえ、9月の国葬までに第7波が治まるのでしょうかね、治まらないと無観客ならぬ無弔問客開催かも。

●日本が世界ランキング1位に躍り出た

:それにしても今回の第7波の高さときたら、前代未聞だね、しかも世界一の増え方らしいよ。

:おや、そうですかい、このところ日本は経済も文化もあれもこれも世界ランキング低落しているけど、ようやく世界一になったものもあるんですねえ。なさけない。

:その増え方ランキング1位が日本で、2位がアメリカ、3位がコーリア、4位がドイツってことらしいから、東西肩を並べている、すごいもんだ。

:ちょっとそれらの感染者カーブを見てみましょうか。

:おお、波形がそれぞれ異なる特徴を持っている、そのわけを知りたいな。中でも日本がいちばん過激な上昇だねえ。

●日本地域別防疫ランキングにも変化

:日本の去年初めからの新規感染者の推移のグラフを見ると、今回の第7波と比べて第1波とか第2波は微々たるもんですが、ものすご大騒ぎしましたよね。

:そうそう、それなのにこの巨大な第7波でも平然としているのは何故かね。

:いやいや、平然とはしてなくて、病院は大勢の患者で逼迫らしいですよ。平然としてるのは中央政府だけみたいですよ。

:日本の各都道府県別の感染や死者の数を見ると、あの防疫先進地鳥取県はランキングではいまだに1位を保ってるけど、もう過ぎ3万人になるね。グラフを見ると感染者数増加率がすごいね。医療法化になるかと心配だね。

:防疫第2位は島根県が頑張ってますよ。人口ランキング20位なのに感染者ランキングが10位の沖縄県も頑張って、いや、大変ですね。


●プーチン戦争とコロナ状況

:あそうだ、プーチンのロシアのコロナはどうだろうかねえ。

:やや、ロシアコロナなんだか落ち着いてますねえ、戦争とコロナは関係ないのかしら。

:う~ん、大感染で戦争どころじゃないってことになるかと期待してたのになあ、じゃあウクライナはどうだい。

:それがねえ、出てこないんですよ、たぶん病院はてんやわんやで、統計とってる暇がないのでしょうね、気の毒に。


:そうか、南部都市争奪攻防戦が続いているニュースが毎日あるからねえ。この5か月ちょっとの長引く戦乱で、どれくらいの人間が双方で死んだのだろうかねえ。

:コロナによる死亡率よりずいぶん高いでしょうね。あ、食料の需給バランスが崩れて、戦ってもいない国で餓死者が大量に出るってことになるかもしれませんよ。

●カルト感染状況

:あ、そうだ、それはそうと、こっちの感染状況も気になるね。

:何です、こっちの感染って。

:ほれ、いまニュースを騒がしている政治家のカルト感染だよ。

カルト濃厚接触者名簿

:あ、統一教会ね、あれは信者が感染者で56万人もいるらしいですよ。政治家はもちろん感染者もいるでしょうが、かなりの数の濃厚接触者がいるようですね。そのトップに安倍晋三さんがいたってことが、暗殺事件の発端となった。

:そうそう、むしろこちらこそが政治緊急事態宣言するべきだね。この濃厚接触者たちも、しっかり自宅療養とか入院隔離とかして、カルトウィルスを除去してほしいね。

:次の選挙までには徹底的に治癒して、選挙でお灸ワクチン接種をさせましょ。

:なんだか急に心配になってきた、政治の世界は宗教右派に操られているような気がする。このキリスト教系統一教会は政権党の自民党右派に食い込み、もう一つの政権党の公明党は仏教の日蓮宗系の創価学会だろ、USA大統領だったトランプの共和党はキリスト教系右派の福音派というのだからね。うわわわ、世界はいつの間にやら右派宗教ウィルスに侵されているのかあ、怖い怖い。。

          (2022/08/01記)

参照:コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録 
   安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4
   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/07/30

1636【安倍晋三暗殺事件4】赤信号みんなで渡れば怖くない統一教会みんなで渡ろう

熊五郎:ご隠居、暑いですねえ、生きてますか、あれっ、冷房にしてないの、まだ?

ご隠居:おや熊さん、いらっしゃい、うん、エアコン点けてないよ。

:そりゃだめだ、すぐ点けて下さいよ、ご隠居が死んでもいいけど、あたしゃ嫌ですよ。死にたくない。点けなきゃすぐ帰るよ。

:そうかい、じゃあ、この夏初めてエアコンスイッチオンだ。どうだこれで。

:ちゃんと動いてますかい?

:うん、去年動いたから大丈夫だろ、何せ20年前に買ったものだからね。

:どうやら涼しくなった、よかった、ところで元気ですかい。

:うん、コロナにも戦争にも殺にも負けずに元気だよ。コロナがあんまり長くて嫌になって、もうおさらばしたいと思っていたら、戦争がやってきた、お、これでしばらくヒマツブシできるぞと思っていら、なんと暗殺事件がやってきて、当分生きてあれこれ見てからおさらばにするかと思い始めてるんだよ。

:う~む、悪いことを餌にして長生きしようってのは、いかがなもんですかね。

:うん、わたしもそう思うよ。

言ふまいと思へどけふの暑さかな
  ついに点けたるエアコンディショナー

:それにしても安倍暗殺事件には驚いた、ご隠居はこれまでこんな事ありましたか。

:そうだね、同時代的に記憶にあるのは社会党委員長の浅沼稲次郎暗殺事だね。大学生の時、床屋で臨時ニュースをTVで見たよ。あの暗殺場面は今回の事件場面の動画とそっくりだね、刃物と鉄砲の違いだけだよ。

:でも犯人が、あれは思想的背景を持った右翼青年、これはただの貧困中年ということで、大いに差がありますね。

:わたしもはじめはそう思っていたけど、あれから20日ほどでいろいろ情報が出てきて、そうとも言えない気がしてきたんだよ。

:どうしてですか。安倍さんが肩入れした統一教会って詐欺団体なんでしょ、思想なんかじゃなくて。わたしは今回初めて知ったけど、ご隠居は昔から知ってましたか。

:あの霊感商法とか集団結婚式なんて日本とコリアをまたぐ奇天烈な事件で、何だか奇妙な宗教を語る団体として、大きな話題になったもんだよ、あれは70年代だったかしら。

:なんでも1950年代には日本に入ってきて、岸信介とか大物右翼とかと結んで、反共運動団体を立ち上げたのが、日本での始まりのようですね。知ってましたか。

:知らなかったよ、芸能的話題だったもんなあ。その岸信介から孫の安倍晋三まで、そしてそれにつながる政治家たちまでも、統一教会に侵されていて、そこから右派政治家の思想が構築されたらしいけど、なんともすごいね。これって大陰謀論として語られるだろうね。

:そんなことが暴露されて大問題になっているのは、まさに安倍暗殺事件によることですね。暗殺犯が貧困原因となった統一教会憎し、それを支援する安倍憎しで起こした事件の効果は、暗殺犯が狙ったよりもはるかに大きな効果を上げていますね。

赤信号みんなで渡れば怖くない 統一教会みんなで渡ろう
公明党創価学会自民党統一教会なにがおかしい

:そうそう、暗殺犯の思想はどちらかといえば右寄りだったらしいから、意外な効果を生んだというべきかな。ということはだね、今回も単純な恨み殺人じゃなくて、社会的背景があったってことだよ。

:なるほど、暗殺された安倍さんの右翼思想が撃たれたってことになったんですね、犯人はそう思わなくても。

:そして今、政治家たちと反社会的集団の統一教会のつながりが、つぎつぎと暴露されて来た、主に自民党の人たちってのが不気味だね。しかもその当事者たちが否定するのじゃなくて、それの何が悪いか分らぬと無知で居直るとか、そんな団体とは知らなかったとバカのふりするとかなんだもんね。あんないい大人がねえ。

:そうそう、統一教会が唱える保守的思想と、自民党保守派の唱える政策があまりにも符合してるってことは、統一教会がそれなりの作戦をもって、自民党に時間をかけて食い込んで教育したのでしょうね、その成果がいまぞくぞく暴露されてる。

:暴露でもあるけど、実は前から分かっていたんだね、だから映像や文書が次々登場する、ジャーナリズムが怠慢だったんだ。しかも統一教会のその活動の根っこには、日韓併合植民地政策に関する積年の恨みの報復だというのだから、本当だとしたら根が深いね。

:それは国家的怨恨を利用して個人的思想と欲望を絡めて、戦前からの積年の恨みを日本からの金銭収奪と政治家の思想的感化に転換した統一教会の長年のカルト戦略は、暗殺犯の家庭崩壊と貧窮の少年時からの積年の恨みを安倍暗殺へと転換した長年にわたる戦略とは、実はよく似ているとも言えますよね。

:う~む、統一教会の動機行動と暗殺犯のそれがよく似ているというのは、鋭いねえ。そんなこと言ってる識者はいるかしら、いないねえ、うんうん、そうだね。

:そうでなくても日韓関係が最悪と言われる今どき、こういうことが暴露されるとどうなるんでしょうね。

:考えようによっては、日本庶民信者たちはけっこう贖罪してる感もあるね、集団結婚といい、巨額寄付といい、言われるままにやってるし、政治家たちも思想信条を知らぬ間に乗っ取られているんだものねえ。大成功の敵討ちだったろうね、どっちも。

:う~ん、どっちもってところが怖いなあ、日本の信者たちからの寄付というか寄進が毎月何十億円も、コリアの統一教会の本体の財団に送られて、それが活動資金になっているというのですからねえ。その金のために暗殺犯は貧窮してこの犯行に至った、なんともドロドロ怨念世界、隠某論にはもってこいですよ。

:そうだ、もう一つ暗殺事件を思い出した、現職のUSA大統領J.F.ケネディだよ、太平洋横断の中継TV放送開設の日だったから、それが一番のニュースで飛び込んできて大騒ぎだったな。いつだたかなあ。

:ネットで見たら1963年11月、浅沼暗殺の2年後、暗殺時代だったんですね。

:そうそう、その暗殺犯人がまた暗殺されたものねえ、さらにJFKの弟のロバートもその5年後に暗殺されたんだった。

:ひやー、すごいなあ。暗殺犯を暗殺して証言させないのですかねえ、あ、安倍暗殺犯も暗殺されるかもしれないですね。

:そうだよ、殺さなくても余計なこと喋らせないように、病気だったことにするなんてことあるかもよ。裁判が簡単に終わるからね。

:今回のように暗殺動機の重要な位置を占める政治家と統一教会の深い関係について、世に深く知られないようにするには、公判がおおいにじゃまでしょうね。何かが起きるかもしれないって、映画みたいですねえ。怖い時代が来た。

第5波でオリンピックは無観客 第7波では無弔問客

:さてその安倍さんを国葬にするそうだよ、葬式費用に全額国費を充てるというから、日本は景気がいいのだねえ。物価は上がるし年金は減るし、なのになあ。

:9月の末とからしいけど、それまでにコロナ第7波が治まるのでしょうかねえ。

:前政権の時の第5波オリパラやったから、この政権では対抗して第7波国葬だろ。

:あはは、そうか、じゃあやっぱり電通に丸投げするのかなあ、喪服はAOKIで、アベノマスク着用とかね。あ、無弔問客でしょうね、ここはやっぱり。

香典をいただくことにして、税金投入をできるだけ少なくしてほしいもんだね。

:香典なら、統一教会とか創価学会とか生長の家とか立正佼成会とか日本会議とか幸福の科学とかから、それぞれ10億円以上もって来るでしょ、たぶん、何とかなるでしょ。

:ワハハ、そうかい、そうかい、それにしても第7波到来というのに、岸田さんは国葬準備に忙しくて、コロナまで手が回らないらしいね。

:そうらしい、医療崩壊間近といわれていても、地方自治体で良きに計らえ、感染したら家で寝てろってことのようです。

:昨日だったか、ついに一日感染者数は世界ランキングでトップに立ったらしいよ、すごいなあ、こうなるとコロナに感染しないわたしとか熊さんは、立派な非国民だよ。

:さてさて非国民は、これからは平和とか家庭とか世界とか統一とかって言葉には眉に唾つけて対応しなくっちゃね、まずはこども家庭庁に、ですね。

                  (2022/07/30記)

参照:安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4

   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/07/16

1633【コロナ第七波到来】日本はいつの間にやらコロナ感染先進国に

 毎月の始めと半ばの2回、コロナの状況を記録してきている。
 2022年7月の半ば、ついにコロナ第7波が来たの違いない様相である。この第〇波との名称は、何時誰がつけるのか知らないが、新聞は誰かがそう言ったという書き方しかしないのはなぜだろう。

 コロナ第6波からの下がり方どうも円滑ではなくて、4月半ばからはいやいや下がる様子で時には引き返してみたりして、じらせていた。だが7月15日、もう確かに第7波への上昇具合である。

 これまで2年と7か月の累積感染者数は、ついに1000万人の大台に達した。その数字に意味は無さそうだが、覚えやすいとはいえる。
 だが7月15日の感染者は、一日で10万人を超えるというのは異常ではないのか。これまで6つの大波を経験してきているが、これ程にも感染者が増えると、大騒ぎをしていたような記憶がある。

 だが、政府は例の緊急事態とかマンボウとか全く言わないようだ。マスク着用ルールを守れというくらいなものだ。
 そうか、死者や重傷者がこれまでよりも少なくなったということで、コロナと共存政策に転換したのだな。ワクチンも8割がた行き渡ったことだし。 それはまあ良いことだが、本当にそれで大丈夫なのかしら。
 先日は参議院議員選挙で、日本列島端から端まで騒ぎがあって人々は集まったに違いない。それは感染拡大の原因にならなかったのか。

 いずれにしても人々はコロナがないがごとくに街は賑わい、旅行に行くし、飲み食いしている。だが実は、内心では恐る恐るであることは、相変わらずマスク姿がまかり通っていることで分かる。

 地域別に感染者数をみると、原則的には人口に比例するらしい。防疫先進県の鳥取はその地位は維持しているが、とうとう200人を超える感染者になった。次いで隣の島根県で、この2県の防疫能力はすごいが、もちろんこれには、この2県の人口が全国ランキングの最下位を争っていることと大いに関係があるだろう。

 だが、それだけでは沖縄県の感染者の多さの説明がつかない。沖縄県の人口ランキングでは25位にあるが、感染者数ランキングは10位に位置するのはどう説明するのか。沖縄県はいわゆる交流人口が多いのか。

 この日本の第7波到来の状況は、世界各地でもそうなのだろうかと、全世界のグラフを見れば、若干の右上がりが見えるが、大波に至る気配は見えない。日本のように地球全体にも大波が来るのだろうか。


 北半球の主な国の感染状況のグラフは、日本のそれのようにはねあっげていはいない。隣のコリアチャイナも、海の向こうのU.S.A.もユーラシア大陸の西のドイツでもU.K.でも波が上昇の気配がない。

 どうやら日本だけが感染先進国になったらしい。それなのに特別な対策しなくてもよいほどに、日本列島の人間とコロナとは共存の時代を迎えたのであるか。まことに結構なことだが、本当だろうかと、眉に唾つけざるを得ない日々である。

 コロナ騒ぎの日々が2020年1月からつづくが、22022年2月末からプーチン戦争騒ぎが始まり、さらにこれに加えてこの7月初めから安倍晋三元首相暗殺騒ぎが始まった。
 国葬にすると岸田首相が表明したのが不愉快であるが、それもよいかもしれない。それは犯行動機を誤解殺人と矮小化せずに、国葬にするほどの政治的暗殺事件となるなるからには、さぞや厳しい原因究明がなされて、政界と右翼団体との奇怪な関係の究明と清算ががなされるに違いない、きっとそうに違いない。

 当分は退屈しない。わたしもこのところ久しぶりにブログに書き込む頻度が戻ってきた。ボケ進行防止ににはなるが、もうちょっと楽しいことにしてほしいものだ。

(20220716記)

参照:コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録

参照:伊達の眼鏡ブログ』、まちもりブログ

2022/07/01

1627【地球三大危機時代】コロナ危機プーチン危機も大変だが気候変動危機はもっと大変

 昨日で6月が終了つまり2022年の前半が終わったということ。6月の世界危機状況を書いておく。早いことこんあわだいをまいつきかかなくてもよくなってくれよ~。

●地球には気候変動危機があることを忘れていた

 暑い、暑い、実は先月まではコロナ禍とプーチン禍を現在の世界2大危機と思い込んでいた。ところが、このところ6月というのに梅雨ジメジメがないどころか、日本列島は猛烈な暑さが続いており、毎日気象観測始まって以来の暑さとかのニュース。
 あ、そうだった、コロナ危機プーチン危機に気を取られていたが、それより前に地球の気候変動という大先輩格の地球大危機だったと思い出したのだ。
 なんだか恥ずかしい。身体に迫らぬと感じないのだ。

 毎日暑い暑いのニュースだが、毎年言っているのに「ついに危機的状況に至った」といわねばならぬようになったとすれば、気候変動こそはコロナよりもプーチンよりもずっとずっと恐ろしい危機である。こればっかりはマスクでもワクチンでも戦車でもミサイルでも、一向に予防する能力がない。

 多分コロナを凌駕する死者が世界中で発生するのだろう。考えようでは、冷房機器がワクチンだろうが、折からの電力逼迫で電力屋は節電せよと言っているが、それじゃあ老人が死ぬと世間から言われたのか、今度は政府のどこかの筋からか適切に冷房を使えなんて、ニュースで説教されている。

 さて、どっちにつくべきかといえば、れっきとした終末期超高齢者のわたしは冷房に住む資格があるのだろう。適切に冷房を使えと言われても、その適切とは何を意味するのか分からない。何か冷房使用秘術でもあるのかしら。実はわたしの部屋は今年になって一度も冷房にしたことはない。天然暖房である。

 わたしの住まいは地上20mの空中陋屋だから、それなりに風が通るので裸で暮らせば機械で寒くしなくても、なんとかなる。特別に我慢比べをやっているつもりはない。
 部屋には冷房装置があるのだから、いざというときはお世話になればよいのだ。昨年の夏は冷房にしたのは3~4回ほどだった。
 電力のことだけなら、核発電復帰なんて言わずに、いっそのこと毎日計画停電したらどうだ。11年前に行ったネパールでは計画停電を普通のこととして毎日やっていた。

 ということで大先輩格の気候変動から書き始めたが、これ以上はどうするのかどうなるのかさっぱり分からないのが情けない。いや、分かってもどうしようもない。
 気候変動こそが最も身にしみる地球危機であることは確かだが、今ちょうど参議院議員選挙運動中だが、候補者の誰も気候変動問題を取り上げていないようだ。票にならないのか、困ったもんだ。

●コロナは尻つぼみだろうか

 6月ころから急にコロナがニュースランキングから脱落の傾向にある。
 今年前半での日本と世界の感染者数死亡者数の遷移を見ると、山がだらだらしており、なんだかコロナ君に居つかれてしまっている感じである。
 極端に患者や死者を出さないが、毎日的確に感染者死者を獲得している様子で、これは人間と共存なのかしら。共存したくないよ~。

日本のコロナ新規感染者数の推移 2022年前半

日本のコロナ新規死亡者数の推移 2022年前半

世界のコロナ新規感染者数の推移 2022年前半

世界のコロナ新規死亡者数の推移 2022年前半

世界国別コロナランキング

日本地域別コロナランキング

朝日新聞東京版2022年7月1日朝刊

 政府筋からの情報かどうか知らないが、ニュースではマスク着用も緩和傾向にあるらしく、街に出ると10人1人くらいは覆面していない人に出会うようになった。わたしも徘徊中にはできるだけ外して歩く。でも先日、そのまま図書館に入って警備員にマスクせよと注意された。

 まあこうやってマスクともコロナとも適当に折り合いつけて生きていくのだろうな。コロナにしても宿主がいなくなると困るから、あちらも折り合いつけたいと思っていることだろう。困ったもんだ。

●プーチン戦争は日中戦争並みの泥沼化か

 ウクライナではプーチンロシア軍攻撃が続いているが、かなり局地戦になっているようだ。東南部の拠点都市掌握に作戦を絞ったらしいが、その一方で長距離ミサイルを内陸都市に打ち込んで、無差別攻撃もしているとのこと。1945年のアメリカ軍空襲下の日本みたいである。

NATOの方針転換でロシアとチャイナを明確に敵視


朝日新聞東京版朝刊 2022年7月1日
 アメリカを中心とする西側はウクライナに武器供与をしているが、戦争そのものへの手出しはしないで自制している。
 だが、ウクライナの次はこちらだと、北欧のフィンランドとスウェーデンのNATO加盟が確実になった。これはプーチンの作戦にあったのだろうか。

 先日はNATO首脳会議に日本・コーリア・オーストラリア・ニュージーランドが参加したとか、ロシアとチャイナを両側からはさみ囲む軍事同盟が成立する時代が来たのだろうか。どうにも心が寒くなるばかりだ。

 プーチン戦争は直接的に身に迫ってこないことと思っていたが、このところの物価高騰にはプーチン戦争が大きく響いているという。食糧危機が来るかもなあ、困ったもんだ。早くおさらばしたいもんだ。

狂歌<NATO拡大>
国境に納豆カーテン引き回し ネバネバネバーネバーニエット

(20220701記)


2022/06/17

1624 【コロナとプーチン】コロナ規制も緩和のようで飲み会やるかな、プーチン戦争長引きそうで食糧危機かも

 2022年の6月半ば、定例の月半ば二つの戦争報告を書いておく。実情を書くと言うよりも、わたしの尋常を書いておくのである。

●コロナが緩んだのかしら

 このところウクライナのプーチン戦争に気を取られていて、新型コロナ戦争のことを忘れそうになる。政府もコロナ対策はどう緩めるかばかりやっているようだが、コロナはどんな具合なんだろうか。

日本コロナ最近半年間の感染者の発生状況

日本コロナ最近半年間の死亡者発生状況

 感染者も死者も第6波が下がってはいるが、ダラダラとロングテイルの蛇で、感染者は相変わらず毎日万を超す発生で、ちっとも消滅しないのだが、これって収まっていると言ってよいのかしら。

日本コロナの都道府県別感染者と死者状況

 こんな状態なのに、御上の言うことには、マスクは真面目につけなくてもいいよ、酒飲み会を少人数ならやっていいよ、旅行にも行っていいよ、外国からのツアー旅行者たち団体を入れてもいいよ、そしてどうやら7月からはまた強盗GOTO助成金復活らしい。
 沖縄では東京や大阪並みの感染発生が続くのに、観桜客入れてもいいのかねえ。島根県や鳥取県にも観光客が行っては、せっかくの日本の防疫先進県も感染先進県になるかも。

 2年以上もマスク強要日本だったから、今になって外していいよと言われても、戸惑いがある。では今日はマスク無しで遊びに行くぞと出かけたら、周りの他人はマスクしているし、みんあから睨まれているような気がするし、居心地が悪い。

  小学生が新聞投稿していたが、物心ついてずっとマスクしていたから、急に外してよしと言われても、外すと裸みたいで恥ずかしい、とのこと、ごもっともである。いっそのことマスクも学校制服にしてはどうか。マスク着けてて悪いことはあるまい。外す必要があっればその時だけはずせば宜しい。

 まあ、いずれにしても会食や飲み会してもよいと言うのだから、うれしいことはうれしい。この2年半も逼塞して、わずかにネットのメールとかZOOMだけでバーチャル顔合わせしてたのを解除して、さっそく死ぬ前に旧友たちと一杯やっておきたものだ。
 さあて飲み会段取りするぞーっ、と思ったら、今日、大学山岳文化魔だった男から飲み会野郎のメールが来た。同じこと考えるもんだ、大賛成。

 コロナで困った企業などに税金使って支援する助成金の制度が数多くあるが、このところそれを悪用して詐取する奴が多く出てきているようだ、やっぱりなア、そうなると思っていたものだ。

 支給する政府側も出だしは性善説に基づいてできるだけ早く支給しようとするのはよいのだが、大金が動けば必ず悪用が出る。しかも支給する政府や自治体の役人側にも、国会議員にも悪人が登場するのだから、世の中はやっぱり性悪説にならざるを得ないのだな、情けない。

全世界のこの半年間のコロナ感染者発生状況 ロングテイル

全世界のこの半年間のコロナ死亡者発生状況 これもロングテイル

●ウクライナ局地で長期戦か

 ウクライナのプーチン戦争は、東部の都市世ベロドネツクに集中してロシアによる攻撃がはげしいそうだ。ウクライナ側は西側諸国の兵器援助を求めて叫び、それに応えてたくさんの中古兵器が持ち込まれているらしい。

 ロシアとしては、西の国境に接する国々が、NATOやEUに加盟すると恐怖らしく、一皮の緩衝地帯となる国が欲しいらしいことが戦況図からよく分る。でも、その恐怖心からの行動が、東欧諸国はもちろん北欧スカンジナビア諸国もバルト三国そしてウクライナもNAOとEUを招き寄せてしまうのだから、政治的に稚拙としか思えない。

 ウクライナは劣勢ながらも持ちこたえているらしいが、いつまでこの状況が続くのだろうか。ロシア国内でのプーチン支持率は高いとの報道あり、日本の戦中と同じ様相らしい。ロシアはどれほどの国力があるのだろうか。国土は広いが実際の富は大国ではないらしい。それにしても西と東の違いが激しくて、ひとつの国になりうるのかと思う。たぶんに陽が足と西にと見の差が大きすぎて、西が東に従属せざるを得ないので一国になりえているのだろう。

 今朝の朝日新聞に、この戦争についてロシアの心情を解説している。
 ロシアとしては、西側諸国かからこれまで何回も何回も侵略されては跳ね返してきた。一度もこちらから侵略したことは無い。今回もアメリカがNATOを使ってウクライナ東部に侵略して来たので、国土防衛のために戦っている。第1次大戦から続く祖国戦争であり、今回も祖国を守っているのだから、国民の支持を得ている、というのだ。
 実際はロシア側からの侵略は、わたしの記憶の範囲でも、チェコやハンガリーあるいはアフガンなどで侵攻加害者になったことがあるのだが、国内では被害者意識ばかりらしい。

 国際関係についてはまったく事情を知らないのだが、戦中の日本もそうだったと思い出すことがきる。ロシアはこの戦争の後のことをどう考えているのだろうか。
 ある日、プーチンがコロナで死ぬとか、CIAかMI6に暗殺されるとかで、一気に終戦になるってことは、、、あるかなあ。

 それにしても、西側から兵器の供給がこうも続くと、兵器産業が栄えることだろう。その一方では、世界の小麦生産輸出国のロシアとウクライナからの輸出が止まって、これからの世界食糧事情がどうなるのか。ウクライナでは今年の小麦生産ができるのだろうか。
 わたしの戦争体験は、とにかく腹が減っていたことだから、これがいちばん気になる。

(2022/06/17記)


2022/06/01

1623【地球侵略病原体】昨夏はオリパラ第五波暑苦し今年はプーチン第六波の初夏


 いま地球を侵す2大病原体、コロナとプーチン、願わくはこの2病原体が合体してくれんことを、たぶん、毒を以て毒を制する結果になるだろう。クレムリン宮殿の一室をピンポイントで狙う生物兵器ってあるかしら。
 2022年も6月を迎えた。いつものように先月の状況まとめを書く。

●日本コロナ状況

 まずは先輩格のコロナの話からはじめよう。2020年正月に始まって以来2年5カ月、さすがに飽きたという感もあるが命にかかわるからそうもいかない。地球上どこでもそれなりに大変らしい。
 地球上の人間は生物としてはみな同じだから、命にかかわるとなると同じような行動をするものだと思っていたが、国家という囲い込みの中でそれぞれ異なるのが、面白いと言うかヘンだと言うかコワイというかバカというか。



 まず日本コロナは、第6波がピークを越えてから減衰するそぶりを見せながらも、ぶり返したりして、コロナのヤツはなかなかしぶとい。みんなしびれを切らして、とうとう堪忍袋の緒が切れた経済界の圧力で、政府は新たなコロナ対策を出さざるを得なくなった。

 要するに、マスクしなくていいよ、飲み会やってもいいよ、あちこち動いてもいいよ、外国からの観光客を呼び込んでもいいよ、緩和緩和また緩和である。要するにコロナ以前と同じってことである。

 ただし、さすがにまだコロナが居座っていて、日に万を超す感染者が出ている状況なので、なんだかへっぴり腰緩和で、段階的な緩和策を手探りで始めている。ぶり返したらまた緩和取りやめにするのだろう。臨機応変と言えばよいことだが、へっぴり腰と揶揄される。
 とにかく、コロナを克服したぞ、いや、克服しつつあるぞ、いや、克服したかもしれない、てなところが、政府も専門家もそして普通の人(わたしのこと)の思いである。

 わたしは5月中に東京の美術館へ1日だけ出かけた。飲み会に誘ってくれる人はいない。ましてや仕事のお誘いは皆無である。
 老人に残される社会はもうネット空間の中にしかない。少なくなるばかりの友人知人たちとの日常やり取りはSNSやEメール、年寄りの好きな同期会はZOOMでやる有様だ。
 これがコロナがもたらした高齢社会の現実である。

●隣国コロナ状況

 さて、海の向こうのお隣ではどうなのかと見れば、南コリアは感染数累計は、いつの間にかロシアを追い抜いて、世界ランキング7位に登場している。新大統領がつい先日に就任、さっそく腕前を試されるから大変だ。
 北コリアも突然に大感染とて、キムジョンウン親分さえもマスクして登場するくらい大変らしい。でも南コリアからのワクチン支援の申し出を断ったそうだから、コロナにも負けない親分だ。


 そしてチャイナでは大都市の上海で3月に突然大流行となり、そこは最初の武漢での封じ込め成功体験がある国家だから、上海でも強烈な都市封鎖で2500万人もの住民の外出禁止を約2カ月も続ける。シーチンピン親分が率いる強権国家ゼロコロナ政策はすごい。

 2ヶ月も封鎖すると、社会経済文化コミュニティー崩壊が起きてきて、さすがに市民や企業からおおいに不平が高まったらしい。だが、とうとう不平もコロナも押さえつけ成功、この6月1日ようやくロックダウン解除だそうだ。チャイナではそのロックダウンが都市崩壊ともいうべき数々の問題を、今後どう立て直すかが問われるのだろう。

 チャイナがゼロコロナ政策であるのに対し、日本も含めて世界各国が免疫論によってどちらかと言えば共生コロナ政策により、あいまいな動きでコロナ延命状況が続く。
 どちらが良いのかわからないが、もしもこれで強権国家賛美が起きると今後世界にどう影響するのか、考えるとコワイ。プーチン戦争が世界各国にもたらしている軍事国家賛美と通底するものがある。

 このところなんとなく感じるのは、地球はまた東西2陣営の対立時代になりそうなことだ。一方はロシア・チャイナを中心とする陣営、もう一方はアメリカ・EUを中心とする陣営である。東西冷戦時代の再来だろうか、よく分らない。

●プーチンは対西側兵糧攻め

 コロナウィルスと並ぶもう一つの地球病原体プ-チンロシアがやっているウクライナ侵略戦争は、2月下旬に始まって今やもう4カ月になったが、まだ止まない。1か月ほどで作戦変更して、ウクライナ全体制圧方針から、南部と東部を占領するらしくそちらへの侵攻が激しい。

 ウクライナも西側諸国から武器援助を受けて、果敢に抵抗しているが実際の戦況はそれほど良くもないようだ。だが、ここにきて世界への影響は一段と著しいものがある。地球上の各地区の経済はどこもかしこもネットワークして動いてるので、西側諸国がロシアを経済制裁すると、その跳ね返りがやってきているようだ。

 まずはロシアがガスエネルギー小麦の世界的な供給国であるので、制裁措置でそれらが途絶えると世界で物価上昇になる。ヨーロッパはエネルギーのロシアへの依存度が高いらしい。その点で、アメリカは平気なのだろう。

 ウクライナも実は小麦の輸出国なのだが、ロシアが侵攻してきて黒海の港の封鎖をして、輸出を邪魔している。ロシアからもウクライナからも小麦が輸出されないと、世界は食糧危機となる。港の封鎖を解くには経済制裁解除が条件だとプーチンは言う。ポーランド方面の陸続きで輸出する策が講じられるようだが、果たしてうまくいくのか。

 どうやら分ったのは世界を兵糧攻めする作戦である。プ-チンの側にはガスエネルギと小麦という人質があるのだった。更に言えばウクライナのザポリージャ核発電所も人質と言える。ロシアにある核兵器を使わなくても、それと同様の効果を持つのだから、始末に悪い。

 これらは西側諸国では分かっていたことだろうに、どうするのだろうか。わたしはコロナで世界各国がそれぞれ食料囲い込みに入るだろう、だから食糧危機が来る怖れがあると、去年中ごろに心配しだしたのだが、今になってプーチン戦争でそれが急に現実味を帯びるとは思わなかった。

●コロナにプーチン敗北の日を待つ

 ウクライナでのプーチン戦争は、2014年のクリミヤ半島侵略以来もう8年も続くが、コロナと合わせてどこまで地球の疲弊が進むのだろうか。厄病神プーチンがコロナに罹って倒れ敗北の日が来ることを期待するばかりの地球世界である。どうやらプーチンは基礎疾患があるらしいから、コロナに期待する価値は効果あるだろう。

 それにしてもプーチンさえ倒れれば解決するって、地球世界はそんなに簡単な原理で動くものなのか、どこか騙されているような、夢でも見ているような、SF世界に入り込んだような、何とも不思議な気分である。

 いまウハウハ儲かっているのは兵器産業と言われている。プ-チン戦争をやらているのは彼らだと言う陰謀論もあるようだ。



 ならばぜひとも開発してほしい兵器がある。クレムリン宮殿のある一室だけピンポイントで狙うことができる、コロナウィルス搭載の生物兵器である。できそうな気がするが、これができると戦争が終わるから、兵器屋さんが開発するってのは技術的に可能でも、まったくのおとぎ話であろう。

 コロナ後の世界を見たくて長生きしようかと思ったが、どうやら見える日はまだまだ遠いようである。日々のコロナと戦争のドタバタに好奇心を持って、野次馬根性だけで暇つぶしして生きているが、もう疲れて来た。
 去年夏はオリパラとコロナ第5波で大迷惑だったが、今年はオリパラなくて半分せいせいと思ったら、コロナ第6波ぐずつく間にプーチン戦争が来て、もう暑苦しい初夏である。

昨夏はオリパラ第五波暑苦し 今年はプーチン第六波の初夏

●「戦争プロパガンダ10の法則」

 こんな本を読んだ。原書が出版されたのは2002年、つまり例の9・11事件の後、USA軍が戦争を起こしたばかりの時に書かれたもの。


 内容は、それまでの数多くの戦争を振り返ると、戦争当事国の政府や国民たちは、戦争を正当化する宣伝文句をあれこれと声高く言うが、整理すると「十の法則」がある。その本の目次が法則項目なのでここに載せておく。今、ウクライナでプーチン戦争3か月目、この法則が当てはまるかしらと読むと、実に面白かった。
 その法則とはつぎのようである。(目次のページ)

 だが著者の前書きには、更にこれにもうひとつの法則を書き加えているので、そこのくだりもここに載せる。

(2022年6月1日記)

 

2022/05/15

1620【同時進行世界2大戦状況】少年の日々は戦のさ中にて ウ~昏いナ~晩年の日々も

 

ネットに登場するウクライナ戦場実録動画

 2022年も5月半ば、このあたりで毎月恒例の世界2大戦同時進行模様を記録しておく。

●コロナ大戦はだらだらと続き朝鮮半島大変が怖い

 まずはコロナ大戦模様、いつものごとく繁華街を徘徊すれば、「もうコロナどこか行ったらしい」って感じの人出、人々の覆面姿にまだコロナ世であったかと思い出す程度だが、本当にその程度なのかしら。

日本では防疫先進県は四国で頑張る徳島が2万人を超えて、
鳥取と島根の山陰勢が1万人台で当初からトップを走る。

 日本コロナ事情は、感染者総数累計は835万人で昨日も4万人増えたのだから、まだまだ流行は盛んだが、それが一向に減る傾向ではなくて減るか見ればまたぶり返しの有様。
 死者累計3万人、その日々の動きは横ばいだから、やはり流行中だろう。まだまだ油断ならないはずだ。

 それとも、「もうこの程度が政策として行う防疫の限度で、あとは成り行き任せでいいのだ、集団めえ駅を待つしかない」、ということかもなア、専門家も先が見えないのは、なんだか日本経済と同じだな。



 世界のコロナ事情は、感染者数累計5億2千万人、トップはUSAで感染8200万人、死亡100万人で、収まる気配はない。



 意外なのは隣の朝鮮半島である。南コリアでは、どんどん急上昇してきて今や世界worstエイトの位置で17775万人と日本の2倍にもなった。

 そしてこれまでコロナゼロとか言っていた北コリアが、突然に感染と死亡ありと発表、13日だけで17万人発熱とて、4月から累計52万人とて、キムさんまでもマスク顔出してきて、ミサイル発射並みの大騒動らしい。
 医療体制が脆弱なのでこれからどんどん増えるらしい。コロナが国家体制に影響するかももなあ、そうなると東アジアの安定にも、、。


 とにかく隣の朝鮮半島は南北共に大変らしい。ウクライナ問題とは別の性質の国家危機が東アジアにも起き、アジアも面倒なことになる心配がある。

●プーチン戦争もだらだら続き影響は広がるばかり

 さて次は2番目の大戦であるプーチン戦争の状況である。


 そのウクライナでは、次第に戦局が南西部にまとまりつつあるらしい。ウクライナ全部に広げようとした作戦は失敗したとロシアが分ったようで、南東部ドンパス地方の占領に力点を置いたとかである。
 納豆(NATO)嫌いプーチンには、更に納豆増加問題が起きて頭が痛いことになってきた。ロシア隣国でNATOに加盟せず中立を守ってきたフィンランドが、今回の事件で方針を替えて、NATOに加盟することにしたと発表し、スェーデンもノルウェイも同様らしい。

 ウクライナがNATOに近づくのがけしからんとて、今回の侵略戦争で東欧諸国を脅かしたのに、状況はロシアに逆に動いてきた。プーチンをますます怒らせる状況になった。
 これがどう次へ動くのかと心配していたら、ロシアがフィンランドに売っていた電力をストップしたとのこと、戦局が北欧へと拡散模様である。次はドイツへのガスエネルギーストップかしら。

 アメリカを中心とする西側諸国のウクライナへ武器援助が進み、ロシアは苦戦らしい。
 ネットに登場する戦場模様を眺めても、どちらが勝っているのかさっぱりわらない。しょっちゅう眺めていると、ゲームをしている感覚になるのが怖い

 ネットの戦争実録動画をっ見ていた確実にわかったことがある。この戦争で儲けているのは兵器産業だと。あの無駄だらけの仕事が戦争、勝つためには滞らない供給が必須だ。
 たぶんUSAにそれが多くあるのだろうし、ロシアににも当然あるだろう。いまウハウハにちがいない。戦争が続くことを願っているだろうか。
 日本の兵器産業で有名なのは三菱重工だが、こちらはどうなのだろうか。あそうだ、コロナパンデミックで儲けているのはワクチン開発した、これもUSAの薬屋だ。

 実のところは、多様な駆け引きの国際政治情勢については、なにがなんだかわからない。
 コロナパンデミックという世界戦争と、世界戦争になりつつあるプーチン戦争とが、どう絡み合って今後動くのか、いや絡み合わないのか、さっぱりわからない

 いずれにしても、身に迫り来る気配が濃厚な二つの大戦という不幸に、わが老後が出くわすとは何とも運の悪い人生であった。嘆きを狂歌にしておこう。 

少年の日々も戦のさ中にて ウ~昏いナ~晩年の日々も

(20220515記)