昨日で6月が終了つまり2022年の前半が終わったということ。6月の世界危機状況を書いておく。早いことこんあわだいをまいつきかかなくてもよくなってくれよ~。
●地球には気候変動危機があることを忘れていた
暑い、暑い、実は先月まではコロナ禍とプーチン禍を現在の世界2大危機と思い込んでいた。ところが、このところ6月というのに梅雨ジメジメがないどころか、日本列島は猛烈な暑さが続いており、毎日気象観測始まって以来の暑さとかのニュース。
あ、そうだった、コロナ危機とプーチン危機に気を取られていたが、それより前に地球の気候変動という大先輩格の地球大危機だったと思い出したのだ。
なんだか恥ずかしい。身体に迫らぬと感じないのだ。
毎日暑い暑いのニュースだが、毎年言っているのに「ついに危機的状況に至った」といわねばならぬようになったとすれば、気候変動こそはコロナよりもプーチンよりもずっとずっと恐ろしい危機である。こればっかりはマスクでもワクチンでも戦車でもミサイルでも、一向に予防する能力がない。
多分コロナを凌駕する死者が世界中で発生するのだろう。考えようでは、冷房機器がワクチンだろうが、折からの電力逼迫で電力屋は節電せよと言っているが、それじゃあ老人が死ぬと世間から言われたのか、今度は政府のどこかの筋からか適切に冷房を使えなんて、ニュースで説教されている。
さて、どっちにつくべきかといえば、れっきとした終末期超高齢者のわたしは冷房に住む資格があるのだろう。適切に冷房を使えと言われても、その適切とは何を意味するのか分からない。何か冷房使用秘術でもあるのかしら。実はわたしの部屋は今年になって一度も冷房にしたことはない。天然暖房である。
わたしの住まいは地上20mの空中陋屋だから、それなりに風が通るので裸で暮らせば機械で寒くしなくても、なんとかなる。特別に我慢比べをやっているつもりはない。
部屋には冷房装置があるのだから、いざというときはお世話になればよいのだ。昨年の夏は冷房にしたのは3~4回ほどだった。
電力のことだけなら、核発電復帰なんて言わずに、いっそのこと毎日計画停電したらどうだ。11年前に行ったネパールでは計画停電を普通のこととして毎日やっていた。
ということで大先輩格の気候変動から書き始めたが、これ以上はどうするのかどうなるのかさっぱり分からないのが情けない。いや、分かってもどうしようもない。
気候変動こそが最も身にしみる地球危機であることは確かだが、今ちょうど参議院議員選挙運動中だが、候補者の誰も気候変動問題を取り上げていないようだ。票にならないのか、困ったもんだ。
●コロナは尻つぼみだろうか
6月ころから急にコロナがニュースランキングから脱落の傾向にある。
今年前半での日本と世界の感染者数死亡者数の遷移を見ると、山がだらだらしており、なんだかコロナ君に居つかれてしまっている感じである。
極端に患者や死者を出さないが、毎日的確に感染者死者を獲得している様子で、これは人間と共存なのかしら。共存したくないよ~。
日本のコロナ新規感染者数の推移 2022年前半 |
日本のコロナ新規死亡者数の推移 2022年前半 |
世界のコロナ新規感染者数の推移 2022年前半 |
世界のコロナ新規死亡者数の推移 2022年前半 |
世界国別コロナランキング |
日本地域別コロナランキング |
朝日新聞東京版2022年7月1日朝刊 |
まあこうやってマスクともコロナとも適当に折り合いつけて生きていくのだろうな。コロナにしても宿主がいなくなると困るから、あちらも折り合いつけたいと思っていることだろう。困ったもんだ。
●プーチン戦争は日中戦争並みの泥沼化か
ウクライナではプーチンロシア軍攻撃が続いているが、かなり局地戦になっているようだ。東南部の拠点都市掌握に作戦を絞ったらしいが、その一方で長距離ミサイルを内陸都市に打ち込んで、無差別攻撃もしているとのこと。1945年のアメリカ軍空襲下の日本みたいである。
NATOの方針転換でロシアとチャイナを明確に敵視 |
朝日新聞東京版朝刊 2022年7月1日 |
だが、ウクライナの次はこちらだと、北欧のフィンランドとスウェーデンのNATO加盟が確実になった。これはプーチンの作戦にあったのだろうか。
先日はNATO首脳会議に日本・コーリア・オーストラリア・ニュージーランドが参加したとか、ロシアとチャイナを両側からはさみ囲む軍事同盟が成立する時代が来たのだろうか。どうにも心が寒くなるばかりだ。
プーチン戦争は直接的に身に迫ってこないことと思っていたが、このところの物価高騰にはプーチン戦争が大きく響いているという。食糧危機が来るかもなあ、困ったもんだ。早くおさらばしたいもんだ。
狂歌<NATO拡大>
国境に納豆カーテン引き回し ネバネバネバーネバーニエット
(20220701記)
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