2011/02/28

391エッセイコンテスト

 このところエッセイのコンテストに応募することに凝っている。
まちもり通信」や「伊達な世界」に書き込んできたことを、募集のテーマと規定に沿ってエッセイに仕立てるのである。
 今日発表あった「風花随筆文学賞」に応募していたが落選した。
 その内容はこのサイトに「法末の四季」としていくつも書いていることのなかで、「棚田の米つくり」についてエッセイ風にまとめたものである。
 農村や高齢問題をからませたつもりだが、入選作を見るとどれも身辺の家族のことなどが主題で、中味が軽いのである。
 先月落選した「安曇野エッセイ賞」もそうだったが、入選作を読んで分ったのは、これは観光宣伝が主催者の目的で、安曇野賛美の軽い内容ばかりであった。
 それなのに、わたしときたら安曇野にもう行かない、なんてことを書いてしまった。これでは落選は当たり前だ。
    ◆
 まだコンテスト初心者であるとつくづく思った。むかしむかし建築や家具のコンペに出した頃のことを思い出すと、戦術を忘れていた。
 1月に表彰式があった「ホームページコンテスト」は、シニアの部優秀賞にひっかかったが、全体ではかなり下位の入選であった。
 わたしは景観の変化について社会批評をした作品のつもりだったが、それは評価されなかったらしく、表彰式会場での作品紹介では、美しい風景に詩が書きそえてあると言われて、ほんとにがっくりしたものだ。入選はどれも事実報告の努力賞的なものが多かった。
 入選するための戦術は軽く軽く書くことであるらしいが、ただいま応募済みで発表待ちがいくつかあって、軽く書いたものもある。さてどうなるか、タノシミ。

390入試問題即時漏洩事件

 クライストチャーチの地震で倒壊したビルの中に閉じ込められた人から、携帯電話によってSOSを外に伝えて救助されたニューズがあった。
 そんなところに、こんどは入学試験を受けるために試験場に閉じ込められていた人から、携帯メールで問題回答要求のSOSをWEBサイトに伝えて救助された?ニューズである。
 山で遭難して救助を求めるのも同じことだから、ありうることだが、どうやって試験監督者の目を盗んであの長文を送信できるのだろうかと、話題になっている。
    ◆
 ある日のこと、書店で立ち読みしている男がいて、左手に本を持って読みつつ、右手で携帯電話機を持って指で猛烈な速度でキイを打ち続けている。
 本を読んでいるのだから右指はまったく見ていない。本を書き写しているのだろうか。
 携帯電話機でもブラインドタッチができるのだと、いたく感心してみていたことがある。
 あれができるなら、試験問題を見つつポケットの中で送信できるに違いない。
 でも、返信された回答を知るにはどうしても電話機画面を見なければならないが、それはどうやるのだろうか。
 文字を読むソフトウェアがあれば、極小イヤフォンを使えるかもしれない。
    ◆
 試験問題即時漏洩をWBサイトをやったのでは、IPアドレスからたどられてしまうだろうから、かなり稚拙である。
 でも、試験終了後では間に合わないから、ここで対応策をわたしが教えましょう。
 大学側はすぐさま、受験者がどれにしようかと迷うほどたくさん間違い解答を投稿すればよいのだ。
 合っているようで間違いの解答にしておいて、それを試験の解答に書いたやつは不合格、どうですか、こんな対策は。
    ◆追記110306
 昨日の報道によれば、ついにIPアドレスから追跡逮捕されたケータイカンニング受験生は、数箇所の大学の試験会場内で、股の間でキーを打つというありふれた手法で発信・受信したそうだ。共犯者もいない由。
 ジャーナリズムどもははじめは面白がって、受験体制への批判だろうとか、外に共犯者大勢いるに違いないとか、大事件に仕立てたかったらしいが、当て外れ、ほんのおバカなヤツの仕業であった。
 お馬鹿にされたのはマスメディアと、もっともらしい意見を述べた有識者であった。
    ◆また追記110306
 3月5日のMSN産経ニュースに「2日掲載の記事について」と題して次のようにある。
「MSN産経ニュースは2日午後、「都内2高校生が関与1人は外で中継京都府警ほぼ特定」と伝えましたが、誤報になってしまいました。読者の皆様におわびするとともに、当該記事を削除します。(以下略)」
 続きを読むと、捜査関係者などに取材した結果であったそうだ。とすると悪いのは偽情報を流した捜査関係者たちだから、産経新聞社はそれらを偽計業務妨害罪(受験生と同じ罪名)で訴えるに違いない(多分、もしかしたら、あるいは、)。
 あのおバカ受験生に振り回されたマスメディアの姿がここにある。
 でもこれって誤報と言うのかしら、偽報というべきのような気がする。

2011/02/25

389東京都心夜景

 東京は空気がキレイになったと感じる。
 今日は春一番が吹いて塵埃ホコリスモッグ類を吹き飛ばしたのだろうが、こんなに遠くまで夜景の光がはっきり見えるようになった。
 東京タワーもなんだか妙にはっきり見える。もうすぐ王座を奪われる老人の、最後のあがきか。 

388食い物と文化と行列

 誘われて上野の国立博物館に平山郁夫展を見に行った。
 平日というのにかなりの人が入っている。それで絵の前を行列移動である。
 見渡すと7割くらいが中年以上の女性、男は高齢者ばかり、若者がちらほら。
 他人のことをあげつらって言えないことと承知で書くが、いまは年度末近くで超忙しい世の中なのに、実はまったくもって閑な人が多いのだ。平和で文化的な日本である。
 平山郁夫の絵になぜこれほど人が寄ってくるのだろうか。
 はっきり言えば分りやすいってことだろうなあ。
 画像処理でちょっとだけ朦朧調子にすれば、こんな絵になりそうだとも思う。もちろんそんなことはなくて、平山のデッサンの画帳や下書きまで展示されている。
 絵を見るのは評判によることが多いのは、大昔、モナリザが来たときに大騒ぎであった。わたしはその前にルーブルで見ていたから、行かなかった。
 長谷川等伯展も行かなかったが、大行列が博物館の前にできたそうだ。
 等伯は七尾の出身で、だいぶ前のことだが、わたしは仕事ついでにたまたま立ち寄った七尾美術館で、等伯描く松林図に出会った。
 わたしがいた間にほかに誰も入館者はなくて、たったひとりで隅から隅まで鑑賞したことがある。至福のときであった。
 地方都市の美術館行くとそういうことがよくある。もったいないが、そういうときの自分は幸福者の感がする。
 もっとも、世の中には行列するのが好きという変な人のほうが多いらしい。
 わたしの家の近くにラーメン屋があって、いつも行列している。ラーメンごとき下司な食い物を何で行列までして食いたいのか。
 体から出すほうの行列は時にやむをえないが、入れるほうは替わりがいっぱいあるのに変なやつが多い。わたしは食い物で行列は大嫌いである。
 とにかく、世の中に、とくにネットとかTVで評判になると、とたんにそっちに流れて行列も辞さないやつが多いのは、文化も食い物も同じであるらしい。
 自分の目と舌で価値を判断しろよ。

2011/02/23

387雪とロボット

 2月14日といえばバレンタインデー、それと何の関係もない同年の仲間3人で、甲府郊外の山を歩いてきた。
 薄曇りで寒いが、先日の雪が林床には10センチくらいあって、面白いトレッキングであった。
 そう、この仲間はネパールに仲間であるから、トレッキング練習なのだ。
 登る途中で、父がかつて権禰宜を務めていた神社の方から電話あり、わがサイトの「父の十五年戦争」を見たとメールを下さった方の祖母と母親(らしい方)からで、なにやら親父のことを長々と歩きながら聞いた。
 山中でラーメンを作って昼飯、3時頃下山して、公衆浴場に行き、ファミリーレストランで夕食。雪が段々と積ってきた。韮崎穴山の仲間の家に行き泊まる。
 翌朝起きてみれば快晴、30センチくらい積雪、雪かきをするが、昨日でなくてよかった。でも法末の4メートルに比べるとあかんぼ並み。桃畑の向うに甲斐駒がけぶっている。
 畑に行ってみると、わたしの設計施工の小屋が雪帽子をかぶってけなげに建っている。期待の焚き火をできなかったのが残念。
 山梨大学の森研究室に行き、盲人歩行ガイドロボットデザインとネパール予習をする。
 ロボットカバーのデザインが、ロングスカートみたいで野暮ったいので、一部を切ってミニスカートにしてかわいらしく直した。

219大人の火遊び http://datey.blogspot.com/2009/12/219.html
136小屋を建てる http://datey.blogspot.com/2009/05/136.html
094ロボット車いす「ひとみ」http://datey.blogspot.com/2009/02/blog-post_09.html

2011/02/18

386「まちもり叢書」発刊

わたしのWEBサイト「まちもり通信」に、あれこれと掲載してきて既に10年余、気がつけばなんだか厖大な数になっている。
 なにしろ書いたもので公開できるものは全部掲載する主義で来たからである。実は家族だけに公開している非公開サイトにあるから、数はもっと多いのである。
 それなりに編集しているのだが、どうもまとまりに欠けるところがある。

 そこで編集趣味に加えて造本趣味を始めることにした。つまりあるテーマで集めた論を、本として編集、装丁、印刷、製本するのである。
 といっても本格的な出版ではなくて、わたしのいつもの机の上でPCを使って編集・装丁、プリンターを使って印刷、机の上でカッターとステップラーと糊で製本するのである。つまり家内DTPである。

 題して「まちもり叢書」シリーズ、昨年の半ば頃から始めて、いまでは9冊になった。続刊も進行中である。会う人ごとに渡して読め読めと迫るのである。
 もしも、この叢書のどれかをほしいという奇特なお方がいらっしゃるなら、
     Eメール(dateygアットgmail.com
にご連絡ください。制作して送ります(もちろんタダ)。

●詳しい内容は→「まちもり叢書」発刊
http://datey.blogspot.jp/p/dateyggmail.html

385出痔樽出歯萎奴

 わたしのところのTV受像機は穴魯愚である。
 画面にはいつも、「早く血出痔にしないと見えなくするぞ」って、政府からの脅迫状が書いてある。
 ばかやろう、こっちが頼んだのじゃなくて、そっちの勝手で出痔樽にして見えなくするのだから、憲法を遵守して損失補償金をよこせ。
 その脅迫状画面のために、全体の8割くらいしか放送画面が映っていないのだから、聴視料金を2割分返せよ。
 昨日のこと、CATV屋がやってきて、なにやらアンテナの接続口を取り替えるという。それをやると双方向とかCSとかなにやらよく分らんことができるのだそうである。
 こちとらはそんなもの要らないのだが、大家がそうせいとCATV屋に言ったのだろう。
 やって来た作業員にあれこれと血出痔問題を吹っかけて聞いたが、取り替えるだけで何も知らないのであった。
 もうこうなれば、7月の何日とかにはジッと画面を見つめて、フッと真っ暗になるところをじっくり鑑賞しようと思う。
 録画してU-TUBEに投稿するかなあ、そんなもの見るやつがいるかなあ。
 参照→295血出痔TV
   ◆
 血出痔TVのことも出痔樽出歯萎奴のひとつだが、最近の流行のツィッターをやろうとしたら、携帯電話のメールアドレスがないとダメというのである。
 わたしは携帯電話はそのなのとおりに、携帯する電話として使っているので、そのほかの機能は時計を見るくらいなものだ。
 メールアドレスはないから、墜田なるものには参加できないのである。
 このところ出痔樽出歯萎奴ってヤツのいじめに、しょっちゅうあっている。
 新し物好きの好奇好例陋人は住みにくい世の中になったもんだ。

2011/02/17

384また住宅政策の後退

 どうも民主党政権は、賃貸借住宅政策に冷たい。今日の日経新聞に次のようにある。
「国土交通省は今年秋にも、独立行政法人の住宅金融支援機構(住宅機構)が手がける一般賃貸住宅の事業者向け融資(アパートローン)の新規分を打ち切る方針だ。
今後は融資対象を、緊急システムを備えた高齢者住宅や省エネルギー住宅に絞る。
非効率経営が指摘される独立行政法人改革の一環で、住宅機構による事業者向け新規融資額は将来的に半減する見込み。
資金の流れを官から民に変えていく狙いだが、賃貸住宅の賃料などに影響が及ぶ可能性もある」
 この融資政策の中身は知らないが、なんにしても賃貸借型の住宅に冷たく、名ばかりマンション政策に傾く住宅政策は困ったものである。

383インターネット時代

 10日ほど前に加入したSNSのface bookから、こんなEメールが来た。
『こんにちは、美徳さん Livingstone KishidaさんからFacebookの友達リクエストが届いています。敬具 Facebookチーム』
『こんにちは、美徳さん Yusukeさんがあなたの友達リクエストを承認しました。敬具 Facebookチーム』
 あのなあ、何回教えたら分るんだよ、名で呼ぶな、姓で呼べってフィードバックで送信したでしょ、FACE BAKAさん。
 それからね、「敬具」で文末を納めるなら、文頭は「拝啓」なんだよ。日本語を勉強しなさい、FACE BAKAさんよ。
 はじめのEメールの名前の方は、二世か何からしいが、まったく覚えがない名前である。
 二つ目は、はは~ん彼だなと分ったが、「おい、Yusuke」「おい、美徳」って呼び合う仲ではない。
 なんとかせい、FACE BAKAさん。
    ◆
 言葉を直せとFACE BAKAを罵っても、まったくなんにも直してくれないからもう飽きてしまった。
 そんなときに別のSNSからお誘いが来た。(NPO)日本都市計画家協会の仲間で作る「まちづくりSNS]である。
 これは教養ある日本人がつくるSNSサイトなので、いまのところFACE BAKAのようなことはないのだが、それでも気になることはある。
 参加者がまちづくりに関する意見や情報を交換し合う書き込み欄のタイトルが「日記」と名づけられている。
 公開する前提で日記を書くのは断腸亭日乗とか土佐日記の作者のようなお方ならともかく、わたしのような凡人にはできないことである。
「日記」じゃなくて「コメント」と直してほしいと、管理者にお願いしている。
    ◆
 父はもう16年も前になくなったが、彼の書いた戦争日記を編集して「父の十五年戦争」と題する冊子を作り、そのままわたしのサイトにも載せている。
 その父が晩年に権禰宜をしていた神社の方から、そのページを偶然に見たとてEメールをいただいた。その方は若い方で父を知らないらしいが、感謝の返事をしたら、父の写真を送ってくださった。次の日には、当時の父をよく知っているその祖母の方(81歳)から電話をいただいて、昔のことを長々と話した。
 まさにインターネット時代のなせる情報交流である。

2011/02/12

382雪中の婚礼

 珍しく雪が降った。なんだか大騒ぎであるが、中越の山村の豪雪と比較すると、こんなのは赤ん坊のおしっこ程度だ。
 鎌倉に行く用事あり、思い立って鶴岡八幡宮の雪景色を見に寄ったが、積るほどではなかった。
 舞殿で楽の音がするので近寄ってみれば、この寒い中で婚礼の儀式であった。屋根はあるが四方吹きさらしの舞殿では、出席者は寒かろうが、雪であろうと予定を変えるわけにはいかないか。
 去年、舞殿でなにやら工事をしていたが、できたのを見たら向拝と階段がくっついていたのは、登殿しやくして婚礼儀式をさせるためであったか。八幡様は商売がうまい。
    ◆
 それでおもいつくのははるか大昔のこと、ここで悲劇の舞姫のおはなしがあることだ。
 義経が頼朝に追われて吉野山に逃げ込んだときに、一緒にいた愛妾の静はここで捨てられ、さまよっていたところを捕まって鎌倉に連行された。
 その静が頼朝と政子に強要されて舞殿で舞ったときに、「しずやしず、しずのおだまきくりかえし、むかしをいまになすよしもがな」と歌ったと「吾妻鏡」にある。頼朝の前で、彼が敵とする男を公然と慕う宣言である。
「二人静」という能がある。捨てた男を慕って吉野で舞う亡霊の静が登場する。この能は詞章もメロディーも舞いも実に美しくて、わたしは大好きである。
 義経は正妻を連れて奥州に逃れたのだから、捨てた男を慕う女は哀れである。
 その悲恋の舞台で婚礼儀式というのも、縁起かつぎするなら、どうなんでしょうか。まあ、大きなお世話ですね。
 寒い雪中婚礼も熱いふたりには祝福の紙吹雪、お幸せにね。

2011/02/10

381検索がおかしいface book

 face bookサイトの主目的は、人と人のつながりをつくるところにあるらしく、「友達をつくろう、探そう」としきりに仕掛けてくる。どこかガキっぽい。
 大学や高校の同窓生を探せという欄があるので、大学名を入れて検索をかけたら、全然いないのである。少なくともひとりは登録していることを知っているのだが、出てこないのはどういうわけだよ。ちゃんとフルネームで日本語で入れたんだぞ。
 高校の名前を入れても一人も出てこないのはありうるかもしれないが、大学名で一人も出てこないなんて検索システムに欠陥があるとしか思えない
 すると、なにかい、英語で入れないきゃ検索してやんないってのかい。
    ◆
 わたしと同姓の人がいるかと「伊達」といれて検索してみた。
「伊達」とだけで名前のない人が10数人登場する。ひとりだけ「達伊」とある。もちろんわたしはフルネームで登場する。
 多くはない姓だが珍姓ってこともないのに、たったこれだけかと思って、一人一人クリックしてみた。
 分ったのは、どれも中国系の人であった。つまり伊達で姓と名なのである。
 ということは、日本人の伊達さんはわたし一人しか登録していないのか。本当かなあ。
 ところで登場してきた「伊達」さんあるいは「達伊」さんは、伊familyの達さんか、達familyの伊さんか、どっちなんだろう。
 「Date」で検索したら人名はまったく出てこなくて、英語のdate関係ばかりなのであった。
 とにかくface bookの検索を当てにならない。もしかして、登録している人数がものすごく少ないのかもなあ。
    ◆
 当分イチャモンの種を提供してくれて楽しめるのは、goole blogを始めたときと同じである。
 こりゃデジタルデバイドじゃないよ、まあ、システムデバイドだな、つまり、システムを作ったお方と、それを怪しい日本語に訳した(あるいは訳せなかったのでカタカナにした)お方だけが、このシステムを上手につかうことができるのである。
 ほかのものがとりつくには、いろいろと苦労してお勉強するしかない。
 特に高齢者にとっては、普通の日本語を知っているだけに(つまり普通の教養があるのだよ)、購読がひとつの例だが、間違い翻訳されると何を言っているのか分らない。言語デバイドだな。
 ところで、これまで書いたイチャモンを全部、face bookの「ご意見・ご感想をお聞かせくださいサービスの向上や改善、新サービスの開発などの目的で利用させていただきます。」(フィードバック)ってところに書き込んで送っているのだが、本当にシステムにフィードバックしてくれるだろうか

2011/02/09

380実名表記成功

 やれやれ、ようやく実名表記にたどり着いた。「アカウント」のところに名前の変更の欄があり、そこに書き込んで変更手続きしたら、「伊達 美徳さん」とでてきたもんだ。
 つまり最初は偽名で入力、あとで実名に変更と言う手続き方式であった。
 何でこんなに面倒なことをさせるのか。

379まだ入門face bookの愉しみ方

 まだまだフェイスブックへのイチャモンは続く。
 実名主義だと言うのだが、なんでyosinori dateが実名なのか、日本人には分らないことはこれまで述べた。
 で、もうひとつ分らなかったのが、なんでface book、つま「顔本」なんだろうと言うことだった。それがようやく分った(多分)。
 どうも同姓同名が多いのじゃあるまいかと、例としてhirosi suzukiとgeorg smithを検索してみたら、まあ出ること出ること、際限がない。とすればこれの中から探す人を見つけるには、顔写真かプロフィルの詳細を見るしかない。
 とりあえずは顔をみるのが簡単だから、顔写真を載せるようにした、だからface bookなんだろうなあ(多分)。 
 ところが、その顔写真も実にいいかげんなものである。犬やら漫画のパクリやらもいっぱいあって、何の役にも立たない。
 これだけ同姓同名がいて、どうやって実名であると判定するのか。
 ペンネームのほうが有名な人は、実名よりもそっちで登録してもらわないと誰だか分らない。わたしは実名主義に賛成だし、わたしの2つのWEBサイトは実名記載している。
 facebookが変なのは、そういう実情のシステム上の欠陥を持ちながら、実名主義だと言うことである。意味がないぞ。

2011/02/08

378また続きFACEBOOK

 名前の登録をアメリカ流に名given name、姓family nameの順にローマ字入力する。
 だから、わたしに対して「Yosinoriさん」という呼びかけでメールが来るし、「Yosiniroさん」がこう書いたとか、そういう頭書きで記事が記載される。
 これまでわたしを「ヨシノリさん」と呼んだのは、おじ、おば、いとこたちであり、赤の他人から呼ばれたことは一度もない。
 わたしだけでなく、大多数の日本人はそうだろう。
 いや、最近の若者はこう呼びあうのだろうか。まさかねえ。
 あるいはYsinori Dateさんといってくる。こう呼ばれたのは外国のホテルのフロントなどで、西欧系のであったのみである。
 わたしは通常のローマ字表記は、DATE,Yosinoriとしているのだが、どうすればFACE BOOK様ではこう読んでくれるのだろうか。
 いずれにしても、これじゃあ高齢者がデジタルデバイドで参加しないってのじゃなくて、文化デバイド、いや、慣習デバイドで参加しにくい。
 このアメリカ流文化押し付けは、半世紀以上前のアメリカン文化にあこがれた時代を思いださせる。前世紀の文化帝国主義の残滓を見る思いもする。

「購読 私が書いたノート」というクリックするところがある。
 どうして自分の書いた記事を有料で購入して読まなければならないだろうと、不思議である。
 はは~ん、まだ間違ってるな、オマエ。
 昔々、internet explolerのメニューバーに「購読」とあったことがある。ここをうっかりクリックするとなにかを買わされるに違いないと、一度もクリックしなかった。
 ところがバージョンが変わったらこれが「お気に入り」となった。なんだよ、要するに閲覧記録控えじゃないかよ。それがなんで「購読」(広辞苑:書籍・新聞・雑誌などを買って読むこと)だったんだよ。
 要するに翻訳したヤツが日本語を知らなかったのだろうと思っていたが、fce bookには、いまだに知らないヤツがいるのであった。

2011/02/07

377昨日の続きのFACE BOOK

 なんだか分らんことがいろいろとある。
自動車運転の双葉マークみたいなのがあるのでクリックしたら「 Facebookナビ」とでてきた。ナビってのはnavigationのことか?
facebook初心者だから読んでみた。日本語かどうか分らない奇妙なところがある。

 わざわざ用語の解説と言う欄がある。
「フィード:フィードとは、自分のニュースフィードに流れる友達からの近況報告一欄や流れのことです。ニュースフィードは今後のミッションでカバーしていきます。」
「流れる」ってどいうことなんだろう、「ニュースフィード」画面はちっとも動かず流れず停止している。
「ミッションでカバー」ってどういうことなんだろう?、使命をかぶせるの?なんのこと?

「ウォールに書き込んだ内容とニュースフィードに書き込んだ情報はシンクします」
 このシンクとは洗い桶じゃないよなあ、シンクロナイズかしら? じゃあそれがシンクロナイズってどういうことなの?

「みんなで、この【いいね!】の輪を広げていきましょう!」
 なんだかガキの言葉づかいで、例えば目上の人の書き込みに「いいね!」なんてタメ口をきくわけにはいかんでしょ!
 そいえば「友達」ってのもガキ言葉で、これもお世話になった方がいるとして、その方に友達になりましょ、なんてメールを送れませんね、わたしなら。(偏屈好奇好例徘徊老人)

2011/02/06

376FACEBOOKというSNS

 FUYU●●KOさんという方からEメイルが着た。その名前に相当する知り合いは一人しかいないが、GIVEN NAMEでやり取りする仲ではない。どうやらface bookというSNSへの加入の招待状らしい。で、入ってみたらその知人であった。
 この際、流行しているらしいSNSに入会してみるかとFACEBOOKに登録をした。
 で、こういうことの最初におこるばかばかしいことがやっぱり起こった。登録にはいろいろと書くのだが、なんだかおかしいのである。
 まず、姓名をローマ字で書くのである。どうやらこのシステム屋の居るアメリカ流儀らしい。だからFUYU●●KOなんてファーストネームでやってきたのだ。
 当然にわたしの方も「Yosinoriさん、友達が待ってます」なんて出てきて、見ていて居心地が悪い。
 アメリカのSNSは実名主義というが、これでは日本流の実名にはならないぞ。漢字で姓名とも書かないと実名とはとてもいえないぞ。
 それに、ローマ字つづりでは同姓同名でも、漢字までも同姓同名である確率はかなり低いはずだ。このあたりが外国流をそのままで、こなれていない。
    ◆
 このサイトはネットワークによって友人を作るのが基本的な方針であるらしい。だからプロフィールの書き込みが妙に詳しいのだが、これも項目設定がどこかおかしいのである。
 まず「勤務」先つまり会社から書くのだが、これってアメリカ流なのか日本流なのか。次が「学歴」であるが、これもどうなんだろう。
 わたしとしては職能とか何が専門であるかとか、大学生か小学生か、そんなことが初めにあるべきと思うのだが、いまどきのプロフィルの書き方はこうなんだろうか。
 次が「人生観・哲学」欄だが、この人生観とか哲学って言うのがすごいよなあ。書き込むのを躊躇させるぞ。で、その中味の分類が「宗教」から始まるのだ。これって日本的ではないよなあ。次が「政治感」、これもなんかなあ。
    ◆
「恋愛対象」なんて妙な欄には、男か女かいすれかを選ぶようになっているのもおかしい。これってホモセクシュアルに寛容なことを意味しているのか、そのまったく逆なのか、どっちなんだろう。ここでどちらかを選ばなかったら、どちらでもOKという意味になるのかしら。
 「友達を見つけよう」とか出てくるのだが、この「友達」って言葉もなんだかなあ、いきなり複数を見つけようってのが変だよなあ、ここは友人とか知人とかにしてほしいよなあ。
    ◆
 右のほうに広告がいっぱい登場するので「興味ない」をチェックして削除したら、「ご意見・ご提案をお送りいただき、ありがとうございます。さらに価値ある広告をお届けできるよう、活用させていただきます」と出てくる。
 次にそのページを開けるとまた広告登場である。興味ないと突っぱねても、まったく反省していないのである。まあ、そうだろうなあ、単に機械に返事させているんだろうだからね。
 まあ、なんというか、「偏屈好奇好例徘徊老人」(プロフィル欄の自己紹介)としては、なんだか未だよく分かっていないのである。イチャモンだらけで、それなりに面白いが、これはSNSの本当の面白がり方じゃないよなあ。

2011/02/03

375八百長相撲とプライバシー

 新聞に八百長相撲の証拠とて、相撲取りが出したEメールの内容がそのまま掲載されている。
 これって明らかに私文書であり、勝手に公開しても良いものとは思えない。プライバシーの侵害である。
 犯罪行為に関わっていて世の人々に注意を喚起する資料ならともかく(それでも公判で公開されたのでもないし)、そうでもないのにこういうことが許されてよいのだろうか。
 まさかメールの発信者が公開OKしたのではあるまい。
 相撲には興味はないが、新聞記者はどこからこれを手に入れたのか、警察からなのか、警察なら犯罪と決ってもいないのに私文書を本人の承諾なしに公表してもよいと、法律にあるのだろうか。
 八百長相撲の証拠がのこると分っていながら、Eメールに書き込むバカもバカである。
 相撲が国技だから神聖だなんていってるほうがおかしいので、いまや国際技であるのは見れば分ることだ。だからショーである。
 息子からメールが来た。曰く。
 また伊藤先生が忙しくなりましたねぇ。ま、いまさら相撲界の八百長なんて騒ぐのもどうかと。伝統ある互助制度みたいなものですから。
 まったく、伊藤先生と来たら何をしてしていらっしゃるのだか、うっかり理事なんて引き受けて後からあとからでてくるバカ事件にバカらしくなってほとほとお困りなのか、いや、先生のことだからもしかして面白がっておられるのか、どっちなんだろう。

374ニコタマ

 新聞に「ニコタマ」と大きな見出しが書いてある(朝日新聞2011年2月3日朝刊東京版)。
 東京の二子玉川のことを、ちかごろは堂々とこういうらしい
 わたしの若い頃は、これは隠語であった。
 だってさあ、ニコタマってアレのことだよ、え、わからん? じゃあはっきり言っちゃうけど金玉、え、金の球かって、じれってえなあ、睾丸だよ。
 むかしの二子玉川の略称は「フタコ」といっていた。そのころ東急には「多摩川園」駅があって、それと混同を避けるためだった。
 それをニコタマと言い出したのは誰がいつからか知らないが、わたしたちの世代が二子玉川をわざわざニコタマって言った頃は、卑猥ななにかがあったもんだよなあ。
 言葉は時代と共に変わる。卑猥言葉が普通言葉になった例である。

373積雪4メートル

ものすごい雪
最新情報の中越山村・法末集落のわたしたちの活動拠点の風景
左に見えている三角屋根は2階の上

こちらは2008年の1月の同じ風景
このときもすごい雪と思ったが今年に比べると幼稚園なみ
参照→山村の豪雪風景を見て考えこんだ