新聞に「ニコタマ」と大きな見出しが書いてある(朝日新聞2011年2月3日朝刊東京版)。
東京の二子玉川のことを、ちかごろは堂々とこういうらしい
わたしの若い頃は、これは隠語であった。
だってさあ、ニコタマってアレのことだよ、え、わからん? じゃあはっきり言っちゃうけど金玉、え、金の球かって、じれってえなあ、睾丸だよ。
むかしの二子玉川の略称は「フタコ」といっていた。そのころ東急には「多摩川園」駅があって、それと混同を避けるためだった。
それをニコタマと言い出したのは誰がいつからか知らないが、わたしたちの世代が二子玉川をわざわざニコタマって言った頃は、卑猥ななにかがあったもんだよなあ。
言葉は時代と共に変わる。卑猥言葉が普通言葉になった例である。
0 件のコメント:
コメントを投稿