2011/02/03

375八百長相撲とプライバシー

 新聞に八百長相撲の証拠とて、相撲取りが出したEメールの内容がそのまま掲載されている。
 これって明らかに私文書であり、勝手に公開しても良いものとは思えない。プライバシーの侵害である。
 犯罪行為に関わっていて世の人々に注意を喚起する資料ならともかく(それでも公判で公開されたのでもないし)、そうでもないのにこういうことが許されてよいのだろうか。
 まさかメールの発信者が公開OKしたのではあるまい。
 相撲には興味はないが、新聞記者はどこからこれを手に入れたのか、警察からなのか、警察なら犯罪と決ってもいないのに私文書を本人の承諾なしに公表してもよいと、法律にあるのだろうか。
 八百長相撲の証拠がのこると分っていながら、Eメールに書き込むバカもバカである。
 相撲が国技だから神聖だなんていってるほうがおかしいので、いまや国際技であるのは見れば分ることだ。だからショーである。
 息子からメールが来た。曰く。
 また伊藤先生が忙しくなりましたねぇ。ま、いまさら相撲界の八百長なんて騒ぐのもどうかと。伝統ある互助制度みたいなものですから。
 まったく、伊藤先生と来たら何をしてしていらっしゃるのだか、うっかり理事なんて引き受けて後からあとからでてくるバカ事件にバカらしくなってほとほとお困りなのか、いや、先生のことだからもしかして面白がっておられるのか、どっちなんだろう。

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