わたしは日光角化症のことをぜんぜん知らなくて、
ある日偶然のきっかけから治療することになったのです。
この報告が、まだ日光角化症を知らない人たちに
役立つことを期待しています。
役立つことを期待しています。
なんと、患部を間違えて薬を塗っていたのだ。まったくもってバカみたいだが、病気治療だから笑ってはいられないなあ。
市大センタ病院で処方の日光角化症対象の「ベルセナクリーム」なる塗り薬を、週三回患部に21日から塗り始めた。
両こめかみと右眉毛の中の紅斑である。この右眉の患部に誤認が起きた。
市大センタ病院に行ったのは、大病院で検査を受けるようにと紹介状を書いてくれた長者町ファミリークリニックの皮膚科医師の診断と指示だった。
そのクリニック医師に、わたしが痒い変だと3カ所の患部を示した。
その医師の診断は、それらのうち両こめかみは日光角化症の疑いがあるので、大病院で検査する必要があるから紹介状を書く。右眉毛中はそうではない皮膚炎だから塗り薬を処方する、であった。
そして市大センタ病院に行き検査結果がでるまでの20日あまり、その処方の皮膚炎薬を眉毛下に、毎日塗っていた。
そして市大センタ病院で検査結果は、3カ所とも日光角化症であるとて、そのための塗り薬治療となったのだった。
そこで、クリニックの医師に、これこれこうなったと報告とお礼に行った。そして、先生は眉毛下は日光角化症ではなくて皮膚炎との診断だったので、これまでその薬を塗ってきたが、この日光角化症の薬を塗ってもよろしいかと、聞いたのである。
そうしたら、驚いたことに医師はこういうのであった。
「いや、眉の中ではなくて、眉の上方の額が薄く赤くなっているところの皮膚炎の治療に、薬を出したのです。眉の中じゃありません」
ありゃ、そうだったの、わたしはてっきり眉の中だと思ってましたあ、それじゃあ、わたしは違うところに毎日薬を塗ってたのかあ、おお、なんてしょうがないことを……、いったいどこで間違ったのだろうか。
ここが痒いと右眉毛の中を指で示した時に、医者は額のことだと勘違いしたのだろうなあ。でもわたしには額は痛くもかゆくもないし、赤くなっているとも見えない。なんともトボケタ話であるよなあ。
これって、こっちの指示の仕方が悪くて誤解を招いたというべきか、まさか医師と患者で違う患部のことを話しているなんてねえ。たとえて言えば、腹が痛いと言ってるのに、胸が痛いと診察したのか。
医者の誤診とは言い過ぎかなあ、でもなあ、なんだかおかしいなあ、患者の言ってることをよく理解してほしいよなあ。
で、この眉の中は、先生はどうご覧になりますか、とあらためて聞けば、
「それも日光角化症のようですね」
おお、そうか、それならとにかくベルセルナクリーム治療を、両こめかみと右眉中に塗る治療を続けよう。
そしてこれまで一度も塗らないでいた額には皮膚炎の薬を塗ろう。なんだか振出しに戻った感もあるよなあ、まあ、いいか、実害はないようだし、でも、なんだかなあ。
「ベルセナクリーム」は見えない患部にも効くそうですから、まわりも広く塗って下さいね」
クリニックの中年女性医師は、やさしく諭すようにおっしゃる。はあい、わかりましたあ、ありがとうございました。
で、本日に診察代は230円、う~む、待ち時間1時間半、診察5分間で、新しいこともなくて2300円かあ、そうか、これが実害時間と金額だな。
(つづく)
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