2017/10/02

1288【癌かもしれない日々・5】日光角化症治療患部4か所のうち1カ所だけ症状が異なるけれど治療を続けてよいかと医師に聞きに行く

癌かもしれない日々・4】のつづき 
 わたしは日光角化症のことをぜんぜん知らなくて、
ある日偶然のきっかけから治療することになったのです。
この報告が、まだ日光角化症を知らない人たちに
役立つことを期待しています。

 顔面の両こめかみ、鼻上、右眉中の日光角化症患部に、ベセルナクリームなる薬を火木土と週3回塗る治療を始めて、これまでに5回塗ったことになる。
 この薬を塗ると隠れた患部も出てくるとて、鼻と左こめかみは変わりないが、右こめかみ左上部に新紅斑が現れた。右眉中も下にマブタ上に紅斑がひろがった。

 ただ、右眉中の患部だけが痛痒くて、そのほかはそのようなことはない。この違いは何だろうか。特に右眉中患部は、長者町クリニックが処方したロコイドとルリコン軟膏を塗って患部が縮小していたのに、ベセルナ治療で拡大したのも気になる。
 もっとも、この治療自体がクリニック医師と患者のわたしの相互誤解で、間違った位置に関係ない薬で治療してことになるのだが、それにもかかわらず患部は縮小しつつあった、というなんとも奇妙な現象なのだが。

 右眉中患部の症状のみが他とは異なるのが気になり、今日昼に、市大センター病院皮膚科に予約なしで診てもらった。症状などの言い忘れがあるといけないので、これまでの経緯を書いた文書をつくって医師に渡した。
 本日担当の松本桂医師の結論は、患部が赤くなり、ひろがるのは薬が効いている証拠であるという。あらためて診て、右眉中も日光角化症なので治療を継続すること、痛さを我慢できないとか腫瘍になったらやめてはどうかというので、ではそうすることにした。
 
 もうひとつ質問をした。薬の塗り方説明書に、塗る面積は25平方センチ以下と指示があるが、これは一か所の上限か、それとも数カ所の合計の上限かと訊けば、医師は即答しなかったのでどうも分らない様子だったが、一か所を25平方センチ以下と指示あり。
 追加指示で、痛痒いならば、ベセルナクリームを塗らない日にロコイド軟膏を塗ってもよろしいとのこと。

 以上20分ほどの会話、本日の料金は70円だった。
 
●日光角化症に関するこれまでの経緯メモ
         (患者 伊達美徳 記)2017年10月2日

・2015年8月10日  石橋泌尿器科皮膚科クリニック 石橋克夫医師
 この前の年から、両こめかみと右眉の中に小さなピンク斑ができた。両こめかみ部は、痛くはないが少し痒い時があり、白く薄いカサブタ状になるので剥がす。右眉中は痒いし、押さえると痛みがある。帯状疱疹治療のついで診てもらったらアトピー皮膚炎とて、コロイドクリーム(アルメタ軟膏?)処方。毎日それを塗るも変化なし。

・2016年2月3日  石橋泌尿器科皮膚科クリニック 石橋克夫医師
 前回の薬がなくなり同じ診断にてアルメタ軟膏を処方。毎日塗るも特に変化なし。

・2016年7月15日  石橋泌尿器科皮膚科クリニック 石橋克夫医師
 前回の薬がなくなり同じ診断にてタクロリムス軟膏を処方。毎日塗るも特に変化なし。

・2017年1月18日  石橋泌尿器科皮膚科クリニック 石橋克夫医師
 前回の薬がなくなり同じ診断にてタクロリムス軟膏を処方。毎日塗るも特に変化なし。

・2017年8月8日 長者町ファミリークリニック皮膚科 河合弘子医師
 塗り薬がなくなり、初めてのクリニックで診察を受けたら、右眉中は別として(これがのちに双方の誤解と分る)、両こめかみ部は日光角化症の疑いあるのでどこでもよいから大病院で検査せよとの診断、紹介状をもらった。このときに処方された塗り薬は、ルリコン軟膏1%とロコイド軟膏0.1%。これを右眉中に塗ったらかゆみがとれた。

・2017年8月9日 横浜市大センター病院皮膚科 田辺美樹子(?)医師と氏名不詳医師
 紹介状を持って横浜市大センター病院の皮膚科にて診察、3カ所とも日光角化症の疑いありと診断。左こめかみ幹部の一部を切り取って検査するから、8月20日に来るようにと指示。これまでの塗り薬は塗らないようにとの指示だったが、右眉中はあまり痒い時はときどき塗ったら、下の方の患部が治ってきたようだ。

・2017年8月20日 横浜市大センター病院皮膚科 医師名不詳
 左こめかみの患部から検査片を切り取り手術。

・2017年9月20日 横浜市大センター病院皮膚科 河野真澄医師
 検査結果は日光角化症と宣告、他の箇所も日光角化症とて、塗り薬ベルセルナクリームを処方。

・2017年9月21日
 患部にベルセルナクリームを週3回火木土曜日に塗布する自宅治療を開始。23時に初めて塗布したが、医師から聞いたよりも意外に広い範囲を塗ることができるので、両こめかみと右眉内の各患部とその周辺、そして鼻梁中部に塗った。

・2017年9月23日朝7時に石鹸洗顔してクリームを洗い流した。変化なし。

・2017年9月25日 1400 長者町ファミリークリニック皮膚科河合弘子医師
 紹介状をもらった検査結果を報告に行ったら意外なことが判明、右眉中については医師は知らなかったという。わたしが右眉中患部を指差したのを、額を指差したと見たので、そこに塗る薬を処方してくれたという。では、あの二つの薬は患部の外に塗っていたのだ、もちろん額は痛くもかゆくもない、バカな行き違いに唖然とした。

・2017年9月26日23時 患部塗布、9月27日7時 洗顔、両こめかみ患部は変化なし、右こめかみ左に新たな斑ができ、右眉中は患部がマブタの方へと広がったような気がする。

・2017年9月28日23時 患部塗布、夜間に右眉中が痛いし痒い。29日朝洗顔、右眉中患部が広がっている。両こめかみは変化なし。右こめかみ左上に新たな斑が現れたようだ。

・2017年9月29日1030、市大センター病院皮膚科に電話、右眉中と両こめかみの症状が異なるのが気になるが、薬治療を続けてよいかと(看護師に?)聞くと、10月2日に予約外診療に来るようにと指示。

・2017年9月30日23時、患部にクリームを塗る。夜、右眉中は痛痒い。10月1日700 洗顔。

・2017年10月2日    市大センター病院皮膚科 松本桂医師
 当初からこれまでの経緯を書いたこの紙も渡して、今の治療で右眉中のみ症状が異なることにつき疑問を訴えて、あらためて診てもらったところ、やはりここも日光角化症だから治療を続けること、もしも痛くて我慢しづらいほどになったらやめましょう、ベルセルナを塗らない日で、痛痒いならばロコイド軟膏を塗ってもよいとのこと。
 ベセルナ塗布面積は1か所が25平方センチ以下にすること。

(追記20171005)
・2017年10月5日 
 ベルセルナクリームの患部あぶり出し効果で、新患部が現れた。右眉中患部が拡大し、カサブタができたが痛痒さが消えた。治っているんだろうか。それにしても汚い顔だなあ、治癒したらキレイになるのかなあ。

(追記20170111)
 2017年10月11日、今日で9回目のベルデルナクリーム塗布、洗顔。あまり変化はないが、新患部が戦目になってきたし、これ以上の新患部の出現はないらしい。鼻梁部は患部だろうか?
 患部は乾いているので自覚症状はほぼないが、他人からの見かけが悪いので髪を両頬にもかぶせるようにする。こうすれば、外出時に日光に当たることも避けられそうだ。この紅斑はいつ消えるのだろうか。

つづく

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