毎年今頃になると、九州福岡の糸島郡志摩町に住む畏友が、自家屋敷林で採れるアマナツをどさっと送ってくれる。
栽培しているのではないらしいが、広大な庭というか畑というか山林みたいなところに毎年たくさんできてしまうのである。もちろん無農薬だから、マーマレードに最適である。
無農薬甘夏でマーマレードを作るレシピは、WEBサイトにいろいろとあって、どれが正解というのではなかろうが、めんどくさくなさそうなのを見つけて適当に作るのである。
毎年やっているが、いつも硬くなってしまうので、しかたないから市販のマーマレードと半々くらいに混ぜて食べると、市販の甘さとこちらの苦さがちょうどよい加減になる。
今年は硬くなりすぎないうちにと早めに火を止めたが、まあまあか。
わたしの食べ方は、毎朝の紅茶にドバッといれるロシアンティーである。畏友に感謝しつつ飲む。今朝の紅茶は美味い。
その畏友のサイト●オチコボレは自立する
●追加記入(090331)
上のように書いていたら、当の畏友がこれを読んで次のような抗議文を、アマナツ10数個つきでよこした。
「ひとつだけ、抗議というか、反論というか、弱気な訂正というか、すこし言い訳をしますと、栽培しているつもりなのです。収穫後剪定(我流ですが)をし、下草を刈り、旨みが出るというのでアブラカスを20キロ×8俵ぐらい、アマナツ6本、ハッサク2本に、二度に分けてやっています。もうひとつ言うと広大ではありません。少しよい感じの風景は、20mから40mぐらいの楠、欅、樫、楢などの樹があって、落ち着けるところだということです。その太い枝を少しづつ戴いて、暖房用の薪にしています」
おお、そうか、しっかり栽培していらっしゃるのですね、失礼をお詫びします。
だって、いい加減に放っているのになりすぎて困る、なんていつも愚痴をこぼすんだもの、あれは大兄一流の農の腕前自慢だったのですねえ、マイッタ。
でも、あの屋敷地は広大ですよ、こちらの鼠の額のベランダから思いを馳せると、、、。
というわけで、「栽培しているのではないらしいが」ってところは、「上手に栽培するものだから」と訂正してお詫びします。
さて、その抗議文付録アマナツは、美味いのである。来年もよろしく。
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