ちかごろエコがつけさえすれば、なんでも許されるみたいな風潮がある。
省エネ家庭用電器電製品を買うとエコポイントなんて点数がついてきて、それの点数に応じて271の商品・サービスと交換する「おまけ」つき制度を、政府が作るのだそうだ。
買い替えがどうしてエコなんだよと、いちゃもんは既につけた。→120エコ商品購入補助金のバカ
こんどはポイントと交換できるものを決めたらしい。そこにはビール共通券があるそうだ。
え、ビール飲むとエコロジーなのかい、なんでだろ、でもうれしいねえ、わたしは痛風になりそうで減ビール中なのだが、それなら飲むの復活するかなあ。健康よりも大切なエコのために、、。
商品券、電子マネーなんてのもある。ということは、全然エコロジーでない品物を買うこともできるのだから、なにがエコポイントなんだよお、おい、ええかげんにせえよ、。
旅行券もあるそうだ。旅行してエコロジーになるのかしら。
世界遺産となった屋久島に観光客がわんさとやってきて、例の縄文杉のあたりは人間が踏み付ける、ゴミ捨てる、オシッコする、ウンコするで、自然破壊がものすごいそうである。
そこで「エコツーリズム推進法」の初適用を目指して、入山制限をしようと検討中とか、。え、そんな法律あるの?
「エコツーリズム推進法=過剰利用地域の立ち入りを制限して観光資源の保護を図ることで、ブランド力を高め、観光振興との両立を目指す。環境保護意識の高まりを受け、議員立法で成立。罰則もついた。屋久島は霧島屋久国立公園の一部だが、国立・国定公園以外でも適用できる」 (とYOMIURI ONLINE)
なにいってんのよ、観光で人を呼び込んだら自然は荒れるに決まっている、両立なんてありえないって、わかりきっていることでしょうに。
基本的に人間てものは、自然にとっては天敵であって汚いものなんですよ。
自然環境をよくしようなんて言って「親水空間づくり」が流行ったことがあるが、あれって水を汚す一方なんですね。親水どころか遠水して、人間を遠ざけるほど自然環境にとっては良いのだ。
エコってのは、自然に対する人間の介入をやめるか、できるだけ少なくするしかないはずである。
製造工場でCO2を出すビールを飲んで、ゴミや交通負荷を増す自然探訪観光旅行をして、原子力廃棄物を出すし排気ガスもだすハイブリッド自動車に乗って、それでエコロジーだなんてチャンチャラおかしい。
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