世界の国々の都市人口の変化が面白い。
2050年の日本の人口は約1億人、そのうちで都市に暮らすものが8割を占めるという予測が出されている。
http://periscopic.com/unicef/urbanmap/
日本の1950年の都市人口割合は35パーセント、それが今では67パーセントになり、2050年には80パーセントになる。
その頃の日本はどうなってるんだろうか。
老齢人口は、2050年には33~39パーセントと予測されている。
なんらかの社会的支援を必要とする老人は、やっぱり都市にすむようになるだろうから、日本の都市人口の8割のうちの老齢人口割合はかなり高くなるだろう。
そのような都市は、今とどう違っているのだろうか。
都市に集中する人口への政策は、抑制策か促進策か、どちちらなんだろうか。
老人が都市に向かうのは、社会に支えられて生きるために必要な行動だから、これは抑制することはできないだろう。
中国の都市人口を見ると、1950年が12パーセント、2010年が47パーセント、2050年は73パーセントとある。
中国の2050年は今の日本に近い割合だが、その数は日本の10倍以上で8億7千5百万人と、大変なものである。
こんなに急激に変化して都市時代に突入する中国では、どのような政治になっているのだろうか。
ヨーロッパで見ると、イギリスの1950年の都市人口が79パーセントと、2010年が80パーセント、2050年はなんと88パーセントだそうである。
西欧の他の国々に比べてかなり高く、都市化への歴史が長いのが分る。
一国の人口の9割が都市に住むとは、どういうことなのだろうか。
なんにしても、昔は青年が都市を目指していたが、今は老人が都市を目指す時代になったのだ。わたしもそのひとりである。
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