今朝の各新聞社発表の社説のタイトルと、記事中の1行引用である。それぞれのスタンスの違いが、なんだか原発存廃へのスタンスと似ていて、面白い。
◎産経
集団的自衛権容認
「助け合えぬ国」に決別を 戦後日本の国の守りが、ようやくあるべき国家の姿に近づいたといえよう。
◎読売
「集団的自衛権 抑止力向上へ意義深い「容認」
米国など国際社会との連携を強化し、日本の平和と安全をより確かなものにするうえで、歴史的な意義があろう。
△日経
助け合いで安全保障を固める道へ
大国の力関係が変わるとき、紛争を封じ込めてきた重しが外れ、世界の安定が揺らぎやすくなる。
×東京
9条破棄に等しい暴挙集団的自衛権容認
憲政史上に汚点を残す暴挙だ。
×毎日
歯止めは国民がかける
「国の存立」が自在に解釈され、その名の下に他国の戦争への参加を正当化することは、あってはならない。
×朝日
集団的自衛権の容認 この暴挙を超えて
戦後日本が70年近くかけて築いてきた民主主義が、こうもあっさり踏みにじられるものか。
×琉球新報
解釈改憲閣議決定 日本が「悪魔の島」に 国民を危険にさらす暴挙
戦後日本の立脚点を覆す転換が、いともやすやすと行われた。国際社会から日本は原理原則の無い国だと見られても仕方がない。
×沖縄タイムス
[集団的自衛権容認]思慮欠いた政権の暴走
「平和国家」として国際的に認知されてきた日本が失うものの大きさは計り知れない。
参照⇒554福島原発事故の政治的収束
http://datey.blogspot.jp/2011/12/554.html
0 件のコメント:
コメントを投稿