そのうち更に、その古いPCのOSのメンテナンスサービスをもうやめることにした、そのまま使うと危険だから、絶対に買い替えろと、脅迫してくる。
あくどい商売だ。
真っ黒粗太なるIT屋からその脅迫が私のところにもやってきた。
うちのPCはWIN7だが、この1月15日からもう面倒見ないぞ、WIN10に取り換えろ、それの入ったPCを替えろと言うのだ。
そんあところに携帯電話機屋からも同じような脅迫が来て、更にまたプリンタももうすぐ壊れるぞと脅迫してきている。なんだよ~、これは、持ち主のボロさに対応するのかい。
で、このWIN7機を買ってから7年半、この期間はPCには長いのか短いのか。これまで一度の故障もなく、まだまだ普通に使っているのに、もう買い替えるのかと、貧乏人には負担が大きい。
ところが買い替えなくても、ネット上でWIN7からWIN10にヴァージョンアップする方法があるらしい。それならタダでできるからありがたい。
で、ネットを探したら、そのためのサイトがあったのだが、読んでもよくわからない、やってよいのかどうか、壊れるかもしれない。若いときなら面白がっただろうが、年寄りになった今は手に、いや頭に余る。
私には、こういう時の伝家の宝刀があるのだ。IT方面専門家の息子Jである。頼んだらやってくれた。正月の親へのお年玉としてありがたくいただく。Jにはビールいっぱいとお菓子のお土産だけ。
Jがヴァージョンアップ作業に取り掛かったのは14時半ころ、それからPCが作業を自主的に延々と次々とやって、画面は真っ青になって点線の輪がグルグルグルグル、こちらはただただ待つばかり。Jは18時前に帰っていった。
20時40分ころになってようやく、WIN10の初期画面が登場したのだった。最後のあたりでいろいろと人間臭い表示が出るのが面白い。
開始5時間、延々黙々と何かやっている |
開始6時間、「すべてお任せください」とは?? 待ちきれずにクリックすると止めるぞっ、てか |
準備って何の準備かしら? |
ほお、予想した時間があったんだあ、それより遅れてる弁解か |
開始から6時間半、ついに初期画面になった!! |
その結果で今、これを書くことができているのだが、なにしろつい先ほどの合格だから、これからあれこれやっていると、一部不合格とか、変なことが起きるかもしれない。
現に「バックアップファイルない」とか、「ウィルスセキュリティは使えなくなります」とか表示が出る。WIN10には効かないアプリを入れているかもしれない。
困ればJに電話で教えてもらおう。迷惑だろうが、こちらはボケ防止によろしい。
思えば、わたしが使ったPCのOS歴をたどると、1988年のMacintoshが最初、そしてwindows95、98、ME、CE、XP、7、10と、まったくよく買い替えさせられたものよ。
PCに触る前は、ワードプロセッサー専用機を1980年ころから使い、ポケコンであそんでいた。インタネットへの接続は、最初はワープロ通信をやっていて、そのうちにパソコン通信へ、そしてウェブサイト「まちもり通信」を始めたのは2000年末のことであった。
これでまたしばらくは安心してPC生活ができる。Jよありがとう。
(20200113追記)
WIN10になって今日で4日目、あれこれとWIN7時代に取り込んだアプリケーションを試しているが、今のところ動かなくなったものはない。7と10は相性が良いらしい。
どうしてもだめアプリが一つ、「ウィルスセキュリティ」というアンチウィルスアプリである。早速このメーカーのソースネクストから、画面に警告が来た。
「これはWIN7用だからもうすぐ停止してしまうぞ、そのままにしていると危険だぞ、1518円出せばWIN10にヴァジョンアップしてやる、面倒な作業は一切不要だ」、という。
なんだか脅迫の感もあって愉快ではないが、安いし、自分で作業しなくてよいのは助かるから、購入した。ただし、代金をネット上でカード支払作業が面倒だったのは、めったにネットで買い物しないからである。
真っ黒粗太の一方的なやり方のせいで、あれやこれや余計な作業と1518円の出費をさせられた。
0 件のコメント:
コメントを投稿