●参照:スマホ事始め譚その1,その2,その3,その4,その5
●宣伝の無料じゃなかった初料金
2月1日から始めたスマートフォン(スマホと言うらしい)、電話屋(というのか)は楽天なるのんきな名の企業である。どうも落転とおちょくりたくなる。1年間は無料だと言うので吊られた。スマホの器械だって1円である。
そしてその最初の月の料金請求がスマホに載っているのを見つけた。935円である。おや、1年間無料だろ、なのに有料とはその中身を知りたい。明細を開いた。
935円の内訳は、楽天UN-LIMITV 2980円、マカフィーモバイルセキュリティ200円、スマホ交換保障償プラス650円、月額プラン料金1年間無料 -2980円、当月消費税額85円、以上合計935円。
う~む、2980円がマイナス2980円で無料はわかる。マカフィーナントカ200円と、交換補償650円についても、購入時の店員の話につい乗せられた記憶はある。
だが、店員からこれは宣伝に言う無料の外であると一言の説明もなかった。1年無料と大々的宣伝とおりに、それらも含めて無料と思い込んでいた。こちらから見ると詐欺である。
一杯食わされた気分なので、スマホ内で見つけた交換保障について契約解除した。1円の商品に毎月650円も保険掛ける馬鹿はいない。
もうひとつのマカフィーナントカは、契約解除方法をまだ見つけていないが、そのうちに解除するぞ。
スマホ童貞喪失から1カ月と20日だが、いまだにろくすっぽ使っていない。持ち歩いているが時計を見るだけ、ガラケーと変わりない。
電話履歴を見ると、弟、息子、知人3人、計5人だけである。なんとも使い道がないだが、それでよいいのだ。なにか緊急事態時(コロナばかりじゃない)のためだからね。
●スマホの次はZOOM童貞喪失
そろそろスマホに飽きてきたこの頃だが、そこに次の初物が登場、こんどは「ZOOM」童貞喪失をしてしまった。
コロナ以後の大普及したPCによる「リモート顔出し会議装置」とでもいうか、これを使って仕事じゃなくて、まったくの遊びの大学寮同期会をやろうとなったのである。
その前に世の人に聞きたいのだが、あの「LINE」発音が“line”とか“社員”流のイントネーションではなくて、“社印”流であって「裸淫」と聞こえるのだが、「ZOOM」はどうなんだろうか。
これも“zoom”とか“総務”流ではなくて、“痛風”流に発音するのかしら、「頭有無」かな。
さてそのZOOM同期会である。三島に住むK氏がその企画立案して、同期仲間のメーリングリストに流したら、やろうやろう、やり方教えろ、試しにやってみるかと、たちまちにしてメールが行き交うこと、この8日ほどで130通余もになっており、久しぶり大賑わいメールである。もっとも、40数人のうちの10数人ほどだが。
わたしは、大坂の弟とZOOMやろうとして2回も失敗、結局スマホの電話で話した。息子とはスマホの裸淫ビデオトークになった。だからZOOM童貞である。
昨日、そのK氏の音頭ではじめた試験的同期ZOOMミーティングに招待してもらった。ちょっともたついたが、それでもこんどはなんとか入ることができた。
他の4人の同期生と顔を見つつ久しぶりに会話、ZOOM童貞喪失した。次はZOOM花見宴会やりたい。
●ZOOMは老人ボケ進行遅延ツール
それにしてもこれに限らないがIT製品の使い憎さと言ったら、1980年代と変わらない。ZOOMの画面になっても、どこをどうつつくとどうなるのか、実に分かりにくい。実に設計が悪い。
わたしは適当にいじっていたら仲間たちの画面に入ることができたのだが、それがどこをいじった覚えていない。どうも老人には使い方を覚えさせない設計になっているらしい。とにかく設計が非常に良くない。ヒューマンインタフェイスなる言葉からほど遠い。
同期仲間たちほとんどが円滑にZOOMに入ることできない。PCのOSによるのかバージョンによるのか、アプリの動き方も人によって違うらしい。
だから、主催のK氏にたくさんの世話を焼かせている。それに細かく対応してくださるK氏のような方がいないと、八十路の年寄りばかりでリモート同期会はじめようなんてムリだな。
コロナに弱い老人たちこそ、こういう形の楽しみが有効だろうに。いやいや、ボケの進行遅延策になるから、積極的に分かりにくくしているに違いない、ありがたいことで。
あ、そうだ、若い人で「老人向けリモート会議・同期会などお世話します」って商売やったら流行るかも。
実はスマホもそうである。買って1カ月半たっても、どこをつついたらそうなるのか、わけわからぬままに指でつつくばかり。要りもしない見もしない広告だらけの画面ばかり出てきて、眼にうるさいったらない。
それでも壊れないからいいようなものだが、もしかしたら知らぬ間にヘンなものを買っているかもしれない。
もうスマホオモチャに飽きてきた。PCのほうが面白い。(20210319記)
(付記20210320)ネット情報交換屋の「LINE」が個人情報漏れをやったと今朝のNHKラジオニュースで放送、アナウンサーの発音は「LINE」を“line”イントネーションではなくて、何度もしっかり「裸淫」と日本語だった。やっぱり個人情報「裸印」のIT業者。
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